BizRobo!の価格について知りたい
BizRobo!の特徴や利用者の評判は?
BizRobo!は、企業において主に事務職の定型的な業務をロボットで自動化するRPAツールの1つです。
近年では、AIやロボットを駆使したRPAツールを使って、定型業務の効率化を図る企業が増えています。
しかし、いざ導入もしくは導入を検討するとなると、価格や利用者の評判、導入事例などが気になりますよね。
この記事では、BizRobo!の機能や展開しているシリーズの特徴と価格、導入事例について説明していきます。
さらに、既にBizRobo!を導入した利用者の評判や口コミについて、良し悪しをそれぞれの視点から紹介します。
ぜひ参考にしてください。
- BizRobo!は、2,300社ほどの導入実績を持つRPAツールの中でも人気のツール
- BizRobo!の特徴は、専門知識を必要とせずにサポート体制が充実している
- BizRobo!は、Basic、Lite、mini、の3シリーズを展開している
- BizRobo!は、本格導入からスモールスタートまで運用規模に応じた料金プランあり
- BizRobo!は、誰でも簡単に使えるので初めてのRPAツール導入におすすめ
- BizRobo!は、製品との相性や利用内容次第では費用対効果がでない危険性がある
またおすすめのRPAツールは以下の記事でも紹介しているのでぜひお読みください。
目次
BizRobo!の価格一覧表
各シリーズの料金体系・費用は以下の通りです。
プラン名 | 初期費用 | 年間基本料金 | 実行環境 | ロボット同時接続実行数・同時開発台数 | 管理機能 |
---|---|---|---|---|---|
BizRobo! Basic | 要問い合わせ | 720万円 | サーバorローカル | 1台~10台程度・10台 | 有り |
BizRobo! Lite | 30万円 | 120万円 | サーバorローカル | 1台・1台 | 有り |
BizRobo! Lite+ | 30万円 | 180万円 | サーバorローカル | 2台・3台 | 有り |
BizRobo! mini | 要問い合わせ | 90万円 | ローカル | 1台・1台 | 有り※一部機能制限 |
BizRobo! DX Cloud | 20万円 | 240万円※従量課金:0.1円/アクション | プライベートクラウド | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
BizRobo! as a Service | 要問い合わせ | 1仮想環境につき4万円※月額 | パブリッククラウド | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
いずれのプランも1ヶ月の無料トライアルが利用できるので、試しに使ってから正式に導入するか検討が可能です。
BizRobo!とは
BizRobo!(ビズロボ)とは、RPA テクノロジーズ株式会社が提供しているRPAツール(サービス)です。
BizRobo!は、これまでに業界業種を問わず2,300社以上の導入実績を持っているRPAツールの中でも人気のツールです。
また、RPAツールにおいてロボットを継続的に運用させるには安定性と効率性が重要です。
それらを実現する「バックグラウンド実行」という技術を使っているのは、BizRobo!だけと他社と比べて高い優位性を持っています。
BizRobo!の機能・特徴
BizRobo!の機能・特徴を3つ紹介していきます。
他社と比べたときに特におすすめできる項目をピックアップしています。
また、公式ホームページの閲覧や資料請求を行うことでより詳細な情報を入手できるため、必要に応じて確認・お申し込みください。
スモールスタートから導入可能
高額で承認がおりず、導入後も運用の心配
本当に効率化できるのか
特に初めてRPAツールを導入する場合は、こういった不安を感じている企業も多いのではないでしょうか。
BizRobo!では、導入規模や運用形態に応じた段階的な製品ラインナップが用意されているため、初めてRPAツール導入でも安心です。
具体的には、中小やベンチャー企業といった企業規模の小さい事業者から、部署単位から試験的に導入したい大企業まで幅広く対応しています。
また、いずれの製品においても生産性を高めるために必要な機能は搭載されているので、スモールスタートでも問題なくBizRobo!が利用できます。
まずはスモールスタートで様子を見て、徐々に拡大していけば導入コストを抑えることも可能です。
専門知識を必要としない簡単操作
プログラミングと聞くと、「難しい」や「簡単にはできない」といったイメージを持たれる方も多いかもしれません。
一般的にロボット開発をするためには、複雑なコードを記述するプログラミングスキルが必要です。
しかし、BizRobo!の場合は、ステップをつなげていくことで業務の自動化が可能で、視覚的にノーコードでロボットの開発ができます。
また、ロボットを実際に稼働させながら検証、修正などの操作ができるため、他システムと比べて専門知識を必要としないのが特徴です。
0からプログラミングを行う(勉強する)よりも、簡単かつ短い期間で開発、本格運用に移行できる点も大きいでしょう。
サポート体制の充実
RPAツールの導入は、ロボットを開発運用する体制を整えることが重要です。
RPA テクノロジーズ社では、10年以上にわたり蓄積されたノウハウに基づき導入~活用まで専任体制で丁寧なサポートをしてくれます。
また、異なる業界の細かいニーズに応えるために40社(10業界/20業種)とパートナー連携を結ぶ万全の体制です。
さらに、多様なサポートコンテンツが用意されているので、安心して利用できるでしょう。
- 初めてBizRobo!を触る人や実践的な技術を身につけるためのWebセミナー形式動画
- BizRobo!の開発や運用方法について学べるe-ラーニング
- 製品の仕様、機能の基礎知識がまとめて掲載されてナレッジベース(情報サイト)
- BizRobo!ユーザー同士で情報のやりとりができるオンラインコミュニティ
- ロボット開発に関する問い合わせをタイムリーに対応するチャットサポート
BizRobo!のシリーズ
BizRobo!は、「Basic」、「Lite」、「mini」の3シリーズを展開しています。
それぞれのシリーズの特徴とおすすめの対象について説明していくので、比較しながら自社にあったシリーズを探してみてください。
BizRobo! Basic
BizRobo! Basicは、国内でロングセラーを記録しているRPAツールの決定版とも言えるシリーズです。
1つのライセンスでロボットを無限に作ることが可能なので、ロボットが増えるほどコストメリットを感じやすく費用対効果に優れているのが特徴です。
また、サーバもしくはPC内で実行中のロボットと開発中のユーザーが集中管理できるため、RPAプロジェクトに統制がとれる点も強みでしょう。
そのため、RPAツールの運用を本格的に考えている場合、複数ロボットで大規模な稼働を見据えている場合にはおすすめです。
- ロボットが増えるほどコストメリットを感じやすく費用対効果が出やすい
- ロボットとユーザーの集中管理が可能で、RPAプロジェクトの統制がとれる
- モダンで使いやすいインタフェースで、ノンITでも簡単にロボット開発ができる
BizRobo! Lite
BizRobo! Liteは、Basicの機能性とminiの手軽さを兼ね備えたシリーズです。
ロボットの同時稼働数に応じた従量課金制になっており、スモールスタートから導入できるのが特徴です。
高機能管理コンソールやブラウザからのロボット実行といったBasicの機能が利用が可能で、実行数次第ではそのままBasicに移行もできます。
そのため、コストを抑えて導入したい場合や、運用規模に合わせて導入したいと考えている場合にはおすすめです。
- Basicの機能性とminiの手軽さの兼ね備えた柔軟なシリーズ
- ロボットの同時実行数に応じた課金体系
- 高機能のBasicをスモールスタートで始められる
BizRobo! mini
BizRobo! miniは、導入当初につまずきやすいポイントにも考慮されており、RPAツールをまず始めてみたい方に最適です。
RPAツールの導入が初めての方にも、楽しく効果の出るようにさまざまなサポートコンテンツが用意されているのが特徴です。
また、他サポートでは別売りされていることの多い自動実行(スケジュール)機能が標準搭載されており、休日や夜間でもロボットを動かせます。
そのため、中小やベンチャー企業、部署単位など試験的に運用を始めたいと考えている場合にはおすすめです。
- PRAを初めて導入する企業におすすめ
- 直接的なサポートからユーザー同士のコミュニティまで充実のサポート体制
- 自動実行(スケジュール)機能が標準搭載
BizRobo!の良い口コミ・評判
BizRobo!の良い口コミ・評判を紹介していきます。
実際に導入し利用している人からの意見は、今後導入を検討するうえで役に立つ情報になるのではないでしょうか。
異なる視点からの口コミを集めたのでご覧ください。
初めてRPAツールを導入する人にはおすすめ
まずは初めてRPAツールを導入した人からの口コミです。
初心者でも利用でき、チャットサポートで躓いた部分をすぐに教えてくれた点を評価しています。
■導入費用
90万円※BizRobo!の年間契約■使いやすい点・外部連携について
・感覚的に操作性で、手順書に沿って進めるだけでほぼ完成できて便利
・エラーハンドリングにはテクニックが必要な部分もあるが、交流サイトで質問し解決できた
・オブジェクト認識が可能なため、基本的に外部連携はしやすい※基幹システムとAccesは問題なく使用できた■他社におすすめできるか
・初心者からでも使用できたので、おすすめできる
・チャットサポートにより躓いたらすぐに教えてもらえるのは良い点
・RPAツールの入門としておすすめ
出典:https://kigyolog.com/tool.php?id=452
社内の数多くの定期処理業務をBizRobo!で実行できた
次は、BizRobo!の機能面に関する評価です。
定常業務のほとんどをBizRobo!で実行することに成功し、業務量削減を実現しています。
■製品の良い点
社内で定常的に行わなければならない処理のほとんどをBizRobo!で実行できる※Webからローカルファイルの細かい処理やメール配信など■BizRobo!の改善してほしい点
・プログラムの管理がIT部門に依存してしまうので、活用余地を各担当者で把握できると良い
・IT部門ではなく、現場側で直接Bizroboでの新規処理実装を検討できるようなビジネスフローになったら嬉しい■BizRobo!導入によるメリット・得られた効果
・IT部門の定常作業にとどまらず、社内各部門の大変な人的定常処理もBizRobo!が肩代わりしている
・専用サーバ3台で構成しBizRobo!処理を安定させるほど、BizRobo!の活用効果は計り知れない
・業務量を削減できるメリットは大きい
出典:https://it-trend.jp/rpa_tool/10821/review
誰でも簡単にRPAを作成できるツール
続いて、操作面に関する口コミです。
操作が簡単なうえにマニュアルなどのサポート面も充実していることから、満足してサービスを利用できています。
■製品の良い点
・操作が容易で誰でも簡単にロボットが開発できる点が1番良い
・マニュアル等もしっかり整備されているため、社内向けの研修も苦労しない
・ロボットの管理も難しくないので、属人化する心配がない■BizRobo!の改善してほしい点
・製品に満足している
・ロボットは単純作業しかできないので、これからRPA業界がもっと盛り上がることを期待したい■BizRobo!導入によるメリット・得られた効果
・単純な作業はロボット、複雑な作業は従業員が担当することで業務改善ができた
・ロボットはテストを繰り返したうえで1度完成すれば維持管理も難しくなく属人化も防げる
・単純な入力作業をロボットに任せることで、かなりの時間削減につながった
出典:https://it-trend.jp/rpa_tool/10821/review
BizRobo!の悪い口コミ・評判
BizRobo!に関して、良い評判に続いて悪い口コミ・評判についても紹介します。
良い・悪い評判のそれぞれの内容を確認することで、自社に合っているのか参考にすると良いでしょう。
複雑な処理には知識が必要
操作が簡単にできる点を評価する声が多かったですが、中には知識が必要という声もありました。
当然ながらIT知識があるに越したことはないので、社内に適任が1人もいない場合は慎重に検討した方が良いかもしれません。
■導入費用
・BizRobo!Basic ※詳細金額は不明■不便な点
・単純な処理は作りやすいが、複雑な処理の場合はツール以外のプログラム知識が必要
・処理のフローが長くなるほど操作が重くなり、タスクの順番を変更するのに苦労する
・利用できるシステムが限られている※JavaScriptなどには対応していない■他社におすすめできるか
・IT知識が乏しいと簡単に利用できないので、おすすめしない
・シンプルな作成方法を好むなら他システムと比較検討した方が良い
出典:https://kigyolog.com/tool.php?id=452
メンテナンスがやりづらい
次に運用面での気になる口コミを紹介します。
あくまで1意見にすぎませんが、相性の良し悪しで使いづらさを感じる場合もありそうです。
■不便な点
・全社展開、開発者の増加時を考えるとプランの変更が必要になる
・既存ロボットが動かなくなるケースがあり、バージョンアップが難しい
・他の人が作成したロボットが見づらく、メンテナンスがしにくい
・リスト形式で表示できないため、あとからソースが見づらい
・フリーズすると上書きができない
出典:https://kigyolog.com/tool.php?id=452
費用対効果を考えると中小企業には不向き
導入前に多くの人が気になっているだろう費用対効果に関する口コミを紹介します。
利用内容や規模によっては、期待する効果がでない可能性もあるので注意が必要です。
■導入費用
・基本料金:月額20万円
・サポート料金:月額5万円
・その他:2万円■不便な点
・クラウド環境にRPAツールのサーバがあると会社のワークグループに所属できない
・アプリサーバが増えるたびにVPNの設定とネットワーク接続が必要なので不便■他社におすすめできるか
・人数の多い大企業にはおすすめ
・導入費用が高額なことから、費用対効果を考えると中小企業には不向きだと思う
・ちょっとした事務作業などの自動化程度ではあまり効果はできないかも
出典:https://kigyolog.com/tool.php?id=452
BizRobo!の導入事例
最後にBizRobo!を導入したことで業務改善や生産性の向上につながった企業の事例を紹介します。
実際に導入した企業の声をもとに、導入前の課題やBizRobo!を選んだ理由についてもまとめてあるので参考にしてください。
株式会社フォーシーズHD
出典:https://www.4cs-holdings.co.jp/https://rpa-technologies.com/case/case069/
株式会社フォーシーズHDは、化粧品・健康食品などの通販、ECや衛星管理コンサルティングなど幅広い事業を展開しているスタンダード上場企業です。
- 残業が頻繁に発生し、PC上での繰り返し作業が多かった
- M&A後の組織再編が相次ぎ、事務の効率化による生産性向上が急務であった
- 他社製品より段階的にスケールアップができ、サポート体制が充実している点などが採用理由
↓ ↓ ↓
- 従来1人あたり月20~30時間生じていた残業が10~15時間に半減した
- 出社してすぐにその日の仕事が開始でき、確認作業も2人体制から1人で済むようになった
- 徐々にRPAツールに任せられる仕事が増え、楽しんで仕事に取り組めるように変化した
株式会社フォーシーズHDは、BizRobo!がRPAツールの初導入でした。
導入当初は、担当者の指導やツール操作の勉強を通常業務と並行して毎月4時間ほど確保したうえで、ロボット開発に取り組んでいます。
その結果、現在では売上報告・在庫管理など7業務のロボット化に成功しRPAツールが稼働中です。
また、プログラミングが未経験のメンバーでも設計できるように、運用面では独自の工夫を施したことでBizRobo!の導入が素早く軌道に乗りました。
Man to Man Animo株式会社
出典:https://www.animostyle.jp/https://rpa-technologies.com/case/case_065/
Man to Man Animo株式会社は、人材紹介・派遣事業を展開しているMan to Man ホールディングス株式会社の特例子会社です。
従業員の4割近くが障害者手帳を所持しており、障害者雇用の拡大に取り組んでいるのが特徴です。
- Webサイト構築などに続く在宅勤務をかなえるスキルとして障害者雇用の可能性を感じた
- 働くことのハードルを下げながら、技能水準を高めたいと考えていたところRPAツールを知った
- 作業の実行内容が一目でわかり、ロボットの認識精度の高さなどが採用理由
↓ ↓ ↓
- 毎日約3時間かけていた手作業の業務が一掃され、BizRobo!に触れた従業員の意欲が向上した
- 障害の程度を問わずRPAツールの相性が良い従業員が多く、効用を実感できるスキル獲得につながる
- RPAツール活用を交えた事務受託の拡大を目指し、人手不足の現場を支える方針が定まる
Man to Man Animo株式会社では、初見でのBizRobo!に対する反応が消極的でした。
しかし、2週間ほどすると好転し、BizRobo!に打ち込む従業員も出てくるなど、多くの良い変化をもたらしています。
現在では、既存メニューを活用したBizRobo!の習熟も進んでおり、最短で1ヶ月で実用的なロボットの作成が可能になりました。
今後は、RPAスキルの習得を就労支援に取り入れることで、現場の人手不足を解消しリソースの創出への貢献を目指しています。
BizRobo!価格まとめ
今回は、BizRobo!の価格を中心に、機能や特徴についても説明してきました。
BizRobo!は、豊富な導入実績を持ち、IT知識が少なくても簡単にロボットの作成ができる代表的なRPAツールです。
また、充実のサポートコンテンツも用意されているため、初めてRPAツールを導入する方にも安心して利用できる環境が整っています。
少しでもBizRobo!が気になったら、無料トライアルも実施しているので、実際に利用してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。