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i-PROWとは?料金・機能・特徴を解説

進捗を確認するたびに現場へ問い合わせたり、出荷情報を売上管理用に入力し直したりしていませんか。

部品加工・組立業で情報共有を進めるには、管理部門だけでなく、現場の担当者も入力・確認できる環境づくりが大切です。

i-PROWは1拠点内で利用人数の制限なく使え、生産から売上・支払いまでの情報を一元管理できます。

本記事では、i-PROWの特徴・機能・料金に加え、サポート・セキュリティ体制や動作環境を解説します。

自社の業務に合うか、導入にどのような費用や準備が必要かを整理し、他製品との比較や上長への提案にお役立てください。

i-PROWとは?

i-PROW(アイプロダブル)は、株式会社DigitWorksが提供する、部品加工・組立業向けの生産管理システムです。見積・受注から生産計画、工程の進捗、在庫、売上・支払いまでを一元管理できます。

1拠点あたりの利用端末数に制限がなく、事務所と製造現場で情報を共有しやすい点が特徴です。現場の端末で作業実績を入力したり、加工図面や作業手順を確認したりする運用にも対応しています。

多品種少量生産で案件ごとの進捗確認に手間がかかり、現場と管理部門の情報共有を改善したい企業にとって、検討候補となる製品です。

製品名i-PROW(アイプロダブル)
提供形態パッケージ型(Windowsサーバー・Windows端末で利用。クラウド環境での利用可否は要問い合わせ)
対応する生産方式多品種少量生産を中心に、受注に基づく生産手配や見込生産に対応
主な対応業種部品加工業
部品点数50点以下の組立業
料金パッケージ代350万円〜
その他の料金は要問い合わせ
無料トライアル要問い合わせ
外部連携・APIEDIによる注文データの取り込み、会計ソフトとの連携実績あり
連携先・方式やAPIの提供有無は要問い合わせ
サポート体制導入時の業務適合確認、操作指導、マスタ設定支援、運用テスト
稼働後のアフターフォローにも対応

開発・販売を手がけるDigitWorksは、中小製造業向けのシステム開発や業務の調査・分析を行う企業です。導入企業の業務に合わせた運用方法の検討から、システムのカスタマイズ、稼働後の支援まで対応しています。

運営会社株式会社DigitWorks(デジットワークス)
所在地長野県長野市栗田2009 BBBビル3F
設立2005年3月12日
事業内容製造業向け生産管理システムの開発・販売
Webシステムの構築
ITコンサルティング
業務の調査・分析など

i-PROWの特徴

i-PROWは、拠点内での利用の広げやすさ、生産から販売までの管理範囲、トラブル情報の共有に特徴があります。自社の課題と照らし合わせながら、現場での使い方や導入メリットを確認しましょう。

1拠点内で利用人数の制限なく使える

i-PROWは1拠点あたりの利用ライセンス数に制限がなく、人数分のライセンスを追加せずに利用を広げられます。使用端末数も無制限のため、事務所だけでなく製造現場にも端末を配置し、各担当者が情報を入力・確認できる仕組みです。

例えば、作業者が現場で実績を入力し、管理担当者が進捗や在庫を確認する運用に活用できます。利用者ごとに使える機能を制限できるため、担当業務に合わせた権限設定も可能です。

少数の担当者に入力・確認が集中している企業では、現場を含めて情報共有を広げる選択肢になります。

生産管理から売上や支払いの管理まで標準機能で対応

i-PROWは、生産計画・工程・在庫の管理に加え、見積から売上・請求・支払いまでを標準機能で扱えます。製造部門と営業・購買・経理部門が、同じシステムで業務を進められる点が特徴です。

具体的には、出荷情報をまとめて売上に計上したり、入荷情報から仕入を計上したりできます。請求書の作成や入金・支払処理にも対応しており、製造後の取引管理まで情報をつなぐ仕組みです。

生産と販売を別々に管理している企業では、転記や部門間の確認作業を減らすことにつながります。

トラブルの内容や原因と是正対策を作業実績にひも付けて共有できる

i-PROWでは、作業実績に関連付けてトラブルを登録し、発生内容・原因・是正対策をまとめて管理できます。是正対策とは、問題の原因を取り除き、同じトラブルの再発を防ぐための対応です。

登録した情報は現場の端末から確認でき、作業前に過去の不具合や対応内容を振り返る用途に活用できます。作業実績と一緒に記録を残せるため、どの作業で何が起きたかを共有しやすい点も特徴です。

不具合への対応が担当者の経験や記憶に依存している企業では、注意点を引き継ぎ、再発防止に役立ちます。

i-PROWの機能一覧

i-PROWは、生産計画や工程管理に加え、見積・受注から売上・支払いまでをまとめて管理できます。主な機能と対応する業務は以下のとおりです。

機能主な内容
見積管理見積の作成、部品構成を踏まえた見積、単価の積み上げ計算
受注・出荷管理注文データの取り込み、受注登録、納期変更、出荷予定・梱包状況の確認
購買・外注管理材料や外注加工の発注、入荷処理、協力会社への支給状況の確認
生産計画・作業指示製品・中間品の計画作成、作業指示、材料計画、設備や工程の負荷確認
スケジュール・進捗管理機械・工程ごとの予定表示、日程調整、製造番号ごとの進捗確認
作業実績・原価分析日報や工程実績の入力、標準工数と実績の比較、作業指示ごとのコスト比較
在庫管理・棚卸製品・部材・仕掛品の在庫照会、倉庫間移動、滞留在庫の確認、棚卸
品質・履歴管理検査実績の登録、材料から出荷先までの追跡、トラブルの原因・対策の記録
売上・請求・入金管理出荷情報からの売上計上、請求書作成、入金処理、売掛金の管理
仕入・支払管理入荷情報からの仕入計上、支払処理、買掛金の管理、仕訳データ作成
図面・文書管理製品や作業に関連する加工図面・作業手順書などの登録・参照
勤怠管理ICカードによる出退勤の入力
承認・権限管理承認申請と承認経路の設定、利用者に応じた機能の制限

通常のi-PROWでは、見積から売上・支払いまでの管理機能をオプション追加なしで利用できます。一方、「i-PROW Choice」は必要な機能を選んで導入し、後から機能を追加できる製品です。

独自業務に合わせたカスタマイズは別途見積もりとなるため、必要な処理が導入する製品・プランに含まれるかを確認しましょう。

i-PROWのサポート・セキュリティ体制

生産管理システムを継続して活用するには、導入時の支援に加え、稼働後のサポートや業務データを守る仕組みも大切です。ここでは、i-PROWの導入・運用支援と、製品の権限設定や運営会社の情報管理体制を解説します。

サポート体制

i-PROWでは自社の業務に合った運用方法の検討から、操作指導や初期設定まで支援を受けられます。導入時は業務の流れとパッケージの適合性を確認し、必要に応じて運用の変更やカスタマイズを検討する仕組みです。

製品・取引先などの基本情報の設定に加え、実際の業務を想定した運用テストも導入工程に含まれます。

稼働後も継続利用に向けたアフターフォローを受けられます。

保守契約に含まれる作業や費用、問い合わせ方法、障害時の対応時間は、契約前に確認しましょう。

セキュリティ体制

i-PROWでは利用者に応じて使用できるメニューやプログラムを制限し、担当業務に合わせた権限設定が可能です。

開発・販売元のDigitWorksは、2025年11月に情報セキュリティ管理の国際規格「ISO/IEC 27001:2022」の認証を取得しています。

同社の情報セキュリティ基本方針には、全社員への教育や管理体制の定期的な見直しが掲げられています。

導入時は、製品の権限設定に加え、バックアップの取得・復旧方法やサーバーの管理分担も確認しておくとよいでしょう。

動作環境

i-PROWは、データを管理するサーバーと、担当者が操作するWindows端末を使用するシステムです。導入時は、サーバーのOS・データベースと、利用端末の性能やソフトウェアを確認する必要があります。

対象項目動作条件・推奨環境
サーバーOSWindows Server 2019以上
サーバーデータベースSQL Server 2019以上
利用端末OSWindows(導入時点の対応バージョン・エディションは要問い合わせ)
利用端末メモリ8GB以上
利用端末CPUIntel Core i5以上を推奨
利用端末画面解像度1920×1080ピクセルに対応
利用端末必要なソフトウェアMicrosoft Excelのインストールが必要
周辺機器バーコードリーダーレーザー式を推奨

導入時点での対応OSや推奨構成は、利用台数・データ量とあわせて提供元に確認しましょう。既存機器を流用できる範囲や追加購入の必要性を整理すると、導入費用も見積もりやすくなります。

i-PROWの料金

i-PROWのパッケージ代は350万円からで、導入支援や操作指導などの費用は別途必要です。予算を検討する際は、パッケージ代に加え、自社の運用に必要な設定・開発・機器の費用も含めて比較しましょう。

費用項目料金・確認事項
パッケージ代350万円〜(税込・税別の区分は要問い合わせ)
導入・操作指導費用パッケージ代とは別途必要
カスタマイズ費用改修内容に応じて別途見積もり
ハードウェア費用・諸経費パッケージ代に含まれないため、必要な構成・金額を確認
保守・運用費用金額や契約条件は要問い合わせ

1拠点あたりの利用端末数は無制限のため、複数の部署や現場端末で利用する場合も検討しやすい料金体系です。

必要な機能から導入できる「i-PROW Choice」もあり、費用はパッケージ代・選択するオプション・インストール費用で構成されます。

見積もり時は、利用拠点数や必要な機能、既存データの移行範囲を伝え、初期費用と継続費用を分けて確認しましょう。