人材採用の業務は、応募者情報の管理から選考プロセスの調整まで、多岐にわたる作業を正確に行う必要があります。
特に複数の求人媒体を利用している場合や、新卒・中途の採用を並行して進める場合は、人事担当者の負担が大きく、重要な応募者とのコミュニケーションに十分な時間を割けないという課題を抱えています。
このような課題を解決するのが採用管理システム(ATS:Applicant Tracking System)です。
応募者情報の一元管理や選考プロセスの自動化により、採用業務の効率を大幅に向上させることができます。
しかし、市場には数多くのシステムが存在し、企業の規模や採用ニーズによって最適なツールは異なります。
本記事では、新卒採用向け、中途採用向けなど、用途別に厳選した19の採用管理システムを詳しく解説します。
各システムの特徴や料金プラン、連携可能なサービスまで徹底的に比較しているため、自社に最適なシステムを効率的に選定することができます。
採用業務の効率化を実現し、より質の高い採用活動を展開したい企業の方は、ぜひ参考にしてください。
【比較表】採用管理システム(ATS)おすすめ19選|無料ツールあり
| サービス名 | HRMOS採用新卒版![]() | MOCHICA![]() | i-web![]() | JobSuite FRESHERS![]() | AOL![]() | キャリタス Contact![]() | miryo+![]() | HRMOS採用![]() | HERP Hire![]() | JobSuite CAREER![]() | クラウドハウス採用![]() | ジョブカン採用管理![]() | 採用一括かんりくん![]() | sonar ATS![]() | HITO-Link リクルーティング![]() | AirWORK![]() | Talentio![]() | Hirehub![]() | リクナビHRTech 採用管理![]() |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 特徴 | 新卒採用向け | 新卒採用向け | 新卒採用向け | 新卒採用向け | 新卒採用向け | 新卒採用向け | 新卒採用向け | 中途採用向け | 中途採用向け | 中途採用向け | 中途採用向け | 新卒採用向け 中途採用向け | 新卒採用向け 中途採用向け | 新卒採用向け 中途採用向け | 新卒採用向け 中途採用向け | 無料で使える | 無料で使える | 無料で使える | 無料で使える |
| 月額料金 | 要見積もり | 要問合せ | 要問合せ | 50,000円〜 | 要問合せ | 39,800円~(税別) | 要問合せ | 要見積もり | 要問合せ | 50,000円~ | 個別見積もり | LITEプラン:8,500円~ STANDARDプラン:30,000円~ | 要問合せ | 初期費用なし 月額22,000円〜 | 50,000円~ | 基本機能:0円 有料オプション:クリック課金制 | Basic:要問合せ Business:要問合せ Enterprise:要問合せ (無料プランあり) | 0円(完全無料) | 完全無料 (初期費用・月額費用なし) |
| 機能 | • 求人作成 • イベント管理 • 面接調整 • 自動レポート • 選考管理 • メール配信 • 評価入力 • 情報共有 | • LINE連携 • 選考管理 • 日程調整 • 結果通知 • データ分析 • レポート作成 • フラグ管理 | • データ分析 • 選考管理 • Web面接 • 面接評価 • 内定者管理 • 適性検査連携 • マイページ作成 • 統計機能 | • 選考管理 • LINE連携 • インターン管理 • 通知機能 • データ分析 • 情報共有 | • 応募者管理 • レーン管理 • 面接調整 • Web面接 • データ分析 • メール配信 • LINE連携 • マイナビ連携 | • LINE連携 • 自動配信 • 日程調整 • QRコード管理 • 学校別管理 • 選考管理 • ファイル管理 • データ分析 | • 候補者マトリクス • 反応速度検知 • アラート機能 • 面接ノート • データ分析 • 志望度管理 • 情報共有 | • 求人管理 • 面接調整 • 自動レポート • データ分析 • エージェント管理 • 選考管理 • 日程調整 • 評価入力 | • 求人作成 • エージェント管理 • 面接調整 • 社員紹介 • データ分析 • タレントプール • 自動連携 | • 求人管理 • 選考管理 • データ分析 • 面接調整 • エージェント管理 • 応募者管理 • スケジュール管理 • 評価入力 | • SEO対策 • 面接調整 • サイト制作 • 応募者管理 • データ分析 • 媒体連携 • 自動連絡 | • 採用サイト作成 • 候補者管理 • 面接調整 • データ分析 • 自動連携 • レポート作成 • フィードバック | • 選考管理 • 面接調整 • 応募者管理 • データ分析 • 自動連絡 • 求人管理 • 評価入力 | • 求人作成管理 • 自動化機能 • データ分析 • Indeed連携 • 選考管理 • エントリー管理 • クロス集計 | • 応募者管理 • データ分析 • 面接調整 • 自動連絡 • 求人管理 • カレンダー連携 • レポート作成 | • 求人作成 • 応募者管理 • 採用HP作成 • Indeed連携 • 自動アプローチ • データ分析 • 面接調整 | • 求人管理 • 選考管理 • 自動化機能 • データ分析 • 評価管理 • タレントプール • オファー管理 | • 求人作成 • 選考管理 • 面接調整 • エージェント管理 • 応募者管理 • 自動取込機能 • メッセージ機能 | • 候補者管理 • 自動登録 • 選考分析 • 日程調整 • データ閲覧 • 合否判定 • レジュメ管理 |
| 無料トライアル | 要問い合わせ | デモ画面あり | デモあり | デモあり | デモあり | デモあり | デモあり | 要問い合わせ | 要問い合わせ | デモあり | デモ・トライアルあり | 30日間無料 無料プランあり(〜30名/月・機能制限あり) | デモあり | デモあり | デモあり | 基本機能無料で利用可能 | 無料プランあり | 完全無料で利用可能 | 無料で利用可能 |
【新卒採用向け】採用管理システム(ATS)7選
HRMOS(ハーモス)採用新卒版

出典:https://hrmos.co/ats/about_newgrads/
HRMOS採用新卒版はビズリーチが提供する新卒採用向けの採用管理システムです。新卒採用で発生しやすい説明会・インターン・集団面接・選考枠作成・内定者フォローなど、大量対応を想定して設計されています。
大きな特徴は、学生との接点履歴を一元管理しながら、選考フローを学生の状況に応じて柔軟に調整できる点です。求人ごとに選考フローを設定できるだけでなく、評価状況に応じて選考ステップの免除や再設定も行えるため、画一的な一括選考だけでなく、通年採用や個別対応を重視する採用活動にも対応しやすくなっています。
近年は分析機能も拡充されており、カスタム属性レポートや目標対実績レポートによって、文理・エリア・大学など任意の分類ごとの選考状況や、求人・選考ステップごとの進捗を可視化できます。従来のようにCSVを出力して手作業で集計する負担を減らし、採用計画に対する進捗確認や翌年度の改善にも活用しやすいです。
2026年には適性検査「SPI3」とのAPI連携や、面接官のカレンダーから空き枠を自動抽出する日程調整機能の提供も発表されています。候補者への受検案内、受検状況の自動更新、面接候補日の抽出、オンライン面接URLの発行など、採用担当者が手作業で行っていた調整業務を減らせるため、学生との対話や選考品質の改善に時間を割きたい企業に向いています。
| サービス名 | HRMOS(ハーモス)採用新卒版 |
| 月額料金 | 要見積もり |
| 機能 | • 求人作成 • イベント管理 • 面接調整 • 自動レポート • 選考管理 • メール配信 • 評価入力 • 情報共有 |
| 無料トライアル | 要問い合わせ |
MOCHICA(モチカ)

出典:https://official.mochica.jp/
MOCHICAはLINEを活用して候補者との接点を維持しやすくする採用管理システムです。特に新卒採用では、メールが埋もれる、電話がつながらない、説明会後に選考へ進まないといった課題が起こりやすいですが、MOCHICAは学生が普段使い慣れているLINE上で案内・日程調整・情報発信を行えるという強みがあります。
採用担当者はPC上の管理画面から候補者情報や選考ステータスを確認でき、候補者側はLINE上で説明会や面接の日程を選択できます。そのため、日程調整や個別連絡にかかる手間を減らしながら、候補者との接点を途切れさせにくくなります。
MOCHICAは候補者ごとにリッチメニューや配信内容を出し分けられるというならではの特徴があり、全員に同じ案内を一斉送信するだけでなく、選考段階や興味関心に合わせた情報提供がしやすいです。説明会参加前の不安解消、選考中のリマインド、内定後のフォローなど、採用フェーズに合わせてメッセージ設計を行うことで、候補者の離脱防止や志望度維持につなげやすくなります。
このように、MOCHICAは新卒採用で候補者との連絡スピードや選考歩留まりに課題を感じている企業に向いているサービスです。
| サービス名 | MOCHICA |
| 月額料金 | 要問合せ |
| 機能 | • LINE連携 • 選考管理 • 日程調整 • 結果通知 • データ分析 • レポート作成 • フラグ管理 |
| 無料トライアル | デモ画面あり |
i-web(アイウェブ)

出典:https://i-web-ats.humanage.co.jp/
i-webはヒューマネージが提供する新卒採用向け採用管理システムです。採用媒体はリクナビ・Airワーク採用管理、キャリタス就活、OfferBoxなどと連携できるため、媒体ごとに応募者情報を確認・転記する手間を減らせます。ヒューマネージの適性検査に加え、SPI3との連携にも対応しており、エントリーから検査受検、選考管理までを分断せずに運用しやすい点も特徴です。
また、i-webは選考フローの自由度が高く、説明会、面接、リクルーター面談、グループ採用、内定者フォローなど、企業ごとに異なる新卒採用プロセスに合わせて設計しやすいシステムです。シーズン途中で選考フローを変更する場合や、一部の候補者だけ個別対応が必要になる際にも、候補者情報や進捗を一元管理しながら運用できるため、大規模採用で起こりやすい管理の抜け漏れを防ぎやすくなります。
採用活動の規模が大きく、媒体連携・適性検査連携・選考管理・候補者フォロー・採用分析までを一つの基盤で管理したい企業に向いています。一方で、機能範囲が広いため、小規模採用でシンプルな応募者管理だけを求める企業よりも、複数チャネルを活用した採用活動を本格的に運用する企業のほうが相性はよいでしょう。
このように、i-webは応募者数が多く、複数の採用経路を同時に運用する新卒採用に向いている採用管理システムです。
| サービス名 | i-web |
| 月額料金 | 要問合せ |
| 機能 | • データ分析 • 選考管理 • Web面接 • 面接評価 • 内定者管理 • 適性検査連携 • マイページ作成 • 統計機能 |
| 無料トライアル | デモあり |
JobSuite FRESHERS(ジョブスイートフレッシャーズ)

出典:https://jobsuite.jp/freshers/
JobSuite FRESHERSは、NSDデジタルソリューションズが提供する新卒採用向けの採用管理システムです。新卒採用と中途採用では管理すべき情報や候補者との関係づくりが異なるという考えのもと、新卒採用の実務に必要な機能をシンプルに使える設計で提供されています。
大きな特徴は、インターンから本選考まで、学生との接点を継続して管理しやすい点です。近年の新卒採用では、早期接点を持った学生を本選考までどうつなげるか、説明会後の離脱をどう防ぐか、内定後の関係性をどう維持するかが重要になっています。JobSuite FRESHERSは、こうした新卒採用ならではの「つながり」を管理することを重視しており、単なる応募者管理だけでなく、学生との関係性を途切れさせにくい運用に向いています。
また、LINEと連携した学生への連絡通知機能を備えているため、メールだけでは見落とされやすい案内やリマインドを届けやすい点も特徴です。説明会や選考の案内、候補者への通知を効率化することで、採用担当者の連絡業務の負担を減らしながら、学生側の確認漏れも防ぎやすくなります。
導入時だけでなく、利用期間中も専任のカスタマーサポートを受けられるため、シンプルなATSを使いたいものの、初期設定や運用面の支援も重視したい企業に適したサービスです。
| サービス名 | JobSuite FRESHERS |
| 月額料金 | 50,000円〜 |
| 機能 | • 選考管理 • LINE連携 • インターン管理 • 通知機能 • データ分析 • 情報共有 |
| 無料トライアル | デモあり |
AOL(アクセスオンライン)

出典:https://saponet.mynavi.jp/pickup/aol/
AOL(アクセスオンライン)はマイナビが提供する新卒採用向けの採用管理システムです。マイナビと連動した応募導線を構築できる点が大きな特徴です。新卒採用は学生が別システムへの登録やログインで離脱してしまうことがありますが、マイナビに登録している学生はマイナビの会員ID・パスワードを使ってAOLへのエントリーやマイページログインができます。マイナビ上には未読メッセージのアラートを表示できるため、メールだけでは見落とされやすい企業からの連絡にも気づいてもらいやすい設計です。
また、AOLは説明会予約や面接予約、合否フラグ管理、面接官アサイン、面接官の自動振り分けなど、新卒採用で発生する選考運営業務に対応しています。特に面接官が多い企業や、複数レーンで面接を進める企業では、面接官への割り当てや評価回収が煩雑になりやすいため、レーン管理やWeb上での評価入力を活用することで、選考状況を整理しやすくなります。
AOLは単に応募者情報を管理するだけでなく、マイナビ経由の応募者体験をなめらかにしながら、説明会・面接・評価・内定者フォローまでを一貫して管理したい企業に向いています。特に、マイナビを新卒採用の主要チャネルとして活用している企業や、学生のマイページログイン率、連絡到達率、面接官管理に課題がある企業と相性のよい採用管理システムです。
| サービス名 | AOL |
| 月額料金 | 要問合せ |
| 機能 | • 応募者管理 • レーン管理 • 面接調整 • Web面接 • データ分析 • メール配信 • LINE連携 • マイナビ連携 |
| 無料トライアル | デモあり |
キャリタス Contact(キャリタスコンタクト)

出典:https://biz.career-tasu.co.jp/service/contact.career-tasu.html
キャリタス Contactは株式会社キャリタスが提供するLINE採用ツールです。学生との連絡をLINE上で行えるだけでなく、説明会予約、選考ステータス管理、リマインド配信、学校別の候補者管理まで対応しており、新卒採用における候補者コミュニケーションを効率化しやすいサービスです。
キャリタス Contactでは、あらかじめ登録したメッセージを任意のタイミングで自動配信できるシナリオ配信や、タグ情報をもとに必要な学生へ追いかけ連絡を行う自動リマインドに対応しています。担当者が個別に連絡し続ける負担を減らせるだけでなく、採用活動で起こりやすい「学生との接点切れ」を防ぎやすい点です。
候補者管理機能は学生をLINEの表示名ではなく氏名で管理でき、学校名などの項目も自由に追加できます。学校群管理にも対応しているため、学校別・属性別に学生を分類し、対象を絞ったメッセージ配信を行いやすい点も特徴です。母集団形成後の学生フォローや、学校群ごとの接触状況を見ながら採用活動を進めたい企業にとって使いやすい設計です。
| サービス名 | キャリタス Contact |
| 月額料金 | 39,800円~(税別) |
| 機能 | • LINE連携 • 自動配信 • 日程調整 • QRコード管理 • 学校別管理 • 選考管理 • ファイル管理 • データ分析 |
| 無料トライアル | デモあり |
miryo+(ミリョプラ)

出典:https://www.legaseed.co.jp/miryoplus/
miryo+はLegaseedが提供する候補者魅了型CXクラウドです。一般的な採用管理システムのように、応募者情報や選考進捗を管理するだけでなく、候補者の志望度を高め、内定辞退を防ぐためのコミュニケーション設計に重点を置いていて設計されています。
miryo+ならではの「候補者マトリクス」という機能では、企業側の採用意欲と、候補者側の志望度を掛け合わせて可視化できます。従来の採用管理では、選考通過・不合格といったステータス管理に寄りがちですが、miryo+では「候補者がどの程度自社に惹かれているのか」「採用したい候補者に対して十分な働きかけができているのか」まで把握しやすいです。
また、反応速度検知とアクションアラートによって、候補者への連絡タイミングを逃しにくい点も強みです。候補者が連絡に反応するまでの時間や傾向を可視化し、必要なタイミングでアプローチを促してくれるため、担当者の感覚や経験だけに頼ったフォローから脱却しやすくなります。採用競合に先に内定承諾されてしまう、志望度が下がっている兆候に気づけないといった課題を抱える企業に向いています。
| サービス名 | miryo+ |
| 月額料金 | 要問合せ |
| 機能 | • 候補者マトリクス • 反応速度検知 • アラート機能 • 面接ノート • データ分析 • 志望度管理 • 情報共有 |
| 無料トライアル | デモあり |
【中途採用向け】採用管理システム(ATS)5選
HRMOS(ハーモス)採用

HRMOS採用は株式会社ビズリーチが提供する採用管理システムです。中途採用を中心に、候補者情報の一元管理、面接日程調整、評価共有、採用レポート作成までをまとめて行えるATSで、単なる応募者管理にとどまらず、採用活動の改善まで見据えて運用できます。
特に強みが出やすいのは、採用経路ごとの効果や選考フローの通過率を可視化したい企業です。自社サイト、求人媒体、人材紹介会社、スカウト経由など、複数チャネルから集まる候補者情報を一元管理し、応募経路別・求人別の通過率や辞退理由、採用コストなどをレポートで確認できます。どの経路から採用につながっているのか、どの選考ステップで候補者が離脱しているのかを把握しやすいため、採用活動を感覚ではなくデータをもとに改善できます。
近年はAI機能の拡充も進んでおり、求人自動生成機能では採用したい人物像を簡単な言葉で入力すると、職種や必要スキルの候補をもとに、採用背景、業務内容、求める人物像を含む募集文を作成してくれます。専門性の高いポジションでは求人要件の整理や文章化が属人化しやすいですが、AIを活用することで、求人作成の工数を抑えながら一定の品質で求人票を作成しやすくなります。
また、書類判定アシスト機能では、事前に設定した必須要件や歓迎要件に対して、応募書類がどの程度合致しているかをAIが判定します。大量の応募書類を確認する場合や、担当者によって書類選考の基準にばらつきが出やすい場合に、初期確認の負担を減らし、より再現性のある選考につなげやすいです。
| サービス名 | HRMOS採用 |
| 月額料金 | 要見積もり |
| 機能 | • 求人管理 • 面接調整 • 自動レポート • データ分析 • エージェント管理 • 選考管理 • 日程調整 • 評価入力 |
| 無料トライアル | 要問い合わせ |
HERP Hire(ハープハイヤー)

HERP Hireは株式会社HERPが提供する採用管理システムです。中途採用、とくにデジタル人材採用に強みを持つATSで、応募者情報の一元管理だけでなく、現場メンバーを巻き込んで採用を進める「スクラム採用」に特徴があります。
一般的な採用管理システムでは、人事担当者が応募者情報や選考進捗を管理し、現場面接官には必要な情報だけを共有する運用になりがちです。HERP HireではSlackやChatworkとの連携により、応募通知や選考依頼、評価共有などを現場メンバーが普段使うコミュニケーションツール上で確認しやすくなっています。採用担当者だけでなく、事業部・エンジニア・面接官を巻き込みながら候補者対応を進めたい企業と相性のよいサービスです。
HERP Hireは求人媒体連携にも強みがあります。14種類の採用媒体と公式連携しており、合計約30種類の採用媒体から応募情報を自動で取り込めます。そのため、媒体ごとに管理画面を確認したり、候補者情報を手作業で転記したりする負担を減らせる仕様になっています。複数の求人媒体やスカウト媒体を併用している企業でも、候補者情報をHERP Hire上に集約しやすいでしょう。
また、候補者ごとの選考状況や評価を一元管理でき、求人媒体上のプロフィールもHERP Hire上で確認できます。候補者情報、選考ステータス、評価コメント、連絡履歴を分断せずに管理できるため、面接官が候補者の背景を把握しやすく、選考中の情報共有の抜け漏れも防ぎやすくなります。
| サービス名 | HERP Hire |
| 月額料金 | 要問合せ |
| 機能 | • 求人作成 • エージェント管理 • 面接調整 • 社員紹介 • データ分析 • タレントプール • 自動連携 |
| 無料トライアル | 要問合せ |
JobSuite CAREER(ジョブスイートキャリア)

出典:https://jobsuite.jp/career/
JobSuite CAREERはNSDデジタルソリューションズが提供する中途採用向けの採用管理システムです。人事担当者の実務に合わせた使いやすさを重視しており、応募者情報の集約、選考進捗の管理、面接依頼、日程調整、評価共有、採用データの集計までを一つの画面で管理できます。
JobSuite CAREERは中途採用で発生しやすい「応募経路の分散」と「社内選考依頼の煩雑さ」を整理しやすいです。求人媒体、人材紹介会社、自社採用サイトなど複数の経路から応募者が集まる場合でも、候補者情報をJobSuite CAREER上に集約できます。求人媒体の自動取り込み実績は80媒体以上あり、媒体ごとの管理画面を行き来したり、応募者情報を手作業で転記したりする負担を減らしやすいサービスです。
また、部門との連携を前提にした機能もJobSuite CAREERの特徴です。中途採用では、人事だけでなく、配属予定部門や現場責任者が書類選考・面接評価に関わるケースが多くあります。2025年には「部門書類選考一括依頼機能」が追加され、2026年には「部門マイページ」もリニューアルされています。現場に選考依頼を出す、書類確認を依頼する、評価を回収する、といった工程をシステム上で進めやすくなっており、部門を巻き込む中途採用向きの採用管理システムです。
| サービス名 | JobSuite CAREER |
| 月額料金 | 50,000円~ |
| 機能 | • 求人管理 • 選考管理 • データ分析 • 面接調整 • エージェント管理 • 応募者管理 • スケジュール管理 • 評価入力 |
| 無料トライアル | デモあり |
クラウドハウス採用

出典:https://cloud-house-saiyo.official.career/
クラウドハウス採用は株式会社Techouseが提供する採用支援サービスです。
自社採用サイトを起点に応募を増やしたい企業に向いており、採用管理システムとしての機能から自社の採用サイト制作の構築まで対応しています。クラウドハウス採用では、企業ごとの採用戦略やターゲットに合わせて設計されたオリジナルの採用サイトを構築でき、デザインやコンテンツの自由度も高いため、企業の魅力や働く環境をより具体的に伝えやすくなります。さらに、応募につながる導線設計やコンテンツ改善まで支援を受けられるため、単に採用サイトを作るだけでなく、応募数の増加につなげやすい点が特徴です。
また、採用サイトのアクセス解析や応募数、選考通過率などをもとに、採用プロセス全体を改善しやすい点もクラウドハウス採用の特徴です。Googleアナリティクスなどの分析ツールを採用サイトに実装し、応募獲得から選考管理までのデータを見ながら改善施策を立てられます。応募者管理だけでなく、どの求人・どの流入経路・どの選考段階に課題があるのかを把握することも可能です。
導入時は、専任のカスタマーサクセスがヒアリング、プランニング、サイト構築、システム要件定義、求人媒体連携まで支援します。導入後も、採用戦略の変更や選考フローの見直し、採用サイトの文言・写真の修正などに伴走してもらえるため、採用サイトとATSを別々に運用する負担を減らしたい企業にも適しています。
| サービス名 | クラウドハウス採用 |
| 月額料金 | 個別見積もり |
| 機能 | • SEO対策 • 面接調整 • サイト制作 • 応募者管理 • データ分析 • 媒体連携 • 自動連絡 |
| 無料トライアル | デモ・トライアルあり |
HITO-Link リクルーティング

出典:https://www.hito-link.jp/recruiting/
HITO-Link リクルーティングはパーソルイノベーションが展開する採用管理システムです。40種類以上の求人媒体と連携できるため、大手求人媒体だけでなく、業界特化型・地域特化型の媒体を併用している企業でも、応募者情報を一元管理できます。媒体ごとの管理画面を確認したり、CSVを加工して応募者情報を転記したりする作業を減らせるため、複数チャネルで母集団形成を行う企業向きです。
また、人材紹介会社や派遣会社との連携にも対応しているため、求人媒体経由の応募と紹介会社経由の推薦を同じ画面で管理しやすい点も強みです。紹介会社ごとに候補者情報や選考状況を個別管理していると、進捗共有や連絡漏れが発生しやすくなります。HITO-Link リクルーティングでは、候補者情報、選考ステータス、評価、連絡履歴をまとめて管理できるため、採用担当者だけでなく現場面接官や紹介会社との情報共有も進めやすいです。
近年は、エージェント向けの候補者登録にAI入力補助機能も追加されています。従来は職務経歴書などのファイルを登録したあと、ファイル内の候補者情報を登録フォームへ転記する必要がありました。現在は、登録したPDFをAIが解析し、候補者基本情報の入力を補助できるため、紹介会社経由の推薦受付における転記作業を減らしやすくなっています。
さらに、HITO-Link事業全体では、採用管理システムに加えて、タレントプール管理の「HITO-Link CRM」や人材紹介会社向けの「HITO-Linkエージェント」も展開されているため、今後の拡張性も期待しやすいサービスと考えられます。
| サービス名 | HITO-Link リクルーティング |
| 月額料金 | 50,000円~ |
| 機能 | • 応募者管理 • データ分析 • 面接調整 • 自動連絡 • 求人管理 • カレンダー連携 • レポート作成 |
| 無料トライアル | デモあり |
【新卒・中途どちらも対応】採用管理システム(ATS)3選
ジョブカン採用管理

ジョブカン採用管理は株式会社DONUTSが提供するクラウド型の採用管理システムです。採用管理システムを初めて導入する企業でも使いやすい設計をしています。高機能なATSでは、初期設定や運用ルールの整備に時間がかかることがありますが、ジョブカン採用管理はシンプルな画面で、現場の面接官も使いやすいです。
採用サイト・求人ページの作成機能もあり、求人情報を入力するだけで自社の採用ページを作成できます。作成した求人情報は、IndeedやGoogleしごと検索への掲載にも対応しているため、自社採用ページを持ちながら応募獲得につなげたい企業にも向いています。限定公開求人にも対応しており、URLを知っている人だけが閲覧できる求人ページを作成できるため、リファラル採用や特定職種向けの非公開募集にも活用しやすいです。
面接日程調整では、Googleカレンダー連携や会議室設定、日程候補の回収設定に対応しています。面接官の予定や会議室の空き状況を考慮しながら調整できるため、候補者との日程調整にかかるやり取りを減らしやすい点もメリットです。2025年にはTeams会議URLの発行にも対応しており、オンライン面接を実施する企業でも使いやすくなっています。
近年では、採用の質を高めるためのオプション機能も拡充されています。2026年にはリファレンスチェック機能が提供開始され、候補者に関する第三者評価の依頼、回答状況の確認、結果レポートの確認をジョブカン採用管理上で行えるようになりました。回答結果は候補者情報と連携されるため、リファレンスチェックだけを別ツールで管理する手間を減らし、選考情報として一元管理しやすくなっています。
| サービス名 | ジョブカン採用管理 |
| 月額料金 | LITEプラン:8,500円~ STANDARDプラン:30,000円~ |
| 機能 | • 採用サイト作成 • 候補者管理 • 面接調整 • データ分析 • 自動連携 • レポート作成 • フィードバック |
| 無料トライアル | 30日間無料 無料プランあり(〜30名/月・機能制限あり) |
採用一括かんりくん

出典:https://www.career-cloud.asia/
新卒・中途採用の両方に対応する採用一括かんりくんは、1,800社以上の導入実績を誇る人気の採用管理システムです。
Indeed、リクナビ、マイナビなど40以上の求人媒体との連携により、応募者情報を一元管理できる点が特徴的です。選考から内定までの進捗管理はもちろん、LINE連携による円滑なコミュニケーションや、Zoom、Teams等の主要なWeb面接ツールとの連携機能も充実しています。
特筆すべきは、神戸大学の服部教授監修による独自の歩留まり向上AI機能を搭載している点です。データ蓄積に追加費用が発生せず、過去の採用実績との比較分析も容易なため、採用活動の継続的な改善が可能となっています。手頃な価格設定で、専任担当者による3ヶ月間の手厚い導入サポートも提供されているため、初めてのATS導入でも安心して利用できます。
| サービス名 | 採用一括かんりくん |
| 月額料金 | 要問合せ |
| 機能 | • 選考管理 • 面接調整 • 応募者管理 • データ分析 • 自動連絡 • 求人管理 • 評価入力 |
| 無料トライアル | デモあり |
sonar ATS(ソナーエーティーエス)

出典:https://sonar-ats.jp/
sonar ATSはThinkings株式会社が提供する採用管理システムです。企業ごとに異なる採用フローをノーコードで設計しやすいという特徴があります。新卒採用では説明会、グループ面接、適性検査、リクルーター面談、内定者フォローなど、複数のステップが並行しやすくなります。中途採用でも職種ごとに書類選考、現場面接、役員面接、オファー面談などの流れが異なります。sonar ATSでは、こうした複雑な選考プロセスをフロー図として設計でき、分岐や合流も設定できるため、自社の採用実務に合わせて選考管理を行いやすいサービスです。
sonar ATSは外部サービスとの連携範囲が広い点も特徴です。求人媒体や採用メディアだけでなく、適性検査、Web面接ツール、メッセージ・カレンダーツール、人事・労務ツールなど、採用活動で使う周辺サービスとの連携を進めています。採用管理システムを中心に、既存のHRサービスを組み合わせて運用したい企業に向いています。
採用分析機能ではダッシュボードでのデータ確認や各種集計機能に対応しています。選考の各段階ごとの応募者数や進捗状況を把握できるため、どの段階で離脱が多いのかを確認しやすく、手作業での集計の手間を減らしながら採用活動の改善に役立てることができます。
| サービス名 | sonar ATS |
| 月額料金 | 初期費用なし 月額22,000円〜 |
| 機能 | • 求人作成管理 • 自動化機能 • データ分析 • Indeed連携 • 選考管理 • エントリー管理 • クロス集計 |
| 無料トライアル | デモあり |
【無料で使える】採用管理システム(ATS)4選
AirWORK(エアワーク)採用管理

出典:https://airregi.jp/work/recruitment/
AirWORK採用管理は、リクルートグループが提供する無料の採用管理サービスです。採用ホームページの作成、求人の作成・公開、応募者管理まで基本機能を0円で利用でき、費用を抑えて採用を始めたい企業に適しています。
求人情報を入力するだけで自社の採用ページを作成できます。応募者管理は対応状況や面接日などをステータスで整理でき、対応漏れを防ぎやすい設計です。他媒体や電話応募の登録にも対応しており、一元管理が可能です。
また、Indeedや検索エンジンへの自動連携にも対応しており、有料オプションのIndeed PLUSを利用すれば、複数の求人サイトへの掲載や求職者へのアプローチも可能です。基本無料で始められ、必要に応じて費用を調整できる点も魅力です。
| サービス名 | AirWORK採用管理 |
| 月額料金 | 基本機能:0円 有料オプション:クリック課金制 |
| 機能 | • 求人作成 • 応募者管理 • 採用HP作成 • Indeed連携 • 自動アプローチ • データ分析 • 面接調整 |
| 無料トライアル | 基本機能無料で利用可能 |
Talentio(タレンティオ)

出典:https://www.talentio.co.jp/
Talentioは求人管理から候補者管理、選考進捗の可視化、評価、採用分析までを一元化できる採用管理システムです。無料のFreeプランも用意されており、小規模な採用活動から始めたい企業でも導入しやすいです。
応募者管理だけでなく、リファラル採用やタレントプール運用まで対応できる点が強みです。過去応募者や社員紹介候補なども管理できるため、将来的な採用接点を資産化しやすくなります。未対応タスクや選考状況も画面上で確認できるため、候補者対応の抜け漏れ防止にも役立ちます。
2026年には、統合型人事システムを展開するjinjerグループへの参画が発表されました。今後は、採用時の候補者情報と入社後の人事データをよりつなげやすくなる可能性があります。採用活動を一時的な応募管理で終わらせず、候補者データを中長期的に活用したい企業に向いています。
| サービス名 | Talentio(タレンティオ) |
| 月額料金 | Basic:要問合せ Business:要問合せ Enterprise:要問合せ (無料プランあり) |
| 機能 | • 求人管理 • 選考管理 • 自動化機能 • データ分析 • 評価管理 • タレントプール • オファー管理 |
| 無料トライアル | 無料プランあり |
Hirehub(ハイヤーハブ)

Hirehubはエン株式会社が提供する完全無料の採用管理システムです。求人作成や候補者の取り込み、選考管理、面接日程調整、応募者とのメッセージまで0円で利用でき、費用をかけずにATSを導入したい企業に適しています。
人材エージェント・求人メディア・自社サイトなど、複数経路から集まる応募者を求人に紐づけて一元管理できます。人材エージェントは担当者や候補者ごとに管理できるため、紹介会社とのやり取りが煩雑になりやすい中途採用でも進捗を整理しやすいです。
求人メディアについては主要10サイトの候補者情報を取り込め、エン転職からの応募者は自動集約に対応しています。また、無料の採用HP作成ツール「engage」と連携できるため、自社採用サイト経由の応募もまとめて管理できます。
| サービス名 | Hirehub(ハイヤーハブ) |
| 月額料金 | 0円(完全無料) |
| 機能 | • 求人作成 • 選考管理 • 面接調整 • エージェント管理 • 応募者管理 • 自動取込機能 • メッセージ機能 |
| 無料トライアル | 完全無料で利用可能 |
リクナビHRTech 採用管理

出典:https://hrtech.rikunabi.com/ats/
リクナビHRTech 採用管理はリクルートグループが提供する中途採用向けの採用管理システムです。初期費用・月額費用・追加料金がかからず、完全無料で利用できる点が大きな特徴です。
ユーザーアカウントや紹介会社、候補者の登録数に上限がないため、人材紹介会社経由の候補者を多く扱う企業でも費用を気にせず運用しやすいでしょう。候補者情報や選考状況、レジュメ、合否判定を一覧で管理でき、Excelに近い操作感で使えるため、はじめてATSを導入する企業にも向いています。
また、面接候補日の連絡や選考データの集計・分析にも対応しています。高機能な採用サイト作成や求人媒体連携を重視するよりも、紹介会社経由の中途採用を無料で整理したい企業に適したサービスです。
| サービス名 | リクナビHRTech 採用管理 |
| 月額料金 | 完全無料 (初期費用・月額費用なし) |
| 機能 | • 候補者管理 • 自動登録 • 選考分析 • 日程調整 • データ閲覧 • 合否判定 • レジュメ管理 |
| 無料トライアル | 無料で利用可能 |
採用管理システム(ATS)とは
採用管理システム(ATS)は、採用活動全般をデジタル化し、一元管理できるクラウドベースのソリューションです。応募者の情報管理から、選考プロセスの進捗管理、面接日程の調整、評価の記録まで、採用に関わるさまざまな業務を効率的に進めることができます。
主な機能としては、複数の求人媒体からの応募情報の自動取り込み、応募者とのコミュニケーション管理、選考ステータスの可視化、採用データの分析などが挙げられます。これらの機能により、人事担当者の作業負担を大幅に軽減し、より戦略的な採用活動に注力することが可能になります。
特に近年は、AI技術を活用した書類スクリーニングや、ビデオ面接機能を搭載したシステムも増えており、採用プロセスの効率化だけでなく、採用の質の向上にも貢献しています。また、人事システムや勤怠管理システムとの連携機能を備えたものも多く、入社後の従業員管理までシームレスに行えるようになっています。
以下のツールでは、自社の抱える採用管理の課題が他社と比べてどのくらいが差があるのかを比較できるので、ぜひ参考にしてください。
業種・従業員規模・課題・現状数値を入力すると、蓄積された参考データをもとに、自社の採用管理業務が近い企業水準と比べてどうかを確認できます。
採用管理システム(ATS)の機能
採用管理システム(ATS)は、応募者の受付から内定まで、採用活動全体を効率的に管理できるシステムです。
主に4つの基本機能を備えており、採用業務の大幅な効率化を実現します。
| 機能カテゴリー | 主な内容 |
|---|---|
| 求人管理 | ・求人情報の作成と公開 ・複数媒体への一括掲載 ・求人の進捗状況の把握 |
| 応募者情報管理 | ・履歴書や職務経歴書のデジタル管理 ・個人情報の安全な保管 ・応募者データの一元管理 |
| 選考管理 | ・面接日程の自動調整 ・選考状況の可視化 ・面接評価の入力と共有 |
| 内定者管理 | ・内定通知の送付 ・入社前フォロー ・各種手続きの自動化 |
これらの機能により、採用担当者の作業負担を軽減し、より戦略的な採用活動に時間を割くことが可能になります。
特に近年は、オンライン面接への対応やAIによる書類選考の効率化など、最新のテクノロジーを活用した機能も充実してきています。
採用管理システム(ATS)を導入するメリット
- 採用業務を自動化できる
- 応募者管理や選考管理を一元化できる
- ミスマッチを防止できる
- コストダウンにつながる
採用業務を自動化できる
採用管理システム(ATS)を導入することで、書類選考から面接設定まで、多岐にわたる採用業務を自動化できます。
例えば、応募者の書類選考では、事前に設定した基準に基づいて候補者の自動スクリーニングが可能となり、選考プロセスを大幅に効率化できます。
面接日程の調整においても、面接官の空き状況を事前に登録しておくことで、候補者が希望する日時を自動で予約できるシステムを構築でき、人事担当者の工数を削減できます。候補者への合否連絡や選考結果の通知なども自動化が可能で、採用担当者の事務作業負担を軽減できます。
採用業務の自動化により、人事担当者は候補者とのコミュニケーションや採用戦略の立案など、より価値の高い業務に注力することが可能になります。
また、採用管理システムは労務管理システムと連携することで、採用後の入社手続き(雇用契約書の作成や社会保険手続き)までシームレスになるため、人事部門全体の工数削減が可能です。
応募者管理や選考管理を一元化できる
採用管理システム(ATS)は、応募者情報や選考状況をシステム上で一元管理することを実現します。
従来のように、エクセルやメールで個別に管理していた応募者の情報を、クラウド上で体系的に整理できるため、人事チーム全体で最新の情報を共有することが容易になります。選考の進捗状況や面接評価なども一つのプラットフォームで管理できるため、採用担当者間での情報の行き違いを防ぐことができます。
さらに、過去の応募履歴や面接記録なども一元管理されているため、候補者の再応募時にも過去の選考情報を即座に確認可能。このような一元管理により、採用業務の透明性が高まり、より戦略的な採用活動の実現につながります。
また、データの分散管理によるリスクも軽減され、個人情報の適切な管理体制を構築することができるのです。
ミスマッチを防止できる
採用管理システム(ATS)の導入により、採用のミスマッチを効果的に防ぐことが可能になります。システムに蓄積された過去の採用データや離職率などの情報を分析することで、自社に適した人材像を明確化できるためです。
例えば、長期勤続している社員の特徴や、パフォーマンスの高い人材の応募時データなどを活用し、より精度の高い選考基準を設定することができます。また、応募者の経歴や志望動機を詳細に記録・分析することで、職務内容との適合性を客観的に判断できるようになりました。
面接での質問項目も、過去の成功事例をもとに最適化することが可能。これにより、採用後のギャップを最小限に抑え、互いにとって満足度の高い採用を実現することができるのです。
また、長期的に見ると採用管理システムをタレントマネジメントシステムと連携させることで、今後の精度の高い採用活動をすることができるようになります。
採用後の成長や活躍をタレントマネジメントシステムでデータ化し、高いパフォーマンスを出している社員の応募時のデータを分析できるからです。
早期離脱した社員のデータも採用管理システムのデータを分析することで、ミスマッチの兆候を特定することができます。
コストダウンにつながる
採用管理システム(ATS)の活用は、採用にかかるコストを大幅に削減することにつながります。従来は人手で行っていた応募者の書類管理や選考進捗の確認が自動化され、人事担当者の作業時間を削減できるためです。面接日程の調整も自動で行われるため、採用担当者が個別に連絡を取る手間が省けます。
さらに、ペーパーレス化により印刷費用や保管スペースの削減も実現。採用広告の効果測定や応募者データの分析が容易になることで、より費用対効果の高い採用施策を展開することも可能になりました。人材紹介会社への依頼も最適化でき、採用コストの無駄を省くことができます。このように、システム導入による業務効率化は、直接的なコスト削減につながるのです。
採用管理システム(ATS)を導入する際の注意点
- システムの定着に時間がかかる場合がある
- ランニングコストが発生する
システムの定着に時間がかかる場合がある
採用管理システムの導入直後は、社内での定着に予想以上の時間を要することがあります。特に紙やExcelでの管理に慣れている社員にとって、システムへの移行は大きな変化となるでしょう。
システムの操作に不慣れな社員からは戸惑いの声が上がることも少なくありません。また、システムの導入自体に前向きでない社員が現れる可能性も考えられます。こうした状況を放置すると、せっかくの導入効果が半減してしまいます。この課題を解決するためには、段階的な導入アプローチが効果的です。まずは導入前に十分なトレーニング期間を設け、操作方法の習得を支援することが重要となります。
さらに、社内でのフォローアップ体制を整備し、不明点やトラブルにすぐに対応できる環境を整えましょう。運用開始後も定期的に利用状況を確認し、必要に応じて追加のサポートを提供することで、スムーズな定着を実現できます。
ランニングコストが発生する
採用管理システムの導入を検討する際、初期費用だけでなく継続的なランニングコストについても考慮が必要です。多くの場合、月額もしくは年額での利用料金が発生し、採用規模や利用機能によって費用は変動します。
基本料金に加えて、求人掲載数や採用予定人数に応じた従量課金が設定されているケースも少なくありません。さらに、カスタマイズやオプション機能の追加により、想定以上のコストがかかる可能性もあるでしょう。
導入前には、自社の採用規模や必要な機能を明確にし、長期的な視点でコストを試算することが重要となります。また、複数のシステムを比較検討する際は、単純な料金プランだけでなく、追加料金が発生する条件も詳しく確認しましょう。システムの変更や解約時の費用についても事前に把握しておくことで、予期せぬ出費を防ぐことができます。
採用管理システム(ATS)の選び方
- 新卒や中途などどの採用向けか確認する
- 連携している外部サービスを確認する
- 使いやすさを確認する
- 自社の採用規模に合っているか確認する
- セキュリティ対策は万全か確認する
新卒や中途などどの採用向けか確認する
採用管理システムを選ぶ際、まず確認すべきは自社の採用ターゲットです。
新卒採用向けのシステムは、大量の応募者を効率的に管理し、説明会や面接の一括予約機能が充実しています。一方、中途採用向けは、スキルや経験値の評価機能が重視され、より詳細な候補者情報の管理が可能となっています。
インターンシップやアルバイト採用に特化したシステムもあり、それぞれの採用形態に応じた機能が実装されているのが特徴です。特に新卒と中途の両方を扱う企業では、双方に対応できる統合型のシステムを選択することで、採用業務全体の効率化が図れます。
採用規模や頻度によっても最適なシステムは異なってきます。年間採用人数が多い企業では、一括データ処理機能や高度な検索機能が重要になる一方、採用数が少ない企業では、シンプルで使いやすい機能に重点を置いたシステムが適しているでしょう。
連携している外部サービスを確認する
採用管理システムを導入する際は、自社が利用している外部サービスとの連携可能性を確認することが重要です。
主要なATSは、求人媒体やHRテックサービスとの連携機能を豊富に備えています。特に、SlackやTeamsなどのコミュニケーションツール、GoogleカレンダーやOutlookといったスケジュール管理ツールとの連携は、日々の採用業務を大幅に効率化できるポイントとなります。
人材管理システムやタレントマネジメントシステムとの連携も見逃せません。SmartHRやカオナビなどの人事系システムと連携することで、内定者データの移行がスムーズになるためです。
特に、人事マスタとなる人事管理システムと連携できない採用管理システムを選んでしまうと、入社後の従業員情報を手入力で移行する必要があり、転記ミスや登録漏れなどのヒューマンエラーにつながる可能性があります。
すでに人事管理システムを導入している企業は、採用管理システムとのデータ連携可否を確認しておきましょう。これから人事領域のDX化を進める企業は、人事マスタをどのシステムで管理するかという視点から検討することも重要です。
また、適性検査やリファレンスチェックツールとの連携機能を持つシステムも増えており、選考プロセス全体の一元管理が実現できます。
連携サービスの数は各ATSによって大きく異なります。たとえば40以上の求人媒体と連携できるシステムもあれば、特定の媒体に特化したものもあるため、自社の採用戦略に合わせて選択することが賢明でしょう。
使いやすさを確認する
採用管理システムは、人事部門だけでなく現場の面接官など、さまざまな立場のユーザーが利用します。そのため、直感的に操作できるインターフェースを備えているかどうかは、システム選びの重要なポイントとなります。
特に注目すべきは、選考状況の可視化や応募者とのコミュニケーション機能の使いやすさです。グラフやフロー図で選考状況を一目で把握できたり、面接日程の自動調整機能が充実していたりするシステムは、日常的な採用業務の負担を大きく軽減できるでしょう。
また、システムの動作パフォーマンスも重要な要素です。レスポンスの遅さは応募者への対応の遅れにつながり、優秀な人材を逃す原因となることも。導入前にデモ版やトライアル版で実際の操作感を確認し、自社の採用フローに合わせた使い勝手の良さを検証することをお勧めします。
自社の採用規模に合っているか確認する
採用管理システムの選定において、自社の採用規模との適合性は重要な判断基準となります。年間採用数が数名程度の小規模採用では、シンプルな機能に特化したシステムで十分対応が可能です。一方、大規模採用を行う企業では、大量の応募者データを効率的に処理できる高度な機能が必須となるでしょう。
料金体系も採用規模によって最適なものが異なってきます。小規模採用の場合は、採用人数ごとに細かく料金が設定されているプランが費用対効果に優れています。大規模採用では、一定数までの応募者管理が定額で可能なプランを選択することで、コストの予測が立てやすくなるはずです。
将来的な採用規模の変動も考慮に入れる必要があります。成長フェーズにある企業では、スケーラビリティの高いシステムを選択することで、採用規模の拡大にも柔軟に対応できます。
セキュリティ対策は万全か確認する
採用管理システムでは、応募者の個人情報や選考基準といった機密性の高いデータを扱うため、セキュリティ対策は最重要項目の一つです。データの暗号化方式やアクセス権限の設定機能、定期的なバックアップ体制など、複数の観点からシステムの安全性を確認する必要があります。
特にクラウド型のシステムを選ぶ際は、ISO/IEC 27001などの国際規格認証を取得しているかどうかをチェックしましょう。この認証は、情報セキュリティの管理体制が適切に整備されていることを示す重要な指標となります。
また、ユーザーごとにアクセス可能な情報を制限できる権限管理機能も必須です。部署や役職に応じて閲覧できる情報を適切に制御することで、意図しない情報漏洩のリスクを最小限に抑えられます。さらに、システムへのログイン履歴や操作ログを確認できる機能があれば、不正アクセスの早期発見にも役立つでしょう。
採用管理システム(ATS)で応募者や選考を一元管理しよう
採用管理システム(ATS)は、企業の採用活動を効率化し、戦略的な人材獲得を実現する必須のツールとして注目を集めています。複数の求人媒体からの応募者情報を自動で一元管理し、選考プロセスの効率化や採用データの可視化を実現することで、人事担当者の業務負担を大幅に軽減可能です。
特に、LINEやメールとの連携による自動コミュニケーション機能、カレンダー連携による面接日程調整の効率化、そして採用成果のリアルタイム分析により、より戦略的な採用活動が可能となります。導入企業の多くが業務効率の改善と採用コストの削減を実現しており、採用競争力の向上にも貢献しています。
企業規模や採用ニーズに応じて最適なシステムを選択することで、応募者とのコミュニケーションの質を向上させながら、採用業務全体の最適化を図ることができます。今後の採用市場において、ATSの活用はますます重要性を増していくでしょう。





















