会社の人材育成や配置に悩んでいませんか?人材管理は属人的で非効率だと感じる企業も少なくありません。
そこで注目されるのが、タレントマネジメントシステムです。人材情報を一元管理し、活用を効率化するツールです。
本記事では、2025年最新のおすすめタレントマネジメントシステム13選を比較し、選び方のポイントを解説します。
※本記事では厚生労働省の職業能力評価基準や「総合職の制約社員化と人事管理」を参照し、基準を達成する手段として、正規のタレントマネジメントシステムを紹介しています。
※当サイトでおすすめしているものは、一般社団法人日本クラウド産業協会のクラウドサービス情報開示認定制度から得られた情報や、各Saasサービスの最新の公式サイトの情報を参考にしています。
目次
タレントマネジメントシステムとは|適切な人材管理や配置を叶えるシステム
タレントマネジメントシステムは人事システムの一種で、従業員のスキルや経験などをデータベース上で一元管理して、最適な人材配置や育成、経営戦略に活かすためのサービスです。
長期的に会社の利益につながることもあり、導入する企業も増えてきています。
人事システムと混合されることがありますが、人事システムは労務や勤怠、給与計算など従業員情報全般を一元管理するためのサービスで、事務作業を効率化していくためのシステムです。
このように、人事システムが「業務効率化の基盤」を担うのに対し、タレントマネジメントシステムは「客観的なデータに基づいた人材活用や戦略立案」を支援するという役割の違いがあります。
また、タレントマネジメントシステムは従業員のモチベーション維持や離職率の低下にもつながるため、中長期的に組織の成長に役に立つシステムです。
タレントマネジメントシステムの5つのメリットが組織を成長させる
タレントマネジメントシステムは、人材配置や活用がより客観的なデータで効率的に行うことができるようになります。
ただ、タレントマネジメントシステムを導入するメリットは、それだけに留まりません。
ここでは、以下のようなタレントマネジメントシステムを導入するメリットについて詳しくご紹介していきます。
計画的に人材育成ができる
タレントマネジメントシステムは人材データを一元管理できて、従業員のデータを把握し易く、計画的にマネジメントする事ができます。
入社時から現在までに身につけたスキル、業務の評価、性格などのデータが管理可能です。
よって、個人にあった目標設定を行う事ができ、計画的に人材育成を進めることができます。
モチベーションの維持・向上ができる
タレントマネジメントシステムは現在だけではなく、過去のデータも全て管理してくれます。
生産性の低下や離職者の行動など、過去のデータを元に従業員のモチベーションの低下を早期発見する事ができ、改善する事ができます。
データを多く蓄積することで、モチベーション低下に至らない様に、社内制度の改善をする事が出来るので、人材の流出を防げるでしょう。
最適な人材配置で組織目標が達成しやすくなる
従業員データの管理がしやすく、組織図の表に配置して管理できるサービスが多いので、人材配置のシュミレーションがしやすくなります。
基本的に、顔写真にプロフィールやスキルなどのデータを一元管理するので、紙やexcelデータが散らばる心配も有りません。
データを一目見て、従業員のスキルと経験を把握でき、過去のデータから最適な人材配置をサポートしてくれます。
つまり、従業員の配置は個人の主観や経験で判断するより、客観的な視点を持つことで適切に配置する事が出来ます。
マネジメントの効率化ができる
タレントマネジメントシステムは人材のマネジメントに非常に役立つサービスです。
「育成計画機能」があるサービスが多く、個々の長所や短所を把握し効率的な人材育成をする事が出来ます。
目標がツリー型で表示され、目標の進捗を確認しながら業務を進める事が出来るので、業務の達成による成長を実感し易いでしょう。
客観的な評価で社員が不満を貯める原因を作らせない
社員の評価は上司の主観で判断される事が多く、不満がたまる事があります。
しかし、タレントマネジメントシステムは客観的に公平な評価をしてくれるので、社員が不満を持つ事が少なくなるでしょう。
その様な不満が、モチベーションの低下や離職に繋がるので、人材流出のリスクを減らす事に繋がります。
また、紙やexcelシートでおこなっていた人材データを一元管理できるので、無駄なコストを抑える事ができます。
余分な労力を減らすことで、他の業務に人材投下し企業の利益を上げる事に繋がるでしょう。
AI診断で、あなたにぴったりのタレントマネジメントシステムを取り入れてみましょう。
タレントマネジメントシステムは3つのデメリットを理解して導入しよう
タレントマネジメントシステムにはメリットがたくさんありますが、馴染みがあまり無いサービスということもあり、使い勝手に戸惑う場合もあるでしょう。
実際に、導入後に上手く使いこなすことができなかったという企業もあるため、以下のようなタレントマネジメントシステムを導入するデメリットについても押さえておく必要があります。
コストがかかり運用ができなくなる
サービスの利用には、初期費用、月会費、システム利用料、オプション費用などがかかります。
利用料も1人当たり「◯◯円」というサービスが多いので、人数が増えるとその分コストも大きくかかることになります。
しかし、紙やexcelで管理していた社員データ、人事評価をまとめて自動で管理してくれるので、人的コストの削減に繋がるでしょう。
そうして、確保できた時間で今後の経営方針や戦略など会社の利益に繋がる仕事ができるので、メリットも大きいです。
上手く活用出来ず効果が薄くなる
タレントマネジメントシステムは人材評価からマネジメント、経営戦略、など様々な場面に利用できる万能なサービスです。
しかし、機能の多さからどこから手を付ければいいのか分からず、うまく活用できない場合があります。
適切なプランを選択し、サポートが充実したサービスを利用しましょう。
従業員に馴染まない可能性がある
日本では、まだ歴史が浅いサービス、考え方なので今までの働き方とギャップを感じ従業員に馴染まない可能性があります。
中には機能、UIがシンプルなサービスがあるので、使い易いサービスを選びましょう。
よくわからないという方は」、まずはAI診断で出てきたサービスの資料請求集めから始めるのもおすすめです。
タレントマネジメントシステムは3つの選び方で自社に最適なサービスを見つけよう
タレントマネジメントシステムはサービスによってサポートが違うので、目的にあったタイプを選ぶ必要があります。
タレントマネジメントシステムで選ぶ際に見ておきたいポイントは以下の3つです。
それでは以上の点をふまえてサービスの紹介をします。
初期費用・ランニングコストがいくらかかるか
タレントマネジメントシステムを選ぶ際には、コスト面を確認しましょう。
コストは大きく分けると、初期費用とランニングコストです。
ただし、多くのタレントマネジメントシステムは以下のように利用者人数によって月額料金が大きく変わるため、正確な費用を知るために料金見積もりをする必要があります。
導入コスト | |
---|---|
タレントパレット | 初期費用+月額料金(用問い合わせ) |
カオナビ | 初期費用+月額料金(用問い合わせ) |
HRMOSタレントマネジメント | 初期費用+月額料金(用問い合わせ) |
ジンジャー人事労務 | 初期費用+月額300円/利用者 |
ヒトマワリ | スタートプラン:初期費用0円+月額20,000円〜 スタンダードプラン:初期費用0円+月額60,000円〜 |
HRBrain | 利用人数に応じて変動(用問い合わせ) |
One人事 | 初期費用+月額料金※利用人数に応じて変動 |
CYDAS PEOPLE | 要問い合わせ |
あしたのクラウドHR | 要問い合わせ |
スキルナビ | 初期費用+月額料金 例)100名で月額10万円から利用できる。 |
sai*reco | 初期費用+250円〜/利用者 |
TUNAG | 初期費用+月額料金(用問い合わせ) |
人事評価ナビゲーター | 初期費用110,000円+月額費用5,500円〜 ※全ての機能を使う場合は月額14,300円 |
サービスによっては初期費用が0円のモノもありますが、ランニングコストが高い場合もあります。
また、タレントマネジメントシステムによってはオプション機能を提供しているサービスもあり、目的に合った運用をするには追加で料金がかかることもあります。
どのくらいの期間使用するのか、予算はいくらなのかを明確にし、自社で運用できる範囲で導入しましょう。
利用の目的にあった機能があるのか
利用目的を果たしているのかどうかも、タレントマネジメントシステムを選ぶときには重要になってきます。
最近のサービスでは、最新機能やAI分析など高度な機能が付いているものが多くあります。
しかし、いくら高度な機能でも、利用目的を果たせなかったら意味がありません。
以下では、タレントマネジメントシステムに搭載されている機能別に詳しく比較しているので、ぜひ参考にしてください。
人材データベース機能を比較
顔写真の表示 | 入力項目のカスタム性 | 履歴情報の管理 | レーダーチャート設定 | 閲覧権限の設定 | 一括取得機能 | AI要約機能 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
タレントパレット | ○ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
カオナビ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
HRMOSタレントマネジメント | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ジンジャー人事労務 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
ヒトマワリ | ○ | ○ | ○ | – | ○ | ○ | – |
HRBrain | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ |
One人事 | ○ | ○ | ○ | – | ○ | ○ | – |
CYDAS PEOPLE | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | △ | – |
あしたのクラウドHR | ○ | ○ | ○ | – | ○ | ○ | – |
スキルナビ | – | – | – | ○ | – | – | – |
sai*reco | ○ | △ | ○ | × | ○ | △ | – |
TUNAG | ○ | – | – | × | – | ○ | – |
人事評価ナビゲーター | – | – | – | – | – | – | – |
評価ワークフロー・目標管理機能を比較
評価フォームのカスタマイズ性 | テンプレ運用 | 評価方式対応 | 1on1連動 | 自動計算/正規化機能 | 進捗ダッシュボード | 権限粒度/ブラインド評価 | キャリブレーション/ 評価傾向の可視化 | 外部ツール連携 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
タレントパレット | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
カオナビ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
HRMOSタレントマネジメント | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ジンジャー人事労務 | ○ | ○ | △ | △ | ○ | ○ | ○ | – | ○ |
ヒトマワリ | △ | △ | △ | △ | – | ○ | △ | – | △ |
HRBrain | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
One人事 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ |
CYDAS PEOPLE | △ | △ | ○ | ○ | △ | △ | ○ | ○ | ○ |
あしたのクラウドHR | ○ | △ | △ | △ | ○ | ○ | – | ○ | ○ |
スキルナビ | △ | – | △ | – | – | – | – | – | △ |
sai*reco | ○ | △ | ○ | △ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ |
TUNAG | × | × | × | △ | × | △ | △ | × | △ |
人事評価ナビゲーター | △ | △ | △ | △ | △ | ○ | △ | ○ | ○ |
人材分析機能を比較
セグメント可視化/クロス集計 | 9ボックス | トレンド/対前期・対前年比 | 離職者の傾向分析 | エンゲージメント連動分析 | スキルギャップ/熟練度可視化 | |
---|---|---|---|---|---|---|
タレントパレット | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
カオナビ | ○ | △ | ○ | △ | ○ | ○ |
HRMOSタレントマネジメント | △ | – | △ | ○ | △ | ○ |
ジンジャー人事労務 | ○ | × | ○ | – | ○ | – |
ヒトマワリ | △ | – | △ | – | – | – |
HRBrain | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ |
One人事 | ○ | ○ | △ | △ | △ | ○ |
CYDAS PEOPLE | ○ | ○ | ○ | △ | △ | ○ |
あしたのクラウドHR | △ | × | △ | – | – | – |
スキルナビ | △ | × | △ | – | – | ○ |
sai*reco | ○ | × | ○ | ○ | ○ | – |
TUNAG | △ | × | ○ | △ | ○ | × |
人事評価ナビゲーター | △ | × | △ | × | × | × |
何のために導入するのか、どんな課題を解決したいのかを把握し、必要な機能を備えているサービスを選びましょう。
例えば、組織や人材の成長を促したい場合は、スキルや経験、性格などが管理できるタレントマネジメントシステムが最適です。
しかし、従業員の情報を一元管理したい場合は、労務管理を中心とした機能が備わっているおすすめの人事管理システムの利用が適切です。
経営状況に合わせてカスタムできるか
タレントマネジメントシステムの選び方として、経営状況に合わせてカスタムできるかどうかも重要です。
システムを導入後に経営状況が変わり、必要な機能が変わったり、新しい課題が見つかることはよくあります。
そんな時に、システムをカスタムできないと、課題が解決できず、業務全体が遅れてしまいます。
よって、導入後でもプランを変更できたり、オプションとして機能を追加できるかどうかは、あらかじめ確認しておきましょう。
AI診断なら、あなたの希望に沿ったタレントマネジメントシステムの資料請求を無料で行うことができます。
おすすめのタレントマネジメントシステム13選を比較【クラウドシステム型】
ここでは、適切な人材配置をしてくために導入しておきたいおすすめのタレントマネジメントシステムをご紹介しています。
以下の分類から自社に合ったサービスから検討してみると、導入まで効率的に進めることができますよ。

この比較表を参考に、自社に合いそうなサービスを探してみてください。
このように、タレントマネジメントシステムは企業の特徴に合ったいくつものサービスがあるため、複数の会社に資料請求することをおすすめします。
1,2社に絞って資料請求するより、自社に合った複数社のサービスをまとめて資料請求するほうが効率的に導入まで進めることができるからです。
ヒトマワリ![]() | sai*reco![]() | スキルナビ![]() | 人事評価ナビゲーター![]() | タレントパレット![]() | カオナビ![]() | HRMOSタレントマネジメント![]() | ジンジャー(jinjer)人事労務![]() | HRBrain![]() | One人事![]() | CYDAS PEOPLE![]() | あしたのクラウドHR![]() | TUNAG![]() | |
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初期費用 | 無料 | 400,000円~ | 無料 | 110,000円~ | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ |
月額費用 | 20,000円~ | 22,000円~ | 40,000円~ | 5,500円~ | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 500円/1人 | 要問合せ | 要問い合わせ | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ |
無料トライアル | 〇 | 〇 | 要問合せ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 要問合せ | 〇 | 要問合せ | 〇 | 〇 | 〇 |
特徴 | 戦略的人事を可能にする多様な機能 | 組織図やシミュレーションを使用し組織全体を管理 | 標準機能が豊富でノンカスタマイズでも利用できる | コンサルのノウハウを詰め込んだ人事評価システム | マーケティング思考を取り入れた科学的人事を可能に | 多くの実績から蓄積された充実のサポート体制 | 使いやすさを追求した管理画面 | 組織の生産性の向上をサポートする人事労務管理システム | 多様な機能で人事の課題をシンプルに解決へ導く | 使いやすさと機能性を備えたバランスの良いサービス | 必要な機能をカスタマイズできる | おせっかいなほどの人事評価構築や運用支援 | タテ・ヨコ・ナナメのコミュニケーションを活性化させる |
ここからは、おすすめのタレントマネジメントシステムの特徴について詳しくご紹介します。
タレントパレット

出典:https://www.talent-palette.com/
「タレントパレット」は、大手から中堅企業のシェア率No1のタレントマネジメントシステムです。
マーケティングの知識を人事に取り入れており、科学的な人事を実現してくれます。
採用・人材データの分析、活用・人事戦略の意思決定の高度化・育成・離職防止などあらゆる場面で活用可能です。
サービスとサポートが充実している分、料金は他のサービスより高いので、中堅企業以上の利用をおすすめします。
初期費用 | 要問合せ |
---|---|
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | 〇 |
提供タイプ | クラウド型 |
対応人数 | 人数制限なし |
タレントパレットの口コミ評価
- 感覚的に操作ができる。これまで使用した他のシステムに比べて、ストレスなく操作、入力作業ができる。(業界:金融・保険、会社規模:300〜999名、立場:一般従業員)
- AIの判断で人情的な評価ではなく公平に人事の評価や判断が出来て不平不満をいう人が減りました。(業界:製造、会社規模:50〜99名、立場:上司・承認者)
- 私の所属する会社ではタレントパレットを評価システムとして利用しています。年間いくつかの評価を一元管理できるとともに、過去の評価内容を参照する事や上長申請も簡単にできるのが便利だと思う点です。(業界:IT・情報通信、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
- 今までは評価のタイミングでExcelに記入し提出していましたが、タレントパレットを導入してからブラウザ上で操作できるようになりました。過去の評価なども一元化されているので、振り返りやすいです。(業界:運輸・物流、会社規模:100〜299名、立場:シフト勤務者)
- 初めて使用した時は、いまいち入力項目の増やし方などがわからなかったですが、慣れました。差し戻しがあった時に、理由を入れまれますがどこの事なのか分かりにくいので、訂正箇所を指定して分かりやすくなったら助かるなぁと思います。(業界:卸売・小売、会社規模:5,000名以上、立場:その他)
- 情報量が多い分、最初はどこに何があるのか分かりにくく、慣れるまでに少し時間がかかりました。設定や運用ルールをしっかり決めないと、データが散らかって逆に活用しづらくなる場面もありました。(業界:IT・情報通信、会社規模:50〜99名、立場:一般従業員)
- メニュー構成が複雑で階層が深いため、探したい情報にたどり着くまでに時間がかかるだけでなく、複雑すぎてたどり着けないこともあります。(業界:サービス業、会社規模:5,000名以上、立場:一般従業員)
- 機能が多い分、使いこなすまでに慣れが必要で、マニュアルを見ながらでないとスムーズに操作できないことがある点は改善してほしいと感じました。(業界:建設・不動産、会社規模:10〜49名、立場:人事・労務担当者)
カオナビ

「カオナビ」は、2000社以上のシェア率を誇る業界トップのタレントマネジメントシステムです。
その名の通り、「顔写真」に人材データを紐付けて管理するので、人物の把握がし易い事が特徴。
アクセス管理機能も備えており、社員も見ることが出来て、重要な個人データは人事部や経営層だけがアクセス可能に出来ます。
そうする事で、社員同士の交流に繋がり、モチベーションのアップや離職率の低下に繋がります。
初期費用 | 要問合せ |
---|---|
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | 〇(7日間) |
提供タイプ | クラウド型 |
対応人数 | 人数制限なし |
カオナビの口コミ評価
- 顔写真で人材管理が出来るので、育成や配置の効率化に繋がりました。(業界:金融・保険、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
- 社員の顔写真や連絡先を一目で確認できて便利だった。会ったことがない人もどんな人かイメージができる(業界:サービス業、会社規模:5,000名以上、立場:その他)
- 社員の顔写真付きで人材情報を管理できるのがとても便利でした。スキルや評価、経歴なども一目で確認できるので、チーム編成や配置を考えるときに役立ちました。UIも分かりやすく、導入後すぐに現場で活用できたのも良かったです。(業界:IT・情報通信、会社規模:50〜99名、立場:部門責任者 / 管理職)
- わずらわしい書類作成にかかわる時間を削減できた上、「紙からの脱却」によって収納スペースの増設を考えなくてもよくなった(業界:サービス業、会社規模:10〜49名、立場:人事・労務担当者)
- 会社の人事制度に合わせてかなり柔軟にカスタマイズできるところが良いところかと思います。私の会社では、社員をグレードに5段階に分けており、そのうち4段階でカオナビを活用した目標設定と評価を行いますが、4段階ごとに違うフォーマットで目標設定と評価を行っていました。さらに、システム開発を行っている会社ですので、これに開発系・インフラ系・事務系等のスキルセットを掛け合わせた評価が行えるようになっているところは柔軟性が高いかと思います。(業界:IT・情報通信、会社規模:300〜999名、立場:上司・承認者)
- 操作画面が分かりづらいです。(業界:金融・保険、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
- 機能が多いが故に高いこなせないなと感じたし、画面が少し見にくいなと感じました。(業界:卸売・小売、会社規模:300〜999名、立場:人事・労務担当者)
- 多機能なのは魅力ですが、最初は機能が多すぎてどこから使えばいいか迷いました。カスタマイズ性もある分、社内の運用ルールを固めないと情報が散らばりがちになります。サポートも悪くはないですが、もう少し丁寧なガイドがあると安心です。(業界:IT・情報通信、会社規模:50〜99名、立場:部門責任者 / 管理職)
- 評価した結果に基づいて評価の数値が自動計算されて表示され、それをもとに評価レベルを決定していたのですが、評価の数値の計算方法がブラックボックス化されていたため、評価の結果と違う意図しない数字がでてくることがあり、本人に対する評価結果を伝える際に苦慮する場合がありました。(業界:IT・情報通信、会社規模:300〜999名、立場:上司・承認者)
- 機能が多いため、初めて使うときには操作方法が少しわかりにくい部分があります。特にレポート作成や高度な分析機能は、慣れるまで時間がかかりました。また、細かい設定変更には管理者権限が必要なことが多く、部署ごとの権限調整がやや手間です。(業界:IT・情報通信、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
HRMOSタレントマネジメント

「HRMOS」は、転職サイトで有名な「株式会社ビズリーチ」が提供しているタレントマネジメントシステムです。
人材情報の一元化・見える化が特徴で「顔写真」付きの組織図で、人材管理がし易いサービスです。
組織としても、従業員数から性別比率・退職者数などのデータから会社の現状や、改善点などを把握できます。
初期費用 | 要問合せ |
---|---|
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | 提供あり |
提供タイプ | クラウド型 |
対応人数 | 人数制限なし |
HRMOSタレントマネジメントの口コミ評価
- イメージや先入観に左右されないフラットな評価が実現し、適切な人材配置や納得感のある評価が行えます(業界:医療・福祉、会社規模:50〜99名、立場:人事・労務担当者)
- 以前利用していたマネジメントシステムより段違いにHRMOSは優れています。適当に属人化させることがなくて、常に客観的な点がいる評価においても、柔軟性のあった評価のやり方や、部署によっての社員データのバラツキをスムーズにしてもらって、いつ見てもわかりやすく整理されているのがいいです。(業界:IT・情報通信、会社規模:100〜299名、立場:システム管理者)
- 実際に使ってみて便利だなと感じたのは、人材の情報が一つにまとまって見られることです。これまでは部署ごとに管理がバラバラで全体像がつかみにくかったのですが、HRMOSなら社員のスキルや評価の履歴を一覧で確認できるので、人材育成や配置のイメージがしやすくなりました。画面もシンプルで直感的に操作できるので、入力のハードルが低いのも良かったです。評価の進捗が見える化されることで、上司とのやり取りがスムーズになり、組織全体の透明性が高まったように感じています。(業界:IT・情報通信、会社規模:50〜99名、立場:一般従業員)
- これまでExcelでバラバラに管理していた部下のスキルや過去の評価、1on1の面談履歴などを一元的に管理できるようになった点が最大のメリットです。顔写真付きの組織図は視覚的に分かりやすく、誰がどんな経歴やスキルを持っているかがすぐに把握できます。目標設定(MBO)もシステム上で完結するため、期中の進捗管理や期末のフィードバックが非常にスムーズになりました。(業界:IT・情報通信、会社規模:100〜299名、立場:部門責任者 / 管理職)
- 機能性は非常に充実していますが、カスタマイズの自由度があまり高くなく、特に項目を移動出来ないのは不便だと感じていますし、セットアップの操作も複雑なのでその点も気になりました。(業界:建設・不動産、会社規模:10〜49名、立場:部門責任者 / 管理職)
- 細かい設定やカスタマイズ性には少し物足りなさを感じました。評価シートのフォーマットや項目を自社独自のルールに完全に合わせるのは難しく、多少の運用上の工夫が必要です。(業界:サービス業、会社規模:300〜999名、立場:人事・労務担当者)
- 多機能な分、UIが少し複雑で、目的の機能にたどり着くまでにクリック数が多いと感じることがあります。特に、評価シートのカスタマイズ性がもう少し高いと、自社の独自の評価制度に完全にフィットさせやすいと感じます。(業界:IT・情報通信、会社規模:100〜299名、立場:部門責任者 / 管理職)
ジンジャー(jinjer)人事労務

出典:https://hcm-jinjer.com/jinji/
「ジンジャー(jinjer)人事労務」は、社内の人事情報を一元管理してくれる、タレントマネジメントシステムです。
人事データや勤怠管理を一つのデータベースにまとめており、入力などの作業工数を減らす事ができます。
シンプルなUIで操作性も優れているので、どの様な企業にも採用し易い事が特徴です。
初期費用 | 要問合せ |
---|---|
月額費用 | 500円/1人 |
無料トライアル | 要問合せ |
提供タイプ | クラウド型 |
対応人数 | 人数制限なし |
ジンジャー(jinjer)人事労務の口コミ評価
- 月額料金が安く、他サービスとの連携による業務効率化を図れる(業界:IT・情報通信、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
- ジンジャー人事労務は勤怠管理や給与計算、労務書類の作成まで幅広く対応でき、日々の管理業務が非常に効率化されました。特に勤怠打刻や休暇申請がオンラインで完結するため、紙の申請書のやり取りが不要になり、従業員とのやり取りがスムーズになりました。クラウド上でデータが一元管理されるので、法改正や社会保険関連の手続きも簡単に対応できる点が助かります。(業界:医療・福祉、会社規模:50〜99名、立場:人事・労務担当者)
- 手間と時間のかかるバックオフィス業務を大幅に削減をすることができ、労務手続きや年末調整、雇用契約などをあらゆる書類をペーパーレス化することで業務が効率的になった(業界:医療・福祉、会社規模:50〜99名、立場:人事・労務担当者)
- PCから閲覧しずらいところや、会社の基幹システムによっては連携できないケースがある(業界:IT・情報通信、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
- 便利な反面、機能が多くて最初はどこを操作すればいいのか迷うことがありました。サポートもあるのですが、回答に時間がかかることもあって、急ぎのときは少し不安に感じました。導入費用やランニングコストも安いとは言えず、小規模な会社だとコスト面でハードルになると感じました。(業界:運輸・物流、会社規模:50〜99名、立場:人事・労務担当者)
- 権限設定や承認フローの細かいカスタマイズにはやや時間がかかり初期導入時にはサポートに依頼する場面がありました。また勤怠データの複雑な集計やカスタムレポート作成には一部制約があり外部ツールにデータを移して分析する必要がありました。それに操作説明やヘルプガイドがもう少し充実していれば導入後の業務効率はさらに高まると感じました。(業界:卸売・小売、会社規模:300〜999名、立場:部門責任者 / 管理職)
ヒトマワリ

ヒトマワリは月額10,000円から利用できる、非常にお得なタレントマネジメントシステムです。
最新の人材情報をダッシュボードで一元管理できるため、現場に混乱が起きにくいことが特徴です。
また採用機能も備えているため、就職希望者の現在の採用状況を一目で確認できます。
もちろんクラウド人事評価機能も備えているため、様々な用途で幅広くご有無へ貢献してくれるでしょう。
初期費用 | 無料 |
---|---|
月額費用 | 20,000円~ |
無料トライアル | 〇 |
提供タイプ | クラウド型 |
対応人数 | 人数制限なし |
HRBrain

「HRbrain」は、大手から中小まで幅広く採用されている、タレントマネジメントシステムです。
人材情報を一元管理・見える化し、「人材評価」「タレントマネジメント」をサポートしてくれるサービス。
シンプルなデザインが特徴で、人事業務の操作を簡単に行えるので、パソコンが得意ではない人も扱い易いサービスです。
初期費用 | 要問合せ |
---|---|
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | 〇(7日間) |
提供タイプ | クラウド型 |
対応人数 | 人数制限なし |
One人事

「One人事」は、使いやすさと拡張性を兼ね備えたクラウド型の人事管理システムです。
従業員データの一元管理により、人材の配置や評価、育成プランまでをスムーズに連携してくれ、組織全体の人事業務を効率化できます。
シンプルなUIと柔軟なカスタマイズ性が特長で、初めての人事DXにも安心して導入可能。必要に応じた機能追加や連携オプションも豊富に用意されています。
コストパフォーマンスにも優れており、スモールスタートから始めやすいのも中小企業に人気の理由です。
初期費用 | 要問合せ |
---|---|
月額費用 | 要問い合わせ |
無料トライアル | あり |
提供タイプ | クラウド型 |
対応人数 | 人数制限なし |
CYDAS PEOPLE

「株式会社サイダス」が開発・提供しています。
社員一人ひとりがシステムを使用することで「働きがい」を感じながら、社員のキャリア希望やスキル、経験が「見える化」され、人事戦略に活用できるタレントマネジメントシステムです。
従業員の数や目的に応じて、必要な機能をカスタマイズできるのも魅力で、業種や会社規模を問わず、多くの企業に導入されています。
また、「利用満足度の高いタレントマネジメントシステム No. 1※」にも選ばれている実績があります。※日本トレンドリサーチ調べ
初期費用 | 要問合せ |
---|---|
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | 〇 |
提供タイプ | クラウド型 |
対応人数 | 人数制限なし |
あしたのクラウドHR

出典:https://cloud.ashita-team.com/
「あしたのクラウドHR」は、大手から中小まで幅広く利用されており、人事システムの賞を受賞している実績があります。
4000社以上の企業に導入の実績があり、人事評価に力を入れているサービスです。
評価に必要なタスク【社員データベース・評価・審査・給与確定】までを一元管理してくれます。
初期費用 | 要問合せ |
---|---|
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | 〇 |
提供タイプ | クラウド型 |
対応人数 | 人数制限なし |
スキルナビ

「スキルナビ」は、大手から中小まで幅広く採用されている、タレントマネジメントシステムです。
利用している企業のほとんどが、カスタマイズなしで運用しており、デフォルトでも機能が充実していることが伺えます。
その為、無駄なコストもかからないので、初めて導入する会社にはコスパ良く使用感を確かめる事が出来るので、おすすめです。
初期費用 | 無料 |
---|---|
月額費用 | 40,000円~ |
無料トライアル | 要問合せ |
提供タイプ | クラウド型 |
対応人数 | 人数制限なし |
sai*reco(サイレコ)

「sai*reco(サイレコ)」は、提携業務の自動化・効率化からタレントマネジメントまでサポートしてくれます。
人事データを一元管理してくれ、システム連携する事で適性検査・データの蓄積を行う事ができるので、人材配置に活かせるでしょう。
人事データを元に、異動や組織のシミュレーションを簡易的に行えるので、経営戦略にも役立てることができます。
初期費用 | 400,000円~ |
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月額費用 | 22,000円~ |
無料トライアル | 〇(14日間) |
提供タイプ | クラウド型 |
対応人数 | 人数制限なし |
TUNAG(ツナグ)

「TUNAG(ツナグ)」は、導入企業500社以上のタレントマネジメントシステムです。
組織の「知らない」を無くす、というコンセプトのサービス提供をしており、組織力や統率力が課題の場合におすすめのサービスです。
社員全員が経営意図を知る事で、生産性を高め、課題達成に目を向けることが出来るので、会社の成長に繋がるでしょう。
初期費用 | 要問合せ |
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月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | 〇(7日間) |
提供タイプ | クラウド型 |
対応人数 | 30名~ |
人事評価ナビゲーター

出典:https://hyoka-navi.nkgr.co.jp/
「人事評価ナビゲーター」とは、人事評価制度の活躍の幅を広げるシステムです。
コンサルのノウハウを詰め込んでいるので、他社と比べて専門的なサービスを受けることができます。
さらに、業界トップクラスの低コストで運用ができるので、無理なく自社のペースで運用ができるでしょう。
初期費用 | 110,000円~ |
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月額費用 | 5,500円~ |
無料トライアル | 〇 |
提供タイプ | クラウド型 |
対応人数 | 人数制限なし |
タレントマネジメントシステムに関するよくある質問
- タレントマネジメントシステムで使える機能は?
- タレントマネジメントシステムと人事システムの違い
- タレントマネジメントシステムのシェアランキングを知りたい
- 中小企業におすすめのタレントマネジメントシステムはどれ?
- タレントマネジメントシステムで使える機能は?
- タレントマネジメントシステムの主な機能は下記の通りです。
人材情報データベース管理機能
スキル管理機能
組織図作成・人員配置シミュレーション機能
人事評価機能
目標管理・成果管理機能
アンケート・サーベイ機能
eラーニング・研修管理機能
タレントマネジメントシステムは、従業員情報の一元管理をベースにスキル分析、人材配置、評価、育成など幅広い人事機能をカバーしています。
- タレントマネジメントシステムと人事システムの違い
- タレントマネジメントシステムと人事システムは似ているようで異なるシステムです。
人事システムの目的は、従業員の基本情報や給与、勤怠などの管理がメインとなります。一方、タレントマネジメントシステムは、従業員のスキルや経験、パフォーマンスなどのデータを一元管理し、戦略的な人材配置や育成に活用することが目的です。
タレントマネジメントシステムは、人事システムの一部の機能を含みつつ、より戦略的な人材マネジメントに特化しています。
人事システムが「人事業務の効率化」に主眼を置くのに対し、タレントマネジメントシステムは「組織の成長に向けた人材の最大活用」を重視している点が大きな違いといえるでしょう。
- タレントマネジメントシステムのシェアランキングを知りたい
- シェアランキングの上位には、「カオナビ」や「タレントパレット」、「COMPANY タレントマネジメントシステム」や「SmartHR」、「SAP SuccessFactors」などが名を連ねています。
導入社数の多いタレントマネジメントシステムから選びたい場合は、上記の製品をチェックしてみましょう。
しかし、導入社数の数だけでなく、自社にあったシステムを選ぶことがもっとも重要です。
自社の企業規模や求める機能とマッチしているか確認してから、導入するシステムを判断してください。
- 中小企業におすすめのタレントマネジメントシステムはどれ?
- 中小企業がタレントマネジメントシステムを導入する場合は、コストパフォーマンスが高く、使いやすいUIを備えたものがおすすめです。
例えば、「ヒトマワリ」は月額10,000円から利用でき、シンプルな操作性が特徴です。「カオナビ」は充実したサポート体制を提供し、人材配置や育成に役立ちます。
「タレントパレット」は人材データを時系列で蓄積し、詳細な人材検索ができるのが強みです。「あしたのクラウド」は、AI目標添削機能で具体的な目標設定をサポートし、最適な評価制度の構築も支援してくれます。
自社が抱える課題と照らし合わせて、課題解決に貢献しそうなタレントマネジメントシステムを選びましょう。
一方、従業員の労務管理を効率的に行いたい場合は、中小企業向けの人事管理システムを選ぶと目的に合った使い方をしやすいですよ。
AI診断で、あなたや会社にピッタリのタレントマネジメントシステムを探すのもおすすめです。
まとめ
タレントマネジメントシステムは多く存在しますが、内容は様々なので組織にあったサービスを選択していく事をおすすめします。
組織の年齢層やネット知識に合わせて、プラン・サービスを選びましょう。
タレントマネジメントシステムは、うまく活用する事で人事のコストを大幅にカットする事ができ、最適な人材育成・評価をする事ができるおすすめのサービスです。
この記事を参考に、タレントマネジメントシステム選びのお役立ていただけると幸いです。
ぜひAI診断で、あなたにピッタリのタレントマネジメントシステムを見つけ、無料で見積もりまで出してみましょう。