RPAツールについて詳しく知りたい
RPAツールを比較したい
この記事を読んでいるあなたは上記のように考えているかもしれません。
RPAツールは、書類作成やデータ入力・分析など、ある程度ルール化された業務を自動化できます。
シナリオを作成して自動化ロボットを開発していき、人でなくても問題ない業務の最適化が行えます。
業務の効率化はもちろん、外注費や人件費のコスト削減にも繋がる優秀なツールです。
この記事では、「おすすめのRPAツールの比較から選び方や注意点」まで詳しく解説していきます。
- ルール化された業務の自動化ができる
- 業務効率化によって、時間に余裕ができる
- 適材適所な人材配置ができる
- 必ず複数の会社の資料を見て比較する
目次
RPAツールのおすすめ26選比較一覧表
RPAツールは様々な会社が提供しており、料金や特徴も様々です。
そのため、まずはおすすめのRPAツール26社を一覧表でご紹介します。
初めての方向けや小規模・大規模向けなど、いくつかのカテゴリに分けていますので、ぜひ参考にしてください。
初めて導入する場合は、約97%のユーザーが継続的に利用しているbattonがおすすめです。
まるでスマホのような直感的な操作ができるため、手軽に導入できるでしょう。
初めての導入におすすめなRPAツール比較表
サービス名 | 特徴/料金 |
---|---|
batton →資料を見る! | ・97%以上のユーザーが、継続的に活用 ・スマホのような操作性で扱いやすい ・問い合わせが必要 |
JobAuto →資料を見る! | ・パソコン上の作業を大幅に自動化 ・様々なブラウザやアプリケーションの自動化に対応 ・初期費用:0円/月額料金:80,000円~ |
ipasロボ →資料を見る! | ・1ヵ月無料のライセンスが利用可能 ・SES契約によるRPAコンサルティングも可能 ・問い合わせが必要 |
NEC Robotic Desktop Automation Solution →資料を見る! | ・誰でも簡単に自動化ロボットが作成可能 ・日本語がメイン言語で扱いやすい ・問い合わせが必要 |
RoboTANGO(ロボタンゴ) →資料を見る! | ・ライセンス1つで、複数のパソコンで使える ・システムの操作やロボット作成のサポートが充実 ・初期費用:100,000円/月額料金:50,000円 |
BizteX cobit →資料を見る! | ・直感的な操作性 ・低コストで導入できる ・初期費用:0円/月額料金:20,000円~ |
Autoジョブ名人 →資料を見る! | ・扱いやすい操作性 ・自動化ノウハウを学べるセミナーやサポートが充実 ・開発版:600,000円(1年間)/実行版:180,000円(1年間) |
EzAvater →資料を見る! | ・無制限に自動化シナリオが作成可能 ・活用しやすいシナリオサンプルがある ・初期費用:0円/年間費用:200,000円~ |
アシロボRPA →資料を見る! | ・セキュリティレベルが高い ・無料のアフターサポートが充実 ・初期費用:200,000円/月額料金:50,000円~ |
オークファンロボ →資料を見る! | ・低コストで導入できる ・24時間365日でロボットが稼働できる ・初期費用:0円/月額料金:33,000円~ |
小規模向けのおすすめなRPAツール比較表
サービス名 | 特徴/料金 |
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EzRobot →資料を見る! | ・税理士・社労士等の士業に多数の導入実績。様々な業態に対応 ・操作方法からロボット構築の提案まで、徹底された無料webサポート ・初期費用:0円/月額料金:50,000円(追加費用無し) |
RaQubo →資料を見る! | ・ユーザー目線の優れたインターフェース ・操作マニュアルやトレーニングなど、サポートが充実 ・初期費用:200,000円/月額料金:50,000円~(6か月契約) |
WinActor →資料を見る! | ・パソコン1台から手軽に導入できる ・定期的に勉強会が開始されている ・フル機能版:908,000円(1年間)/実行専用版:248,000円(1年間) |
Robo-Pat →資料を見る! | ・ネット接続なしでも使用可能 ・難しい知識がなくても使える直感的な操作性 ・初期費用:0円/フル機能版:120,000円(月額料金)/実行版:40,000円~(月額料金) |
UiPath →資料を見る! | ・分析ツールを活用して、導入効果が確認できる ・無料トライアルが60日間とたっぷりある ・問い合わせが必要 |
WorkFusion →資料を見る! | ・Web上でサポートやトレーニングが受けられる ・日本語には対応していないが、製品レベルは高い ・問い合わせが必要 |
SynchRoid →資料を見る! | ・サポートが充実した安心感のある製品 ・無料トライアルも30日間ある ・初期費用:0円/ライトパック:900,000円(年額)/ベーシックパック:600,000円(月額) |
大規模向けのおすすめなRPAツール比較表
サービス名 | 特徴/料金 |
---|---|
BizRobo! →資料を見る! | ・規模や業種に合わせて、様々なプランがある ・導入検討から展開まで、幅広くサポートしてくれる ・初期費用:200,000円/ベーシックプラン:7,200,000円(年額)/ライトプラン:1,200,000円(年額) |
Blue Prism →資料を見る! | ・グローバルシェアNo.1 ・レベルの高い管理機能やセキュリティ ・年間料金:1,200,000円 |
RooPA →資料を見る! | ・高精度の読み取り機能を搭載 ・難しい操作は不要で、簡単に利用できる ・問い合わせが必要 |
Verint RPA →資料を見る! | ・完全自動化と部分的自動化の2種類のサービスがある ・文字や画像を認識できるロボットシステム ・問い合わせが必要 |
Pega RPA →資料を見る! | ・AI機能が搭載されており、業務を自動的に最適化できる ・メールボット機能を搭載 ・問い合わせが必要 |
NICE →資料を見る! | ・テキスト音声の分析力が優秀 ・ワークフローの自動生成が可能 ・問い合わせが必要 |
その他事務作業効率化におすすめなRPAツール比較表
比較表を見てわかるように、たくさん種類のツールがあり、機能や価格も様々です。
たくさんの中から1,2社だけ問い合わせただけで比較してしまうと、自社に合っていないツールを導入してしまいます。
必ず、複数の会社のツールの資料を比較してください。
しかし、これだけ多くの会社を1社ずつ問い合わせて資料を取り寄せるのは非常に効率が悪いです。
一括資料請求を利用して、効率よくRPAツールを導入してみましょう。
RPAツールのおすすめ人気26選|完全無料ツールはある?
RPAツールとひと口に言っても、様々な会社がサービスを提供しています。
ツールの中でも会社規模や業態によって、適切なサービスは異なります。
そのため、この項目では以下のツールをいくつかのカテゴリに分けてご紹介します。
初めての導入におすすめなRPAツール
batton
出典:https://lp.batton.cloud/2022-0301
battonは株式会社battonが提供するツールで、具体的な導入料金については問い合わせが必要です。
スマホ感覚で簡単に活用できる操作性で、難しい知識がなくても簡単に自動化ロボットが作成可能になっています。
また、ライセンスを1つ契約すればいくつものパソコンに無制限でインストールできる点も魅力です。
ツールを導入しても続かない方も多いですが、battonでは約97%の方が継続的に利用しています。
この点からも良質なツールであることが分かるため、気になる方は1度問い合わせてみると良いでしょう。
JobAuto
出典:https://jobauto.jp/
JobAutoは、株式会社シジャム・ビーティービーが提供するツールで初期費用は0円、月額料金は80,000円~となっています。
導入することで、パソコン上で行うあらゆる業務を自動化できます。
サーバー機能や仮想環境の活用など、多くの機能が課金なしで行える点も特徴です。
また、Googlechromeやインターネットエクスプローラーといったブラウザに加えオフィス製品など、多くのシステムの自動化に対応しています。
多くの企業が利用しているソフトやシステムに対して効率化が図れるため、幅広い方におすすめなツールです。
導入した企業の中には、これまで毎月100時間かかっていた作業にかかる時間が、0になったケースもあるので、予想以上の効果が得られるでしょう。
ipasロボ
出典:https://www.deliv.co.jp/products/ipas
ipasロボは株式会社デリバリーコンサルティングが提供するRPAツールです。
パソコン1台から導入でき、初期投資を抑えて社内に普及させることもできます。
さらに、マネージャー機能によって複数のパソコンを1つのパソコンで制御することも可能です。
また操作も非常使いやすく、プログラミングの知識がない人でも簡単に使用できます。
無料試用期間も1ヶ月あるため、導入を迷っている方は試してみましょう。
費用についてはお問い合わせください。
NEC Robotic Desktop Automation Solution
出典:https://jpn.nec.com/softwarerobotsolution/index.html
NEC Robotic Desktop Automation Solutionは、NECソリューションイノベータ株式会社が提供するツールで、導入費用は問い合わせが必要となります。
知識がなくても簡単に自動化ロボットが作れ、細かい現場単位の業務の効率アップも手軽に行えます。
動作の速度や再現性が高く、自宅のパソコンでもロボットが業務をこなしてくれます。
馴染みのあるマウス操作がメインに、日本語入力に対応したRPAツールなので、初心者でも安心して利用できるでしょう。
RoboTANGO(ロボタンゴ)
出典:https://robotango.biz/
RoboTANGO(ロボタンゴ)は、スターティアレイズ株式会社が提供するツールです。
初期費用は100,000円、月額料金は50,000円で利用できます。
1か月単位で契約可能で、ライセンスを1つ契約すれば複数のパソコンで利用できる点が魅力です。
各種ブラウザやExcel、オリジナルのソフトウェアなども自動化できますが、操作は非常に簡単でパソコン画面を録画するだけです。
導入サポートが付属したパッケージもあり、オペレーターのヒアリングを受けながらロボット作成や、導入指南なども受けられます。
手厚いサポートを受けながら、できるだけコストを抑えて導入したい方に特におすすめです。
BizteX cobit
出典:https://www.biztex.co.jp/
BizteX cobitは、BizteX株式会社が提供するツールで初期費用が0円、月額料金も20,000円~と比較的リーズナブルです。
詳しいプログラムの知識が無くても、直感的な操作で業務の自動化ができる点が魅力です。
データ収集や入力など、単純作業を自動化することで業務の効率アップだけでなく、人間の手によるミスも防げます。
その結果、業務の質を上げつつ効率化が期待できます。
7日間の無料トライアルが用意されているので、まずは気軽に申し込んでみると良いでしょう。
Autoジョブ名人
出典:https://www.usknet.com/services/autojob/
Autoジョブ名人は、ユーザックシステム株式会社が提供しているツールです。
いくつか導入パッケージがあり開発版は年額600,000円、実行版は年額180,000円で利用できます。
導入前はもちろん、導入した後も充実したサポートが受けられる点も魅力で、自動シナリオ作成のノウハウを教えてくれるセミナーもあります。
ツール自体も扱いやすく、サポートも活用すればエラーやトラブルが起きることもなく導入できます。
無料トライアルも2カ月間も用意されているため、導入効果に不安がある方や使いこなせるか心配な方でも安心して活用できるでしょう。
EzAvater
出典:https://www.ezavater.com/
EzAvaterは、株式会社テリロジーが提供するツールです。
初期費用は0円で、年間費用は200,000円~となっています。
契約前であっても無料でトレーニングを受けられ、使用者が扱いにくいと感じる部分を徹底的に排除されています。
また、作成できるシナリオに制限はなく、頻繁に使われるようなシナリオサンプルも搭載されているため、難しい知識がなくても簡単に活用できます。
エラー通知の設定も可能で、画面キャプチャが添付されたメールが送信されるため、トラブルの原因も一発で確認できます。
14日間の無料トライアルもあるため、気になる方はお試しで導入してみてはいかがでしょうか。
アシロボRPA
出典:https://assirobo.com/
アシロボRPAは、ディヴォートソリューション株式会社が提供するツールで初期費用は200,000円、月額料金は50,000円~となっています。
多くの企業や官公庁も使用しているほどのセキュリティレベルや、作業時間や内容を記録する日報機能などがある点が特徴です。
操作性も直感的に行えるため、現場の担当者でも簡単に自動化ロボットが作成できます。
アフターサポートが無料で受けられるため、導入後のトラブルにも不安を感じる必要はありません。
できるだけ高いセキュリティがあるツールを導入したい方に、特におすすめです。
オークファンロボ
出典:https://aucfanrobo.com/
オークファンロボは、株式会社オークファンが提供するツールで初期費用は0円、月額料金は33,000円~となっています。
低コストで始められるツールで、様々なパソコン業務の自動化が可能で、24時間365日体制でロボット監視が行えます。
また、データ収集や入力に限らず、レポート作成まで対応しています。
複雑な導入設定はなく、サポートも充実しているため、誰でも簡単に活用できるので、これから導入したい方におすすめです。
小規模向けのおすすめなRPAツール
RaQubo
出典:https://raqubo.com/
RaQuboは、株式会社デジタルワークスが提供するツールで初期費用は200,000円、月額料金50,000円~となっており、契約は6か月単位です。
操作は直観的に行え簡単にシナリオ設定できるなど、ユーザー目線で設計されたツールなので現場レベルでも的確に業務を自動化できます。
無料体験版もあるため、まずはこちらから試してみると良いでしょう。
WinActor
出典:https://winactor.biz/
WinActorは、スターティアレイズ株式会社が提供するツールです。
フル機能版は年額908,000円、実行専用版:は年額248,000円で利用できます。
パソコン1台で手軽に始められ、負担の大きい処理業務を簡単に自動化ができます。
ツールの運用に長けた技術者からの勉強会も定期的に開かれているため、自身も成長しながら運用できるでしょう。
いくつかの方式で複雑なロボット作成にも対応している点も特徴。
1か月間の無料トライアルもあるので、気軽に導入してみてはいかがでしょうか。
EzRobot
出典:https://ezrobot.biz/
EzRobotは、株式会社RPAソリューションズが提供するツールで初期費用0円、月額料金50,000円~となっています。
パソコン1台から導入できる手軽さから、小売りから製造業まで幅広い業態に対して柔軟に対応してくれます。
ユーザーではなく、パソコンを対象にライセンスを発行する点が特徴です。
ツール導入後もサポートや教育体制が整っているため、初めてツールを利用する方にもおすすめです。
一方で、高度な拡張機能もあるため、上級者であっても満足できるでしょう。
Robo-Pat
出典:https://fce-pat.co.jp/
Robo-Patは、スターティアレイズ株式会社が提供するツールです。
フル機能版は月額料金120,000円、実行版は月額料金40,000円~となっており、初期費用無料で手軽に導入できます。
基本的なパソコン操作ができれば、迷うことなく簡単に自動化ロボットが作成できるほど簡単な操作性が魅力的です。
また、パソコンにツールをインストールするタイプなので、オフライン環境でも利用できる点も嬉しい所です。
UiPath
出典:https://www.uipath.com/ja/
UiPathは、UiPath株式会社が提供するツールで、料金については問い合わせが必要です。
様々な導入形態が用意されており、高度なセキュリティシステムも備わっています。
分析ツールでは自動化ロボットの監視や測定、予測などが利用できRPAツールの導入効果を観測できる点も特徴です。
また、AIを活用して複雑な意思決定も自動化できます。
無料トライアルも60日間あるので、分析ツールを活用しながらじっくりと効果を実感できるでしょう。
WorkFusion
出典:https://www.workfusion.com/
WorkFusionは、株式会社システムインテグレータが提供するツールで、料金については問い合わせが必要です。
日本語には対応していませんが、ビジネス現場でも活躍する質の高いツールです。
無料版も用意されており、導入サポートやツールの使い方トレーニングも受けられます。
無料版であっても業務効率化だけでなく、人員コストを削減できる点が大きな魅力と言えるでしょう。
SynchRoid
出典:https://www.softbank.jp/biz/services/rpa/synchroid/
SynchRoidは、ソフトバンク株式会社が提供するツールです。
初期費用0円で利用できライトパックは年額900,000円、ベーシックパックは月額600,000円となっています。
サポートが充実しており導入前から導入後の自動化する業務の選定、さらに初期設定やノウハウが学べるトレーニングシステムなどがあります。
また、ロボット開発はもちろん、システムのレイアウトも簡単にカスタマイズできます。
そのため、あまり知識のある人がいない状態で導入したい場合でも、安心して活用できるでしょう。
30日間の無料トライアルがあるのも嬉しい所です。
大規模向けのおすすめRPAツール
BizRobo!
出典:https://rpa-technologies.com/products/first/
BizRobo!は、RPAテクノロジーズ株式会社が提供するツールです。
初期費用は200,000円、ベーシックプランは年額7,200,000円、ライトプランは年額1,200,000円となっています。
40社とのパートナー連携をしており、1,000社以上の導入実績を誇っています。
初めて導入する方の場合でも、より手軽に導入できるBizRobo!miniというパッケージが用意されていますので安心です。
AIシステムを実装した様々なツールを搭載しているので、効果的に業務を自動化していけるでしょう。
Blue Prism
出典:https://www.blueprism.com/
Blue Prismは、Blue Prism株式会社が提供するツールで、年額1,200,000円で利用できます。
国内でも多くの導入事例がありますが、グローバルシェアでも1位を獲得しました。
大企業向けに開発されており管理機能やセキュリティ機能の質が高く、認知度だけでなく評価も高い安定感のあるツールと言えます。
様々な自動化ロボットを一元管理でき、不正防止の内部統制機能がある点も魅力でしょう。
RooPA
出典:https://roopa.jp/
RooPAは、株式会社キャスティングロードが提供するツールで詳しい料金については、問い合わせが必要となります。
AI-OCRと連携することによる精度の高い読み取り機能が特徴で、企業内の様々な入力業務を自動化し効率化できます。
とはいえ、難しい操作は必要ないため、初めてRPAツールを導入する方でも安心でしょう。
Verint RPA
出典:https://aismiley.co.jp/product/verint-rpa/
Verint RPAは、エス・アンド・アイ株式会社が提供するツールで、料金については問い合わせが必要となります。
業務全体の自動化と部分的な自動化という、2種類の導入方法があり、自動化ロボットが文字や画像を的確に読み取る点が特徴です。
金融業からエンターテインメント業など、幅広い業種で導入されているため、実績からも質の高いツールと言えるでしょう。
Pega RPA
出典:https://www.pega.com/ja/products/platform/robotic-process-automation
Pega RPAは、ペガジャパン株式会社が提供するツールで、具体的な導入費用は問い合わせが必要です。
独自システムでロボット開発が可能で、2021年にはAI機能も搭載されたため、常に最適な業務効率化が図れます。
また、返信までは対応していませんがメールボット機能や、アップデートが簡単な点も魅力と言えるでしょう。
NICE
出典:https://www.nice.com/websites/RPA/jp/
NICEは、ナイスジャパン株式会社が提供するツールで、料金については問い合わせが必要です。
主にテキストや音声の読み取り、分析機能に力を入れており効率化が図れる業務を、自動的に提案もしてくれます。
提案を採用した場合、自身でワークフローを設定する必要がない点も魅力的です。
NICEは15年以上もツールを提供し続けており、400社以上の導入実績もあるため安心して利用できるでしょう。
その他事務作業効率化におすすめなRPAツール
DAiKO OCR with AI inside
出典:https://www.daikodenshi.jp/solution/ai_iot/daiko_ocr/
DAiKO OCR with AI insideは、大興電子通信株式会社が提供するツールで初期費用は0円、月額料金は30,000円~となっています。
AIシステムを実装していおり、手書きの書類を読み取ることも可能です。
文字の識別能力も高いため、圧倒的な業務効率化が期待できます。
また、手書き書類を読み取ることでペーパーレスにも繋がり、帳簿業務がかなり楽になるでしょう。
特殊な知識が無くても運用できる扱いやすさも、魅力と言えますね。
SuperStream-NX オフィスロボット(経理・人事)
出典:https://www.superstream.co.jp/product/robo
SuperStream-NX オフィスロボットは、スーパーストリーム株式会社が提供しているツールで、詳しい料金については問い合わせが必要です。
スーパーストリーム株式会社は25年以上業界で活躍する会社で、本ツールは同社が提供する人事・経費システムの経験を活かして制作されています。
Excelを活用した簡単にデータの入力が可能で、独自開発されたシナリオ作成も行えます。
操作性も簡単なので、気になる方はチェックしてみると良いでしょう。
HRRobo For SAP HCM
出典:https://odyssey-net.jp/HRRobo/sp/
HRRobo For SAP HCMは、株式会社オデッセイが提供するツールで、詳しい料金については問い合わせが必要です。
導入前後で分かりやすいサポートが受けられるので、あまりプログラムに関する知識がない場合でも簡単に運用できます。
Webサイトやメールシステムなどと連携して処理でき、人事や給与業務などの自動化ができます。
これらの業務を外注化している場合には、大幅な業務効率アップが期待できるでしょう。
そもそもRPAツールとは|ロボットを作成して既存業務を効率化するツール
ここまで様々なサービスをご紹介しましたが、RPAツールとはロボットを作成して既存業務を効率化するツールです。
シナリオという指示書を作成し、シナリオに沿ってロボットが自動で稼働してくれるため、業務の効率化が図れます。
この項目では、以下の内容についてさらに詳しく解説していきます。
- 自動化できる業務
- Excelとの違い
- 導入の流れ
- RPAツールの選び方
自動化できる業務
RPAツールでは、既存の様々な業務を自動化できますが、特に以下のような業務は自動化に適しています。
- 単純なルールで行っている業務
- 書類作成などの定期的な書類業務
- データの集計や分析など、パソコン上で完結する業務
返答の内容がある程度決まっているメールや電話などは、運用ルールが簡単なので自動化に向いています。
また、請求書や納品書など頻繁に作成する書類関係も、自動化すると大幅な効率化が図れます。
自動化のハードルも低いため、まず最初にシナリオを作成して効率化させたい部分ですね。
加えて、パソコン1台で完結するようなデータ入力や分析といった業務も、自動化に適しています。
ツールによって、どういった業務の自動化に向いているかは異なるため、導入する前に機能や傾向をしっかりと確認しておきましょう。
Excelとの違い
RPAツールは業務の効率化が図れるツールですが、Excelとの違いがイマイチ分からないという方も多いでしょう。
RPAツールとExcelの違いを簡単に言うと、自動化できる対象業務の範囲です。
Excelでもマクロ昨日を活用して業務を自動化し効率アップを図れます。
ですが、Excelで自動化できるのは当然ながらExcel上のみとなります。
一方でRPAツールの場合は、Excelを含む他のアプリやシステムと連携が可能なため、あらゆる媒体で業務の自動化が可能です。
また、RPAツールで作成できる自動化ロボットの定義も自由にカスタマイズできるため、幅広い業務に対応できるでしょう。
導入の流れ
RPAツールを検討している方の中には実際どうやって導入するのか、どういう流れなのか不安に感じる方もいるでしょう。
基本的な導入の流れは以下の通りです。
- 導入にあたって、どの業務を自動化したいかを明確化する
- 明確化した業務の自動化に適したRPAツールを探す
- 無料トライアルに申し込む
- いくつかのツールを試して、比較・検討する
- 最適なツールを選択し導入
ツールを選ぶうえで、まずはどういった業務を自動化したいのかを明確化する必要があります。
ツールによって、自動化できる業務に差がありますので、やみくもに導入しても期待した効果が得られない可能性があります。
なので、自社が想定した業務の自動化に対応しているのかは、非常に重要です。
RPAツールの選び方
RPAツールは様々な会社が提供していますが、それぞれ特徴や機能などが違います。
特に初めて導入を検討している場合、何を注意して選べば良いのか分からない方も多いでしょう。
そのためこの項目では、以下のRPAツールの選定ポイントについて詳しく解説していきます。
- 導入形態
- 導入目的に沿った機能があるか
- 社内システムとの互換性
- 操作性やメンテナンスのしやすさ
- サポート体制が整っているか
- セキュリティ対策
導入形態
RPAツールには、クラウド型とオンプレミス型という2種類の導入形態があります。
どちらを選ぶかの基準については、自動化したい業務範囲となります。
クラウド型
クラウド型とは、ツールの提供会社が用意したソフトウェアにアクセスして利用するタイプです。
導入するためにインストールなどは必要がなく、ブラウザ上でアクセスするだけで、ツールを活用できます。
そのため、導入コストをできるだけ抑えたい個人や小規模事業などに最適と言えます。
システムのアップデートなども不要なため、無駄な更新作業がなく気軽に導入できるでしょう。
一方で、ブラウザ上で作業を行う必要があるため、基本的にはブラウザ上やクラウドサービスの自動化のみに対応しています。
なので、他のシステムや独自開発アプリなどの業務を自動化できないケースが多い点に注意が必要です。
とはいえ導入コストは低いため、ブラウザ上の業務を自動化したい方におすすめです。
オンプレミス型
オンプレミス型は、自社サーバーに対してツールをインストールするタイプです。
クラウド型よりも初期費用などの導入コストはかかる傾向にありますが、カスタマイズ性もあり幅広い業務を自動化できます。
クラウド型では対応できなかった業務も自動化できるため、様々な既存システムに対して効率化を図りたい場合などにおすすめです。
導入目的に沿った機能があるか
RPAツールを導入する際、まずは自社で自動化したい業務を明確化にする必要があります。
そのうえで、明確化した業務を自動化できる機能が搭載されているかは、選定ポイントとして非常に重要です。
せっかく導入しても、目的の業務に対応していない場合はツールがムダになってしまうため、しっかりと搭載機能は確認する必要があります。
ツールによってはあらゆる業務を自動化できるタイプから、少し専門的な業務に特化しているタイプ。
中には、人事や経理業務のみを自動化できるタイプなどもあります。
そのため、どうしても細かい部分が対応できるか不安な場合は、無料トライアルを活用して試してみると良いでしょう。
社内システムとの互換性
企業では、多くの業務を社内システムを活用して運用していますが、導入するRPAツールが採用している社内システムと互換性があるかも重要なポイントです。
対応できるシステムの範囲については、導入形態と提供サービスによって異なります。
ツールの中には幅広い業務に対応しているものもありますが、自社で活用している社内システムとは相性が悪いというケースも考えられます。
何となく導入したけど、結果的に無駄になってしまう可能性もあるので、十分に注意が必要です。
そのため、既存システムの自動化したいシステムに対して、適切に連携できるかは事前に確認しておきましょう。
操作性やメンテナンスのしやすさ
RPAツールは長期的に活用することでより効果を発揮しますが、そのうえでメンテナンスが必要となります。
定期的なメンテナンスを行いプログラムを調整することで、ミスを減らし正確性を高めることができます。
ですが、メンテンナス業務が複雑で手間がかかる場合、結果的に多くの時間を浪費してしまうことになるため本末転倒と言えます。
さらに、RPAツールの中には専門的なプログラム知識が必要なタイプもあり、使いこなすだけでかなり時間を浪費するケースもあります。
そのため、難しい知識が不要で直感的な操作が可能なツールを選定することも、導入するうえで非常に重要と言えるでしょう。
サポート体制が整っているか
RPAツールでは業務を自動化するうえで、シナリオ作成やロボットの開発が必要となります。
専門的な知識を持っている方であれば問題ありませんが、知識があまりない方や初めてツールを活用する方の場合は、サポート体制に注目しましょう。
提供サービスによってサポートの対応範囲は異なり、導入前のみ対応してくれるタイプもあれば、定期的に勉強会やトレーニングを開催してくれるものもあります。
初めてツールを導入する場合は、導入サポートはもちろんシナリオ作成やロボット開発。
さらに自動化するべき業務などの相談を行えるさポート体制が整っているツールを選ぶと良いです。
導入から運用までの時間的コストの削減に繋がるので、サポート体制は必ず確認しましょう。
セキュリティ対策
RPAツールでは、ネットや外部システムと接続して利用することが多いため、不正利用や情報漏えいなどのリスクが伴います。
また、社内システムと複雑に連携している場合、RPAツールだけでなく社内システム全体に影響が出る可能性も考えられます。
そのため、できるだけ高度なセキュリティ体制を採用しているツールを選ぶ方が、安心して運用できます。
高度なセキュリティのあるツールはコストもかかる傾向がありますが、不正利用などを防ぐためにも、適切な対策がされているツールを選定しましょう。
RPAツールの導入効果・メリット
RPAツールでは自動化ロボットによる業務の効率化が図れますが、具体的な導入効果やメリットは様々です。
この項目では、以下の導入効果やメリットについて詳しく解説していきます。
- 業務効率を上げて機会損失を防ぐ
- 人的な作業ミスの防止
- 適切な人材配置が可能になる
- 無駄なコストの削減
業務効率を上げて機会損失を防ぐ
RPAツールでは、単純化されている業務や行動が決まっている業務などに対して、自動化ロボットを適用し効率化が図れます。
例えば、商品の注文が入り在庫を確認し、必要な個数やお客様情報などをシートに入力する業務を自動化したり、請求書や納品書などの書類についても自動化が行えます。
注文数が多く人力では多くの時間がかかってしまう場合でも、ツールを導入すれば的確かつ迅速に業務をこなしてくれます。
業務が迅速に回ることで、より多くの仕事量をこなせるようになるので、機会損失も最小限に抑えられるでしょう。
人的な作業ミスの防止
書類管理やデータ管理など、人が仕事をする場合はどこかで必ず作業ミスが起きてしまいます。
関わる人の人数が多ければ多いほど、そのリスクは大きくなりますが、RPAツールでは設定された業務をミスすることなく正確にこなしてくれます。
ミスがあった場合は、ミスした分を回収するためにさらに作業量が増えてしまいますが、ツールを導入すればリカバリー作業の時間も不要になります。
仕事内容によってはどうしても人の判断が必要なものもありますが、RPAツールは単純作業だけでなくある程度柔軟な対応もできるため、幅広う業務をミスなく回せるようになります。
作業ミスが無くなることで時間的な余裕も生まれますし、データ入力などでは情報の正確性にも繋がりますので、会社全体的な成長に繋がるでしょう。
適切な人材配置が可能になる
RPAツールでは、定期的な業務やルール化された業務などを自動化できます。
その結果、これまでルール化された業務を行っていた人材を、より人間にしかできないようなレベルの業務に回すことができます。
人だからこそできる業務では、固有の想像力や創造性が発揮できるようになるため、社員としてもモチベーションを高く持って仕事ができます。
人材を最適なポジションに配属できるようになりムダが無くなるため、コストパフォーマンスも上がりますし、全体の業務の質も上がりるでしょう。
無駄なコストの削減
会社の中には、人手が足りない業務に関して、外注という形で仕事を回しているケースも多いでしょう。
ですが、外注となると多くの費用が必要となりますし、外注先が変更となった場合は、改めて業務を教える手間や時間がかかってしまいます。
一方で、RPAツールを導入すれば設定した業務を迅速かつ的確に処理してくれるため、時間的コストと人件費を一気に抑えられます。
導入時に多くの費用がかかるツールもありますが、全体的なコストを長期的に考えると業務のムダを減らし最適化できるでしょう。
RPAツールを選ぶ際の注意点
RPAツールは会社全体の業務の最適化ができるため、非常に優秀なツールと言えますが、導入にあたっていくつか注意点もあります。
RPAツールは誰でも簡単に操作ができるタイプもあれば、ある程度専門知識が必要なタイプもあります。
そのうえで、担当者のみが自動化ロボットの設定について詳しく、引継ぎがしっかりされないまま退職や異動になると、誰も設定の管理ができなくなってしまいます。
どういった手順でどんな作業をしていたのかが不明瞭になると、システムがブラックボックス化してしまい、使い物にならなくなります。
そのため、できるだけ扱いやすいツールを選ぶ点に加えて、自動化の仕組みや手順なども共有しておきましょう。
また、RPAツールで業務を自動化している場合、システム障害やバグなどにより連携業務全体がストップしてしまう可能性もあります。
サーバーダウンをできるだけ防ぐためにも、ツールを選ぶ際はキャパシティの大きいサービスを選ぶと良いでしょう。
おすすめのRPAツールまとめ
RPAツールでは、これまで人力で行っていた単純作業を自動化することができ、人間よりも迅速かつ的確に処理していくため、作業効率が一気に上がります。
その分、これまで単純作業ばかり回されていた社員を、創造性が必要な業務を任せられるようになるため、適材適所な人材配置が行えます。
社員としてもモチベーションアップに繋がるため、会社全体の最適化が期待できるでしょう。
一方で、RPAツールは様々な会社が提供しているため、選び方には注意が必要です。
自社のどの業務を自動化して、どういった効果を期待するのかをしっかりと明確化して、目的を達成できる機能を搭載したツールを選ぶようにしましょう。
サービスの中には、無料トライアルを展開しているものもあります。
細かい使用感や導入効果などについては使ってみないと分からないため、情報を十分に調べたうえで、まずは無料トライアルに申し込むと良いです。
また、必ず複数のRPAツールの資料を比較して導入を検討してみましょう。
無料トライアルももちろんですが、ツールによって機能や価格も様々です。
自社に合ったツールを導入するためにも、1,2社だけでなくたくさんのツールを比較する必要があります。
そこで、一括資料請求を利用して比較しながら、自社に合った最適なRPAツールを探してみてください。