年末調整は多くの企業にとって避けられない業務です。手続きの煩雑さや時間的制約から、担当者の大きな負担となっています。
特に、近年のテレワーク普及により、従来の紙ベースでの処理がますます困難になっています。そこで注目されているのが年末調整システムです。
勤務先は、従業員が年調ソフトで作成した年末調整申告書データを利用することにより、控除額の検算が不要となります。また、控除証明書等データを利用した場合、添付書類等の確認に要する事務が削減されます。
出典:国税庁 年末調整手続の電子化の概要・メリット
その結果、人的リソースをより生産性の高い業務に振り分けることが可能になります。
そこで本記事では、最新の年末調整システムについて、おすすめの14選をタイプ別に比較しながら紹介します。年末調整特化型、労務管理型、給与計算型など、様々なタイプのシステムの特徴や機能を詳しく解説し、各企業のニーズに合った最適なシステム選びをサポートします。
| サービス名 | オフィスステーション 年末調整 | マネーフォワード クラウド年末調整 | 年調ヘルパー | ジンジャー人事労務 年調収集オプション | XOLOGY年末調整 | Edge Tracker 年末調整申告 | S-PAYCIAL with 電子年調申告 | freee人事労務 | SmartHR | ジョブカン労務HR | カオナビ労務 | HRBrain労務管理 | KING OF TIME 給与 | タレントパレット |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 提供形態 | クラウド型(アラカルト型) | クラウド型 | クラウド型Webサービス | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型勤怠・給与システム | クラウド型タレントマネジメントシステム |
| 対応規模 | 全規模(小規模企業から大企業まで) | 全規模(5名以下から大企業まで) | 中小~大規模企業 | 中堅~大企業にも導入実績あり | 大企業・グループ企業向け | 中小企業から中堅・大企業まで | 全規模(小規模企業から大企業まで) | 1名~2,000名程度まで | 全規模(小規模企業から大企業まで) | 全規模(導入実績30万社以上) | 全規模 | 全規模(大企業向け実績多数) | 中小~大規模企業 | 中堅~大規模企業 |
| 主な機能 | 年末調整申告の電子化 従業員への申告依頼 提出状況管理 申告内容の確認 給与ソフト連携 法改正・様式変更への自動対応 AI-OCRによる控除証明書画像の読み取り 従業員回答補助 | 年末調整書類のWeb配布・回収 アンケート形式の入力 英語表示切り替え 提出状況管理 差し戻し リマインド 作業メモ 年税額の自動計算 各種帳票作成 e-Tax・eLTAX電子申告 他社給与計算ソフトとの連携 マネーフォワード クラウド給与との連携 | 年末調整申告書のWeb作成・提出 提出状況の自動記録 申告内容の確認・差し戻し PDF出力 前年データの活用 保険料控除の自動計算 紙の控除証明書の画像提出 XML形式の控除証明書対応 団体保険データ取込 PCA給与・給与奉行との一部API連携 給与システム向けCSV出力 国税庁仕様に準拠した年末調整申告書XMLデータ出力 | 年末調整書類の電子化 従業員のWeb回答 回答依頼 提出状況管理 確認ステータス管理 ヘルプメッセージ作成 団体保険・企業型DC対応 回答情報のデータベース反映 帳票PDFダウンロード 回答情報の次年度持ち越し ジンジャー給与連携 | 一問一答形式の申告入力 入力内容チェック 自動計算 PC・スマートフォン対応 申告状況のリアルタイム管理 未申告者への督促メール一括送信 差し戻しメール一括送信 QRコードによる証明書原本の到着管理 CSVデータ取込み・出力レイアウト設定 グループ法人管理 シングルサインオン 二段階認証 IPアクセス制御 | 各種申告書のWeb入力 スマートフォン・PC対応 証明書画像の添付 証明書貼付台紙の印刷 前年データ流用 前職給与入力 各申告書のPDF表示 登録状況参照 前年データ一括流用 団体保険料ファイル取込 申告書一括印刷 MJS給与連携 CSVによる他社システム連携 操作履歴ログダウンロード | スマートフォン・タブレット・PC対応 年末調整申告のWeb入力 前年データ参照 保険料控除の自動計算 配偶者控除・基礎控除・所得金額調整控除の判定補助 住宅借入金等特別控除入力 控除証明書データのXML取込 証明書画像アップロード 英語画面 提出状況のリアルタイム確認 差戻し CSVアップロード・ダウンロード 給与システム連携 法改正対応 | 年末調整の従業員入力 管理者入力 提出状況管理 還付・追徴計算、年末調整関連書類の作成 電子申告、給与計算連携 マイナンバー管理 Web給与明細 AI-OCRによる書類読み取り 添付画像の必須・任意設定 自動リマインド 電子的控除証明書XML対応 団体保険対応 | 年末調整の回答依頼 アンケート形式での従業員入力 提出状況管理 申告内容の確認 差し戻し 従業員データベース連携 マイナンバー管理 電子的控除証明書対応 生命保険料控除証明書のOCR自動入力 給与明細・源泉徴収票の配付 社会保険手続き 入社・退職手続き | 従業員情報の一元管理 年末調整のWebアンケート入力 提出状況管理 未入力者へのリマインド Todoリスト 年税額計算 源泉徴収票の作成・交付 給与支払報告書の電子申請用CSV出力 源泉徴収票の電子申請用CSV出力 ジョブカン給与計算連携 ジョブカン労務HRへの従業員データ反映 社会保険・雇用保険手続き マイナンバー管理 | 年末調整のアンケート形式入力 申告書の作成・回収 提出状況管理 前年データのCSV入力 年末調整情報の管理 申告書PDF出力 補足コメント追加 給与明細・源泉徴収票のWeb配信 入社手続き 電子申請 | 年末調整の回答フォーム入力 従業員入力フォームの一括送付 必要書類の画像提出 提出遅延者への一括催促 各種控除申告書の作成 PDF出力 ヘルプページでの入力補足 スマートフォン・タブレット対応 CSVダウンロード、給与システム連携 源泉徴収票のオンライン配付 Web給与明細 入退社手続き 電子申請 マイナンバー管理 | 給与計算 年末調整申告 従業員情報・給与情報の活用 保険料控除証明書のAI-OCR読み取り 電子的控除証明書XMLアップロード 国民年金保険料・iDeCoのAI-OCR/XML対応 提出済申告書の取り下げ・再提出 年末調整関連書類の作成 勤怠管理連携 Web給与明細 | 年末調整書類の配布 従業員によるWeb回答入力 スマートフォン対応 必須項目の入力チェック 回収状況管理 未回答者へのリマインド 年末調整回答データのCSV出力 給与システム・社労士システム連携用データ出力 労務管理オプション 人材データベース管理 人事評価 配置・育成支援 |
| 料金 | 登録料:110,000円(税込) 年額利用料:1名あたり550円(税込)~ ※20名以下の場合、年額11,000円(税込) | 【法人向け(50名以下)基本料金(年額プラン)】 ひとり法人プラン:2,480円/月 スモールビジネス:4,480円/月 ビジネスプラン:6,480円/月 ※51名以上は要見積もり | 初期費用:55,000円 年額:330円/1名 | 初期費用:記載なし 月額利用料:300円/人~ | 要問合せ | 要問合せ | 基本料金:10,000円(税別) 1名あたり年額350円(税別) 初期費用:50,000円(税別) | ミニマム:2,000円〜+400円/名 スターター:3,000円〜+600円/名 スタンダード:4,000円〜+800円/名 アドバンス:5,500円〜+1,100円/名 | 3つのプラン制(詳細は要問合せ) | 無料プラン:0円/1ユーザー/月 (5名まで) 有料プラン:400円/1ユーザー/月 ※有料プラン契約時に年末調整機能を追加料金なしで利用可能 | 要見積もり | 要問合せ | KING OF TIME基本料金に含む(追加費用なし) | 要問合せ |
| トライアル | 30日間 無料トライアルあり ※従業員数300名まで | 50名以下の場合無料トライアル可 | 資料請求可能 | 1ヶ月 | 記載なし | 3ヶ月無料おためし | 要問合せ | あり(無料体験可能) | あり | 30日間無料 | 要問合せ | 無料トライアルあり | 資料請求可能 | デモンストレーション可能 |
| おすすめポイント | 年末調整だけを低コストで電子化しやすい 既存の給与ソフトと連携しやすい AI-OCRと回答補助により従業員の入力ミスを減らしやすい | アンケート形式で従業員が迷わず入力しやすい 進捗管理と差し戻しを一元化しやすい 年末調整後の電子申告までクラウド上で進めやすい | 年末調整の申告回収に特化して低コストで導入しやすい 給与奉行・PCA給与との連携に対応している スマートフォン入力や控除証明書の画像提出により従業員の申告負担を減らしやすい | 人事データベースと連携して従業員情報を活用しやすい 回答画面に補足説明を追加できるため問い合わせを減らしやすい ジンジャー給与との連携により申告回収から年末調整計算までつなげやすい | 大規模企業やグループ会社の年末調整を一元管理しやすい QRコードで証明書原本の到着管理まで行える 既存の給与システムを活かしたCSV連携に対応している | MJS給与システムとの連携に強い 前年データの流用と変更箇所の比較により確認作業を進めやすい 団体保険料ファイル取込により保険料控除まわりの入力・確認負担を減らしやすい | 控除証明書データのXML取込により保険料控除の確認負担を減らしやすい 英語画面に対応しているため外国籍従業員がいる企業でも運用しやすい 必要事項を最小限の入力で申告できるため従業員の入力ミスを抑えやすい | 給与計算と年末調整を同じシステムで進めやすい AI-OCRや電子的控除証明書XML対応により証明書確認の負担を減らしやすい 年末調整の情報収集だけを行える低価格プランも選べる | 従業員データベースを年末調整に活用しやすい アンケート形式で従業員が申告しやすい 電子的控除証明書やOCR対応により控除証明書の入力・確認負担を減らしやすい | 労務HRと給与計算の従業員データを年末調整に活用しやすい Webアンケート形式で従業員が回答しやすい BPOと組み合わせて回収・不備確認まで外部委託できる | シンプルな設問で従業員の問い合わせを減らしやすい 補足コメントを追加して自社ルールを案内しやすい 年末調整から源泉徴収票配付までペーパーレス化しやすい | 回答フォーム形式で従業員が入力しやすい ヘルプページで入力時の疑問を補足しやすい 年末調整から源泉徴収票のオンライン配付までつなげやすい | KING OF TIMEの料金内で給与計算・年末調整まで利用できる 控除証明書のAI-OCR・XML対応範囲が広い 提出後の申告書取り下げ・再提出により修正対応を進めやすい | タレントマネジメントシステム上で年末調整の申告回収を電子化できる スマートフォン入力と必須項目チェックにより記入漏れを防ぎやすい 収集データをCSV出力して給与システムや社労士システムへ連携しやすい |
※SmartHR上で事業所登録を完了しているテナント数(但し、退会処理を行ったテナント数を除く)

藤澤諒一
神戸大学在学中に就活メディアを立ち上げ、複数企業の採用支援を実施。卒業後は株式会社Relicにて新規事業開発やSaaSプロダクト支援に従事。その後、株式会社Emoooveを設立し、MA・SFA・CRM導入支援や営業・マーケティング支援を展開。Salesforce認定パートナー。
年末調整(支援)システムとは?

年末調整(支援)システムとは、企業の年末調整業務を効率化するためのデジタルツールのことです。従来の紙ベースの作業を自動化し、人事担当者の負担を大幅に軽減します。
主に以下のような機能があります。
- 従業員への申告書作成依頼・回収
- 提出進捗の把握
- 書類の確認・修正・差し戻し
- 給与システムとの連携など
導入後は人的ミスの削減、業務効率の向上、ペーパーレス化の促進などのメリットが得られます。
従業員側も入力の簡略化や前年データの活用などのメリットが得られます。2026年現在、多くの企業が年末調整業務のデジタル化を進めており、適切なシステム選びが重要です。

年末調整システムは、企業の年末調整業務をデジタル化し、効率化する重要なDXツールです。申告書の配布・回収から計算、帳票作成まで一貫して自動化でき、人事担当者の作業負担を大幅に軽減します。特に中小企業では人的リソースが限られているため、システム導入による業務効率化は経営的にも大きな価値があります。近年は従業員のスマートフォン対応や給与システムとの連携など機能も充実しており、企業規模を問わずDX推進の第一歩として検討すべきソリューションといえます。
特化型の年末調整システムおすすめ7選を比較|安くて使いやすいツールも紹介
オフィスステーション 年末調整

引用:https://www.officestation.jp/nencho
オフィスステーション 年末調整は、既存の給与ソフトを変えずに年末調整業務だけを電子化しやすいクラウドサービスです。中小企業だけでなく大企業にも対応しており、利用社数55,000超のオフィスステーションシリーズのなかで、年末調整業務に必要な申告依頼・回収・確認・データ連携を効率化できます。
入力負担を抑える仕組みが充実しており、従業員は年末調整の申告内容を「はい」「いいえ」の質問に沿って回答できるため、紙の申告書を見ながら自分で記入箇所を判断する必要がありません。保険料控除証明書についても、画像をアップロードするとAI-OCRで申告に必要な項目を読み取れるため、転記ミスや確認工数の削減につながります。
人事労務担当者や経理担当者などの管理者側は従業員への通知や申告状況の確認、提出内容のチェック、給与ソフトへのデータ連携までをシステム上で進められます。APIやCSVでさまざまな給与システムと連携できるため、すでに利用している給与計算ソフトを活かしながら、年末調整だけをペーパーレス化したい企業向きです。
また、令和7年分以降は基礎控除・給与所得控除の見直しや特定親族特別控除の創設など、年末調整に関する制度変更が続いています。オフィスステーション 年末調整は税制改正や申告書様式の変更に自動対応するため、毎年の法改正情報を確認しながら申告書を作り直す負担を減らせる点も大きなメリットです。
| サービス名 | オフィスステーション 年末調整 |
| 提供形態 | クラウド型(アラカルト型) |
| 対応規模 | 全規模(小規模企業から大企業まで) |
| 機能 | 年末調整申告の電子化 従業員への申告依頼 提出状況管理 申告内容の確認 給与ソフト連携 法改正・様式変更への自動対応 AI-OCRによる控除証明書画像の読み取り 従業員回答補助 |
| 料金 | 登録料:110,000円(税込) 年額利用料:1名あたり550円(税込)~ ※20名以下の場合、年額11,000円(税込) |
| トライアル | 30日間 無料トライアルあり ※従業員数300名まで |
以前は紙の申告書を配布して回収する作業に追われ、記入ミスの確認にも時間がかかっていました。オフィスステーション年末調整を導入してからは、従業員が質問に答えていくだけで申告書が完成し、自動計算機能で計算ミスも激減しました。特に前年データの引継ぎ機能が便利で、入力の手間が大幅に削減できています。スマートフォンからも申請できるため、従業員からの評判も上々です。
年1回の年末調整は毎回記入方法を調べ直すのが面倒でしたが、オフィスステーション年末調整は画面の案内に従って入力するだけなので、新入社員から年配の方まで迷わず使えます。給与システムと連携しているため、収入額などは自動で反映され、保険料控除証明書も写真でアップロードできるのが便利です。サポートセンターの対応も丁寧で、初めての電子化でも安心して利用できています。
- 去年のデータが入力されているので、変更点がない場合にはサクサク進められることができて便利でした。(業界:医療・福祉、会社規模:50〜99名、立場:一般従業員)
- 前年の記録から変更点のみ入力でき簡単操作で迷うことなく登録ができ、紙での提出よりも簡単にできるのでとても便利(業界:サービス業、会社規模:1,000〜4,999名、立場:一般従業員)
- 新卒で入社した会社でオフィスステーションでしか年末調整したことないが、特に戸惑うことなくできるため、全部がいいと思います。(業界:その他、会社規模:1,000〜4,999名、立場:一般従業員)
- 従業員がPCやスマートフォンから申告書を入力・提出できる点がとても便利でした。控除の計算も自動で行われ、紙のやり取りも不要なので非常に楽です。おかげで年末の慌ただしさがかなり軽減されたと感じます。(業界:卸売・小売、会社規模:100〜299名、立場:経理・給与担当者)
- 私の読解力がないせいもありますが、意味がわからないところがありました。詳しく説明書きがあったらわかりやすいかなと思いました。(業界:医療・福祉、会社規模:50〜99名、立場:一般従業員)
- 前年度分のデータを引き継ぐことができるが、年末調整を理解していない人からすると、わからないまま次へと進んでしまうため、入力ミスにつながる場合が多い。(業界:サービス業、会社規模:100〜299名、立場:経理・給与担当者)
- 小規模企業の場合は、初期費用の負担が相対的に大きく、ややコスト高に感じることもあると思います。(業界:卸売・小売、会社規模:100〜299名、立場:経理・給与担当者)
- 機能が豊富な分、初期設定や導入時のマニュアルが少し複雑だと感じました。(業界:卸売・小売、会社規模:1〜9名、立場:人事・労務担当者)
マネーフォワード クラウド年末調整

引用:https://biz.moneyforward.com/tax-adjustment
マネーフォワード クラウド年末調整は、年末調整の書類配布から申告内容の回収、年税額の計算、電子申告までをクラウド上で進められる年末調整ソフトです。給与計算ソフトを変更せずに年末調整業務だけを追加導入できるため、既存の給与システムを活かしながら紙の申告書回収をなくしたい企業に向いています。
従業員の入力画面はアンケート形式になっています。従業員は質問に回答していくだけで必要な申告内容を入力できるため、紙の申告書を見ながら記入欄を判断する必要がありません。英語への表示切り替えにも対応しているため、外国籍従業員が在籍する企業でも案内しやすいです。
管理者側は書類の配布状況や提出状況、差し戻し状況を進捗バーで確認できます。未提出者へのリマインドや作業メモ、操作ログも活用できるため、「誰が未提出なのか」「どの申告が確認中なのか」を一覧で追いやすい点が強みです。年末調整は短期間で多くの従業員対応が集中するため、進捗管理と差し戻しのしやすさは、担当者の負担軽減に直結します。
対応帳票も幅広く、源泉徴収票、給与支払報告書、法定調書合計表、基礎控除申告書兼配偶者控除等申告書兼特定親族特別控除申告書兼所得金額調整控除申告書、扶養控除等申告書、保険料控除申告書、源泉徴収簿などを作成できます。e-Tax・eLTAXによる電子申告にも対応しているため、申告書の回収だけでなく、年末調整後の提出業務まで効率化したい企業にとっても利便性が高い年末調整システムです。
また、令和7年度税制改正では、基礎控除や給与所得控除の見直し、特定親族特別控除の創設など、年末調整に関係する変更が発生しています。マネーフォワード クラウド年末調整では、2025年度の年末調整手続きにおいてこれらの税制改正に対応しており、制度変更に合わせた年税額計算や申告書作成を行いやすい点もメリットです。
| サービス名 | マネーフォワード クラウド年末調整 |
| 提供形態 | クラウド型 |
| 対応規模 | 全規模(5名以下から大企業まで) |
| 機能 | 年末調整書類のWeb配布・回収 アンケート形式の入力 英語表示切り替え 提出状況管理 差し戻し リマインド 作業メモ 年税額の自動計算 各種帳票作成 e-Tax・eLTAX電子申告 他社給与計算ソフトとの連携 マネーフォワード クラウド給与との連携 |
| 料金 | 【法人向け(50名以下)基本料金(年額プラン)】 ひとり法人プラン:2,480円/月 スモールビジネス:4,480円/月 ビジネスプラン:6,480円/月 ※51名以上は要見積もり |
| トライアル | 50名以下の場合無料トライアル可 |
以前は40人分の年末調整を1人で担当していましたが、マネーフォワード クラウド年末調整の導入で業務時間が大幅に削減できました。特に給与データとの自動連携が便利で、手入力の手間が省けます。従業員側も質問に答えていく形式なので入力ミスが減り、保険料控除証明書も写真でアップロードできるため、原本回収前に確認作業に入れるのが助かっています。
年1回の年末調整は毎回手順を確認し直す必要がありましたが、マネーフォワード クラウドは作業手順がチェックリスト形式になっていて分かりやすいです。前年度のデータも引き継げるので、家族構成や生命保険の変更がない項目は「はい」を選ぶだけ。さらに電子申告機能も搭載されているので、給与支払報告書や法定調書合計表の提出まで一気に完了できるのが魅力です。
- 従来は所定の用紙に細かな数字を記入して提出する必要があり、毎年大きな手間となっていました。特に加入している保険や住宅ローンがある場合は、作業に1時間以上かかることもありました。しかし、ツール導入後は作業時間が半分以下に短縮され、従業員の負担が大きく軽減されました。(業界:製造、会社規模:1,000〜4,999名、立場:一般従業員)
- 数年前まで用紙で年末調整していましたが、マネーフォワードになって自分のタイミングで行えるのはとても良いと思った。また出勤できないときもスマホで完結するため融通が効くところもメリットだと思う。(業界:製造、会社規模:50〜99名、立場:その他)
- 質問に沿って回答していけば概ね必要事項は詰められるので、簡単に入力できました。生命保険関係の書類を添付して提出できるところがあったので、人事部から事前に何を送ってほしいなど連絡をくれてスムーズに必要書類を提出できました。(業界:建設・不動産、会社規模:100〜299名、立場:一般従業員)
- さすが家計簿界のエースであるマネーフォワードだけあり、視覚的に操作がしやすい。サポートも手厚く制度改正にも強い。経理知識のない社員も助かる。(業界:教育・学習支援、会社規模:10〜49名、立場:経理・給与担当者)
- マニュアルに記載のない保険については、参照すべき数字と加入している数字を照らし合わせるのに苦労することがあります。マニュアルやQ&Aがさらに充実すれば、差し戻しや修正の手間も減ると思います。(業界:製造、会社規模:1,000〜4,999名、立場:一般従業員)
- 用紙の時よりも年末調整が行える期間が短いため、期限内ギリギリになってしまうこともある。もう少し余裕をもってできればいいなと思う。また、会社全体の年齢層が高いこともあり、手続きに時間がかかる人もいるので、逆に用紙の方がいい人もいるんだと思った。(業界:製造、会社規模:50〜99名、立場:その他)
- どの年末調整サービスか忘れてしまったのですが、全て質問に回答し終わった段階で何の書類をどこに提出してくださいと自動で案内してくれるシステムを使ったことがあります。サービス上で案内してくれるので、人事部の手間が省けてそちらのシステムの方が使いやすかったかなと思いました。また、マネーフォワード上では問題なく回答できたのですが(問題がある部分については訂正するように指示が出てきました)、後日やっぱり問題があるから訂正してほしいと人事部から連絡があったので、質問項目を増やして解消できるのであれば質問項目を増やしてもよいのかもしれないと思いました。(業界:建設・不動産、会社規模:100〜299名、立場:一般従業員)
- 用語の解説などがちょっと少なく、いちいちマニュアルを確認する必要があるので最初は少し手間がかかる。この点は改善して欲しい。(業界:教育・学習支援、会社規模:10〜49名、立場:経理・給与担当者)
年調ヘルパー

引用:https://www.clicks.ne.jp/top/nencho
年調ヘルパーは年末調整の申告書作成・回収・確認業務をWeb化できる、年末調整申告支援サービスです。紙の申告書配布・回収・確認にかかる負担を減らすことに特化しているため、既存の給与計算ソフトを使い続けながら年末調整だけを電子化したい企業向きです。
従業員は画面の案内に沿って必要事項を入力するだけで申告を進められます。紙で届いた控除証明書はスマートフォンのカメラで撮影して提出でき、XML形式の控除証明書であれば保険情報の自動反映にも対応しています。
管理者側では提出状況が自動で記録されるため、別の表計算ソフトなどで未提出者を管理する手間を減らせます。申告内容の確認後は、必要に応じてPDFで申告書を出力できるため、税務調査などで書類提出が必要になった場合にも対応しやすい設計です。
給与システム連携ではPCA給与や給与奉行との一部API連携に対応しています。さらに、PCA給与、給与奉行、OBIC7、給与大臣、Staff-Vについては専用CSV出力に対応しており、その他の給与システムでもCSVの取込・出力機能があれば連携できる場合があります。年調ヘルパー上で集めた申告データを給与計算ソフトに取り込めるため、手入力や転記ミスの削減につながります。
また、別途Web給与明細書配信システム「Pay-Look」を利用すると、源泉徴収票のWeb配信まで対応できます。年末調整の申告回収だけでなく、給与明細や源泉徴収票の配布もまとめて電子化したい企業にとっては、同シリーズで周辺業務まで広げられる点もメリットです。
| サービス名 | 年調ヘルパー |
| 提供形態 | クラウド型Webサービス |
| 対応規模 | 中小~大規模企業 |
| 機能 | 年末調整申告書のWeb作成・提出 提出状況の自動記録 申告内容の確認・差し戻し PDF出力 前年データの活用 保険料控除の自動計算 紙の控除証明書の画像提出 XML形式の控除証明書対応 団体保険データ取込 PCA給与・給与奉行との一部API連携 給与システム向けCSV出力 国税庁仕様に準拠した年末調整申告書XMLデータ出力 |
| 料金 | 初期費用:55,000円 年額:330円/1名 |
| トライアル | 資料請求可能 |
年調ヘルパーを導入して、年末調整業務が劇的に改善しました。従業員は質問に答えていくだけで申告書が完成し、保険料控除の自動計算機能で計算ミスも激減。前年データの複写機能があるので、毎年の入力の手間も大幅に削減できています。管理者側も進捗状況が一目で把握でき、業務時間を約8割削減できました。給与システムとのAPI連携も便利で、データの二重入力も不要になりました。
中小企業の経理担当として、コストを抑えながら効率的な年末調整システムを探していました。年調ヘルパーは1人あたり年間330円という低価格で、機能面も充実しています。特に団体保険データの取り込み機能や、スマホからの操作にも対応している点が便利です。画面のガイドに従って入力するだけなので、ITに詳しくない従業員でも簡単に使いこなせています。初期費用はかかりますが、長期的に見ると非常にコスパの良いシステムだと感じています。
- 年末調整の書類作成や控除額計算が自動でできるので、手作業のミスが減り、とても効率的でした。従業員ごとの提出状況も一目で確認できるのも助かりました。(業界:IT・情報通信、会社規模:50〜99名、立場:システム管理者)
- 「はい」「いいえ」と答えていくだけで、簡単に年末調整ができます。年末調整にかかっていた時間が大幅に削減できました。PCA給与とAPI連携していたのも削減効果の一つです。(業界:製造、会社規模:1,000〜4,999名、立場:一般従業員)
- スマホから簡単に登録でき、前年度から変更のない点はサクサク進めることができ、書類で行っていた時よりも時短になったことと、抜け漏れがなくなり、後日の確認なども少なくなったため、システム登録は便利だと感じています。(業界:サービス業、会社規模:1,000〜4,999名、立場:一般従業員)
- 保険料控除額の自動計算をしてくれるので、手間がかかる時間が削減できます。(業界:医療・福祉、会社規模:10〜49名、立場:人事・労務担当者)
- 二択を回答していくだけで年末調整がスピーディーに行えるので、使い方はとにかくシンプルで最初から迷うような事がなかったですし、UIも分かりやすくて直感的な操作をしやすかったです。(業界:建設・不動産、会社規模:10〜49名、立場:システム管理者)
- またセキュリティ的な問題なので仕方ないかと思いますが、数分するとタイムアウトしてしまうので、年調の作業中に急な業務(電話や部内関係者とのやり取り)で手を止めてしまうと、途中の作業が最初からやり直しになることがあったので改善して欲しいです。(業界:製造、会社規模:1,000〜4,999名、立場:一般従業員)
- それほど悪いと思った箇所は無いものの、しいて言えば全部で何項目あって、あとどれくらい残っているかが分かればなお良いと思いました。(業界:IT・情報通信、会社規模:300〜999名、立場:一般従業員)
- 他社にはないオリジナリティーのある機能がプラスされると、より利用しやすくなると思います(業界:IT・情報通信、会社規模:10〜49名、立場:システム管理者)
- セキュリティ対策なのは分かりますが、少し操作を止めると直ぐにタイムアウトし、途中段階だったのがまた一からになってしまうので、その点にはとても不満を感じました。(業界:建設・不動産、会社規模:10〜49名、立場:システム管理者)
ジンジャー人事労務(年調収集)

引用:https://hcm-jinjer.com/nencho/
ジンジャー人事労務の年調収集オプションは、年末調整の申告依頼から従業員回答、提出状況の確認、申告書の出力までをクラウド上で進められるサービスです。年末調整だけを独立して処理するシステムというより、ジンジャーの人事データベースを活用しながら、年末調整に必要な情報収集を効率化できる点に特徴があります。
従業員はWeb上で年末調整に必要な情報を回答でき、回答内容をもとに申告書を作成できます。管理者は各回答画面に補足説明を追加できるヘルプメッセージ機能を使えるため、自社の運用ルールや注意点を画面上で案内しやすいです。ジンジャーは回答画面に説明を加えられるため、従業員の迷いや入力ミスを減らしやすい点が強みです。
ジンジャー人事労務の年調収集オプションは提出状況を一元的に把握できるため、未回答者への対応や確認作業を進めやすくなります。年調収集で回答された情報は、ジンジャーのデータベースへ反映できます。生命保険料や住宅ローン控除の情報などは次年度の申告書に引き継げるため、毎年同じ情報を入力する従業員の負担を減らせます。作成した各種申告書はPDF形式でダウンロードできるため、システム上での管理だけでなく、必要に応じた書面保管や確認にも対応しやすいです。
また、団体保険や企業型確定拠出年金の情報を管理者側で一括入力できる点も、年末調整業務における実務的なメリットです。従業員ごとの申告内容を個別に確認するだけでなく、会社側で保有している団体保険や企業型DCの情報を反映できるため、対象者が多い企業でも確認工数を抑えやすくなります。
ジンジャー給与を併用している場合は、年調収集で集めた申告情報を給与計算情報と組み合わせ、年末調整の計算や帳票作成まで進められます。申告回収と給与計算が別システムに分かれている場合に比べて、データ連携や確認作業を減らしやすい点は、ジンジャーシリーズならではの強みです。
| サービス名 | ジンジャー人事労務 年調収集オプション |
| 提供形態 | クラウド型 |
| 対応規模 | 中堅~大企業にも導入実績あり |
| 主な機能 | 年末調整書類の電子化 従業員のWeb回答 回答依頼 提出状況管理 確認ステータス管理 ヘルプメッセージ作成 団体保険・企業型DC対応 回答情報のデータベース反映 帳票PDFダウンロード 回答情報の次年度持ち越し ジンジャー給与連携 |
| 料金 | 初期費用:要問い合わせ 月額利用料:300円/人~ |
| トライアル | 1ヶ月 |
複数拠点で3000名以上の従業員の年末調整を管理していますが、ジンジャー人事労務の年調収集オプションで一元管理が実現できました。人事データベースと連携しているため、基本情報は自動で反映され、入力ミスも激減。特に団体保険や企業型DCへの対応が充実していて、大規模企業特有の煩雑な処理も効率的に進められます。進捗状況もリアルタイムで把握でき、未提出者への一括リマインドも簡単に送れるのが助かっています。
以前は紙の申告書に手書きで記入していましたが、ジンジャー人事労務を導入してからはスマートフォンからいつでも入力できるようになり、とても便利になりました。基本情報が既に入力されているので、変更点だけ修正すれば良いのが時短になっています。また、保険料控除証明書も写真で登録できるため、書類の紛失リスクもなくなりました。画面の案内も分かりやすく、年末調整の提出がストレスフリーになりました。
XOLOGY年末調整

引用:https://www.sakura-is.co.jp/solution/ps-000-113.html
XOLOGY年末調整はさくら情報システムが提供する、大企業・グループ企業向けのクラウド型年末調整システムです。前身の「年末調整Web申告」からの累計で730社・100万名に利用されており、官公庁、金融機関、学校法人、サービス業など、従業員数や拠点数が多い組織での導入実績があります。
XOLOGY年末調整は人事担当者側の「回収・確認・督促・原本管理」まで効率化しやすいという特徴があります。例えば、従業員の申告状況は申告書管理機能によってリアルタイムに確認できます。未申告者への督促メールや差し戻しメールを一括送信できるため、年末調整時期に発生しやすい個別催促の負担も少ないです。さらに、保険料控除証明書などの原本回収では、QRコード付きの台紙を使って到着状況を管理できます。紙の証明書が残る運用でも、誰の原本が届いているかをシステム上で追いやすい点は、他の年末調整システムと比較した際の実務的な強みです。
既存の給与システムを使い続けやすい点も、XOLOGY年末調整の特徴です。給与システムの仕様に合わせてCSVデータの取込み・出力レイアウトを設定できるため、特定の給与ソフトに縛られずに年末調整の電子化を進められます。すでに大規模な人事給与システムを利用しており、システム全体を入れ替えるのが難しい企業でも、年末調整の申告回収部分だけをクラウド化しやすいです。
また、グループ法人管理機能により、管理者権限をグループ単位で付与できます。複数法人の年末調整をシェアードサービス部門でまとめて運用している企業や、グループ会社ごとに確認担当者を分けたい企業に向いています。
セキュリティ面では、ワンタイムパスワードや二段階認証、SAML 2.0対応のシングルサインオン、IPアクセス制御に対応しています。年末調整では扶養情報、保険料控除、住宅ローン控除など機微な個人情報を扱うため、従業員側のログイン利便性と管理者側のアクセス制御を両立しやすい点も重要です。
| サービス名 | XOLOGY年末調整 |
| 提供形態 | クラウド型 |
| 対応規模 | 大企業・グループ企業向け |
| 機能 | 一問一答形式の申告入力 入力内容チェック 自動計算 PC・スマートフォン対応 申告状況のリアルタイム管理 未申告者への督促メール一括送信 差し戻しメール一括送信 QRコードによる証明書原本の到着管理 CSVデータ取込み・出力レイアウト設定 グループ法人管理 シングルサインオン 二段階認証 IPアクセス制御 |
| 料金 | 要問合せ |
| トライアル | 記載なし |
Edge Tracker 年末調整申告

引用:https://www.mjs.co.jp/products/edgetracker/nencho
Edge Tracker 年末調整申告は、ミロク情報サービス(MJS)が提供するクラウド型の年末調整申告システムです。CSVを使えば他社給与システムとも間接連携できるため、既存の給与計算環境を活かしながら年末調整の申告回収を電子化したい企業に向いています。
従業員はスマートフォンやPCから扶養控除等異動申告書や配偶者控除等申告書、保険料控除申告書、住宅借入金等特別控除申告書などを入力できます。保険料控除証明書や障害者手帳などの証明書類は画像データとして添付できるため、原本が届く前に管理者側で内容を確認しやすいです。PC画面では証明書貼付台紙の印刷にも対応しており、電子提出と紙原本の回収を併用する企業でも、添付漏れを防ぎやすい設計です。
導入して2年目以降は、前年の申告書データをボタン1つで流用できます。そのため、保険料控除や扶養情報のように毎年大きく変わらない項目は、前年データを活用することで従業員の入力負担を抑えられます。管理者側でも前年データの一括流用や、前年と本年度の変更箇所を比較したデータ出力に対応しているため、確認すべき変更点を把握しやすい点が強みです。
また、2025年には管理者画面の社員基本情報検索やログイン時のエラーメッセージが見直されるなど、運用時の使いやすさを高める機能改良も行われています。導入初年度は従業員からログイン方法や入力方法に関する問い合わせが発生しやすいため、検索性やエラー表示の改善は、管理者の問い合わせ対応を減らす上でも役立ちます。
| サービス名 | Edge Tracker 年末調整申告 |
| 提供形態 | クラウド型 |
| 対応規模 | 中小企業から中堅・大企業まで |
| 機能 | 各種申告書のWeb入力 スマートフォン・PC対応 証明書画像の添付 証明書貼付台紙の印刷 前年データ流用 前職給与入力 各申告書のPDF表示 登録状況参照 前年データ一括流用 団体保険料ファイル取込 申告書一括印刷 MJS給与連携 CSVによる他社システム連携 操作履歴ログダウンロード |
| 料金 | 要問合せ |
| トライアル | 3ヶ月無料おためし |
弊社ではGalileopt NX-Plusを使用していたため、同じMJS系列のEdge Tracker年末調整申告を選びました。基幹システムとの連携が完璧で、データの二重入力が不要になり業務効率が格段に上がりました。クラウド型なのでインストール作業も不要で、シンプルな画面構成のおかげで従業員からの問い合わせも激減。特に前年度データの引継ぎ機能は、毎年の入力の手間を大幅に削減できて助かっています。
スマートフォンやPCから年末調整申告ができるEdge Trackerは、場所を選ばず作業できるのが魅力です。CSVでの外部システム連携機能も便利で、社員情報の転記作業が自動化されました。3ヶ月の無料トライアル期間があったので、じっくり検証してから導入を決められたのも良かったです。ただし、スマートフォン版は認証作業が少し手間取るので、PCからの利用をお勧めしています。
- 年収を入力すれば所得計算が自動反映される等、ある程度自動化されることでヒューマンエラーが減り、効率的。またデジタル化することで、用紙の配布が少なくなったのが本当にありがたい。1度入力すれば恐らく翌年も前年のデータ再利用ができそうな仕様になっていたようなので、今年は更に効率的にデータ回収ができそうで、今から楽しみです。(業界:医療・福祉、会社規模:1,000〜4,999名、立場:一般従業員)
- 昨年の情報を引き継げるので特に大きな年収の変動がなければかなり楽に申告ができる。(業界:教育・学習支援、会社規模:300〜999名、立場:一般従業員)
- これまで紙で提出していた保険料控除の証明書などを、スマホで撮影してアップロードするだけで完結したのが非常に楽でした。去年までのデータを流用できる部分も多く、入力の手間が大幅に削減されました。UIも直感的で、マニュアルを読まなくても進められた点も良かったです。(業界:IT・情報通信、会社規模:1,000〜4,999名、立場:一般従業員)
- 申告書のフォーマットを保存して、毎年使えるので便利でした。年末調整の工数が減るので効率的です。(業界:サービス業、会社規模:100〜299名、立場:一般従業員)
- 視覚的に見やすいデザインで、手書きで行うよりも間違いがなく、説明等もあって入力しやすい点が良いと思いました。こちらを導入してから労務の負担がとても軽減しました。(業界:サービス業、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
- スマートフォンからの操作画面が少し見辛かったり、また申告しない項目もページに入り1度操作するのですが、スルーされがちなので、そのアナウンスを分かりやすく掲示するか、ページへの誘導などがあれば、より効率的になると思う。(業界:医療・福祉、会社規模:1,000〜4,999名、立場:一般従業員)
- 社内でフロー説明を行う必要があり、導入一年目は面倒だという声が多かった気がする。導入費用はかかってしまう。担当者ではないのでコストは不明(業界:サービス業、会社規模:50〜99名、立場:一般従業員)
- 年に1回しか使わないので理解があやふやな部分があり、ヘルプ機能などもあるがUIが若干分かりにくい。(業界:教育・学習支援、会社規模:300〜999名、立場:一般従業員)
- 特に大きな不満はありませんが、住宅ローン控除の申告の部分が少し分かりにくく感じました。どの書類の、どの数字を入力すれば良いのかが、もう少しガイドしてもらえると助かります。また、動作が少し重く感じられる場面がありました。(業界:IT・情報通信、会社規模:1,000〜4,999名、立場:一般従業員)
- アプリだと少し使いにくいです。画像データにエラーが出たり、読み込みに時間が掛かるのでストレスでした。(業界:サービス業、会社規模:100〜299名、立場:一般従業員)
S-PAYCIAL with 電子年調申告

引用:https://s-paycial.shinwart.co.jp/solution/jinjikyuyo/webnc/
S-PAYCIAL with 電子年調申告は、年末調整の申告をスマートフォン・タブレット・PCから行えるクラウド型の年末調整申告サービスです。従業員が必要事項を最小限の入力で申告しやすい画面設計が特徴です。前年データがある場合は前年分を参照でき、保険料控除では入力金額をもとに控除額を自動計算できます。配偶者控除・基礎控除・所得金額調整控除についても、扶養控除申告で入力された情報をもとにシステムが判定を補助するため、従業員が複雑な控除計算を自分で行う負担を減らせます。
保険料控除まわりでは、控除証明書データのXML取込に対応している点が大きな強みです。マイナポータルなどから取得した控除証明書データを取り込めるため、紙の証明書を印刷・提出する手間を減らしやすく、保険料控除の入力ミスや確認工数の削減ができます。紙の証明書を画像アップロードするだけのサービスと比べ、電子データを活用した年末調整に対応しやすい点は、S-PAYCIAL with 電子年調申告ならではの特徴です。
管理者側では不備がある場合に差戻し機能を使って修正依頼ができるため、紙の申告書を返却して再提出を待つようなやり取りを減らせます。提出された申告データはCSVで出力でき、給与システムとの連携にも対応しています。既存の給与計算システムを活かしながら、年末調整申告の回収部分だけを電子化したい企業にも導入しやすいです。
2025年度版では、令和7年の税制改正に対応し、2024年度版の利用者から寄せられた意見をもとにユーザビリティも強化されています。基礎控除や給与所得控除の見直し、特定親族特別控除の創設など、年末調整に関係する制度変更が続いているため、毎年の税制改正にあわせて最新版が提供される点は、年末調整システム選定時の重要なポイントです。
| サービス名 | S-PAYCIAL with 電子年調申告 |
| 提供形態 | クラウド型 |
| 対応規模 | 全規模(小規模企業から大企業まで) |
| 機能 | スマートフォン・タブレット・PC対応 年末調整申告のWeb入力 前年データ参照 保険料控除の自動計算 配偶者控除・基礎控除・所得金額調整控除の判定補助 住宅借入金等特別控除入力 控除証明書データのXML取込 証明書画像アップロード 英語画面 提出状況のリアルタイム確認 差戻し CSVアップロード・ダウンロード 給与システム連携 法改正対応 |
| 料金 | 基本料金:10,000円(税別) 1名あたり年額350円(税別) 初期費用:50,000円(税別) |
| トライアル | 要問合せ |
1000名規模の年末調整業務を担当していますが、S-PAYCIAL with 電子年調申告の導入で業務時間が約3分の1に短縮できました。特に印刷・配布・回収作業が不要になり、人事担当者の負担が大幅に減りました。保険料控除証明書の画像アップロード機能や、マイナポータルからのデータ取り込みにも対応しているため、書類の管理も楽になりました。従業員からの問い合わせも激減し、本来の人事業務に集中できています。
導入前は年末調整業務に年間242万円ものコストがかかっていましたが、S-PAYCIAL導入後は108万円まで削減できました。従業員も前年度データを引き継げるため最小限の入力で済み、スマートフォンやタブレットからいつでも申告できる点が好評です。英語対応している点も、グローバル企業の我が社には重宝しています。法改正への自動対応や定額減税の自動判定など、システムが自動で処理してくれる機能が充実していて、非常に使いやすいシステムです。
- オンラインでの年末調整作業は初めてでしたがログインもしやすく記入も簡単でした(業界:運輸・物流、会社規模:50〜99名、立場:一般従業員)
- スマホ・PCとも従業員の年調申告が確認でき、回収・集計の手間が大幅に減った。(業界:製造、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
- 紙で記入をしていた時と比べて圧倒的に便利かつ効率的になりました。ペーパーレス化によるコストカットにも貢献していると思います。(業界:卸売・小売、会社規模:100〜299名、立場:システム管理者)
- 作成サポート機能があり、サポートをしてもらいながら入力を進めている感覚になれるので時短にも繋がり非常に助かっていますし、自動計算も精度がとても高く間違いなどが過去に一度もないので尚更使い勝手が良いです。(業界:建設・不動産、会社規模:10〜49名、立場:社会保険労務士・会計事務所)
- パソコン画面からは問題ないものの、スマートフォンからの源泉徴収票の閲覧や印刷がわかりづらい(業界:医療・福祉、会社規模:50〜99名、立場:経理・給与担当者)
- 住所の番地が一部うまく移行できない事があるため戸惑いがありました(業界:運輸・物流、会社規模:50〜99名、立場:一般従業員)
- CSVデータやエラー対応の際はPCが必要になってくるためスマホで完結出来たらありがたいです。(業界:製造、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
- カスタマイズ性が悪くもう少し自由度の高い設計だと万人に使いやすくなると感じました。(業界:卸売・小売、会社規模:100〜299名、立場:システム管理者)
- ヘルプ機能を開いてしまうと元々の画面になかなか戻れなくなるので、ワンクリックで戻れるように改善してもらいたいです。(業界:建設・不動産、会社規模:10〜49名、立場:社会保険労務士・会計事務所)
総合型の年末調整システムおすすめ7選を比較|評判の良い大手ツールも紹介
freee人事労務

freee人事労務は、給与計算や労務手続きとあわせて年末調整を進められるクラウド型の人事労務システムです。同じシステム内で従業員情報や給与データ、マイナンバー、給与明細などを同じシステム内で扱いながら、年末調整の情報収集から計算・書類作成までつなげやすい点に特徴があります。
年末調整に特化して見ると、freee人事労務の強みは、給与データと年末調整データを同じ基盤で扱えることです。給与計算で管理している従業員情報や給与情報を年末調整に活用できるため、別システムからCSVでデータを移し替える手間を減らせます。年末調整後の還付・追徴額も給与計算へ反映しやすく、給与計算までfreeeで運用している企業ほど、データ連携のメリットを感じやすいと考えられます。
2025年版では、令和7年度税制改正への対応に加え、年末調整機能が強化されています。基礎控除の見直し、給与所得控除の最低保障額改定、特定親族特別控除の新設などに対応しており、従来と同じように情報を入力するだけで必要な計算や新様式の書類作成を進められます。年末調整は税制改正の影響を受けやすいため、制度変更に合わせてシステム側で計算・帳票が更新される点は重要です。
さらに、AI-OCRを活用した「AI年末調整」により、勤労学生控除、生命保険料控除、住宅ローン控除などに必要な書類を撮影してアップロードすると、必要事項を読み取って入力を補助できます。アップロードされた画像の年度違いや書類違いを検知してアラートを表示する仕組みもあるため、従業員が提出前にミスに気づきやすくなります。管理者が差し戻す前に不備を減らせる点は、年末調整時期の確認作業を軽くするうえで大きなメリットです。
また、電子的控除証明書のXMLファイルにも対応しており、地震保険料控除や小規模企業共済等掛金控除などの電子データを活用できます。団体保険にも対応しているため、紙の証明書を集めて確認する運用から、電子データを活用したペーパーレス運用へ移行しやすくなっています。添付画像の「必須」「任意」を管理者が設定できる機能や、自動リマインド機能も追加されており、提出漏れや催促対応の負担を減らしやすい設計です。
| サービス名 | freee人事労務 |
| 提供形態 | クラウド型 |
| 対応規模 | 2,000名程度まで |
| 機能 | 年末調整の従業員入力 管理者入力 提出状況管理 還付・追徴計算、年末調整関連書類の作成 電子申告、給与計算連携 マイナンバー管理 Web給与明細 AI-OCRによる書類読み取り 添付画像の必須・任意設定 自動リマインド 電子的控除証明書XML対応 団体保険対応 |
| 料金(月額) | 最小5名分の料金に加えて追加人数に応じた従量課金制 ミニマム:2,000円〜+400円/名 スターター:3,000円〜+600円/名 スタンダード:4,000円〜+800円/名 アドバンス:5,500円〜+1,100円/名 |
| トライアル | あり(無料体験可能) |
以前は紙の年末調整と給与計算で毎月苦労していましたが、freee人事労務に切り替えてから業務時間が劇的に減りました。年末調整は従業員が自分でスマホから入力でき、進捗管理も自動で行えます。特に保険料控除証明書の画像アップロード機能と前年データの引継ぎ機能が便利で、作業時間を約8割削減できました。給与計算から社会保険の手続きまで一気通貫で管理できるのが本当に助かっています。
設立したての企業で人事の知識が乏しい中、freee人事労務のおかげで安心して労務管理ができています。システムが法改正に自動で対応してくれるので、いつも最新の状態で運用できます。従業員も直感的な操作で入力できるため、問い合わせがほとんどありません。特に気に入っているのは、freee会計との連携機能で、給与データが自動で会計システムに反映される点です。人事・経理部門の業務効率が格段に上がりました。
- 勤怠管理・給与計算・入退社手続きなど人事労務に関する業務をクラウド上で一元的に管理できるのが大きな魅力です。社会保険や年末調整といった煩雑な業務も自動計算や入力補助があり、専門知識がなくてもスムーズに処理できます。特に給与計算は、勤怠データと自動で連携できるため入力の手間が減り、ミスの防止につながります。また、従業員自身がWebから各種申請や確認を行えるため、紙でのやり取りが不要になり、ペーパーレス化やリモートワーク環境にも適しています。UIも直感的で、初めての利用でも操作しやすいのがメリットだと感じました。(業界:IT・情報通信、会社規模:5,000名以上、立場:部門責任者 / 管理職)
- 良いと思ったところについては給与計算や年末調整、労務管理をワンストップで効率化することができることに加えて、ミスを防止できる点が良かったです。(業界:IT・情報通信、会社規模:100〜299名、立場:経理・給与担当者)
- 自動計算機能が優れているので、個人情報を入力してからの反映が簡単である。そのため、社会保険料の改定の際にはすぐに対応することができる。(業界:サービス業、会社規模:10〜49名、立場:人事・労務担当者)
- 経費精算や会計などfreeeにまとめてしまうと連携が楽で良いです。(業界:サービス業、会社規模:10〜49名、立場:システム管理者)
- リリースがかなり遅いので、今の時期であれば年末調整に関する事項など、案内が遅れてしまう。また、問い合わせ機能もチャットのみで、レスポンスが遅い。(業界:サービス業、会社規模:10〜49名、立場:人事・労務担当者)
- 悪かったところについては費用がかかることに加えて、勤怠管理などの専門製品に比べると機能が限定的であるところなどです。また、電話サポートが有料であるところがイマイチでした。(業界:IT・情報通信、会社規模:100〜299名、立場:経理・給与担当者)
- 細かいカスタマイズがやや難しく、特殊な勤務形態や休暇ルールに対応させるには少し手間がかかりました。また、過去のデータを遡って確認する際の検索性がやや不便で、慣れるまで時間がかかりました。(業界:IT・情報通信、会社規模:50〜99名、立場:人事・労務担当者)
SmartHR

SmartHRは登録社数80,000社以上※の実績を持つクラウド人事労務ソフトです。年末調整機能では、従業員への回答依頼からアンケート形式での申告、提出内容の確認、申告書データの管理までをクラウド上で進められます。人事労務全体をまとめて効率化できるサービスですが、年末調整システムとして見ると、従業員データベースを活用して申告依頼や確認作業を進めやすい点が大きな特徴です。
従業員はSmartHR上で年末調整のアンケートに回答しながら申告内容を入力できます。設問に沿って進められるため、年末調整に不慣れな従業員でも申告しやすい設計です。回答内容は途中まで保存でき、選択を間違えた場合も該当する設問に戻って修正できます。
2025年版の年末調整機能では、令和7年度税制改正に対応しています。基礎控除の見直し、給与所得控除の見直し、特定親族特別控除の創設、扶養親族や配偶者の所得要件変更など、年末調整に関係する変更が反映されています。2026年版の年末調整機能は秋頃の公開予定とされているため、令和8年分の年末調整で利用する場合は、公開後に最新年度の対応内容を確認しておきましょう。
また、生命保険料控除証明書の内容をOCRで自動入力できるようになっています。控除証明書の画像から情報を読み取れるため、従業員の手入力負担を減らし、管理者側の確認作業も効率化しやすくなります。さらに、電子的控除証明書を活用した保険料控除申告にも対応しているため、紙の証明書を前提とした確認作業から、電子データを活用した年末調整へ移行しやすい点も強みです。
SmartHRは年末調整以外にも入社手続きや雇用契約、社会保険手続き、マイナンバー管理、給与明細、源泉徴収票の配付などの労務業務にも対応しています。年末調整の申告回収だけを単独で効率化するというより、日常的に蓄積している従業員データを年末調整にも活用したい企業向きです。
※SmartHR上で事業所登録を完了しているテナント数(但し、退会処理を行ったテナント数を除く)
| サービス名 | SmartHR |
| 提供形態 | クラウド型 |
| 対応規模 | 全規模(小規模企業から大企業まで) |
| 機能 | 年末調整の回答依頼 アンケート形式での従業員入力 提出状況管理 申告内容の確認 差し戻し 従業員データベース連携 マイナンバー管理 電子的控除証明書対応 生命保険料控除証明書のOCR自動入力 給与明細・源泉徴収票の配付 社会保険手続き 入社・退職手続き |
| 料金 | 3つのプラン制(詳細は要問合せ) |
| トライアル | あり |
以前は紙ベースで年末調整や給与明細の管理をしていましたが、SmartHRに切り替えてから業務時間が劇的に減りました。特に保険料控除証明書の電子アップロード機能と前年データの引継ぎ機能が便利で、年末調整の作業時間が約7割削減できました。マイナンバー管理から給与計算、年末調整まで一気通貫で管理できるため、書類の紛失リスクもなくなり、セキュリティ面でも安心です。
複数の人事労務システムを検討しましたが、SmartHRは直感的な操作性が決め手でした。従業員もスマートフォンから給与明細の確認や各種申請ができ、特に年末調整は質問に答えていくだけで完了します。保険会社からのデータも電子でアップロードできるため、1時間もかからずに処理が完了するようになりました。また、グッドデザイン賞を受賞しただけあり、画面構成も分かりやすく、従業員からの問い合わせも激減しました。
- 社会保険や雇用保険の手続きが役所に行くことなく完結できること。年末調整が書類お提出ではなく、オンライン上でできること。(業界:サービス業、会社規模:100〜299名、立場:人事・労務担当者)
- 年末調整などの手続きをペーパーレス化できるクラウドツールなので、簡単に操作を行うことができます。また、過去の給与明細の確認や労働条件通知書などの更新もスムーズなやり取りが行えるので良いです。(業界:IT・情報通信、会社規模:100〜299名、立場:一般従業員)
- 入社や退職の手続きをオンライン上で完結できる点がとても便利だと感じました。これまで紙でやり取りしていた書類がなくなり、印鑑や郵送の手間も省けたので作業時間が大幅に短縮されました。また、従業員側も自宅からスマホやPCで必要事項を入力できるため、双方にとって効率的です。社会保険や年末調整の申請も同じシステムでまとめて管理でき、進捗状況が一目で分かる点も安心でした。(業界:建設・不動産、会社規模:50〜99名、立場:経営層)
- 年末調整や入社手続きなどがすべてオンラインで完結できる点が非常に便利だと感じました。紙の書類をやり取りする手間がなくなり、業務効率が大きく改善しました。特に、年末調整がアンケート形式で進められるのは、従業員側としても負担が少なく助かります。また、クラウド上で常に最新版の情報にアップデートされているため、法改正などにも自動で対応できる点も安心感があります。他のシステムとの連携もしやすく、柔軟性が高い点も良いと感じました。(業界:IT・情報通信、会社規模:5,000名以上、立場:一般従業員)
- 私自身は困ったことがないのですが、たまにシステムに疎い方やマニュアルを読むのが苦手な方がいて、年末調整の時期は人事やシステム担当が問い合わせ対応で少し疲弊するみたいです。(業界:サービス業、会社規模:100〜299名、立場:一般従業員)
- 各種手続きが上手くいかなかった際の問い合わせ先やマニュアルが不足していたと思います。(業界:建設・不動産、会社規模:300〜999名、立場:システム管理者)
- 機能が多い分、最初の設定やカスタマイズに時間がかかり、慣れるまでが少し大変でした。また、勤怠管理と給与計算システムとのデータ連携に細かな調整が必要で、完全にスムーズに動くまでに多少手間がかかった点は気になりました。(業界:IT・情報通信、会社規模:50〜99名、立場:人事・労務担当者)
ジョブカン労務HR

ジョブカン労務HRは、従業員情報の一元管理や社会保険・雇用保険手続きを効率化できるクラウド型の労務管理システムです。ジョブカンシリーズ全体では累計導入実績30万社以上を突破しており、年末調整機能も労務HRや給与計算と連携しながら利用できます。
年末調整機能では、従業員がスマートフォンやパソコンからWebアンケート形式で必要情報を入力できます。ジョブカンにログインせずに回答を開始できる仕組みも用意されているため、従業員側のログイン負担を抑えながら申告回収を進めやすい点が特徴です。アンケート回答後には、申告内容を反映した各種帳票を従業員が確認できるため、紙の申告書を配布して記入してもらう運用と比べて、問い合わせや記入漏れを減らしやすくなります。
管理者側では、ステータス一覧で従業員ごとの入力状況を確認できます。未入力者へのリマインドも行いやすく、年末調整時期に発生しやすい「誰が未提出なのか」「どこまで確認済みなのか」を把握しやすい設計です。さらに、Todoリストで確定後の作業も可視化できるため、申告回収後に必要な確認や提出準備を抜け漏れなく進めやすくなります。
ジョブカン給与計算を併用している場合は、給与・賞与データを年末調整へ連携できます。年税額の計算や源泉徴収票の作成、給与支払報告書の準備までつなげやすく、労務HRで管理している従業員情報と給与計算データを活用しながら年末調整業務を進められる点が強みです。年末調整で登録した従業員データをジョブカン労務HRやジョブカン給与計算へ反映できるため、申告内容を別システムへ手入力する負担も抑えられます。
| サービス名 | ジョブカン労務HR |
| 提供形態 | クラウド型 |
| 対応規模 | 全規模(小規模企業から大企業まで) |
| 機能 | 従業員情報の一元管理 年末調整のWebアンケート入力 提出状況管理 未入力者へのリマインド Todoリスト 年税額計算 源泉徴収票の作成・交付 給与支払報告書の電子申請用CSV出力 源泉徴収票の電子申請用CSV出力 ジョブカン給与計算連携 ジョブカン労務HRへの従業員データ反映 社会保険・雇用保険手続き マイナンバー管理 |
| 料金 | 無料プラン:0円/1ユーザー/月 (5名まで) 有料プラン:400円/1ユーザー/月 ※有料プラン契約時に年末調整機能を追加料金なしで利用可能 |
| トライアル | 30日間無料 |
ジョブカン労務HRは、勤怠管理から給与計算、年末調整まで一元管理できる点が素晴らしいです。特に年末調整機能は、従業員が自分でスマホから入力でき、保険料控除証明書も写真で登録できるため、紙の回収作業が不要になりました。マイナンバーの管理も安全で、給与明細のペーパーレス化も実現。さらに社会保険の電子申請にも対応しているため、人事労務業務の効率が格段に上がりました。
当社は従業員300名規模ですが、ジョブカン労務HRの導入で人事部門の業務時間が約40%削減できました。年末調整では前年データの引継ぎ機能が便利で、従業員の入力負担も最小限です。また、給与計算システムと連携しているため、データの二重入力も不要になりました。カスタマーサポートの対応も丁寧で、システムの使い方に困ることはありません。法改正にも迅速に対応してくれるので、常に最新の状態で運用できるのが安心です。
カオナビ労務

引用:https://www.kaonavi.jp/func/roumu
カオナビ労務は年末調整や給与明細、入社手続き、電子申請などの労務業務をペーパーレス化できるクラウド型の労務管理システムです。カオナビ労務はシンプルな設問で入力を進められるため、専門用語が多く従業員からの問い合わせが増えやすい年末調整業務も、紙の申告書を見ながら記入欄を判断する負担を減らせます。
管理者側は申告書の提出・未提出状況を一覧で確認できます。誰が提出済みで、誰が未提出なのかをシステム上で把握できるため、紙や表計算ソフトで進捗管理を行う必要がありません。年末調整は短期間で全従業員から情報を集める必要があるため、提出状況を一元管理できる点は、確認漏れや催促漏れを防ぐ上で大きなメリットです。
前年に他システムで収集した年末調整情報をCSVで一括登録できるため、システム移行時にも過去データを活用しやすい設計です。さらに、作成された申告書はPDF形式で出力できるため、必要に応じて書面確認や保管にも対応できます。完全なペーパーレス運用だけでなく、社内ルールに合わせて紙出力を併用したい企業にも使いやすいです。
カオナビ労務は年末調整単体の専用ツールというより、入社手続き、給与明細、電子申請などの労務業務とあわせて使うことで効果を発揮するサービスです。給与明細や源泉徴収票のWeb配信にも対応しているため、年末調整の申告回収だけでなく、年末調整後の源泉徴収票配付までペーパーレス化したい企業に向いています。
| サービス名 | カオナビ労務 |
| 提供形態 | クラウド型 |
| 対応規模 | 全規模(小規模企業から大企業まで) |
| 機能 | 年末調整のアンケート形式入力 申告書の作成・回収 提出状況管理 前年データのCSV入力 年末調整情報の管理 申告書PDF出力 補足コメント追加 給与明細・源泉徴収票のWeb配信 入社手続き 電子申請 |
| 料金 | 要見積もり |
| トライアル | 要問合せ |
カオナビ労務は、人事データベースと完全連携している点が最大の魅力です。昇進や異動情報が自動反映され、給与計算から年末調整まで一気通貫で処理できます。特に気に入っているのは、従業員情報の変更がリアルタイムで給与計算に反映される点です。また、年末調整も従業員がスマートフォンから入力でき、保険料控除証明書も写真でアップロードできるため、紙の回収作業から解放されました。人事評価データも給与計算に連動できるのが画期的です。
当社は従業員500名規模ですが、カオナビ労務の導入で人事部門の業務効率が格段に上がりました。給与明細のペーパーレス化はもちろん、社会保険の電子申請にも対応しているため、手続きがスムーズです。マイナンバー管理も安全で、アクセス権限も細かく設定できるため、セキュリティ面でも安心です。カスタマーサポートの対応も迅速で、システムの使い方に困ることはありません。人事・給与・労務の一元管理ができる点は、他システムにない大きな強みだと感じています。
HRBrain 労務管理

引用:https://www.hrbrain.jp/procedures
HRBrain労務管理は入退社手続きや年末調整、Web給与明細、源泉徴収票配付などの労務業務をペーパーレス化できるクラウド型の労務管理システムです。累計導入社数は4,000社以上で、業種や企業規模を問わず導入されています。
年末調整機能では、従業員が回答フォームに表示される設問に答えるだけで、必要な申告内容を入力できます。紙の申告書を見ながら記入欄を判断する必要がないため、年末調整に慣れていない従業員でも手続きを進めやすい設計です。スマートフォンやタブレットからの入力にも対応しているため、店舗・現場・工場勤務など、日常的にPCを使わない従業員が多い企業でも運用しやすいでしょう。
HRBrain労務管理は、源泉徴収票の作成から配付をオンライン上で行える機能も備えています。そのため、年末調整の申告書回収だけでなく、年末調整後の源泉徴収票配付までペーパーレス化したい企業にも向いています。入退社手続きやWeb給与明細、マイナンバー管理などの労務機能と組み合わせることで、年末調整時期だけでなく、年間を通じた労務業務の効率化にもつなげやすいです。
| サービス名 | HRBrain労務管理 |
| 提供形態 | クラウド型 |
| 対応規模 | 全規模(小規模企業から大企業まで) |
| 機能 | 年末調整の回答フォーム入力 従業員入力フォームの一括送付 必要書類の画像提出 提出遅延者への一括催促 各種控除申告書の作成 PDF出力 ヘルプページでの入力補足 スマートフォン・タブレット対応 CSVダウンロード、給与システム連携 源泉徴収票のオンライン配付 Web給与明細 入退社手続き 電子申請 マイナンバー管理 |
| 料金 | 要問合せ |
| トライアル | 無料トライアルあり |
HRBrain労務管理の導入で、年末調整から入退社手続きまでの人事労務業務が完全にペーパーレス化されました。従業員はスマートフォンから直感的に操作でき、書類の提出状況も自動で管理できるため、催促業務の手間も大幅に削減できました。特に気に入っているのは、入力必須項目の設定機能で、従業員の入力漏れを防げる点です。人事データの一元管理ができ、分析まで可能なため、戦略的な人事施策の立案にも活用できています。
初めてのシステム導入で不安でしたが、HRBrain労務管理は専任のカスタマーサクセス担当者が丁寧にサポートしてくれるので安心です。チャットサポートのレスポンスが早く、ほとんどの質問に当日中に回答が得られます。操作マニュアルや動画も充実していて、従業員からの問い合わせもほとんどありません。マイナンバー管理もシステム上で安全に行え、操作履歴も保存されるため、セキュリティ面でも安心して利用できています。
KING OF TIME 給与

KING OF TIME 給与は、勤怠管理システム「KING OF TIME」と同じ料金内で利用できるクラウド型の給与計算・年末調整システムです。勤怠管理、給与計算、人事労務、年末調整を月額300円/人のワンプライスで利用できるため、勤怠管理を起点に給与計算や年末調整までまとめて効率化したい企業に向いています。
年末調整機能は従業員がWeb上で申告内容を入力でき、管理者は提出状況を確認しながら年末調整業務を進められます。KING OF TIME 勤怠管理やKING OF TIME 給与で管理している従業員情報・給与情報を活用できるため、勤怠から給与計算、年末調整までの流れを同じシリーズ内でつなげやすい点が特徴です。
2025年10月には、従来手入力が必要だった国民年金保険料やiDeCoの控除証明書も、AI-OCRと電子的控除証明書XMLに対応しました。これにより、生命保険料や地震保険料だけでなく、社会保険料控除や小規模企業共済等掛金控除でもデータ活用による入力補助がしやすくなっています。年末調整では保険料控除まわりの確認に時間がかかりやすいため、控除証明書の読み取り範囲が広い点は他サービスと比較した際の強みです。
また、提出済み申告書の取り下げ・再提出に対応している点も実務上のメリットです。従業員が提出後に誤りに気づいた場合、管理者が許可していれば従業員側で申告書を取り下げて再提出できます。紙の申告書や再提出フローが複雑なシステムでは、修正のたびに管理者が差し戻し対応を行う必要がありますが、従業員側で修正しやすい仕組みがあることで、年末調整時期の問い合わせや差し戻し対応を減らしやすくなります。
KING OF TIME 給与は、年末調整単体の専用ツールというより、勤怠・給与計算とセットで年末調整を効率化するサービスです。KING OF TIME 給与だけを単体契約することはできないため、既存の勤怠管理・給与計算システムをそのまま使い続けたい企業は、導入範囲を確認しておく必要があります。
| サービス名 | KING OF TIME 給与 |
| 提供形態 | クラウド型勤怠・給与システム |
| 対応規模 | 中小~大規模企業 |
| 機能 | 給与計算 年末調整申告 従業員情報・給与情報の活用 保険料控除証明書のAI-OCR読み取り 電子的控除証明書XMLアップロード 国民年金保険料・iDeCoのAI-OCR/XML対応 提出済申告書の取り下げ・再提出 年末調整関連書類の作成 勤怠管理連携 Web給与明細 |
| 料金 | KING OF TIME基本料金に含む(追加費用なし) |
| トライアル | 資料請求可能 |
KING OF TIME 給与は、勤怠管理システムとの連携が抜群です。残業時間や休日出勤の計算が自動で正確に処理され、給与計算の工数が大幅に削減できました。年末調整も同じプラットフォーム上で完結するため、データの移行作業が不要です。従業員は勤怠打刻と同じアプリから給与明細の確認や年末調整の入力ができ、使い勝手の良さが好評です。特に変形労働時間制への対応が充実していて、複雑な勤務体系でも正確に計算できる点が助かっています。
以前は給与計算に週2日ほどかかっていましたが、KING OF TIME 給与の導入後は半日で完了できるようになりました。勤怠データが自動で連携され、各種手当の計算も自動化されているため、人的ミスが激減しました。また、給与明細のペーパーレス化で印刷・配布の手間が無くなり、従業員もスマートフォンでいつでも確認できるようになりました。社会保険の電子申請にも対応しており、年末調整から法定調書の作成まで一気通貫で処理できる点が非常に便利です。
タレントパレット

引用:https://www.pa-consul.co.jp/talentpalette
タレントパレットは人材データの一元管理や人事評価、配置、育成などに強みを持つタレントマネジメントシステムです。年末調整機能は、労務管理オプションの一部として提供されており、年末調整書類の配布、従業員による回答入力、回収状況の管理、未提出者へのリマインドを電子化できます。
年末調整システムとして見ると、タレントパレットは従業員からの申告情報を集める工程を効率化できるサービスです。紙の申告書を配布して手書きで回収する運用を、Web上での回答入力に置き換えられるため、年末調整で特に負担になりやすい「配布・回収・催促」の工数を減らしやすくなります。
収集した年末調整回答データは、CSV形式で出力できます。給与システムや社労士システムへ連携するためのデータとして活用できるため、申告情報の回収後に給与計算側へ手入力する負担を抑えやすいです。ただし、タレントパレット上で年末調整の電子申告まで完結するというより、回収したデータを外部の給与システムや社労士システムへ連携して後続処理につなげる必要があります。
| サービス名 | タレントパレット |
| 提供形態 | クラウド型タレントマネジメントシステム |
| 対応規模 | 中堅~大規模企業 |
| 機能 | 年末調整書類の配布 従業員によるWeb回答入力 スマートフォン対応 必須項目の入力チェック 回収状況管理 未回答者へのリマインド 年末調整回答データのCSV出力 給与システム・社労士システム連携用データ出力 労務管理オプション 人材データベース管理 人事評価 配置・育成支援 |
| 料金 | 要問合せ |
| トライアル | デモンストレーション可能 |
タレントパレットは単なる給与計算や年末調整だけでなく、人材データの可視化と活用が秀逸です。従業員のスキルや評価データと連動した給与計算が可能で、昇給シミュレーションも簡単にできます。年末調整もペーパーレスで完結し、従業員はスマートフォンから直感的に操作できます。特に気に入っているのは、人事評価と報酬管理が連携している点で、成果主義の給与体系を効率的に運用できるようになりました。
1000名規模の企業で人事部門を担当していますが、タレントパレットの分析機能には驚かされます。給与データと人材データを組み合わせた多角的な分析が可能で、戦略的な人事施策の立案に役立っています。年末調整業務も自動化され、進捗管理もリアルタイムで把握できます。また、各種帳票の自動作成機能も充実しており、給与明細から法定調書まで、必要な書類を瞬時に出力できる点が業務効率化に大きく貢献しています。
年末調整システムの種類|2つのタイプの違いを紹介

- 特化型|年末調整システム単体で独立したソフト
- 総合型|労務管理や給与計算もできる統合ソフト
特化型|年末調整システム単体で独立したソフト
特化型の年末調整システムは、年末調整業務に特化した独立したソフトウェアです。他の労務管理システムや給与計算システムとは別に、単体で導入・運用されます。この特化型システムは、年末調整業務に必要な機能を集約しているため、専門的で高度な処理が可能です。
例えば、「弥生年末調整」などが特化型システムに該当します。これらのシステムでは、申告書の作成から提出、チェック、修正まで、年末調整業務のすべての工程をカバーしています。また、最新の税制改正にも迅速に対応し、正確な計算結果を提供します。
特化型システムは、年末調整業務だけを効率化したい企業に適しています。ただし、他のシステムとのデータ連携には別途対応が必要な場合があるため、導入前に確認が必要です。
特化型の年末調整システムは、単体でも従業員からの申告回収を効率化できますが、給与管理ソフトや労務管理システムと一緒に導入すると、入力した情報がそのまま給与計算や社会保険手続きに自動反映されます。
そのため、二重入力や突合作業が不要になり、年末調整の手間だけでなく、毎月の給与処理や労務管理も大幅に効率化できます。
総合型|労務管理や給与計算もできる統合ソフト
総合型のシステムは労務管理や給与計算などの機能の中に年末調整の機能が含まれています。人事労務に関する様々な業務を一元管理できるため、企業の業務効率化に大きく貢献します。
例えば、「SmartHR」や「ジョブカン労務HR」などが総合型システムに該当します。これらのシステムは、人事管理システムとしての機能に加えて、勤怠管理システム、年末調整、社会保険手続き、給与計算、マイナンバー管理など、幅広い機能を提供しています。各機能間でデータを連携して活用していきたい場合は、人事管理システムを比較して自社に適したサービスを使うようにしましょう。
総合型システムは、人事労務業務全般のデジタル化を進めたい企業に適しています。ただし、機能が多岐にわたるため、導入コストが高くなる傾向があります。自社に必要な機能を見極め、コストとのバランスを考慮して選ぶことが重要です。

年末調整システムには、クラウド型とオンプレミス型の2つがありますが、企業のDX推進という観点からはクラウド型をお勧めします。初期費用を抑えられる点に加え、システムの保守・運用の手間が少なく、法改正にも迅速に対応できるためです。ただし、選定の際は自社の規模や業務フローに合わせて、必要な機能と運用コストを総合的に判断することが重要です。特に、既存の人事・給与システムとの連携性も考慮に入れるべきポイントです。
年末調整システムの選び方|5つの比較ポイントを紹介

帳票は適切か
年末調整システムを選ぶ際は、必要な帳票が適切に用意されているかを確認することが重要です。一般的に、源泉徴収票、給与支払報告書、扶養控除等申告書などの基本的な帳票は必須です。また、システムによっては固定資産台帳や仕訳帳など、より詳細な帳簿も用意されている場合があります。
さらに、帳票のフォーマットが法令に準拠しているか、カスタマイズが可能かも確認しましょう。電子化対応や、マイナポータルとの連携機能を持つシステムも増えているため、これらの機能の有無も検討すると良いでしょう。
帳票が充実していれば、年末調整業務の効率化と正確性向上につながります。自社の規模や業務フローに合わせて、最適なシステムを選択することが大切です。
入力や提出状況の管理は簡単か
年末調整システムを選ぶ際は、入力や提出状況の管理のしやすさを重視することが大切です。優れたシステムでは、従業員の申告書入力をサポートする機能や、提出状況をリアルタイムで把握できる管理画面を提供しています。
例えば、アンケート形式の質問に答えるだけで申告書が作成できる仕組みや、未提出者への一括リマインド機能などがあると便利です。
また、提出された申告書の内容チェックや差し戻し機能、前年との差分確認機能なども、管理者の作業効率を大きく向上させます。さらに、従業員ごとの進捗状況を視覚的に把握できるダッシュボードや、タグ機能による柔軟な管理など、使いやすさを重視したインターフェースも重要なポイントです。これらの機能により、年末調整業務全体の効率化と正確性の向上が期待できます。
既に利用しているシステムと連携可能か
年末調整システムを選ぶ際は、現在利用している給与計算システムや人事労務システムなどと連携できるかどうかが重要なポイントです。システム間でデータを自動連携できれば、入力の手間や人的ミスを大幅に削減できます。
多くの年末調整システムは、APIやCSV形式でのデータ連携に対応しています。例えば、「オフィスステーション 年末調整」は他社の給与・勤怠システムとAPI・CSVで連携可能です。「マネーフォワード クラウド年末調整」も他社の給与計算ソフトと連携でき、現在のソフトを変更せずに導入できます。
導入前に、自社の既存システムとの連携方法や対応可否を確認しておくことが大切です。連携できるシステムの種類はサービスによって異なるため、事前の確認を怠ると、データ移行の手間が増えたり、システムを併用せざるを得なくなったりするリスクがあります。
企業規模に見合った料金プランが選べるか
年末調整システムを選ぶ際は、自社の規模に適した料金プランを選択することが重要です。多くのシステムでは、従業員数に応じた段階的な料金設定や、固定料金と従量課金を組み合わせたプランを提供しています。
小規模企業向けには、低コストで基本機能を利用できる定額プランや、少人数向けの割安な料金体系があります。一方、大規模企業向けには、高度な機能や大量のデータ処理に対応した包括的なプランが用意されています。
また、成長を見込む企業には、スケーラビリティの高いプランを選ぶことで、将来的なコスト増加を抑えられます。さらに、季節的な従業員数の変動がある企業には、柔軟な従量課金制が適しています。
企業規模に合わせて最適なプランを選択することで、コスト効率を高めつつ、必要な機能を確保できます。各システムの料金体系を比較し、自社のニーズと予算に最適なプランを見つけることが大切です。
セキュリティ対策は十分か
年末調整システムを選ぶ際、セキュリティ対策は最重要ポイントの一つです。従業員の個人情報や給与データを扱うため、高度なセキュリティ機能が不可欠です。多くのシステムでは、データ暗号化や二段階認証、アクセス制限などが標準装備されており、セキュリティ面での信頼性が向上しています。
特に、クラウド型システムを利用する場合は、データセンターのセキュリティ対策も確認しましょう。ISO27001やSOC2などの国際セキュリティ認証を取得しているかどうかも重要な判断基準となります。また、定期的なセキュリティアップデートやバックアップ機能の有無も確認が必要です。
さらに、システム提供会社のセキュリティポリシーや、インシデント発生時の対応体制についても調査することをおすすめします。セキュリティ対策が万全なシステムを選ぶことで、安心して年末調整業務を行うことができます。

年末調整システムの選定では、従業員の使いやすさと既存システムとの連携性が特に重要です。導入後の運用負荷を考慮し、自社の規模や業務フローに合わせた機能を持つシステムを選ぶことをお勧めします。また、法改正への対応やセキュリティ面も重視すべきポイントです。コスト面だけでなく、長期的な業務効率化の視点で検討することが成功への近道となります。
年末調整システムの導入メリット|経理・従業員両方の利点を紹介
年末調整システムを導入することで、経理担当者と従業員の双方にメリットがあります。経理担当者にとっては、申告書のチェックや計算作業が自動化されるため、作業効率が大幅に向上します。また、人的ミスによる計算間違いも防げ、修正作業の手間も削減できます。
一方、従業員側も年末調整システムの恩恵を受けられます。申告書の作成がシステム上で完結するため、手書きの手間がなくなり、ガイダンスに沿って入力するだけで簡単に作成できます。さらに、前年のデータを活用できるので、毎年同じ情報を記入する手間も省けます。
このように、年末調整システムは経理担当者の業務効率化と正確性向上、従業員の利便性向上の両方を実現します。

年末調整システムは、企業のDX推進において最も効果が実感しやすい施策の一つです。経理担当者の作業負担を大幅に軽減できるだけでなく、従業員の申告手続きも簡素化され、企業全体の生産性向上に直結します。特に近年は、制度改正への自動対応や給与システムとの連携など、機能も充実してきており、導入効果は年々高まっています。
年末調整システムについてよくある質問
- 年末調整システムで電子化対応は可能?
- 年末調整をシステム化するメリットは?
- アプリで入力できるおすすめの年末調整システムはある?
- 年末調整システムはクラウド型とオンプレミス型のどちらがおすすめ?
- 年末調整システムで電子化対応は可能?
- 多くの年末調整システムは電子化に対応しています。2020年10月から年末調整関連書類の電子化が可能となり、多くの企業がこの流れに沿ってシステムを導入しています。電子化対応のシステムでは、従業員がオンラインで申告書を作成し、電子データで提出できます。また、控除証明書等のデータを直接取り込む機能を持つものも多く、手作業での入力を大幅に削減できます。
マイナポータルとの連携機能を持つシステムも増えており、より効率的な情報収集が可能です。電子化対応により、書類の紛失リスクの低減、データの正確性向上、業務効率の改善など、多くのメリットが得られます。ただし、システム選択の際は、自社の規模や業務フローに合致しているか、セキュリティ面は十分かなどを慎重に検討することが重要です。
- 年末調整をシステム化するメリットは?
- 年末調整業務をシステム化することで、多くのメリットが得られます。まず、業務の効率化と正確性の向上が挙げられます。手作業による計算ミスや入力ミスが減り、作業時間も大幅に短縮できます。従業員の申告書作成も簡便化され、手書きの手間や計算ミスが減ります。
さらに、ペーパーレス化によるコスト削減効果も期待できます。書類の印刷や保管にかかる費用が削減され、業務の効率化により人件費の削減にもつながります。
加えて、従業員の問い合わせ対応の負担軽減や、書類の紛失リスク低減、情報漏洩リスクの低減など、年末調整業務全体の生産性向上と適正化が図れるでしょう。
- アプリで入力できるおすすめの年末調整システムはある?
- スマートフォンアプリから申告できる年末調整システムも増えています。
例えば、「SmartHR」は、アプリから申告書の入力が可能です。従業員はアプリ上で質問に回答するだけで簡単に申告でき、プッシュ通知で申告漏れも防げます。
「クラウドハウス労務」や「オフィスステーション 年末調整」も、スマホやタブレットから直感的な操作で申告できるシステムです。「はい」「いいえ」の選択式回答で、ITスキルが高くない従業員でもスムーズに入力できるでしょう。
このように、アプリ対応の年末調整システムを導入すれば、場所を選ばず申告でき、ミスや問い合わせの削減にもつながります。
- 年末調整システムはクラウド型とオンプレミス型のどちらがおすすめ?
- 近年は、初期費用が低く、メンテナンスやアップデートもベンダーに任せられるクラウド型の人気が高まっています。特に、全体的にコストを抑えられるため、中小企業での導入が増えています。
一方、オンプレミス型は、自社でサーバーを用意し、カスタマイズしやすいのが利点です。ただし、初期費用が高く、メンテナンスも自社で行う必要があります。
セキュリティ面では、オンプレミス型が社内からのアクセスのみなので外部からの攻撃を受けにくいのに対し、クラウド型はインターネット回線を使うため、外部からの攻撃リスクがあります。
以上を踏まえると、コストを抑えつつ、メンテナンス不要で導入しやすいクラウド型がおすすめといえるでしょう。ただし、セキュリティ面には十分な注意が必要です。


