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労務管理システム比較19選!機能別におすすめのツールを解説

労務管理システムとは給与計算・勤怠管理・社会保険手続き・年末調整などの業務を効率化するサービスのことです。

導入後はさまざまな労務作業を効率化できるため、手作業のミスや負担を減らし、自動化・時間短縮を実現します。

本記事では、厳選された19種類の労務管理システムを徹底比較しているので、会社の規模から業種に合わせたサービス選びができますよ。

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目次 表示

労務管理システムとは|労務をまとめて効率化できるソフト

労務管理システムとは?

労務管理システムは労務全般を効率化できるツールです。

混同されがちなツールに人事管理システムがありますが、役割は明確に異なります。

どちらも従業員情報を取り扱いますが、労務管理システムでは主に従業員が入社から退社までに必要な書類の手続きを効率化できます。

一方で、人事管理システムは従業員の氏名や配属履歴、評価などの基本的な情報を一元管理できるツールです。なかには、従業員のスキルを伸ばすためのタレントマネジメントシステムとしての機能が備わっているツールもあります。

人事管理システムのほうが目的に近い場合は、ビジトラの「人事管理システム比較20選|料金や特徴を比較表で解説!」を参考にしてください。

それでは、労務管理システムについて詳しくご紹介していきます。

労務管理業務全般の効率化におすすめ

労務管理システムは人事や雇用管理だけでなく「入社手続き・給与計算・年末調整・社会保険管理」など、幅広い業務を効率化できます。

導入することで、会社全体の業務負担を大幅に軽減できるのが大きなメリットです。

メリット
  • 一元管理で手続きのミスや抜け漏れを防げる
  • 業務の自動化で作業時間を短縮し、負担を軽減


システムによって対応範囲は異なりますが、直感的に操作できるものやナビゲーションが充実しているものも多く、すぐに使いこなせます。

労務業務全般の効率化を目指すなら、自社のニーズに合ったシステムを選びましょう。

労務の電子申請にも対応

労務管理システムの中には、電子申請に対応したサービスもあります。

従来は行政機関へ出向き、紙の書類を提出する必要がありましたが、電子申請ならオンラインで手続きが完了します。

メリット
  • オンラインで完結し、大幅な時間短縮が可能
  • 修正印や書き直し不要でスムーズに対応

どの書類に対応しているかはサービスごとに異なるため、自社で必要な電子申請に対応したシステムを選ぶことが重要です。

特に、年末調整は従業員からの申告書・控除証明書の電子回収や給与システムへの反映を効率化できる業務の一つです。年末調整システムを労務管理システムと連携させて活用すれば、従業員が入力した控除情報などが自動的に反映されます。担当者の確認コストや法定調書の作成・提出時間を削減できます。

電子申請APIを利用したオンライン申請を行うことにより、申請データの作成から、申請、公文書取得までの電子申請に係る全ての機能について、既存の電子申請方法と比較して大幅な作業負担の軽減を図ることができます。

電子申請APIを利用してオンライン申請を行うには、電子申請APIに対応した市販のソフトウェア等を入手することが必要です。

引用:e-Gov電子申請「ソフトウェアを利用した電子申請」

e-GovではWeb上から直接電子申請することもできます。申請データの作成から申請、進捗確認、公文書取得までを労務管理システム上で効率化したい場合は、e-Gov電子申請APIに対応したソフトウェアを選ぶと便利です。

年末調整システムを選ぶ際は、ビジトラの「年末調整システム比較17選|書類回収から給与反映まで自動化できるツールを紹介」を参考にしてください。

また、労務管理システムの導入を検討されている方は、日本最大級のビジネスマッチングサービスであるビジトラ診断を活用しましょう。

無料の一括見積もりにより迅速に、より確実に貴社に最適なシステムを見つけられます。以下のボタンから診断を受けられます。

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労務業務を幅広く効率化できる労務管理システムおすすめ12選を比較

本記事では労務管理システムを比較しやすいように、複数の人事労務業務をまとめて管理できる「多機能型」と、特定業務への特化や必要な機能の選択導入に向く「特化・選択型」に分けて紹介します。

多機能型のシステムには、労務管理に必要な機能が標準装備されており、シンプルな管理が可能です。

機能拡張型のシステムは、一部の機能を個別に追加したり、柔軟にカスタマイズできます

そのため、追加の機能のみを必要とする企業や、特定の業界に特化した機能が必要な企業におすすめです。

おすすめの労務管理システム23選

以下の表では、12種類の多機能型の労務管理システムを比較しているのでぜひ参考にしてください。

比較したいサービスを2〜4件選択してください。

比較項目 HRBrain労務管理 タレントパレット freee人事労務 ジョブカン労務HR ジンジャー(jinjer)人事労務 総務人事奉行クラウド sai*reco COMPANY 奉行Edge 労務管理電子化クラウド SmartHR 社労夢Company Edition ProSTAFFクラウド
料金要問い合わせ要問い合わせ月400円〜/名月400円〜/名300円〜/名(税抜)月7,000円〜要問い合わせ(例:100名ほどの場合 月250円〜/名)要問い合わせ月550円/名〜(税抜)要問い合わせ月45,000円〜要問い合わせ
初期費用要問い合わせ要問い合わせ0円0円要問い合わせ0円〜要問い合わせ要問い合わせ0円要問い合わせ0円要問い合わせ
無料トライアル7日間あり(デモ・体験版あり)30日間30日間1カ月間30日間あり(14日間)なし30日間15日間60日間要問い合わせ
入退社手続き 標準対応 有料オプション 上位プランで対応 標準対応 標準対応 標準対応 標準対応 有料オプション 標準対応 標準対応 標準対応 未確認
電子申請 標準対応 有料オプション 上位プランで対応 標準対応 有料オプション 外部サービス経由 外部サービス経由 標準対応 標準対応 標準対応 標準対応 外部サービス経由
雇用契約 標準対応 有料オプション 有料オプション 標準対応 有料オプション 標準対応 外部サービス経由 有料オプション 標準対応 有料オプション 外部サービス経由 未確認
年末調整 標準対応 有料オプション 上位プランで対応 標準対応 有料オプション 外部サービス経由 有料オプション 標準対応 外部サービス経由 標準対応 外部サービス経由 有料オプション
Web給与明細 標準対応 有料オプション 標準対応 未確認 外部サービス経由 外部サービス経由 標準対応 標準対応 外部サービス経由 標準対応 外部サービス経由 有料オプション
検討リスト
比較したいサービスを2〜4件選択してください

それでは、一覧表でご紹介した多機能型のシステムについて、1つずつ詳しく解説していきます。

「自社に最適な労務管理システムを早く知りたい」という方はビジトラ診断で無料の一括見積もりをしましょう。

要望に合った複数のシステムを比較・検討できるため、1から探すよりも圧倒的に効率よく最適なシステムを見つけられます。

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HRBrain労務管理

HRbrain 労務管理の公式サイト

出典:https://www.hrbrain.jp/procedures

HRBrain労務管理は、株式会社HRBrainが提供するクラウド型の労務管理システムです。

入退社手続きや年末調整、社員名簿、マイナンバー管理、電子申請、Web給与明細、源泉徴収票の作成・配布など、労務担当者の負担になりやすい手続きをオンライン上で効率化できます。

2026年4月時点で、HRBrainシリーズ全体の累計導入社数は4,000社以上です。

効率化できる主な業務
  • 入社手続き
  • 退社手続き
  • 年末調整
  • 社員名簿
  • マイナンバー管理
  • 電子申請
  • Web給与明細
  • 源泉徴収票の作成・配布

HRBrain労務管理の特徴は、単に紙の手続きを電子化するだけでなく、従業員から収集した情報をクラウド上で一元管理し、その後の人材データ活用につなげやすい点です。入退社手続きでは、従業員が入力した情報をもとに必要書類を作成できるため、担当者の入力作業や確認作業の削減につながります。

また、HRBrainシリーズにはタレントマネジメントや人事評価、サーベイ、ラーニングなどの関連サービスもあるため、労務管理で集めた従業員情報を、人材配置や評価、組織改善などの人事施策に活かしやすい設計になっています。

※HRBrainシリーズ全体の累計導入社数は2026年4月時点の情報です。

※労務管理システム部門の顧客満足度No.1の実績はITreviewカテゴリーレポートにおける「労務管理システム部門_顧客満足度」(2024 winter)によるものです。

良い口コミ評価
  • UIが非常に分かりやすく、初めて使う人でも直感的に操作できる点が良かったです。勤怠管理や休暇申請の承認フローが一元化されており、社内のやり取りがスムーズになりました。特に、従業員ごとの勤務状況を一覧で確認できる機能は、月次の集計作業の効率化に大きく貢献しています。クラウド型なので、在宅勤務中でも問題なくアクセスできる点も便利でした。(業界:サービス業、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
  • 以前の会社で導入した際、新入社員の社会保険や雇用契約の手続き書類が山積みになる煩雑さが一掃されました。(業界:卸売・小売、会社規模:1〜9名、立場:経営層)
  • 導入された時の一般従業員目線としては、「労務の業務効率化が出来て、担当者の負担が減ったのではないか」というポジティブな印象でした。また、個人的にも、何かしらの情報が変わった時(引越し、資格取得等)に自分で入力すればOKだったので、人事や労務との書類・メールのやりとり等が無くなりとても便利でした。(業界:医療・福祉、会社規模:5,000名以上、立場:一般従業員)
  • HRBrainは労務管理に必要な機能が一元化されており、勤怠や申請、各種書類の確認までオンラインでスムーズに行える点が便利でした。従業員も直感的に操作できるシンプルな画面設計で、説明を受けなくても使えるほど分かりやすかったです。また、申請や承認のフローが自動化されることで、管理部門の負担が大幅に軽減され、業務効率化につながりました。特にリモート勤務が増えた状況でも、ペーパーレスで処理できる点は大きなメリットだと感じました。(業界:IT・情報通信、会社規模:5,000名以上、立場:部門責任者 / 管理職)
  • 前期と後期でのパーセント配分をひと目で把握出来るので、今後の配分も計画性を持ちやすいのは非常に助かっていますし、それぞれ社員の目標から経過などもスピーディーに登録ができ管理しやすいです。(業界:建設・不動産、会社規模:10〜49名、立場:部門責任者 / 管理職)
悪い口コミ評価
  • 一部の機能において、カスタマイズ性がやや乏しいと感じました。例えば、部署ごとの承認ルートの設定が複雑で、初期設定に時間がかかりました。また、レポート出力のフォーマットが固定されているため、社内の独自フォーマットに合わせるには別途加工が必要でした。サポート対応は丁寧ですが、返信までに少し時間がかかることもありました。(業界:サービス業、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
  • 機能のシンプルさが裏目に出ている部分がありました。特定のカスタマイズ性が低い点です。特に、複雑なローカルルールをシステムに完全に落とし込むことが難しかったです。(業界:卸売・小売、会社規模:1〜9名、立場:経営層)
  • 項目が多く、また、業務に必要ない個人情報も入力欄がたくさんあったため、どこまで入力すれば良いか悩みました。人によっては、入力したくない項目もあるかもしれません。(業界:医療・福祉、会社規模:5,000名以上、立場:一般従業員)
  • UIが分かり難くある程度慣れてもミスをしやすいですし、ミスをしてしまうと修正をするにも非常に手間がかかってしまうので、ミスはこちらの不注意もあるにしろ、それを防ぎやすい構造が欲しいです。(業界:建設・不動産、会社規模:10〜49名、立場:部門責任者 / 管理職)

タレントパレット

タレントパレットの公式サイト

出典:https://www.pa-consul.co.jp/talentpalette/

タレントパレットは、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供するクラウド型のタレントマネジメントシステムです。

人材データの一元管理や分析を軸にしたサービスですが、入社時手続き、在職中の各種申請、退職手続き、年末調整、マイナンバー登録などの労務管理にも対応しています。

2026年3月末時点で導入法人数は4,800社以上、継続率は99.6%とされており、人事領域を幅広く支援するシステムとして多くの企業に導入されています。

効率化できる主な業務
  • 入社手続き
  • 退職手続き
  • 在職中の各種申請・承認
  • 年末調整
  • マイナンバー登録
  • 従業員情報の管理
  • 労務属性管理

タレントパレットの特徴は、労務手続きで収集・更新した従業員情報を、そのまま人材データベースに反映できる点です。

一般的な労務管理システムは、入退社手続きや年末調整などの事務作業を効率化することが主な目的です。一方、タレントパレットは労務データを人事評価、配置、育成、採用、離職防止、人的資本管理などの人事施策にも活用しやすい設計になっています。

また、スマートフォンやPCから労務手続きができるほか、入力時のエラーチェックや進捗確認、リマインド機能により、担当者と従業員の双方の負担を減らせます。

そのため、単に労務手続きをペーパーレス化したい企業だけでなく、従業員情報を一元化し、人材配置や育成、組織改善までデータに基づいて進めたい企業に向いているサービスです。

良い口コミ評価
  • 個人的に思ったのは、使いやすさです。使いたい時にいつでも使えるし、上司の方がメモしてくれてる内容をそのまま打ち込んでいったりしていたので、打つとその通りに表示されるので、本当に使い勝手が良かったです。(業界:飲食・宿泊、会社規模:10〜49名、立場:派遣社員・契約社員 / アルバイト・パート)
  • 採用、育成、配置、離職防止、健康管理、労務管理までを一つのプラットフォームで完結しているところです。人事業務の「分断」を防ぎ、滑らかな情報の流れを実現できました。初めて使う人でもすぐに慣れ、行動目標の管理や1on1履歴の記録もスムーズで、導入後すぐに効果を実感できました。(業界:IT・情報通信、会社規模:10〜49名、立場:システム管理者)
  • 人材を適正な配置にて、登用できるシステムを採用しているから、評価データを基にした内容を活かせる部分が一番気に入りました。また人材育成の際に個々の能力に応じたプログラムを用意できたので、労務管理をする上では最適です。(業界:IT・情報通信、会社規模:5,000名以上、立場:一般従業員)
  • 人事異動のシミュレーションをドラッグ&ドロップ操作で行えます。ですので、平均年齢や売上実績などの変化をリアルタイムで手元で確認できます。(業界:製造、会社規模:1,000〜4,999名、立場:人事・労務担当者)
悪い口コミ評価
  • 私が使っていたバージョンは、時々固まったり、動かなくなったりしました。その点以外は、特に悪い点はなかったかなと思います。(業界:飲食・宿泊、会社規模:10〜49名、立場:派遣社員・契約社員 / アルバイト・パート)
  • 自己紹介やスキル入力など、細かい項目が多く、少しストレスを感じました。企業ごとの運用ルールがしっかりしていないと、使いにくい面もあったり、使わないタブや項目を非表示にできないなど、柔軟な設計がしづらい面もありました。(業界:IT・情報通信、会社規模:10〜49名、立場:システム管理者)
  • 従業員によっては全ての機能を使いこなすのに苦労するため、もう少しシンプルな画面における操作性の向上に努めてほしいです。(業界:IT・情報通信、会社規模:5,000名以上、立場:一般従業員)
  • 履歴の検索が見にくく時間がかかるため過去のデータが簡単に見れるようになれば業務に活かせると思います。(業界:サービス業、会社規模:50〜99名、立場:上司・承認者)
  • 機能の多さによる複雑性、入力項目の多さ、そして従業員が管理されすぎていると感じる可能性が挙げられます。(業界:IT・情報通信、会社規模:50〜99名、立場:システム管理者)
  • 意外と入力する項目が細かすぎます。ある時には途中で消えたりすることもありました。そんなことが面倒でストレスを感じる場合があります。(業界:製造、会社規模:1,000〜4,999名、立場:人事・労務担当者)

freee人事労務

freee人事労務の公式サイト

出典:https://www.freee.co.jp/hr/

freee人事労務は、freee株式会社が提供するクラウド型の人事労務システムです。

労務手続きだけでなく、勤怠データや従業員情報を給与計算へ連携しやすいです。勤怠管理から給与計算、明細発行、年末調整までを同じシステム上で進められるため、複数ツールをまたいだ転記作業や確認作業を減らせます。

初期費用は無料で、全プラン5名から利用できます。料金はプランや支払い方法によって異なりますが、ミニマムプランの場合は年払いの月換算で2,000円/月、月払いで2,600円/月から利用でき、6名以降は1名ごとの従量課金制です。

プランは、給与計算を中心に使える「ミニマム」、入退社手続きや社会保険の電子申請まで対応する「スターター」、勤怠管理や有給管理も含めて労務業務を効率化できる「スタンダード」、人事情報管理やセキュリティ強化まで対応する「アドバンス」などに分かれています。

  • ミニマム
    給与計算をデジタル化してミスや作業時間を削減
  • スターター
    労務管理のIT化を素早く始める
  • スタンダード
    複雑化する労務管理を一気通貫でIT化
  • アドバンス
    すべての労務管理を効率化し、経営の意思決定をサポートする
引用:freeeヘルプセンター「freee人事労務のプラン・料金について」
効率化できる主な業務
  • 給与計算
  • 勤怠管理
  • 年末調整
  • 入退社手続き
  • 社会保険の電子申請
  • Web給与明細
  • 従業員情報の管理
  • 有給休暇管理
  • マイナンバー管理

まずは給与計算や年末調整の効率化から始めたい企業から、勤怠・給与・労務手続きをまとめてクラウド化したい企業まで、事業規模や運用体制に合わせて導入しやすいサービスです。

良い口コミ評価
  • 拡張性がとにかく高いので、後々になって業務や状況に合わせた機能を増やせるのは非常に助かっていますし、連携も基本的にスピーディーでお手軽なので、ストレスなく効率化に繋がり大変満足しています。また、スマホ専用アプリは特にGPSの精度が高いので、記録をするにもミスマッチがなく非常に使い勝手が良いです。(業界:建設・不動産、会社規模:10〜49名、立場:部門責任者 / 管理職)
  • 自動計算機能が優れているので、個人情報を入力してからの反映が簡単である。そのため、社会保険料の改定の際にはすぐに対応することができる。(業界:サービス業、会社規模:10〜49名、立場:人事・労務担当者)
  • 勤怠管理・給与計算・入退社手続きなど人事労務に関する業務をクラウド上で一元的に管理できるのが大きな魅力です。社会保険や年末調整といった煩雑な業務も自動計算や入力補助があり、専門知識がなくてもスムーズに処理できます。特に給与計算は、勤怠データと自動で連携できるため入力の手間が減り、ミスの防止につながります。また、従業員自身がWebから各種申請や確認を行えるため、紙でのやり取りが不要になり、ペーパーレス化やリモートワーク環境にも適しています。UIも直感的で、初めての利用でも操作しやすいのがメリットだと感じました。(業界:IT・情報通信、会社規模:5,000名以上、立場:部門責任者 / 管理職)
  • 各担当者間でリアルタイムで情報共有ができるため、管理が重複しない。(業界:運輸・物流、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
悪い口コミ評価
  • 日報を入力する際には手間がかかる事が度々あるので、無駄に時間が必要になってしまうのは気になっていますし、機能を個別に導入出来ないのでどうしてもパッケージだと割高になるのは不便です。(業界:建設・不動産、会社規模:10〜49名、立場:部門責任者 / 管理職)
  • デザインや配色はわかりやすいが、土日祝日は自動で所定休日になってしまうので土祝がシフト勤務の会社に合ってない、そこをカスタマイズできればいい(業界:医療・福祉、会社規模:50〜99名、立場:一般従業員)
  • 細かいカスタマイズがやや難しく、特殊な勤務形態や休暇ルールに対応させるには少し手間がかかりました。また、過去のデータを遡って確認する際の検索性がやや不便で、慣れるまで時間がかかりました。(業界:IT・情報通信、会社規模:50〜99名、立場:人事・労務担当者)

ジョブカン労務HR

ジョブカン労務HRの公式サイト

出典:https://lms.jobcan.ne.jp/

ジョブカン労務HRは、株式会社DONUTSが提供するクラウド型の労務管理システムです。

従業員情報の管理、入退社手続き、社会保険手続き、年末調整、マイナンバー管理、帳票作成など、労務担当者の負担になりやすい業務をオンライン上で効率化できます。

料金はマイナンバー管理や年末調整などを含む基本機能が月額400円/ユーザーで利用できます。

効率化できる主な業務
  • 従業員情報の管理
  • 社会保険の手続き
  • 労働保険の手続き
  • 各種帳簿作成
  • 人事異動

ジョブカン労務HRの特徴は低コストで始めやすい料金体系に加え、入退社手続きや年末調整などの定型業務をシンプルな画面操作で進めやすい点です。従業員情報は本人に入力依頼できるため、担当者による転記作業や入力ミスの削減につながります。

オプションではありますが、初期設定を代行してくれるサービスもあるため、労務管理システムの導入に不安がある方でもスピーディなシステム運用が実現します。

  • 名称:初期設定プラン
  • 金額:180,000円~(税抜)
  • 対象:設定希望のジョブカンサービスを有料でご利用のお客様
    ※ 500名以上の設定代行を希望の場合は別途問合せ
引用:ジョブカン「ジョブカンの新オプションサービス「初期設定プラン」 。設定代行により企業のスピーディなシステム運用を支援」

また、作成した人事・労務書類はPDF出力や保管ができるほか、雇用契約書や労働条件通知書などのテンプレートを使った書類作成、電子契約にも対応しています。入社・退社手続きに関する一部帳票は電子申請にも対応しており、e-Govアカウントなどと連携することで、行政手続きのオンライン化を進められます。

良い口コミ評価
  • 社会保険などの手続きがとても楽になり、書類や押印が不要なので入退社の手続きもオンラインで完結できるようになった。(業界:サービス業、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
  • WEBとアプリの両方で利用でき勤怠状況やルート管理なども一括管理ができるため作業が簡潔化されました。(業界:サービス業、会社規模:50〜99名、立場:上司・承認者)
  • 入社や退社の手続き、住所の変更、産休の手続きなど、帳票を自動作成できること。従業員情報を一元化すれば、スタッフの一覧作成も利用できるので、従業員の情報を管理しやすいです。(業界:飲食・宿泊、会社規模:10〜49名、立場:一般従業員)
  • 入社や退社の手続きが本当に楽になりました。以前は紙の書類を何枚も回して、ミスチェックに時間がかかってましたが、今はシステム上で入力するだけで自動で帳票が作られて、電子申請まで一気に進められます。ToDoリストが表示されるから、漏れなく対応できて助かりますし、従業員の情報も一元管理できるから、マイナンバー収集とかもスムーズです。(業界:IT・情報通信、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
悪い口コミ評価
  • 特にはありませんが、たまにエラーが起こったり、昼間にメンテナンスが入ったりすることがあり、作業が進まない時がある。(業界:サービス業、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
  • ユーザーインターフェースに機能がまとまっているものの、自分のように労務関連の業務が苦手だと操作しづらいです。社内通知に使うコミュニケーション機能も手堅いタイプは他にありそうだと感じました。(業界:飲食・宿泊、会社規模:10〜49名、立場:一般従業員)
  • 他社システムと直接連携できない(業界:IT・情報通信、会社規模:50〜99名、立場:システム管理者)
  • たまにシステムが重くなる時があって、月末の締め作業でイラッと来ます。特に大勢のデータを一気に更新しようとすると、固まってエラー出ちゃうんですよね。もう少し安定性が高ければいいなと思います。あと、初期設定の時にカスタマイズの自由度がもう少し欲しいかも。うちの会社特有の休暇ルールとかを細かく調整しようとすると、ちょっと手こずりました。(業界:IT・情報通信、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
  • システムがややこしい。使い方を覚えるまでは、説明書を読みながら他従業員と協力して利用していた。(業界:医療・福祉、会社規模:1,000〜4,999名、立場:一般従業員)

ジンジャー(jinjer)人事労務

ジンジャー(jinjer)人事労務の公式サイト

出典:https://hcm-jinjer.com/jinji/

ジンジャー人事労務はjinjer株式会社が提供するクラウド型の人事労務システムです。

データベースには従業員情報の管理や入社手続き、マイナンバー管理、組織管理、権限設定など、人事労務に関する情報を1つに集約できます。

料金は「利用する製品」と「利用人数」によって決まる仕組みで、月額300円〜利用できます。ただし、表示金額は税別で、製品ごとに料金が異なるため、初期費用や必要なオプションを含めた総額は見積もりで確認する必要があります。

効率化できる主な業務
  • 従業員情報の管理
  • 入社手続き
  • マイナンバー管理
  • 組織管理
  • 権限設定
  • 人事情報の一括入力・出力
  • 社会保険手続き
  • 雇用契約・書類配布
  • 年末調整の情報収集

ジンジャー人事労務は人事労務データを共通データベースで管理し、勤怠管理や給与計算、ワークフロー、経費精算などの関連サービスと連携しやすいです。 入社手続きでは、従業員がスマートフォンやPCから必要情報を入力でき、収集した情報はそのまま人事データベースに反映されます。担当者が紙の書類から転記する手間を減らせるため、入力ミスの防止や入社手続きのスピードアップにつながります。

2026年には、社労士による代行申請に対応する機能も発表されており、社外の専門家へ労務手続きを委託している企業でも、ジンジャー上のデータを活用しながら電子申請を進めやすくなっています。

そのため、ジンジャー人事労務は、労務手続きのペーパーレス化だけでなく、勤怠・給与・申請ワークフローまで含めて人事労務データを一元管理したい企業に向いているサービスです。

良い口コミ評価
  • 操作が非常に簡単なので、引き継ぎ書の作成が容易で引き継ぎやすい。(業界:教育・学習支援、会社規模:10〜49名、立場:経理・給与担当者)
  • 直感で操作できるので、利用しやすいです。分析、データ化できることで手間を省けて、めんどうだった管理がかなり楽になりました。(業界:IT・情報通信、会社規模:1〜9名、立場:システム管理者)
  • 承認作業が簡単でミスが減ったところが良いです。給与明細の取得や年末調整の申請受付などもクラウドベースで簡単になりました。(業界:サービス業、会社規模:50〜99名、立場:上司・承認者)
悪い口コミ評価
  • 他のシステムとの連携が弱い。勤怠管理はジンジャーで行っても、給与計算が他の媒体であれば、連携できないことが多いため、手打ちで作業する必要がある(業界:公務・団体、会社規模:10〜49名、立場:人事・労務担当者)
  • 他のサービスとの連携がとりにくい(業界:建設・不動産、会社規模:5,000名以上、立場:派遣社員・契約社員 / アルバイト・パート)
  • 料金が相場よりやや割高に感じる。もう少し安くした方が続けやすい。(業界:教育・学習支援、会社規模:10〜49名、立場:経理・給与担当者)
  • 機能が多く、少し複雑に感じることがあります。連携できるサービスも、他社より物足りなさを感じました。(業界:IT・情報通信、会社規模:1〜9名、立場:システム管理者)

総務人事奉行クラウド

総務人事奉行クラウドの公式サイト

出典:https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/jinji

総務人事奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供するクラウド型の人事労務システムです。

社員情報の一元管理、組織管理、人事異動、労働契約更新、証明書発行、労働者名簿の作成など、人事・総務・労務に関わる情報管理を効率化できます。

料金は従業員規模によって細かく変わります。以下のように1〜999名規模のプランでも、初期費用や利用料に大きな違いがあります。

従業員数初期費用利用料(月額)
iEシステム20名まで0円7,000円
iAシステム50名まで50,000円11,000円
iBシステム100名まで60,000円19,000円
iSシステム300名まで70,000円26,000円
iSシステム(基本機能+社員数拡張)1,000名まで70,000円96,000円
効率化できる主な業務
  • 社員情報の一元管理
  • 組織情報の管理
  • 人事異動・異動履歴の管理
  • 労働契約更新
  • 労働条件通知書の作成
  • 労働者名簿の作成
  • 在職証明書・退職証明書の発行
  • 住所録・社員名簿の作成
  • 管理帳票・分析資料の出力

総務人事奉行クラウドの特徴は、労務管理の土台となる社員情報を、給与計算や各種手続きに使いやすい形で整備できる点です。基本情報から給与計算に必要な情報、履歴書などの提出書類まで、豊富な管理項目で一元管理できるため、Excelや紙での二重管理を減らせます。

また、労働契約更新では対象者の抽出や契約情報の更新、労働条件通知書の作成を効率化できます。在職証明書や退職証明書も、自社のフォーマットを活用しながら発行できるため、従業員からの依頼に対応しやすくなります。

奉行シリーズとの連携性も強みです。給与奉行クラウドや奉行Edge 労務管理電子化クラウド、年末調整申告書クラウド、マイナンバークラウドなどと組み合わせることで、社員情報を起点に給与計算、労務手続き、年末調整、マイナンバー管理まで一連の人事労務業務を効率化できます。すでに奉行シリーズを利用している企業や、社員情報を正確に管理しながら、給与・労務・年末調整まで段階的にクラウド化したい企業に向いているサービスです。

sai*reco(サイレコ)

sai*reco(サイレコ)の公式サイト

出典:https://saireco.jp/

sai*reco(サイレコ)は株式会社アクティブ アンド カンパニーが提供するクラウド型のHRオートメーションシステムです。

組織・従業員情報を一元管理し、人事労務に関する定型業務の効率化や、蓄積した人材データの活用を支援します。

一般的な労務手続き専用システムというよりも、人事情報管理を軸に、社内申請、給与明細、組織図、異動シミュレーション、アラート、ワークフローなどを組み合わせて、人事労務業務全体を効率化できる点が特徴です。

効率化できる主な業務
  • 従業員情報の管理
  • 組織情報の管理
  • 社内申請・承認
  • ワークフロー管理
  • 給与明細の配付
  • 人事異動・組織変更の管理
  • 組織図の作成・確認
  • 異動シミュレーション
  • アラート・通知管理

sai*recoは日々更新される人事労務データを蓄積し、組織運営やタレントマネジメントに活用しやすいです。

また、現在・過去の組織図を確認できるほか、未来日付での登録や異動シミュレーションにも対応しています。人員配置や組織変更を検討する際に、人事データを見ながら判断しやすい点は、労務管理だけでなく戦略人事にも活かせる強みがあります。

さらに、給与計算、勤怠管理、電子契約、労務手続きなどの外部サービスとも連携できます。例えば、勤怠管理や給与計算、SmartHR・オフィスステーションなどの労務手続きサービスと組み合わせることで、サイレコを人事情報のハブとして活用しやすくなります。

人事情報をExcelや複数システムで分散管理している企業や、労務データを単なる事務処理ではなく、組織改善・人材配置・タレントマネジメントにも活用したい企業に向いているサービスです。

COMPANY

COMPANYの公式サイト

出典:https://www.works-hi.co.jp/products/hcm

COMPANYは株式会社Works Human Intelligenceが提供する大手法人向けの統合人事システムです。

人事管理、給与計算、勤怠管理、雇用手続管理、ID管理、タレントマネジメントなど、人的資本マネジメントに関わる幅広い業務領域をカバーしています。

2026年4月時点で、COMPANYは約1,200法人グループへの導入実績があります。また、ERP市場の人事・給与業務分野におけるベンダー別売上金額シェアで、2019年度から2024年度まで6年連続1位を獲得しており、大手企業や公共・公益法人を中心に利用されています。

効率化できる主な業務
  • 雇用手続き
  • 人事情報管理
  • 給与計算
  • 勤怠管理
  • ID管理
  • マイナンバー管理
  • 従業員情報の管理
  • 人事異動・発令管理
  • 申請ワークフロー

COMPANYは大企業特有の複雑な雇用手続きや人事情報管理に対応しやすいです。入社手続きでは、入社予定者が必要情報をシステムに直接入力できるため、紙書類の作成・押印・郵送・転記作業を削減できます。提出忘れや入力ミスを防ぐためのメール、アラート、エラーチェック機能も備えており、大量の入社手続きが発生する企業でも進捗を管理しやすい設計です。

また、会社・職種・店舗ごとに異なる雇用契約書のフォーマットや、複数拠点にまたがる承認フローなど、大手法人で発生しやすい複雑な労務手続きにも対応できます。

COMPANYは小規模企業向けのシンプルな労務管理ツールというよりも、グループ会社を含む大規模組織や、複雑な人事制度・雇用形態を持つ企業に適した労務・人事基盤です。

奉行Edge 労務管理電子化クラウド

奉行Edge 労務管理電子化クラウドの公式サイト

出典:https://www.obc.co.jp/bugyo-edge/labor

奉行Edge 労務管理電子化クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供するクラウド型の労務管理システムです。

入社・退職、産休・育休、転勤、正社員登用、住所変更、結婚・離婚、家族異動など、従業員ライフイベントに伴う労務手続きをオンライン化できます。

効率化できる主な業務
  • 入社手続き
  • 退職手続き
  • 産休・育休手続き
  • 転勤手続き
  • 正社員登用手続き
  • 住所変更・口座変更
  • 結婚・離婚に伴う手続き
  • 家族異動手続き
  • 社会保険・雇用保険関連の電子申請
  • オンライン雇用契約
  • 社員情報の自動更新・一元管理

従業員はスマートフォンやパソコンから必要情報を提出でき、担当者は収集した情報をもとに資格取得届や離職証明書などの書類を作成できます。オンライン雇用契約にも対応しているため、紙書類の印刷・押印・郵送・回収にかかる手間を減らせます。

また、手続きが完了すると社員情報を自動更新できるため、労務手続き後の転記漏れや二重管理の防止にもつながります。管理項目は1,000個以上用意されており、労務管理に必要な従業員情報を細かく管理しやすい点も強みです。

さらに、社会保険や雇用保険に関する手続きでは、電子申請にも対応しています。マイナポータル申請APIにも対応しており、健康保険組合への電子申請を進められる点も特徴です。

SmartHR

SmartHRの公式サイト

出典:https://smarthr.jp/

SmartHRは株式会社SmartHRが提供するクラウド型の人事労務ソフトです。

労務管理クラウド市場の出荷金額において、2024年度まで7年連続シェアNo.1を獲得しており、2026年4月には登録社数80,000社を突破しています。

入社手続き、雇用契約、年末調整、給与明細、文書配付、社会保険・雇用保険などの電子申請、従業員情報の管理など、人事労務に関わる幅広い業務をオンライン上で効率化できます。

効率化できる主な業務
  • 入社手続き
  • 雇用契約
  • 年末調整
  • 給与明細の配付
  • 文書配付
  • 社会保険・雇用保険などの電子申請
  • 従業員情報の管理
  • 人事労務レポート

SmartHRは労務手続きのペーパーレス化だけでなく、手続きの過程で集まった従業員データを一元管理し、その後の人事施策にも活用しやすいです。入社手続きや年末調整では、従業員自身がスマートフォンやパソコンから必要情報を入力できます。担当者が紙の書類を回収して転記する手間を減らせるため、入力ミスや確認漏れの防止にもつながります。

また、届出書類機能では、従業員情報をもとに社会保険・雇用保険などの行政手続きに必要な書類を作成し、e-Govやマイナポータル連携を用いた電子申請まで行えます。電子申請後の進捗確認や公文書の管理もSmartHR上で行えるため、行政手続きに関する業務を一元化しやすい点も強みです。

言語も豊富で日本語のほか、英語、ベトナム語、韓国語、中国語簡体字、中国語繁体字、ポルトガル語、インドネシア語、やさしい日本語に対応した多言語化機能も提供されています。そのため、外国籍従業員が多い企業でも、従業員が内容を理解しながら労務手続きを進めやすくなります。

単に入退社手続きや年末調整を電子化したい企業だけでなく、従業員データを活用して人事・労務業務全体を改善したい企業に向いているサービスです。

良い口コミ評価
  • 入退社手続きや社会保険の書類作成がオンラインで完結できる点がとても便利でした。紙のやり取りや押印作業が減り、業務効率が大幅に改善されたと感じます。従業員側もスマホから必要な情報を入力できるため、問い合わせも減り、全体的な負担が軽くなりました。(業界:IT・情報通信、会社規模:50〜99名、立場:人事・労務担当者)
  • 社会保険や雇用保険の手続きが役所に行くことなく完結できること。年末調整が書類提出ではなく、オンライン上でできること。(業界:サービス業、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
  • 従業員のスキルや労務状況を把握しやすくなり、業務が数段円滑になりました。操作しやすいデザインも、強みだと思います。(業界:IT・情報通信、会社規模:10〜49名、立場:システム管理者)
  • 入社や退職の手続きをオンライン上で完結できる点がとても便利だと感じました。これまで紙でやり取りしていた書類がなくなり、印鑑や郵送の手間も省けたので作業時間が大幅に短縮されました。また、従業員側も自宅からスマホやPCで必要事項を入力できるため、双方にとって効率的です。社会保険や年末調整の申請も同じシステムでまとめて管理でき、進捗状況が一目で分かる点も安心でした。(業界:建設・不動産、会社規模:50〜99名、立場:経営層)
悪い口コミ評価
  • 各種手続きが上手くいかなかった際の問い合わせ先やマニュアルが不足していたと思います。(業界:建設・不動産、会社規模:300〜999名、立場:システム管理者)
  • 機能が多い分、最初の設定やカスタマイズに時間がかかり、慣れるまでが少し大変でした。また、勤怠管理と給与計算システムとのデータ連携に細かな調整が必要で、完全にスムーズに動くまでに多少手間がかかった点は気になりました。(業界:IT・情報通信、会社規模:50〜99名、立場:人事・労務担当者)
  • 私自身は困ったことがないのですが、たまにシステムに疎い方やマニュアルを読むのが苦手な方がいて、年末調整の時期は人事やシステム担当が問い合わせ対応で少し疲弊するみたいです。(業界:サービス業、会社規模:100〜299名、立場:一般従業員)
  • 一部の機能が分かりにくく、初めて利用したときはどの画面から操作すればいいのか迷うことがありました。マニュアルやヘルプは用意されていますが、実際の業務に即した操作例がもう少しあると助かると感じます。また、システムがクラウド前提なので、ネット環境が不安定なときに動作が重くなるのはやや不便でした。(業界:建設・不動産、会社規模:50〜99名、立場:経営層)

社労夢Company Edition

社労夢Company Editionの公式サイト

出典:https://www.mks.jp/sce/

社労夢Company Editionは株式会社エムケイシステムが提供するクラウド型労務管理システムです。

全国の社会保険労務士事務所で利用されている「社労夢」シリーズを、一般企業の人事・労務部門向けに展開したサービスで、雇用保険・社会保険・労働保険などの申請手続きの内製化を支援します。

効率化できる主な業務
  • 雇用保険の申請手続き
  • 社会保険の申請手続き
  • 労働保険の申請手続き
  • 労災給付の帳票作成
  • 入退社手続きの進捗管理
  • 産休・育休、高年齢雇用継続などの手続き管理
  • 電子申請
  • マイナンバー連携
  • 公文書管理
  • 既存の人事・給与システムとのデータ連携

社労夢Company Editionは労務手続きの進捗を従業員単位で可視化し、複数拠点・グループ会社を含む申請状況を一元管理しやすいです。手続き進捗管理では、入社・退職、育休・産休、高年齢雇用継続など、イベントごとの手続きをまとめて確認できます。申請期限が近い手続きは色分けで表示されるため、対応漏れや申請遅れを防ぎやすくなります。

また、e-Govとマイナポータルを利用した電子申請に対応しており、健康保険組合への電子申請も標準対応しています。社会保険・雇用保険・労働保険・労災給付・基本台帳など、合計158帳票に対応している点も、労務手続きに特化したシステムならではの強みです。

さらに、現在利用している人事・給与システムのデータを取り込み、届出作成に活用できます。既存システムをすべて入れ替えずに、電子申請や労務手続きの効率化を進められるため、すでに人事給与システムを運用している企業でも導入しやすいでしょう。

ProSTAFFクラウド

ProSTAFFクラウドの公式サイト

出典:https://www.prostaffcloud.jp/

ProSTAFFクラウドはアイテックス株式会社が提供するクラウド型の人事労務管理システムです。

人事情報の一元管理やワークフローを利用できる「人事管理」を基本に、必要に応じて「給与管理」や「就業管理」を組み合わせて利用できます。

効率化できる主な業務
  • 人事情報の管理
  • 申請ワークフロー
  • 給与管理
  • 就業・勤怠管理
  • 入力内容のチェック
  • 帳票作成・出力
  • タスク・進捗管理
  • 電子申請連携

ProSTAFFクラウドはクラウドサービスでありながら、自社の業務フローや就業ルールに合わせてカスタマイズしやすい点です。一般的なクラウド型システムでは、システムの仕様に合わせて業務フローを変更する必要がある場合もありますが、ProSTAFFクラウドはアドオン開発により、既存の運用に近い形で導入しやすい設計になっています。

また、入力内容のチェック作業を自動化できる点も、労務管理業務で強みになります。あらかじめ設定したチェックパターンに基づいて入力内容を確認できるため、給与・勤怠・人事情報の確認作業にかかる時間を削減し、ミスの防止にもつながります。

帳票作成にも対応しており、社員名簿、給与集計表、勤務集計表など、標準で60点を超える帳票を出力できます。必要に応じて、現在利用している帳票の体裁に近いオリジナル帳票を作成できる点も特徴です。

さらに、アイテックスが提供するオンライン申請システム「ez-GoV」を利用することで、e-GovとAPI連携した電子申請にも対応できます。ただし、ez-GoVは別途料金が発生するため、電子申請まで含めて利用したい場合は、導入時に費用や対応帳票を確認しておくとよいでしょう。

医療機関向けや公共向けなど、業界特有の運用に対応したシステムテンプレートも用意されています。従業員数が多い企業や、勤務形態・職種・拠点ごとの運用が複雑な企業、既存の業務フローを大きく変えずに人事労務システムをクラウド化したい企業に向いているサービスです。

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特定の労務業務を効率化したい企業向けの労務管理システム7選を比較

比較したいサービスを2〜4件選択してください。

比較項目 オフィスステーション ARROW DirectHR Gozal クラウドハウス労務 e-AMANO人事届出サービス マネーフォワード クラウド社会保険
料金月440円〜/名(税込)月1,980円〜/店舗(税抜)要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ月9,000円〜2,480円〜(税抜)
初期費用110,000円0円0円要問い合わせ要問い合わせ0円0円
無料トライアル14日間60日間15日間1ヶ月なし30日間1ヶ月
入退社手続き 標準対応 標準対応 有料オプション 未確認 標準対応 標準対応 標準対応
電子申請 標準対応 標準対応 有料オプション 未確認 未確認 標準対応 標準対応
雇用契約 標準対応 標準対応 有料オプション 未確認 標準対応 標準対応 未確認
年末調整 有料オプション 上位プランで対応 有料オプション 標準対応 標準対応 標準対応 未確認
Web給与明細 有料オプション 標準対応 有料オプション 標準対応 標準対応 標準対応 未確認
検討リスト
比較したいサービスを2〜4件選択してください

続いて、一覧表でご紹介した機能拡張型のシステムについて、1つずつ詳しく解説していきます。

自社に合った機能拡張型の労務管理システムをお探しの方は、ぜひビジトラ診断を活用してみましょう。

診断を受けることで、貴社にピッタリの機能を持ったシステムを効率的に見つけることができます。

以下のボタンから診断を受けてみましょう。

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オフィスステーション

オフィスステーションの公式サイト

出典:https://www.officestation.jp/

オフィスステーションは株式会社エフアンドエムが提供する人事労務クラウドソフトです。

2026年2月末時点で利用社数は55,000社を超えており、労務管理クラウド市場では6年連続シェアNo.1を獲得しています。また、2024年8月〜2025年7月の全製品合計の利用継続率は99.6%とされており、導入後も継続利用されやすいサービスです。

効率化できる主な業務
  • 従業員情報の一元管理
  • 入社手続き
  • 退社手続き
  • 社会保険・雇用保険・労働保険の手続き
  • 電子申請
  • 帳票作成
  • 年末調整
  • 給与明細の発行
  • マイナンバー管理
  • 有休管理
  • ワークフロー

オフィスステーションは労務管理に必要な機能を幅広く備えながら、自社に必要な製品だけを選んで段階的に導入できます。例えば、まずは「オフィスステーション 労務」で入退社手続きや社会保険手続きの電子化を進め、必要に応じて年末調整、給与明細、勤怠、有休管理などを追加できます。

「オフィスステーション 労務」では、従業員マイページを通じて入社前の情報収集や身上変更申請を行えます。従業員から集めた情報をもとに、社会保険・雇用保険・労働保険の書類作成や電子申請を進められるため、紙書類の回収、転記、押印、郵送にかかる手間を削減できます。

また、e-Govやマイナポータルを利用した電子申請のほか、健康保険組合への電子申請にも対応しています。月額変更の対象者検索、年齢到達者の検索、年度更新の進捗管理、公文書の従業員マイページ公開など、実務で使いやすい機能が揃っている点も強みです。

オフィスステーション 労務は128帳票に対応しており、社会保険・雇用保険・労働保険など、労務実務で必要になりやすい帳票を幅広く扱えます。さらに、給与ソフトや勤怠ソフトなど30以上の外部システムと連携できるため、既存システムを活かしながら労務手続きを電子化したい企業にも向いています。

ARROW

ARROWの公式サイト

出典:https://www.arrow-payment.com/

ARROWは株式会社S&Aが提供するクラウド型の労務管理システムです。

シフト管理から勤怠集計、給与計算、各種帳票作成までを一気通貫で行えます。シフトや打刻データをもとに勤務時間を集計し、そのまま給与計算につなげられるため、勤怠データを別システムへ転記する手間を減らせます。

効率化できる主な業務
  • シフト作成
  • 勤怠管理
  • ICカード・GPS打刻
  • 給与計算
  • 賞与計算
  • 年末調整
  • Web給与明細
  • 有給休暇管理
  • 帳票作成
  • 電子申請

また、給与明細、賞与明細、源泉徴収票、労働者名簿、賃金台帳、社会保険・雇用保険関連の届出書類、年末調整関連書類など、労務実務で使う帳票の作成にも対応しています。雇用契約書などの自作書類を作成し、従業員への送信や電子署名までARROW上で完結できる点も便利です。

DirectHR

DirectHRの公式サイト

出典:https://www.mks.jp/directhr/

DirectHRは株式会社エムケイシステムが提供するクラウド型の人事・労務管理システムです。

労務手続きに必要な機能は電子申請、入社データ収集、雇用契約書兼労働条件通知書の作成、公文書・社内文書の配信、Web給与明細、年末調整データ入力などを選んで導入できます。

有料プランが基本で、料金は必要な機能によって決まっているため、無駄な費用がかかりません。

機能料金
電子申請システム150円
社員の入社データ収集100円
雇用契約書兼労働条件通知書50円
公文書・社内文書の配信20円
WEB給与明細40円
年末調整機能40円
50名契約単位での契約になります。
効率化できる主な業務
  • 電子申請
  • 入社データ収集
  • マイナンバー収集
  • 雇用契約書兼労働条件通知書の作成
  • 公文書・社内文書の配信
  • Web給与明細の配信
  • 年末調整データ入力
  • 社会保険・雇用保険の手続き

社労夢との連携に対応している点も大きな特徴です。社労夢に登録されている従業員情報や家族情報をDirectHRへ連携できるため、社労士事務所と連携して労務手続きを進めている企業でも、データの二重入力や情報の不一致を防ぎやすくなります。

2026年1月には、マスタ設定や電子申請関連機能などを含む新画面デザインへの移行が完了しており、操作性の改善も進められています。

DirectHRは、労務手続きの電子申請を中心に効率化したい企業や、社労士事務所との連携を前提に労務管理を行っている企業、必要な機能だけを低コストで導入したい企業に向いているサービスです。

Gozal

Gozalの公式サイト

出典:https://gozal.co.jp/

Gozalは株式会社Gozalが提供するクラウド型の労務管理支援サービスです。

勤怠管理や給与計算を広くカバーする総合型の労務管理システムというよりも、給与計算のミス防止やチェック業務の標準化に強みを持つサービスです。

効率化できる主な業務
  • 給与計算チェック
  • 給与データの差異確認
  • 給与計算ミスの検知
  • 給与計算に関する連絡票管理
  • 勤怠・給与データの確認
  • 給与計算業務の標準化
  • 労務定例業務のアウトソーシング

Gozalは労務管理の中でもミスが許されにくい給与計算チェックに特化しています。

企業ごとの賃金規定や運用ルールに合わせてチェックロジックを設定することで、前月と当月の金額差異や、給与計算上の注意点を確認しやすくなります。Excelでの目視チェックや担当者ごとの経験に依存しやすい確認作業を仕組み化できるため、給与計算の属人化を防ぎたい企業に向いています。

また、Gozalは「Gozal BPO」という労務管理に特化したアウトソーシングサービスも提供しています。給与計算や勤怠管理そのものをすべてシステムで置き換えるのではなく、現在利用している勤怠管理システムや給与計算システムを活かしながら、労務の定例業務を外部に任せられる点も特徴です。

そのため、Gozalは、入退社手続きや雇用契約、年末調整までをまとめて電子化したい企業よりも、給与計算チェックの精度を高めたい企業や、労務担当者の属人化・確認工数を減らしたい企業に適しています。

クラウドハウス労務

クラウドハウス労務の公式サイト

出典:https://jp.cloud-house.com/

クラウドハウス労務は株式会社Techouseが提供するエンタープライズ向けの人事労務DXクラウドです。

大企業や多拠点企業で発生しやすい複雑な労務フローに対応しやすいです。

効率化できる主な業務
  • 入社手続き
  • 契約更新
  • 雇用契約締結
  • 従業員情報の収集・管理
  • 住所・扶養・口座などの人事申請
  • 休職・復職申請
  • 給与明細・賞与明細・源泉徴収票の配信
  • 年末調整
  • マイナンバー管理
  • 電子申請
  • 進捗管理・督促

入社手続きでは入社前の従業員がQRコードから情報登録を開始し、入社書類の提出、マイナンバー回収、雇用契約締結までをスマートフォンで進められます。入力項目の条件分岐やエラーチェックにも対応しているため、従業員の入力ミスや担当者の差し戻し作業を減らしやすい設計です。

また、企業ごとに異なる住所変更、扶養変更、銀行口座変更、通勤経路申請などの申請業務もワークフロー化できます。多段階承認や条件分岐、表示制御を設定できるため、本社・店舗・拠点をまたぐ複雑な承認ルートにも対応しやすい点が強みです。

さらに、進捗管理ダッシュボードでは手続きごとの提出状況を確認でき、未提出書類の督促や契約更新前のアラートにも対応しています。導入時には要件定義から構築、テスト、運用まで専任担当者による支援を受けられるため、自社独自の労務フローをシステム化したい企業でも導入を進めやすいでしょう。

2026年には、クラウドハウス全体が人事領域中心のソリューションから、経理・購買・生産管理なども含む統合ITプラットフォームへ拡張されています。労務領域においても、単なる紙手続きの電子化にとどまらず、大企業の複雑な業務要件に合わせてシステムを構築できる点が他社との違いです。

e-AMANO人事届出サービス

e-AMANO人事届出サービスの公式サイト

出典:https://www.tis.amano.co.jp/e-amano/

e-AMANO人事届出サービスはアマノ株式会社が提供するクラウド型の人事労務管理サービスです。

入社手続き、雇用契約書の電子締結、年末調整、電子申請、WEB給与明細、マイナンバー管理など、労務担当者の負担になりやすい書類回収・確認・申請業務をオンライン化できます。

効率化できる主な業務
  • 入社手続き
  • 雇用契約書の電子締結
  • 年末調整
  • WEB給与明細の配信
  • マイナンバー管理
  • 従業員情報の収集・管理
  • 社会保険・雇用保険関連の電子申請
  • 算定基礎届・月額変更届・賞与支払届の電子申請
  • 給与システム連携

e-AMANO人事届出サービスの特徴は、入社手続きから年末調整、電子申請、給与システム連携までを一連の流れで効率化できる点です。

特に、年末調整では従業員が「はい」「いいえ」の質問に沿って入力するだけで各種控除申告書を電子作成できるため、紙の配布・回収業務を削減できます。

また、雇用契約書の電子締結やe-Gov・マイナポータルを利用した電子申請に対応しており、社会保険関連の定期的な届出もオンラインで完結できます。

収集した社員情報や年末調整データを給与システムへ連携できるほか、アマノのTimePro-NXとの連携にも対応しているため、人事労務・給与業務の二重入力を減らしやすいサービスです。

マネーフォワード クラウド社会保険

マネーフォワード クラウド社会保険の公式サイト

出典:https://biz.moneyforward.com/social_insurance/

マネーフォワード クラウド社会保険は、株式会社マネーフォワードが提供するクラウド型の社会保険手続きソフトです。

料金は従業員数が50名以下か51名以上で大きく分かれており、さらに細かくプランが組まれています。従業員数50名以下では、3種類のプランが用意されています。

目安月額一括払い(年額)
ひとり法人プラン経営者1名2,480円29,760円
スモールビジネスプラン利用者3名以下4,480円53,760円
ビジネスプラン利用者4名以上6,480円77,760円
効率化できる主な業務
  • 社会保険手続きの書類作成
  • 雇用保険手続きの書類作成
  • 労働保険の年度更新
  • 資格取得届・資格喪失届の作成
  • 扶養家族の異動手続き
  • 算定基礎届・月額変更届の作成
  • 賞与支払届の作成
  • 産休・育休関連の手続き
  • 電子申請
  • 申請状況の管理
  • 公文書の受領・ダウンロード

マネーフォワード クラウド社会保険は社会保険手続きに必要な情報を、マネーフォワード クラウド給与やマネーフォワード クラウド人事管理と連携できます。例えば、クラウド給与に登録されている従業員情報や社会保険情報をクラウド社会保険へ連携することで、申請データの作成に活用できます。クラウド人事管理で回収した従業員情報も連携できるため、同じ情報を何度も入力する手間を減らせます。

また、e-Gov電子申請APIやマイナポータル電子申請APIに対応しており、作成した届出書類をクラウド上から電子申請できます。申請状況は自動で更新され、電子申請後に発行された公文書の受領・ダウンロードも可能です。

対応帳票も幅広く、入退社、扶養家族の異動、出産・育児休業、賞与、定時決定・随時改定、年度更新など、社会保険・雇用保険・労働保険で発生しやすい手続きをカバーしています。

そのため、マネーフォワード クラウド社会保険は、給与計算や人事管理をすでにマネーフォワード クラウドで運用している企業や、社会保険手続きの書類作成・電子申請・公文書管理をまとめて効率化したい企業に向いているサービスです。

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労務管理システムをおすすめする理由・導入メリット

労務管理システムを導入するメリット

労務管理システムには様々なタイプがありますが、導入におけるメリットについて以下の項目に沿って解説していきます。

労務業務に関わるコストが削減できる

労務管理システムでは人事管理や雇用管理、従業員情報の管理など様々な業務の効率化が期待できます。

システム上で全て作業が完結するため、わざわざ書類を印刷して記入して、担当者に提出する必要もありません。

これまで労務管理に関する手続きを社会保険労務士に外注していた場合でも、労務管理システムを導入すれば、定型的な申請や届出を自社内で完結できるようになります。

社会保険労務士は、国家資格であり、労務管理や労働保険・社会保険に関する相談等に応じることができる労働・社会保険分野のエキスパートです。労務管理や、各種保険関係の手続などについて、分からないこと、困ったことがあった場合は相談することができますし、書類の作成や提出代行などを依頼することもできます。

引用:厚生労働省「やさしい労務管理の手引き」

その結果、社労士への相談件数や依頼業務を減らすことができ、外注コストの削減につながります。

書類の自動チェックや進捗管理、提出の催促などもシステム上で行えるため、担当者としても大幅な時間的コストの削減ができます。

一方で、広範囲の業務をカバーできる反面、労務管理システム上から必要な情報を見つけるのが難しい印象を持つかもしれません。

しかし多くの場合、検索機能が充実しているため自分が欲しい情報を、すぐに参照できます。

また、ペーパーレス化に繋がるため書類の保管場所を用意する必要もありません。

書類作成の効率化

労務管理システムでは、記入者にとって便利な機能がたくさん用意されており、結果的に担当者の書類作成業務の効率化に繋がります。

基本的には担当者が書類のフォーマットを用意してしまえば、後は従業員がそれぞれ労務管理システム上に直接書き込んでくれます。

また、記入する際も書き方のナビゲーションやエラーチェック機能があるため、担当者が確認する段階では完璧な書類に仕上がっています。

はい・いいえの簡単な質問に答えるだけで書類作成ができるタイプもあるため、従業員側としても記入の手間が省けます。

従来では、不明点は担当者や上司に直接尋ねる必要がありましたが、労務管理システムを導入すれば作成が容易となるため、直接の質問回数もグッと減ります。

さらに、未提出者への催促や必要書類の呼び出しなども手軽に行えるなど、細かい部分までしっかりと労務管理システムがカバーしてくれます。

加えて、電子契約システムと連携することで、作成した雇用契約書や同意書をオンライン上で締結し、そのまま労務データへ自動反映させることもできるようになります。

電子署名やタイムスタンプ、改ざん検知機能などを活用すれば、誰がいつ手続きを行ったのか、締結後に文書が変更されていないかを確認しやすくなります。業務を効率化できるだけでなく、文書の信頼性を確保しやすくなり、監査時の確認作業の効率化にもつながります。

ペーパーレスになるだけでなく、クラウド上での管理となるため何かあったときも書類が探しやすいです。

従業員の入社手続きから書類管理まで効率化したい場合は、労務管理システムと併せて「電子契約システム17選を比較!種類や料金から選び方まで解説」を参考にしてください。

行政等への申請がスムーズに行える

労務管理システムでは、多くの場合電子申請に対応しています。

従来では用意した書類を提出するためには、わざわざ行政などに出向く必要がありました。

また、出向いたは良いものの記入漏れやミスがあったため、一度会社に戻らなければならないケースに発展する場合もあります。

さらに書類に問題が無くても待ち時間が長くて無駄な時間を過ごすことがありました。

一方で、労務管理システムを導入すれば会社に居ながらも電子申請で提出できるため、非常に便利です。

修正があってもWeb上ですぐに修正でき、当然待ち時間もないため他の業務に作業時間を割くことができます。

労務管理システムのメリットを最大限に受けるには、自社に最適なシステムを選択する必要があります。

ビジトラ診断を活用し、要望に合った複数のシステムを比較・検討し、より確実に最適なシステムを選びましょう。

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クラウド型労務管理システムを比較する際のポイント

労務管理システムを選ぶポイント

現在、労務管理システムは多くの会社が提供しているため、どのサービスを選べば良いのか分からない方も多いでしょう。

そのため、この項目では以下の選定ポイントについて詳しく解説していきます。

対応している業務範囲

労務管理システムとひと口にいっても、対応している業務範囲は異なります。

例えば、人事管理から給与管理まで幅広く対応している労務管理システムもあれば、人事管理に特化している労務管理システムもあります。

また、中には自社で必要となる機能を選んで導入する労務管理システムもあります。

せっかく導入しても、自社が求める機能や性能がないと業務の効率化は図れません。

そのため、まずは自社の導入目的や課題をはっきりさせて、それらを解決してくれる業務範囲を持つ労務管理システムを選ぶと良いでしょう。

従業員情報の入力手段

労務管理システムでは用意した書類の記入方法によっても、大きな違いがあります。

例えば、基本的には担当者が必要事項を全て記入するタイプもあれば、従業員が自ら入力していく労務管理システムもあります。

従業員に個人情報の入力を任せることで、担当者の入力ミスや手間を省く効果があります。

また、入社前に提出してほしい書類がある場合、メールでリンクやQRコードを送るだけで書類を渡せるタイプもあります。

新入社員としてもわざわざ会社へ出向く必要もありませんし、担当者としても必要最低限の時間で業務を完結できます。

このように、書類への記入方法によっても自社の性質に合う合わないが分かれる為、労務管理システムの導入前にはチェックしておきましょう。

外部システムとの連携性

労務管理システムを導入するうえで、すでに運用しているシステムとの連携性も重要になります。

また、どのシステムへ連携できるかは労務管理システムによって異なる点には注意が必要です。

労務管理システムと同じ会社のみ連携できるタイプもあれば、給与管理や勤怠管理などであれば基本的に連携できるタイプなどもあります。

そのため、自社で運用しているシステムとの互換性は必ず確認しておきましょう。

一方で、労務管理システムの中にはデフォルトで勤怠管理や給与管理までカバーしているタイプもあるので、自社のニーズに合わせて検討すると良いですね。

労務管理システムと連携することがあるツール
  • 勤怠管理システム:勤怠管理システムで算出した労働時間を労務管理システムへ連携することで、36協定の遵守状況を全社で一元管理したり、行政への届出書類を自動作成したりすることが可能になる。
  • 給与計算システム:労務管理システム側に申請した社会保険料や扶養家族の情報などが、自動的に給与計算システムに反映されるので計算ミスや反映漏れを防げる。
  • 採用管理システム:内定者の入社手続きをする際に必要な情報を、労務管理システム側にそのまま登録できる。

操作性は簡単で扱いやすいか

労務管理システムは担当者側の効率化ばかりに目が行ってしまいますが、用意した書類に記入する従業員側の操作性も重要です。

導入したは良いものの、記入方法が複雑で扱いにくいとなると、逆に効率が悪くなってしまいます。

また、慣れないシステムの導入と重なり従業員のモチベーションが低下してしまう可能性もあります。

そのため、労務管理システムを導入する際は担当者側の使いやすさだけでなく、従業員側の操作性についても検討しておくと効果的な運用ができるでしょう。

複数のシステムを比較しているか

労務管理システムを導入しようとする際に、1,2社の資料だけで判断して、自社に合っていないサービスを導入してしまうケースが多いです。

必ず複数の労務管理システムを比較して導入を検討しなければなりませんが、1社ごとに問い合わせて情報を集めるのは効率が悪いです。

一括資料請求を利用して、効率的に労務管理システムを導入してみましょう。

以上のポイントを踏まえビジトラ診断を活用することで、より確実に最適なシステムを選定することができます。

以下のボタンから、あなたの要望に沿った複数の労務管理システムに対し、無料で一括見積もりをすることができます。

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労務管理システムを導入する際の注意点|労務における課題を整理しよう

労務管理システムを導入する際の注意点

労務管理システムを選ぶ前に、注意しておきたい3つのポイントをみていきます。

自社の導入目的を整理してマッチしたものを選ぶ

労務管理システムを導入する際は、まず自社の課題や目的を明確にすることが重要です。

入退社手続きの効率化、マイナンバー管理の一元化、年末調整業務の負担軽減など、どの業務を改善したいのかを具体的に洗い出しましょう。

そのうえで、自社の規模や業種、予算に合ったシステムを選ぶことが肝心です。機能が豊富でも使いこなせなければ意味がありません。導入後の運用も見据えて、自社にマッチした使いやすいシステムを選びましょう。

従業員数や拠点数、既存システムとの連携なども考慮して、最適な労務管理システムを導入することが、業務効率化への近道となるでしょう。

現場の従業員へのサポートを丁寧に行う

労務管理システムを導入する際には、現場の従業員への丁寧なサポートが不可欠です。

システムの使い方や入力方法について、従業員が戸惑うポイントを事前に把握し、分かりやすいマニュアルを準備しましょう。

また、導入後も定期的に説明会を開いたり個別対応を行ったりすることで、従業員の不安や疑問にしっかり対応することも重要です。

現場の声に耳を傾け、システムの改善に活かすことで、スムーズな運用と業務効率化を実現できるでしょう。

SaaS型の場合は無駄なオプションや高額プランを最初から選ばない

SaaS型の労務管理システムは、導入が容易で初期コストを抑えられるというメリットがあります。

しかし、オプション機能や上位プランの料金には不要な機能が含まれていたり、予想以上にコストがかかることがあるため注意が必要です。

前述のとおりですが、導入前に、自社の労務管理における課題や目的を明確にしておくことが重要です。

その上で、必要な機能のみを備えたプランを選ぶことで、無駄なオプションや過剰なスペックのプランを避けるようにしましょう。

「自分がどんな労務管理システムを求めているのかわかってきた」という方は、さらにビジトラ診断を活用しましょう。

希望に合った複数のシステムを提案してもらうことが可能な上、無料で一括見積もりすることができます。

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労務管理システムに関するよくある質問

労務管理システムに関するよくある質問
  • 労務管理システムではどんな機能を使える?
  • 社労士事務所におすすめの労務管理システムはどれ?
  • 買い切り型の労務管理ソフトはある?
  • 無料で使える労務管理ソフトはある?
労務管理システムではどんな機能を使える?
労務管理システムで使える主な機能は以下の通りです。

入退社手続きの管理
従業員情報の管理
就業規則や福利厚生の管理
勤怠管理・給与計算
年末調整の電子化
人事評価
人員配置シミュレーション
社労士事務所におすすめの労務管理システムはどれ?
社労士事務所におすすめの労務管理システムは、複数の顧問先の労務管理を一元的に行えるものがよいでしょう。
例えば、「ジョブカン労務HR」や「freee人事労務」は、多数の顧問先の従業員情報や給与データを効率的に管理でき、社労士向けの機能が豊富です。
「Cells給与」も、顧問先とのデータ連携がスムーズで、コスト削減と業務効率化を実現できるため、社労士事務所に適しています。
買い切り型の労務管理ソフトはある?
買い切り型(パッケージ型)の労務管理ソフトには、「給料らくだプロ26」などがあります。
買い切り型の労務管理ソフトは、初期費用は高めであるもののランニングコストを抑えられる点がメリットです。
ただし、アップデートや保守対応は別途費用がかかる場合が多いため、企業規模や予算に合わせてクラウド型か買い切り型か判断しましょう。
無料で使える労務管理ソフトはある?
無料で使える労務管理システムには、期間限定で無料のものと永久無料のものがあります。
例えば、「freee人事労務」は、30日間の無料トライアルを利用可能です。一方、「ジョブカン労務HR」には、従業員5名までが利用できる無料プランがあります。
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