eラーニングシステムを検討する際「どのシステムが自社に最適なのか判断できない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
しかし実際には、eラーニングシステムの導入により場所や時間を選ばない効率的な学習環境を実現し、従業員のスキルアップや業務効率化に成功している企業や組織が増えています。
本記事では、2026年最新のおすすめeラーニングシステムを徹底比較しました。各システムの特徴や料金プラン、導入のしやすさなどを詳しく解説し、企業規模や業種に応じた選び方のポイントをご紹介します。
| サービス名 | SAKU-SAKU Testing | タレントパレット | ひかりクラウド スマートスタディ | LearnO | セキュリオ | KnowledgeC@fe | Smart Boarding | 学びばこ | Schoo | AirCourse | グロースX | eden LMS | LearningWare | Udemy | manebi | CloudCampus | 楽々てすと君 | ネットラーニング | MENTER | Progate | ドットインストール |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 料金 | 300ID未満:月額748円〜/ID 300ID以上:月額429円〜/ID | 要問い合わせ | 初期費用:5,500円(税込)/契約 月額198円(税込)〜/受講者ID | 初期費用0円 月額4,900円(税別)〜 | 要問い合わせ | 初期費用176,000円(税込)〜 100ID・年間契約:月額33,000円(税込) | ライト:月額1,080円/ID ベーシック:月額1,620円/ID | クラウド版:月額8,000円(税抜)〜 オンプレミス版:1,900,000円(税抜)〜 | 初期費用:11万円(税抜) 月額1,650円(税抜)/ID | プラン・契約条件により変動 | 要問い合わせ | 初期費用不要 月払い:月額40,000円(税別)〜 年払い:月あたり36,000円(税別)〜 | Light:月額20,000円〜 Standard:月額40,000円〜 Premium:月額52,000円〜 | 要問い合わせ | 初期費用10万円 月額500円/ID〜 少人数は月額19,800円〜 | Entryプラン:初期費用100,000円 月額70,000円 | 初期費用無料 月額70,000円〜 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | Basic:月額1,990円/ユーザー Advanced:月額5,990円/ユーザー Professional:月額9,800円/ユーザー | 個人向け:月額1,480円(税込) 法人向け:月額2,680円(税抜)/ユーザー |
| 特徴 | ・テスト、レポート、修了証・認定証の発行に対応 ・部署や役職ごとに受講対象を出し分け可能 ・未受講者への自動督促や進捗・成績のCSV出力に対応 | ・人材データと研修履歴を紐づけて管理可能 ・研修結果を育成計画や配置検討に活用しやすい ・JMAMのeラーニングライブラリとも連携可能 | ・既存の資料や動画をアップロードして教材化しやすい ・ドキュメント、動画、ドリルを組み合わせた配信に対応 ・受講履歴や学習状況を管理可能 | ・初期費用0円で小さく始めやすい ・スライド配信、テスト、組織管理、アンケートに対応 ・標準プランでは動画配信にも対応 | ・情報セキュリティ教育に特化 ・130種類以上の教材を利用可能 ・標的型攻撃メール訓練と組み合わせた教育も可能 | ・企業内研修、集合研修、社内勉強会の管理に対応 ・学習履歴やアンケート結果に応じたレコメンドが可能 ・PowerPoint教材化や動画配信オプションにも対応 | ・動画教材とライブ型オンライントレーニングを組み合わせ可能 ・受講者が実践できる状態を目指しやすい ・自社オリジナルコースや進捗管理にも対応 | ・クラウド版とオンプレミス版から選択可能 ・同時アクセス数ベースで費用を抑えやすい ・Word、Excel、PowerPointなどの社内資料を教材化しやすい | ・9,000本以上の動画教材を利用可能 ・社員研修と自律学習の両方に対応 ・生放送授業でコメントや質問をしながら学習可能 | ・1,300コース・8,000本以上の動画研修を利用可能 ・標準教材と自社教材の両方を活用しやすい ・テストやアンケートを組み合わせた研修設計に対応 | ・マーケティングやAI・DX活用の人材育成に強い ・チャット型アプリで短時間学習を継続しやすい ・AI/DX人材編は生成AI活用や月次ワークショップにも対応 | ・PowerPoint、PDF、動画を活かして教材を作成可能 ・AIによるナレーション・字幕追加に対応 ・集合研修やオンライン研修の受講履歴も管理可能 | ・社内研修からオンライン試験、講習ビジネスまで対応 ・顔認証、集中度計測、Zoom連携、決済機能など拡張性が高い ・30以上の言語に対応 | ・AI、IT、データサイエンスなど実務系講座が豊富 ・法人向けでは30,000以上の厳選コースを利用可能 ・学習パス作成やLMS連携にも対応 | ・約8,000教材を利用可能 ・AIが研修目的に合わせたプランを提案 ・コースマップで学習順序を示しやすい | ・受講登録者数無制限の定額制 ・動画とスライドを組み合わせた教材作成に対応 ・テスト、アンケート、課題、Q&Aも利用可能 | ・教育、テスト、アンケートを一元管理 ・PowerPoint教材やテスト内容を一括取り込み可能 ・SCORM、日本語・中国語・英語に対応 | ・LMS、定額制コンテンツ、教材制作、オンライン研修に対応 ・集合研修、Zoom連携、オンデマンド配信を一元管理 ・オープンバッジで学習成果を可視化可能 | ・DX・生成AI人材育成に特化 ・マンガ動画とアウトプット学習を組み合わせ可能 ・部署別・個人別に学習進捗を確認可能 | ・環境構築なしでブラウザ上でコードを書きながら学習可能 ・HTML/CSS、JavaScript、Python、SQLなどを段階的に学べる ・法人向け管理機能で学習進捗を確認可能 | ・短時間の動画レッスンでプログラミングを学習可能 ・Web制作、アプリ開発、AI活用などに対応 ・法人向けダッシュボードで学習状況を確認可能 |
eラーニングシステムのおすすめ21選を比較|無料トライアルあり
eラーニングシステムは様々な会社が提供していますが、自社の性質や課題に合ったシステムを選ぶことが重要です。
それぞれ料金や特徴が異なりますので、まずは気になるシステムに目星を付けましょう。
目的や学習ジャンルをしっかりと把握しながら、使いやすさや料金などから総合的に比較し検討しましょう。
SAKU-SAKU Testing

出典:https://www.e-coms.co.jp/business/e-learning
SAKU-SAKU Testingは株式会社イー・コミュニケーションズが提供するeラーニングプラットフォームです。1,500社以上の導入実績があり、学習管理だけでなく、確認テストやレポート、教育成果の可視化まで一つのシステムで対応できます。
大きな特徴は、研修後の「理解度確認」まで運用しやすい点です。動画やPDFを配信するだけでなく、選択式・穴埋め・並び替え・記述式などのテストを組み合わせられるため、受講して終わりではなく、知識が定着しているかを確認しながら研修を進められます。修了証・認定証の発行にも対応しているため、社内研修はもちろん、資格更新研修や認定講習の運用にも向いています。
管理機能では、部署・役職・入社年次などに応じた受講対象者の出し分けや、未受講者への自動督促、進捗・成績のCSV出力が可能です。受講管理や催促を手作業で行っている企業であれば、教育担当者の負担を減らしながら、研修の実施状況を把握しやすくなります。
料金は300ID未満で1IDあたり月額748円〜、300ID以上で1IDあたり月額429円〜です。最低ID数や基本契約期間が設定されており、契約ユーザーID数によって初期費用が発生する場合があります。無料トライアルも用意されているため、まずは管理画面や受講画面の操作感を確認してから導入を検討するとよいでしょう。
タレントパレット

出典:https://www.talent-palette.com/
タレントパレットは株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供するタレントマネジメントシステムです。導入法人数は4,800社以上で継続率99.6%の実績があり、人材データの管理・分析に加えて、eラーニングや研修管理にも対応しています。
eラーニング機能では自社で作成した動画や教材の配信やテストの実施、研修申し込み、受講状況の確認までを一つのシステムで管理できます。誰がどの研修を受け、どの程度理解しているかを人材データと紐づけて把握できるため、研修結果をその後の育成計画や配置検討に活かしやすい点が特徴です。
また、他社LMSとのAPI連携やCSV取り込みにも対応しているため、すでに別の研修システムで管理している受講履歴も集約しやすくなっています。Excelや複数ツールに散らばった研修データをまとめたい企業にとっては、学習履歴を人材情報の一部として管理できる点が大きなメリットです。
JMAMの「eラーニングライブラリ」とも連携しており、コンプライアンスやハラスメント防止、階層別教育などの外部教材も活用できます。人材育成を単なる受講管理で終わらせず、スキル・評価・配置とつなげて運用したい企業に向いているサービスです。
ひかりクラウド スマートスタディ

ひかりクラウド スマートスタディはNTT東日本が提供するクラウド型のeラーニングシステムです。初期費用は5,500円(税込)/契約、月額料金は198円(税込)/受講者IDから利用でき、受講者ID単位で始められるため、小規模な社内研修にも導入しやすいサービスです。
特徴は既存の研修資料を活かしてオンライン教材化しやすい点です。すでに社内で使っているスライド資料や動画教材をアップロードし、受講内容を組み合わせてオリジナルの学習コースを作成できます。新たに教材を一から作る必要がないため、集合研修や紙資料で行っていた教育を、段階的にeラーニングへ移行したい企業に向いています。
また、ドキュメント・動画・ドリルなどを組み合わせた配信に対応しており、受講履歴の確認や学習状況の管理も行えます。受講者に教材を配信して終わりではなく、理解度確認や履歴管理まで含めて運用できるため、研修担当者が個別に進捗を確認する手間を減らしやすいです。
学習コンテンツがあらかじめ豊富に搭載されたサービスではないため、既存教材を持っている企業や、自社独自の教育内容をオンライン化したい企業との相性が良いシステムです。2週間の無料トライアルも用意されているため、教材登録や受講画面の操作感を確認してから導入を検討できます。
LearnO

LearnOはMogic株式会社が提供するeラーニングシステムです。月間60万人以上に利用されており、初期費用0円、月額4,900円(税別)から導入できます。
必要な機能を絞って低コストで始めやすいという特徴があります。格安プランでは動画配信機能を省き、スライド配信・テスト・組織管理・アンケートに対応しています。すでに社内資料や確認テストを持っている企業であれば、研修資料をオンライン化し、受講状況や理解度を管理する仕組みを小さく始めやすいです。
動画を使った研修を行いたい場合は、標準プランで動画配信にも対応できます。受講状況はダッシュボードで確認でき、未受講者へのフォローもしやすいため、研修担当者がExcelなどで進捗を追う手間を減らせます。スマホやタブレットにも対応しているため、店舗スタッフや外出の多い従業員にも研修を届けやすい点も魅力です。
また、LearnOは2024年にグッドデザイン賞を受賞しており、管理者・受講者のどちらも迷いにくい画面設計が評価されています。近年はテスト問題作成を効率化する生成AIアシスト機能もリリースされており、教材作成や確認テストの運用負担を抑えたい企業にも向いています。1か月単位で契約でき、無料トライアルも用意されているため、まずは既存教材を登録して操作感を確認しましょう。
セキュリオ

出典:https://www.lrm.jp/seculio/
セキュリオはLRM株式会社が提供するセキュリティ教育に特化したeラーニングシステムです。一般的な研修コンテンツを幅広く配信するサービスではなく、情報セキュリティ教育や標的型攻撃メール訓練、フィッシング報告などを組み合わせて、従業員のセキュリティ意識と行動を変えることに重点を置いています。
eラーニング機能では専門家が監修した130種類以上の情報セキュリティ教材を利用できます。教材は毎月追加・アップデートされるため、生成AI利用時の注意点や最新のサイバー攻撃手口など、変化の早いテーマも社内教育に取り入れやすい点が特徴です。PDFやYouTube動画を使ったオリジナル教材の登録にも対応しており、自社ルールや社内規程とあわせた教育も行えます。
また、教材配信からテスト、採点、集計までをシステム上で完結できるため、研修担当者が個別に受講状況を確認する手間を減らせます。未合格者への一括催促や、グループ単位での配信、カリキュラムごとの進捗確認にも対応しているため、全社向けの定期教育や部門別研修も運用しやすいです。
標的型攻撃メール訓練と組み合わせれば、メールを開封・クリックした従業員に対して追加教育を行うなど、実際の行動に応じた教育につなげられます。知識を学ばせるだけでなく、リスクのある行動を把握し、改善まで管理したい企業に向いているサービスです。7日間の無料トライアルではARスタンダードの機能を試せるため、教材配信や訓練結果の見え方を確認してから導入を検討できます。
KnowledgeC@fe

出典:https://www.knowledgewing.com/kcc/cafe/
KnowledgeC@feは富士通ラーニングメディアが提供するLMSです。導入社数は2,200社で利用者数は131万名にのぼり、企業内研修やeラーニングの実施、集合研修・社内勉強会の管理まで幅広く対応できます。
人材育成会社としての研修運営ノウハウをもとに設計されているという特徴があります。教材を配信して受講状況を確認するだけでなく、受講者が必要な学びを選び、継続的にスキルアップしやすい仕組みづくりを重視しています。学習履歴やアンケート結果にもとづくコースのレコメンド、受講者同士が学び合える投稿機能など、単なる一斉研修にとどまらない運用が可能です。
また、ブラウザ上で教材の目次・テスト・アンケートを作成できるため、社内教材の内製化にも向いています。PowerPointを教材化できるコンテンツ変換オプションや動画配信オプション、既存システムと連携できるWeb APIも用意されており、すでに社内にある研修資産を活かしながらLMS運用を整えられます。
料金は用途に応じてプランが分かれており、企業内研修全体を管理できるKnowledgeC@feプランは初期費用176,000円(税込)〜、100ID・年間契約の場合は月額33,000円(税込)です。eラーニングに特化したプランもあるため、全社研修を効率化したい企業から、大規模な人材育成基盤を整えたい企業まで検討しやすいサービスです。
Smart Boarding

出典:https://www.smartboarding.net/
Smart Boardingは株式会社FCEが提供する法人向けのeラーニング・オンライントレーニングシステムです。動画教材を配信するだけでなく、ライブ型のオンライントレーニングやLMS機能を組み合わせ、受講者が「知っている」状態から「実践できる」状態を目指せる点に特徴があります。
Smart Boardingでは学んだ内容をオンラインレッスンで実践する設計になっているため、動画を視聴して終わりといった状況を防ぎやすいです。プロ講師や他社の参加者と一緒にトレーニングできるため、新入社員研修や管理職育成など、行動変容まで求められる研修に向いています。
LMS機能では、自社オリジナルコースの作成、学習進捗の管理、テスト・アンケート・レポート提出の管理に対応しています。自社の動画教材もアップロードできるため、既存の社内研修をオンライン化しながら、標準コンテンツやライブ研修と組み合わせて運用できます。
料金はライトプランが1IDあたり月額1,080円、ベーシックプランが1IDあたり月額1,620円で、30IDの場合はライトプラン月額32,400円、ベーシックプラン月額48,600円が目安です。14日間の無料トライアルでは、課題や対象階層に合わせた専用コースを作成してもらえるため、導入後の研修運用を具体的にイメージしながら検討できます。
学びばこ

出典:https://www.manabibako.com/
学びばこは株式会社テクノカルチャーが提供するeラーニングシステムです。クラウド版とオンプレミス版の両方に対応しており、低コストで始めたい企業から、自社サーバー環境でLMSを構築したい企業まで、運用方針に合わせて導入形態を選べます。
登録ユーザー数ではなく同時アクセス数をもとに料金を抑えやすいという特徴があります。クラウド版は初期費用0円、月額8,000円(税抜)から利用でき、登録人数が多くても同時に受講する人数が限られる場合は、コストを抑えて運用しやすくなっています。ただし、登録できる人数はプランごとに上限があるため、全社研修で使う場合は対象人数に合ったプランを確認しましょう。
教材作成はWord・Excel・PowerPointなどで作成した社内資料を活用しやすく、情報セキュリティ研修やコンプライアンス研修など、自社独自の教育内容をオンライン化したい企業に向いています。受講者ごと・グループごとにコースを割り当てられるため、部署や職種に応じた研修の出し分けもしやすいです。
また、学習状況やテスト結果、アンケート回答、学習時間などはExcel形式で出力できます。必要最低限の機能に絞ったシンプルな設計のため、初めてeラーニングを導入する企業でも扱いやすく、必要に応じてSSOやAD連携などのカスタマイズも検討できます。オンプレミス版はスタンダード1,900,000円(税抜)から導入できるため、クラウド利用が難しい企業や、社内ネットワーク内で研修基盤を構築したい企業にも適しています。
Schoo (スクー)

Schooは株式会社Schooが提供するオンライン研修・eラーニングサービスです。法人向けのSchoo for Businessは、9,000本以上の学習動画とLMS機能を備えており、累計4,000社以上の人材育成を支援しています。
社員研修と自律学習の両方に使いやすいという特徴があり、階層別研修や職種別研修だけでなくDXや生成AI、マーケティング、マネジメント、ビジネス基礎など、変化の早いテーマも動画で学べます。あらかじめ用意された研修パッケージを使えるため、研修担当者が一からカリキュラムを組む負担を減らしやすいです。
また、Schooは録画授業だけでなく、生放送授業を活用できる点も特徴です。受講者がコメントや質問をしながら参加できるため、動画を一方的に視聴するだけのeラーニングよりも、学習への参加感を持たせやすくなっています。学びを継続する文化をつくりたい企業や、自己啓発制度を活性化したい企業と相性が良いサービスです。
管理機能では受講状況の確認や研修設定、レポート、リマインドなどに対応しています。社員ごとの学習状況を可視化できるため、未受講者へのフォローや研修後の効果確認もしやすくなります。料金は20IDから契約でき、初期費用11万円(税抜)、月額1,650円(税抜)/IDです。動画教材の豊富さだけでなく、研修管理と自律学習の仕組みをまとめて整えたい企業に向いています。
AirCourse

AirCourseはKIYOラーニング株式会社が提供するクラウド型のeラーニングシステムです。初期費用0円で導入でき、コンテンツプラスプランでは1,300コース・8,000本以上の動画研修を利用できます。
標準教材の豊富さと、自社教材の作成しやすさを両立しているという特徴があります。研修動画にはビジネスマナーやコンプライアンス、情報セキュリティ、マネジメント、IT・DXなどのが用意されているため、導入後すぐに社員教育を始めやすいです。自社で研修動画を一から作る余裕がない企業でも、既存コースを活用しながら教育体制を整えられます。
また、既存教材を使うだけでなく、自社オリジナルコースの作成にも対応しています。動画や資料を登録して、確認テストやアンケートを組み合わせられるため、社内ルールや業務手順、店舗教育など、自社独自の内容もオンライン化しやすいです。
管理機能では受講状況やテスト結果を確認でき、未受講者へのフォローにも活用できます。料金はベーシックプランとコンテンツプラスプランで異なり、年間契約やライセンス数によって1ライセンスあたりの月額費用が変動します。低コストでLMSを導入しつつ、豊富な動画研修と自社教材の両方を使いたい企業に向いているサービスです。
グロースX

グロースXは株式会社グロースXが提供する法人向け人材育成サービスです。マーケティングやAI・DX活用を、個人の自主学習で終わらせず、組織全体で実務に活かせる状態を目指せる点に特徴があります。
特にチャット型の学習アプリで短時間学習を継続しやすいことが強みです。動画を眺めるだけの研修ではなく、会話形式で問いに答えながら進むため、受講者が自分で考えながら学習できます。1日10〜15分程度で進められる設計のため、忙しい社員でも業務の合間に学びやすいです。
管理者向けには、学習進捗や利用状況を確認できるダッシュボード、レポーティング、効果測定サポートなどが用意されています。受講者任せにせず、組織単位で学習の進み具合を見ながら、必要に応じてフォローできる点がeラーニングシステムとしての魅力です。
また、AI/DX人材編は2025年に大幅リニューアルされました。AI活用の基礎を学ぶだけでなく、最新の生成AI活用事例を継続的に配信し、月次ワークショップで自社業務への応用を考える設計になっています。研修を受けて終わりではなく、現場からAI・DXの活用アイデアを生み出したい企業に向いています。
料金は初期費用と月額費用で構成され、利用人数やプラン内容によって変動します。導入時には、学習目的の整理や運用設計、管理者向けレクチャー、カスタマーサクセスによる伴走支援も受けられるため、社内に研修運用のノウハウが少ない企業でも始めやすいサービスです。
eden LMS

出典:https://eden.ac/e-learning/
eden LMSはエデン株式会社が提供するクラウド型のeラーニング・人材育成支援システムです。社内にある研修資料をそのまま活かしやすいという特徴があります。PowerPointやPDF、動画などをアップロードし、ブラウザ上で教材やテスト、アンケートを作成できます。AIによるナレーション追加や字幕追加にも対応しているため、既存のスライド資料をもとに、受講しやすいeラーニング教材へ整えやすいです。
料金体系は同時にアクセスできる人数で料金が決まる「最大同時アクセス数プラン」と、利用するユーザーID数で料金が決まる「ユーザーID数課金プラン」から選べます。最大同時アクセス数プランはユーザー登録数に制限がないため、受講対象者は多いものの、全員が同時に受講するわけではない企業に向いています。
また、eden LMSはeラーニングだけでなく、ZoomやTeamsと連携した対面研修・オンライン研修の募集や受講履歴管理にも対応しています。研修の申込受付、受講状況、過去の参加履歴をまとめて管理できるため、オンライン教材と集合研修を組み合わせて運用したい企業にも使いやすいサービスです。
初期費用は不要で、プランは月ごとに変更できます。Type1の最大同時アクセス数プランは月払い40,000円(税別)から、年払いの場合は月あたり36,000円(税別)から利用可能です。無料トライアルも用意されているため、教材作成や受講画面、進捗管理の使いやすさを確認してから導入を検討できます。
LearningWare

出典:https://www.pro-seeds.com/learningware/
LearningWareは株式会社プロシーズが提供するeラーニングシステムです。20年以上にわたって企業研修や代理店研修、学校教育、オンライン講習などで活用されており、導入企業は4,200社以上、利用者数は累計400万人を突破しています。
一般的な社内研修だけでなく、オンライン試験や講習ビジネスまで対応できる拡張性の高さに特徴があります。教材配信や受講履歴管理に加えて、顔認証による本人確認、集中度の計測、Zoom連携、決済機能なども用意されています。そのため、社内教育だけでなく、資格講習や有料講座、代理店向け研修など、受講者管理の厳密さが求められる場面でも活用しやすいです。
研修管理では受講状況やテスト結果を確認できるだけでなく、講座管理や結果管理、ダッシュボードによる運用状況の把握にも対応しています。未受講者の確認や研修後の効果測定をシステム上で行えるため、Excelやメールで個別に管理していた研修業務を効率化しやすくなります。
また、30以上の言語に対応しており、動画字幕の自動翻訳や海外向け配信にも対応できます。海外拠点や外国人従業員を含めた研修を行いたい企業にとって、国内外で同じ教育基盤を使いやすい点も魅力です。
料金はLightが月額20,000円〜、Standardが月額40,000円〜、Premiumが月額52,000円〜で、いずれも初期費用は別途必要です。Standard以上ではeラーニング受け放題の対象講座も利用できるため、自社教材を配信したい企業だけでなく、入社後研修やスキルアップ研修の教材までまとめて整えたい企業にも向いています。
Udemy

Udemyは世界中の講師が作成したオンライン講座を受講できる学習プラットフォームです。個人向けのマーケットプレイスに加えて、法人向けにはUdemy Businessが提供されており、AI、IT、データサイエンス、ビジネススキル、リーダーシップなど、実務に直結しやすいテーマを幅広く学べます。
法人向けのUdemy Businessでは、30,000以上の厳選コースを利用できます。一般的なLMSのように自社教材を配信するだけでなく、常に新しい講座が追加される外部コンテンツ基盤として使いやすい点が特徴です。特に、生成AIやクラウド、サイバーセキュリティなど変化の早い領域では、社内で教材を作り込むよりも、最新テーマの講座をすぐに研修へ取り入れやすいです。
管理者向けの機能には受講状況や学習時間、スキル習得状況を確認できる分析機能が用意されています。Enterprise Planでは、学習パスの作成、コース割り当て、カスタムコンテンツ、SSO、LMS・LXP連携、API連携などにも対応しており、既存の人材育成システムと組み合わせた運用も可能です。
また、スマホアプリでは講座をダウンロードしてオフライン視聴できるため、移動中や外出先でも学習を進めやすいです。料金はプランや利用人数によって異なり、Enterprise Planは問い合わせが必要です。自社で教材を作るよりも、専門家による豊富な外部講座を活用して、社員のリスキリングや専門スキル習得を進めたい企業に向いています。
manebi

manebiは株式会社manebiが提供するAI搭載型のeラーニングシステムです。約8,000の教材を備えており、コンプライアンス研修やハラスメント研修、新入社員研修、管理職研修など、企業で実施頻度の高い教育をすぐに始めやすい点が特徴です。
大きな強みは豊富な教材を並べるだけでなく、AIが研修目的に合わせて最適な研修プランを提案してくれる点です。担当者が一つひとつ教材を選んでカリキュラムを組む負担を抑えられるため、教育担当者が少ない企業でも研修を設計しやすくなります。
また、コースマップ機能により、受講者はどの教材をどの順番で学べばよいかを把握しやすくなっています。動画を見放題にするだけでは学習が進まないという課題に対して、学習ステップを明確に示せるため、受講者の迷いを減らしやすいです。
自社教材のアップロードにも対応しており、PDFや動画、社内マニュアルなどを研修コースに組み込めます。テスト・アンケート・課題提出機能も利用できるため、受講して終わりではなく、理解度や研修効果を確認しながら運用できます。
累計導入社数は6,900社、受講完了数は1,400万回を超えており、サービス継続率も99%以上とされています。料金は初期費用10万円、月額500円/ID〜が目安で、少人数の場合でも月額19,800円〜導入可能です。教材の豊富さとAIによる研修設計支援を活かし、研修運用の手間を減らしたい企業に向いています。
CloudCampus

CloudCampusは株式会社サイバー大学が提供するeラーニングプラットフォームです。フルオンライン大学で培われた仕組みをもとに開発されており、教材の制作・配信から、受講履歴の管理まで一つのシステムで対応できます。
受講登録者数が無制限の定額制で利用できるため、社員数が多い企業や、グループ会社・代理店・教育機関など広い対象者に研修を配信したい場合でも、ID数の増加を気にせず運用しやすいです。Entryプランは初期費用100,000円、月額70,000円の年間契約で利用できます。
教材作成では動画とスライドを組み合わせたコンテンツ制作に対応しており、受講者はスマートフォンのブラウザからも学習できます。動画は0.7倍〜2倍まで速度を変えられるため、初回はじっくり確認し、復習時は短時間で見返すといった使い方もしやすいです。
また、テスト・アンケート、課題管理、Q&Aなどの機能も備えているため、動画を見せるだけでなく、理解度確認や受講者とのやり取りまで含めて研修を設計できます。さらに、100以上の研修コンテンツを利用できる「コンテンツパック100」も用意されており、自社教材の内製だけでは不足しやすい汎用研修を補いたい企業にも向いています。
楽々てすと君

出典:https://www.micromates.co.jp/service/testkun.html
楽々てすと君は、株式会社マイクロメイツが提供するクラウド型eラーニングシステムです。教育・テスト・アンケートを一つのシステムで運用できるため、研修教材の配信だけでなく、理解度確認や社内調査までまとめて管理できます。
特徴は、テスト運用に強いシンプルな設計です。PowerPointの学習教材やテスト・アンケートの内容を一括で取り込めるため、既存の社内研修資料を活かしながらeラーニング化しやすくなっています。受講結果のダウンロードやメール配信にも対応しており、研修担当者が手作業で受講状況を集計する負担を減らせます。
また、eラーニングの標準規格であるSCORMに対応しているため、市販教材の登録や既存教材の移行もしやすい点が魅力です。日本語・中国語・英語に標準対応しており、複数会社での利用にも対応できるため、グループ企業や海外拠点を含めて教育を展開したい企業にも向いています。
料金は初期費用無料、月額70,000円から利用できます。最低3か月から契約でき、同時接続ユーザー数をもとにした料金設定のため、全従業員を登録しつつ、実際の受講タイミングに合わせてコストを抑えやすいでしょう。全機能を1か月試せる無料トライアルも用意されており、登録したデータや教材は本契約時にも引き継げます。
ネットラーニング

出典:https://www.netlearning.co.jp/
ネットラーニングは株式会社ネットラーニングが提供する法人向けeラーニングサービスです。LMS、定額制コンテンツ、教材制作、オンライン研修、オープンバッジまで幅広く対応しており、単なる教材配信ではなく、企業の研修運用全体を支援できる点に特徴があります。
中核となる多機能ラーニングプラットフォーム「Multiverse」では、eラーニングの作成・配信・受講管理に加えて、集合研修の申込受付、出欠管理、Zoom連携、オンデマンド配信、カリキュラム管理まで一元化できます。対面研修とオンライン研修を別々に管理している企業であれば、研修履歴をまとめて管理しやすいです。
また、受講促進メールや進捗・成績管理、階層管理、IPアドレス制限、SSO、顔認証などにも対応しています。受講者数が多い企業や、部署・職種ごとに研修を出し分けたい企業でも、対象者を細かく管理しながら教育を進めやすい設計です。
定額制プランのLearningSpaceはAI・DXや情報セキュリティ、コンプライアンス、ビジネススキル、マネジメントなどの講座を利用できます。自社で教材を用意しなくても全社研修を始めやすく、必要に応じてオリジナル教材制作や内製化ツールも活用できます。
さらに、修了者にオープンバッジを発行できるため、学習成果をスキル証明として可視化したい企業にも向いています。料金はサービス形態や人数、利用期間によって変動するため問い合わせが必要ですが、全社研修からリスキリング、資格・認定研修まで一つの基盤で運用したい企業に適したサービスです。
MENTER

MENTERはWHITE株式会社が提供するDX・生成AI人材育成サービスです。従来のようにExcelやショートカットキーなどの基礎ITスキルを学ぶだけでなく、生成AIを業務で使いこなすための実践型eラーニングにも対応しています。
マンガ動画による学習と、実際の業務を想定したアウトプット学習を組み合わせているという特徴があります。受講者は検索力やセキュリティ、Excelなどの基礎スキルから学び始め、生成AI活用や業務改善の考え方まで段階的に習得できます。専門職向けの高度なプログラミング研修というより、全社員のITリテラシーやAI活用力を底上げしたい企業に向いています。
また、MENTERの生成AI人材育成サービスは、法人版生成AIを使った実践学習も可能です。知識をインプットするだけでなく、業務データを使ったアウトプット演習に取り組めるため、研修後に実務で活用しやすい点が魅力です。著作権や情報漏洩に関するコンテンツも用意されているため、生成AI利用時のリスク教育もあわせて行えます。
管理者向けには社員の学習進捗を部署別・個人別に確認できるダッシュボードが用意されています。ITスキル診断と組み合わせれば、受講前後のスキル変化を把握しやすく、研修を実施して終わりではなく、組織全体のデジタルスキルを可視化しながら育成を進められます。
料金は月額3.2万円〜で、別途初期費用が発生します。7日間の無料トライアルも用意されているため、まずは教材のわかりやすさや管理画面の使いやすさを確認してから導入を検討しましょう。
Progate

Progateは株式会社Progateが提供するプログラミング学習サービスです。法人向けのProgate for Businessでは、初学者向けのProgateに加えて、Web制作を実践形式で学べる「mosya」や、実務に近いタスクに取り組める「Progate Path」も利用できます。Web制作を実践形式で学べるmosyaは、2026年5月からProgateのプロプランに統合されました。
環境構築なしで手軽にプログラミングを学び始められるという特徴があります。動画を視聴するだけではなく、スライドで概念を理解し、そのままブラウザ上でコードを書きながら学習を進められます。HTML/CSS、JavaScript、Python、SQL、Gitなど、実務の入り口で必要になりやすい内容を段階的に学べるため、非エンジニアのITリテラシー向上や、エンジニア志望者の基礎固めに向いています。
法人限定の管理機能では、メンバーの学習進捗を一覧で確認でき、CSV形式でレポート出力も可能です。受講者ごとにどこまで学習が進んでいるかを把握できるため、内定者研修や新人研修で「受けっぱなし」になりにくく、教育担当者が進捗を管理しやすいでしょう。
また、ProgateにはBasic・Advanced・Professionalの3プランが用意されており、学習目的に合わせて教材の範囲を選べます。Basicは初学者向けの基礎学習、AdvancedはWeb制作の実践、Professionalは実務タスクに近い演習まで対応しています。料金はBasicが月額1,990円/ユーザー、Advancedが月額5,990円/ユーザー、Professionalが月額9,800円/ユーザーです。まずはプログラミングの基礎を社内で広く学ばせたい企業や、内定者・若手社員のデジタルスキルを底上げしたい企業に適しています。
ドットインストール

ドットインストールは株式会社ドットインストールが提供するプログラミング学習サービスです。1本あたり短時間で学べる動画レッスンを中心に、Web制作やアプリ開発、AI活用、開発ツールの使い方などを段階的に学習できます。
プログラミング初心者でも学習を始めやすい教材設計です。長時間の講義を視聴する形式ではなく、短い動画で要点を確認しながら進められるため、内定者研修や新入社員の基礎学習、非エンジニア向けのIT理解促進にも活用しやすいです。レッスンによってはソースコードや文字起こしも確認できるため、動画を見返しながら自分のペースで復習できます。
法人向けライセンスでは、社内研修や社内勉強会、インターンシップ、OJT、自習用教材としてドットインストールのコンテンツを利用できます。受講者向けにプレミアムプラン相当の学習環境を提供できるため、個人任せの学習ではなく、企業としてプログラミング基礎を学ばせたい場合に向いています。
また、法人向けダッシュボードでは、受講者一覧や学習状況、最終閲覧日、学習日数、閲覧数などを確認できます。一般的なLMSほど詳細な研修管理機能を備えたサービスではありませんが、プログラミング学習に特化した教材を低コストで配布し、受講状況を大まかに把握したい企業には使いやすいです。
料金は個人向けプレミアムが月額1,480円(税込)、12ヶ月一括払いの場合は月あたり1,080円相当です。法人向けライセンスは1ユーザーあたり月額2,680円(税抜)で利用できます。幅広い社員研修をまとめて管理するLMSというより、プログラミングの基礎学習に特化したeラーニング教材として検討するとよいサービスです。
eラーニングシステムとは|オンラインでの教育・学習を叶えるサービスのこと
eラーニングシステムの構成要素
eラーニングシステムはさまざまありますが、基本的には学習管理システムと学習教材によって構成されています。
学習管理システムとは、オンラインで学習するための仕組みそのものを指し、以下のような機能が備わっています。
- 学習機能
- 管理機能
- 指導機能
管理機能では教材管理はもちろん、ユーザーの進捗状況や成績も把握できます。
社員のレベルや会社の目的に合わせて独自のコースも作成可能なため、ユーザー状況を分析しながら効果的に学習を進められます。
また、指導機能ではユーザーからの質問を一覧で確認したり、テスト結果のレポート作成などもできるため、eラーニングの効率を一気にアップさせています。
学習教材とは、学習管理システムで使用できるテキストや動画コンテンツの総称です。
コンテンツ形式は様々あるためテキストだけでなく、音声やイラスト、動画などを用いて分かりやすい教材を揃えることがポイントです。
システムに標準搭載されているものもあれば、独自作成したプログラムもアップできるため、ユーザーが学びやすいよう工夫していくとより学習効率が上がるでしょう。
eラーニングシステムの種類
eラーニングシステムで使用されるプログラムでは、主に以下のような種類があります。
- テキスト配布型
- アニメーション型
- 動画配信型
- イラスト型
- VR型
プログラムの中には単なる知識を得るためだけの学習だけでなく、学んだ知識を元にツールやシステムを動かす実践的なアウトプット学習もあります。
そのため、これまで勉強が苦手だった方でも飽きずに楽しみながら、知識やノウハウを蓄積できるでしょう。
eラーニングシステムの活用方法
eラーニングシステムは、そのままオンライン学習として利用しても良いですが、以下のような活用方法もあります。
- 実地研修と連携
- 他のユーザーとのディスカッション
- 新人の業務予習として活用
- 知識の共有の場として活用
eラーニングシステムでは知識やノウハウを多く学べますが、現場でどうやって活用するかを体感するために実地研修と連携すると効果的です。
他にも、オンラインで繋がった他ユーザーとディスカッションや意見交換としてアウトプットさせることで、理解度を高めることもできます。
また、新入社員にいきなり職場環境で働かせるのではなく、eラーニングシステムで予習してもらうことで、即戦力な人材を育成することも可能です。
さらに、新しい知識やノウハウが確立した場合、メールなどの文章で共有するのではなく、動画を作成し独自教材にすることで、より細かいニュアンスも含めて共有できるでしょう。
eラーニングシステムの基本機能
eラーニングシステムは、サービスによって特徴的な機能は異なります。
一方で、多くのサービスで採用されている基本的な機能もありますので、この項目では以下の機能について詳しく解説していきます。
動画配信機能
eラーニングシステムでは専門分野についての講義動画が多数配信されているため、これまでのようにわざわざ集まって講義をする必要がありません。
パソコンやスマホ、タブレットとネット環境さえあればどこでも利用できる利便性が高い点が大きな特徴と言えるでしょう。
ドリル機能
eラーニングシステムでは基本的なテキストベースのテストもあれば、講師が問題を出題しユーザーが答え正誤を確かめる双方向の学習にも対応しています。
サービスによってテストの形式は異なりますので、まずは短期利用もしくは無料トライアルに申し込んで、自社に合う形式を見極めてみると良いですね。
一般的なテストとは違い、小テストほどのボリューム感なので、スキマ時間に効率良く学べる点も魅力です。
コミュニケーションツール
eラーニングシステムでは、講義の動画内容だけでは分からなかった部分や出てきた疑問点などを、SNSや掲示板を活用することで解消できます。
また、講義を受けたユーザー同士で意見交換などもできるため、スキルや知識が身に付きやすく効果的な学習に繋がります。
レポート機能
eラーニングシステムでは、講義を受講した後に搭載機能を活用して、レポートを提出してもらうことができます。
受講した方にとっては講義の復習として役に立ち、管理者としては社員の理解度を把握する1つの指標となります。
そのため、レポート機能を活用することで、より一層効果的な学習を行えるでしょう。
通知機能
eラーニングシステムでは、管理者が登録しているユーザーに対して一斉に通知を送れる機能があります。
送った通知が開封されたのかも把握でき、開封されていない場合はどのユーザーなのか特定まで行えます。
そのため、通知機能を活用することで伝達ミスや漏れのリスクをかなり抑えられるでしょう。
eラーニングシステムの導入メリット
eラーニングシステムは基本的には有料サービスですが、導入することで多くのメリットがあります。
この項目では、上記のメリットについて詳しく解説していきます。
モチベーションの向上に繋がる
eラーニングシステムを導入して、社内のノウハウや資格取得のためのコンテンツを用意しておくことで、主体的に学びやすい環境が作れるので、社員のモチベーションアップに繋がります。
また、出題形式も4択問題やクイズ形式など工夫してコンテンツを用意したり、進捗や理解度などを可視化させるなどもモチベーションアップが期待できます。
個人で黙々と学習するのではなく、同じ受講者や講師とコミュニケーションを取りながら学べるので、習得度や継続度も上がります。
主体的に社員に学んでもらうことで、会社全体のレベルアップ効果が得られるでしょう。
コストを削減できる
eラーニングシステムはネット環境さえあれば、誰でも簡単にアクセスでき、講義の場所を確保する必要もありません。
これまでは研修の度に移動費や場所代など、余計な費用的コストがかかっていましたが、eラーニングシステムを導入すれば一気に削減できます。
また、システム自体に教材がある程度用意されている場合は、自社の独自コンテンツを作成する手間が省けます。
一部でも既存の教材を有効活用できるのであれば、自社コンテンツの作成コストも削減できるでしょう。
社員の学習管理が簡単
eラーニングシステムでは管理機能が搭載されており、ユーザーの受講履歴や進捗度などを確認できます。
そのため、社員の理解度が明確に把握でき、1人1人のレベルに合った資格取得が提案できます。
また、ユーザーの解答も確認できるため、社員が頻繁に間違っている箇所なども可視化できます。
間違いやすい部分をさらに補足でカバーして、隙の無い教材作成に役立てられるでしょう。
教育の質が均等になる
これまでの研修や講義では、受講できる人数に物理的な制限があり、たとえ同じテキストを使ったとしても講師との相性などにより、授業の質は変動していました。
一方で、eラーニングシステムを導入すれば、オンライン上でいつでも受講でき、参加人数の制限もなくなるため、社員の教育の質が均一化されます。
より細かい部分まで知識やノウハウが社内で共有できるため、結果的に会社全体の業務効率化にも繋がるでしょう。
企業向けeラーニングシステムの選び方・比較ポイント
eラーニングシステムにはそれぞれ特徴があり、数も多いためどのサービスを選べば良いか分からない方が多いでしょう。
そのため、この項目では以下の選ぶポイントについて解説していきます。
目的の対象人数を満たしているか
eラーニングシステムの中には、1度に利用できる人数に制限が設定されており、制限人数はサービスごとに違います。
中にはユーザー数単位で契約できる製品もあるため、小規模で利用したい方にはおすすめです。
このように、自社の利用目的や社員数を考慮しながら、慎重に選択する必要があるでしょう。
教材の内容
eラーニングシステムでは、どういった教材を活用するかで得られる効果や手間が大きく異なります。
教材については標準で搭載されているものもあれば、自社で独自のコンテンツを作成するもの、サポートと相談して作成するなど様々なタイプがあります。
標準搭載された教材を利用したいと考えている場合は、教材の内容で求める社員教育が行えるかは必ず確認しておきましょう。
また、社員教育に使用する場合でもビジネスマナーを教えたいのか、マーケティングについて教えたいかなど、目的によっても最適なシステムが変わります。
そのため、まずは導入目的をハッキリさせて、目的を達成できる教材内容なのかを問い合わせや無料トライアルを使って確かめると良いでしょう。
モバイル対応の有無
eラーニングシステムの中には、スマホやタブレットにも最適化されたものがあります。
マルチデバイスに対応しているサービスを選ぶことで、社員もスキマ時間に学習できるため、効率的にスキルを身に付けられます。
営業や出張などで会社を離れる場合でも問題なく使用できるため、基本的にはモバイル対応したシステムを選ぶと良いです。
一方で、あまり外出がない会社の場合はモバイル機能は必要ないため、その分コストを抑えて導入できるでしょう。
既存コンテンツが搭載されているか
eラーニングシステムを導入して、今すぐ社員教育を行いたいけど、独自コンテンツを用意する時間が無い場合は、既存コンテンツが搭載されているシステムがおすすめです。
中には、どの会社で必要となるビジネスマナーやマーケティングなど、汎用性の高いコンテンツが搭載されているサービスもあります。
最初から全て独自コンテンツで教育しようとすると、時間的コストがかかります。
そのため、まずは汎用性の高い講義が搭載されたシステムを導入して、少しずつ独自コンテンツを増やしていくと良いでしょう。
セキュリティ機能の質
eラーニングシステムを利用するうえで、セキュリティレベルの高いシステムを選定するのは非常に重要です。
クラウド型・オンプレミス型のどちらが適しているかは、認証機能、IP制限、SSO、権限管理、運用体制などを踏まえて総合的に判断する必要があります。
不正アクセスや独自コンテンツ内の情報漏えいなどを防ぐため、管理画面のパスワード設定や、事前登録したIPアドレス以外からアクセスできないなど対策できるサービスを選びましょう。
導入形態
eラーニングシステムには、クラウド型とオンプレミス型という2種類の導入形態があり、それぞれ良い面悪い面があります。
クラウド型は、ネット上にある運営者側が用意したサービスを活用するため、導入手続きが簡単ですぐに利用開始できます。
また、初期費用が低額もしくは無料なケースがほとんどで、低コストな月額料金だけで利用できる点が魅力です。
一方で、毎月料金が発生するため、導入規模によってはオンプレミス型よりも高い費用コストがかかる点には注意が必要です。
オンプレミス型は、自社サーバーにシステムをインストールして利用する形態で、月額料金制ではなく、ライセンスを一括で購入するタイプです。
一括でシステム導入するため、システム導入の時間や初期費用が多く必要となります。
複数の資料を比較しているか
eラーニングシステムを導入するときは、上記のポイントを考慮しつつ、必ず複数の会社の資料を比較しましょう。
少ない数の資料だけで判断してしまい、失敗してしまうことが多々あります。
長期にわたり利用していくものなので、自社に最適なeラーニングシステムを導入することが大切です。
eラーニングシステムの導入・運用に必要なもの
eラーニングシステムを活用するには、次のシステムが必要となりますので、1つずつ詳しく解説していきます。
学習管理システム
学習管理システムは、ユーザーを管理して教材を使用するために必要となります。
受講者の進捗情報や理解度などを把握して、ユーザーに合った教材を提案することもでき、eラーニングシステムを利用するうえでの要となる、プラットフォームの役割を持ちます。
学習教材
eラーニングシステムで使用する教材は、学習管理システムに標準搭載されているケースもありますが、オーサリングというツールで教材作成するのが一般的です。
また、Adobe Captivateでも教材が作成でき、専門的な知識が無くても直感的に教材が作成できるため、プログラミングの知識がない方などにおすすめです。
既存の講義を活用するのも良いですが、独自コンテンツで社員教育したい場合は、これらの方法で教材を用意しましょう。
SCORM
SCORM(スコーム)は、学習管理システムと教材を上手く作動させるために守るべき規格になります。
SCORMはLMSと教材の間で進捗や成績などをやり取りするための代表的な標準規格です。市販教材の移行や複数LMSでの利用を想定する場合は、SCORM対応の有無を確認しましょう。
独自コンテンツなどを制作する場合は、規格に注意しながら適切なメディアを用意しましょう。
eラーニングシステムを比較する際の注意点
eラーニングシステムはオンライン上で、手軽に専門ジャンルを学べるため多くのメリットがありますが、注意点もいくつかあります。
というのも、eラーニングシステムは決して万能なものではなく、あくまで知識やノウハウを学ぶことを中心に設計されています。
そのため、医療現場など高度な実践経験が必要な業務については、これまで通りの現場研修を積み上げる必要があるでしょう。
また、効率良く学習を進めるにあたって、受講者のモチベーション管理が非常に重要です。
進め具合は受講者に依存するためコンテンツを工夫したり、楽しめる出題形式を考えたりなど効果的に学習を進めるためには、管理者側の努力も必要となります。
導入すれば自動的に学んでくれる訳ではないため、サポート体制などモチベーションアップに繋がる施策を考える必要があるでしょう。
eラーニングシステムに関するよくある質問
- 個人・法人どちらにもおすすめのeラーニングシステムはある?
- ASP型eラーニングシステムとオンプレミス型を比較した違いは?
- 無料でeラーニング教材を作成できるシステムはある?
- スマホアプリで使える無料のeラーニングシステムはある?
- eラーニングシステム構築を自社で行うのはおすすめ?
- 個人・法人どちらにもおすすめのeラーニングシステムはある?
- 個人・法人どちらにもおすすめのeラーニングシステムとしては、「Schoo(スクー)」が挙げられます。
Schooは9,000本以上の豊富なコンテンツを利用でき、ビジネススキルからプログラミングまで幅広い分野の授業が受けられるeラーニングシステムです。
個人向けの無料プランもあり、法人向けには200種類以上の研修パッケージを用意。自社のニーズに合わせたカリキュラム作成が可能です。
- ASP型eラーニングシステムとオンプレミス型を比較した違いは?
- ASP型eラーニングシステムは、ベンダーが用意したサーバー上で稼働します。初期コストを抑えられ、すぐに導入できるのが利点です。
一方、オンプレミス型は自社のサーバーにシステムを構築する形態で、カスタマイズ性に優れていますが、初期コストと運用の手間がかかります。
- 無料でeラーニング教材を作成できるシステムはある?
- 無料でeラーニング教材を作成できるシステムとしては、「Adobe Captivate」の体験版が挙げられます。Captivateは便利なオーサリングツールで、インタラクティブな教材作成におすすめ。30日間の無料トライアルで機能を試せます。
そのほか、「iSpring Free」なども無料版を提供しています。ただし、本格的なeラーニング教材を継続的に作成・運用するには、有料版の導入や、教材作成を代行してくれるeラーニングベンダーの利用がおすすめです。
- スマホアプリで使える無料のeラーニングシステムはある?
- スマホアプリで使える無料のeラーニングシステムとしては、プログラミング学習アプリの「Progate」がおすすめです。一部のコースを無料で提供しています。
- eラーニングシステム構築を自社で行うのはおすすめ?
- eラーニングシステムの構築を完全に自社で行うのは、社内にシステム開発の人材やノウハウがない限りおすすめできません。
自社構築のメリットはカスタマイズ性の高さですが、初期コストと運用の手間が非常にかかります。セキュリティ対策も自社で対応しなければなりません。
一般的には、信頼できるeラーニングベンダーの製品を導入し、そのベンダーの支援を受けながらシステムを構築・運用していくのがおすすめです。自社色の強い教材を作りたい場合も、外部ベンダーに依頼するのが効率的と言えます。


