本記事では、おすすめの労務管理システム23選を「多機能型」「機能拡張型」に分けて比較していきます。さらに、導入のメリットや選定ポイント、注意すべき落とし穴についても詳しく解説します。
給与計算・勤怠管理・社会保険手続き・年末調整などの業務を効率化するシステムです。手作業のミスや負担を減らし、自動化・時間短縮 を実現できます。
参考文献:『労務管理の生成と終焉』/日本経済評論社
本記事を読めば、「自社に合うシステムはどれ?」という悩みがスッキリ解決します。失敗しない選び方を知り、最適な労務管理システムを導入できるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
また、自社にあった労務管理システムをお探しの方は、日本最大級のビジネスマッチングサービスであるビジトラ診断を活用するのもおすすめです。
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目次
労務管理システムとは|労務をまとめて効率化できるソフト

それでは、労務管理システムについて紹介していきます。
労務管理業務の全般の効率化におすすめ
労務管理システムは、人事や雇用管理だけでなく「入社手続き・給与計算・年末調整・社会保険管理」など、幅広い業務を効率化できます。
導入することで、会社全体の業務負担を大幅に軽減できるのが大きなメリットです。
- 一元管理で手続きのミスや抜け漏れを防げる
- 業務の自動化で作業時間を短縮し、負担を軽減
システムによって対応範囲は異なりますが、直感的に操作できるものやナビゲーションが充実しているものも多く、すぐに使いこなせます。
労務業務全般の効率化を目指すなら、自社のニーズに合ったシステムを選びましょう。
労務の電子申請にも対応
労務管理システムの中には、電子申請に対応したサービス もあります。
従来は行政機関へ出向き、紙の書類を提出する必要がありましたが、電子申請ならオンラインで手続きが完了します。
- オンラインで完結し、大幅な時間短縮が可能
- 修正印や書き直し不要でスムーズに対応
どの書類に対応しているかはサービスごとに異なるため、自社で必要な電子申請に対応したシステムを選ぶことが重要です。
適切なシステムを導入し、労務業務の負担をしっかり減らしましょう!
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労務管理システムおすすめ23選の比較表|機能別に表をチェック

労務管理サービスには、「多機能型」と「機能拡張型」の2種類があります。
多機能型のシステムには、労務管理に必要な機能が標準装備されており、シンプルな管理が可能です。そのため、中小企業や人事労務部門のリソースが少ない企業におすすめです。
機能拡張型のシステムは、一部の機能を個別に追加したり、柔軟なカスタマイズを行うことが可能です。そのため、追加の機能のみを必要とする企業や、特定の業界に特化した機能が必要な企業におすすめです。
まずは比較表で機能別に各労務管理システムの内容を確認して、自社に合ったものに目星を付けましょう。
【多機能型】労務管理システムの比較表
サービス名 | HRBrain![]() 資料を見る! | タレントパレット![]() 資料を見る! | CYDAS PEOPLE![]() 資料を見る! | freee人事労務![]() 資料を見る! | ジョブカン労務HR![]() 資料を見る! | ジンジャー(jinjer)人事労務![]() 資料を見る! | 総務人事奉行クラウド![]() 資料を見る! | 楽楽労務![]() 資料を見る! | sai*reco(サイレコ)![]() 資料を見る! | COMPANY![]() 資料を見る! | MINAGINE就業管理![]() 資料を見る! | 奉行Edge 労務管理電子化クラウド ![]() 資料を見る! | SmartHR![]() 資料を見る! | 社労夢Company Edition![]() 資料を見る! | ProSTAFFクラウド![]() 資料を見る! |
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料金 | 問い合わせが必要 | 問い合わせが必要 | 問い合わせが必要 | 月額料金:2,200円~ 初期費用:無料 | 月額料金:400円~ 初期費用:無料 | 月額料金:500円~ 初期費用:要問合せ | 月額料金:6,000円~ 初期費用:50,000円 | 月額料金:30,000円~ 初期費用:無料 | 月額料金:18,000円 初期費用:400,000円 | 問い合わせが必要 | 月額料金:300円~ 初期費用:400,000円 | 月額料金:500円~ 初期費用:無料 | 月額料金:問い合わせが必要 初期費用:無料 | 問い合わせが必要 | 問い合わせが必要 |
特徴 | 累計導入社数 2,000社以上 顧客満足度No.1のサポート体制 労務関連データの一元管理を実現 | 継続率99.6%の実績労務 マーケティング思考の科学的な人事労務を可能にするノウハウ | 必要な機能をカスタマイズできる 人事労務、人事評価、タレントマネジメントも一括管理できる | 労務管理にまつわる多くの業務をカバー 事業規模に合わせて、最適なプランが選択できる | 帳簿の作成と申請操作がシンプルで分かりやすい 労務システムながら無料プランも用意されている | 自社の労務に必要な機能だけを選定して導入できる それぞれに専属のサポートが付いてくれるから安心 | 外部ソフトやExcelなどからも、簡単にデータ移行できる 30日間の無料お試し期間がある | 入社や退職など、必要な労務手続きは自動で作成 操作に必要な作業を、チェックリストで把握できる | 人事労務に特化したシステムで、全てのデータを一元化 自社の人材や組織設定など、シミュレーションができる | 勤怠管理からマイナンバーまで、人事労務業務を一元管理できる 未提出者への催促通知や、エラーチェックなど便利機能も充実 | 担当者とのヒアリングや試験運用など、最適な環境で導入できる労務システム30日間の無料お試し期間がある | 使いやすいように入力フォームをカスタマイズできる スマホからでも、手軽に労務関連の書類提出が可能 | 40,000社以上の導入実績 質問形式のフォーマットで、誰でも簡単に労務書類を作成できる | 特許取得の色分けアラート機能が搭載 公文書の一元管理で、誰のどういった労務書類かを一覧で確認できる | 人事項目を元にした分析機能を搭載 カスタマイズ性が高い労務システム |
【機能拡張型】労務管理システムの比較表
サービス名 | リモート産業保健![]() 資料を見る! | オフィスステーション![]() 資料を見る! | ARROW![]() 資料を見る! | DirectHR![]() 資料を見る! | Gozal![]() 資料を見る! | クラウドハウス労務![]() 資料を見る! | e-AMANO人事届出サービス![]() 資料を見る! | マネーフォワード クラウド社会保険 ![]() 資料を見る! |
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料金 | 月額料金:30,000円~ 初期費用:50,000円〜 | 月額料金:440円~ 初期費用:110,000円 | 月額料金:1,980円~ 初期費用:0円 | 月額料金:400円~ 初期費用:無料 | 月額料金:700円~ 初期費用:無料 | 問い合わせが必要 | 月額料金:9.000円~ 初期費用:無料 | 月額料金:2,980円~ 初期費用:無料 |
特徴 | 従業員の健康状況の一元管理を実現 手厚い産業保健業務サポート | 20,000社以上の導入実績で、継続率が99.3% クラウド型労務サービスの中でトップクラスのシェア | シフト作成や給与計算などの労務が簡単に作成できる 無料お試し期間が60日間と長めに設定 | ナビゲートが親切で、誰でも分かりやすく労務を効率化 利用人数が10名までなら、全ての機能が無料 | 24時間体制でサポートが受けられる 労務に関する業務を、全て管理できる | 操作性がシンプルで、誰でも分かりやすい 導入後もサポートが受けられるため安心 | 簡単な質問に答えるだけで、書類を電子化できる IPアドレス制限が設定でき、第三者からの不正アクセスを防止 | 自社で利用したいサービスに合わせて導入できる 用紙改正にも自動で対応してくれる |
労務管理システムの導入を検討するとき、1社1社問い合わせて検討するのは負担が大きくなってしまいます。
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【多機能型】労務管理システムおすすめ15選

それでは、一覧表でご紹介した多機能型のシステムについて、1つずつ詳しく解説していきます。
「自社に最適な労務管理システムを早く知りたい」という方はビジトラ診断で無料の一括見積もりをしましょう。
要望に合った複数のシステムを比較・検討できるため、1から探すよりも圧倒的に効率よく最適なシステムを見つけられます。
HRBrain労務管理|人事労務を簡単に効率化

出典:https://salmon-prd.netlify.app/procedures
HRBrain労務管理は、株式会社HRBrainが提供する労務管理システムです。
累計導入社数 2,000社以上もあり、サービス品質No.1を獲得しているため、信頼できる労務管理システムとして人気を集めています。
労務管理からデータの一元管理まで、HRBrain労務管理一つで可能です。
- 入社手続き
- 退社手続き
- 年末調整
- 社員名簿
- マイナンバー管理
- 電子申請
人事労務業務が効率化されHRBrain労務管理上で全て完結することができます。
また、人事労務データを一元で管理することができ人材データを管理する工数が減らすことができます。
顧客満足度No.1の実績があり、初めて労務管理システムを導入する会社でもサポート体制が整っているので、安心して導入することができます。
タレントパレット|人材育成に強い人事労務管理システム

出典:https://www.pa-consul.co.jp/talentpalette/
タレントパレットは継続率99%以上を誇るクラウド型の人事労務システムです。
マーケティング思考の科学的な人事労務を可能にする様々な機能が備わっています。
- 入社手続き
- 人事手続き
- 労務手続き
- 従業員情報の管理
- 労務属性管理
タレントパレットは、労務管理以外の効率化にも優れています。
人事評価や人事管理、タレントマネジメントに特化した機能も備わっているので、労務にとどまらず様々なシーンで活躍するでしょう。
CYDAS PEOPLE|タレントマネジメントに強い労務管理システム

CYDAS PEOPLEは、株式会社サイダスが開発・提供している労務管理システムです。
社員のキャリア希望やスキル、経験を「見える化」し、人事戦略に活用できるタレントマネジメントシステムとしての機能も持ち合わせています。
従業員の数や目的に応じて、必要な機能をカスタマイズできるのも魅力で、業種や会社規模を問わず、多くの企業に導入されています。
また、「利用満足度の高いタレントマネジメントシステム No. 1※」にも選ばれている実績があります。※日本トレンドリサーチ調べ
- 各種申請のフロー化
- 給与明細配信
- 勤怠・給与連携
- 人材データ
- 組織管理・組織図
freee人事労務|人事労務業務をスピーディにする労務管理システム

出典:https://www.freee.co.jp/hr/
freee人事労務は、freee株式会社が提供する労務管理システムで、初期費用が無料、月額料金は2.200円~となっています。
労務業務全般の効率化に対応したサービスなため、大幅な時間的コストの削減と入力やチェックミスを防ぐことができます。
- 給与管理
- 勤怠管理
- 年末調整
- 従業員管理
- 有給休暇管理
- 法定三帳簿
幅広い範囲の労務業務をカバーできるため、管理形態のバラつきを防ぎつつ、担当者の負担を減らせます。
事業規模や対応したい内容などから選べる、複数のプランが用意されているので、無駄のない自社に合った労務管理システムの導入が可能です。
無料お試し期間もあるので、まずは気軽に導入してみると良いでしょう。
まずは無料の資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。
ジョブカン労務HR|人事労務をワンストップで管理できる労務管理システム

ジョブカン労務HRは、株式会社DONUTSが提供する労務管理システムです。初期費用が無料、月額料金が400円~となっています。
多くの企業から評価されている労務管理システムで、累計120,000社以上の導入実績を誇ります。
システムの操作が簡単なので、初めて労務管理システムを導入する方や、システムの操作に慣れていない従業員が多い企業にもおすすめです。
- 従業員情報の管理
- 社会保険の手続き
- 労働保険の手続き
- 各種帳簿作成
- 人事異動
作成した帳簿や書類については、ボタンを押す簡単操作へ行政に提出できるため、わざわざ出向く手間も省けます。
また、オプションではありますが、初期設定を代行してくれるサービスもあるため、労務管理システムの導入に不安がある方でも安心です。
有料プラン以外にも、無料プランも用意されているので自社環境に合うかどうか、気軽に試せる点も魅力的でしょう。
ジンジャー(jinjer)人事労務|人事労務を簡単にかつシンプルにできる労務管理システム

出典:https://hcm-jinjer.com/jinji/
ジンジャー(jinjer)人事労務は、jinjer株式会社が提供する労務管理システムです。初期費用は要問合せ、月額料金が500円~となっています。
全ての企業に同じサービスを提供するのではなく、企業それぞれが必要とする機能を選んで組み合わせていく仕組みを採用。
そのため、自社に必要な機能だけが揃った、無駄のない労務管理システムを導入できる点が特徴です。
- 人事管理
- 給与計算
- 経費精算
- 勤怠管理
- 労務管理
- コンディション管理
- 雇用契約
- ワークフロー
上記以外にもありますが、自社が求める機能を選んで導入していきます。
一方で、自分でカスタマイズして導入するにあたって不安を感じる方もいると思いますが、ジンジャー(jinjer)人事労務では企業ごとに専属のサポーターが付きます。
なので、必要な機能選定から導入まで全て相談しながら行えますので、安心して導入できるでしょう。
総務人事奉行クラウド|人事労務のペーパーレス化を促進する労務管理システム

出典:https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/jinji
総務人事奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供する労務管理システムです。初期費用が50,000円、月額料金が6,000円~となっています。
- データ移行
- 法令文書など各種書類作成
- 名簿や住所録の管理
- 在職証明書の管理
- 退職証明書の管理
他社製品や普段利用しているExcelなどから、簡単にデータを移行できる点も特徴の1つです。
労務管理システムを導入したは良いものの、運用までのデータ移行に時間がかかっていては本末転倒ですが、総務人事奉行クラウドであればスムーズに移行できるため、導入後すぐに本格的な運用が叶うでしょう。
操作方法が分からなかった場合でも、専属のオペレーターが付いてくれます。
そのため、労務業務の効率化はしたいけどあまりIT知識に明るくないという方でも安心です。
30日間の無料お試し期間もあるので、気になる方は試験的に導入してみてはいかがでしょうか。
楽楽労務|従業員のデータ管理を簡単にする労務管理システム

出典:https://www.rakurakuroumu.jp/
楽楽労務は、株式会社ラクスが提供する労務管理システムです。初期費用が無料、月額料金が30,000円~となっています。
これまでに70,000社以上の導入実績を持つ労務管理システムで、人事や労務関連の業務を網羅的に買効率化できます。
- データ移行
- 法令文書など各種書類作成
- 名簿や住所録の管理
- 在職証明書の管理
- 退職証明書の管理
入社や退職などの書類作成を自動化できるのはもちろん、各種労務手続きの手軽さも魅力です。
労務手続きに必要な手順をチェック項目として用意してくれるため、案内通りに進めるだけで作業が完結します。
そのため、あまりパソコン業務に慣れていない従業員であっても、問題なく労務管理システムを運用できます。
また、作業の自動化や簡略化によって入力ミスなども減るため、データの信用性も担保できます。
導入前後では、メールや電話による無料サポートも受けられるので、気になる方は相談してみると良いでしょう。
sai*reco(サイレコ)|人事管理に強い労務管理システム

sai*reco(サイレコ)は、株式会社アクティブ アンド カンパニーが提供する労務管理システムです。初期費用が400,000円、月額料金が22,000円となっています。
特に人事業務の効率化に長けたシステムで、人事に関する大部分を一元管理できます。
- 社内申請
- 給与明細
- 異動関連
- 組織シミュレーションやマネジメント
上記のように、組織のシミュレーション機能も搭載されているため、業績の良かった際の組織形態を参考に、会社全体の成長分析にも活用できます。
一方で、扱えるデータ量が多いため、使いこなせるか心配になる方もいるかもしれません。
しかし、その分情報の検索機能も充実しているので、確認したい情報はすぐに参照できます。
初期費用は少し高めではありますが、人事労務を網羅的に管理したい場合におすすめです。
一方で、他社にあるような給与管理や勤怠管理などには対応していないので注意しましょう。
COMPANY|大手企業向けならではの安心感が魅力の労務管理システム

出典:https://www.works-hi.co.jp/products/hcm
COMPANYは、株式会社Works Human Intelligenceが提供するERPサービスで、労務管理システムとしても人気を集めています。料金については問い合わせが必要です。
1,200社以上の導入実績を誇り、大手企業向けに設計された機能が豊富に搭載されています。
- 雇用手続き
- 勤怠管理
- 人事管理
- ID管理
- マイナンバー管理
- 従業員情報の管理
入社前に必要な情報は本人が直接入力できるため、郵送やハンコなど無駄な手間を省き、スムーズな書類管理が可能です。
また、入力した情報に対してエラーチェックや、提出の催促メールも送信できるなど、管理者側の業務負担を減らす機能も豊富に搭載されています。
小規模な会社の場合はオーバースペックになりかねませんが、大企業で労務管理の効率化を図りたい方にはおすすめなサービスと言えるでしょう。
MINAGINE就業管理|総合人事サービスとして人事労務をまとめて効率化

MINAGINE就業管理は、株式会社ミナジンが提供する労務管理システムです。初期費用が400,000円、月額料金が300円~となっています。
労働基準監督署が推奨する形式やアラート設計がされており、適切な形で労務管理の効率化が図れるシステムです。
- 人事管理
- 給与計算
- 経費精算
- 勤怠管理
- 労務管理
- コンディション管理
- 雇用契約
- 給与前払い
サポートと自社に必要な機能や運用方法など、詳しくヒアリングしながら導入でき、本格的に運用する前に試験運用も行えます。
その分、初期費用が高めにはなっていますが、丁寧に導入できる点が魅力です。
パソコンだけでなくスマホやタブレットからもアクセスでき、勤怠管理を手軽に電子化できます。
無料お試し期間も30日間あるため、まずは自社に合う労務管理システムか試してみると良いでしょう。
奉行Edge 労務管理電子化クラウド|人員不足の中小企業を支える労務管理システム

出典:https://www.obc.co.jp/bugyo-edge/labor
奉行Edge 労務管理電子化クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供する労務管理システムです。初期費用が無料、月額料金が500円~となっています。
奉行シリーズは、これまで660,000社以上の導入実績があり、定評のある使用感を本システムでも採用しています。
- 勤怠管理
- 給与管理
- 年末調整申告書
- マイナンバーの管理
- 雇用契約
各種書類作成の手続きに関しては、システム導入前の自社ルールに合わせてカスタマイズ可能。
そのため、これまでのフォーマットに慣れている従業員の負担も軽減できます。
また、従業員も気軽にスマホやタブレットからデータの提出が可能となるため、労務管理者側と利用者側両方の効率化が期待できるでしょう。
SmartHR|豊富な導入シェアを誇る労務管理システム

SmartHRは、株式会社SmartHRが運営するサービスで初期費用が無料、月額料金については問い合わせが必要となっています。
これまでに40,000社以上の導入実績がある、信頼性の高い労務管理システムで小規模から大規模までの導入に対応しています。
画面の操作は簡単で、質問に答えるだけで書類作成が可能。
そのため、パソコンや電子機器に不慣れな従業員が多い場合でも安心して導入できます。
- 入社手続き
- 雇用契約
- 人事手続き
- 労務手続き
- 従業員情報の管理
また、日本語だけでなく英語や韓国語など、複数の言語にも対応しているため、海外に支店を持つ企業でもSmartHRで全て管理できるでしょう。
また、個人情報については従業員自身に入力してもらうため、情報漏えいリスクをできるだけ抑えた設計になっています。
15日間の無料お試し期間が用意されているので、まずは試験的に導入してみると良いでしょう。
社労夢Company Edition|大手企業の人事労務にも対応できる労務管理システム

社労夢Company Editionは、株式会社エムケイシステムが提供する労務管理システムで、料金については問い合わせが必要です。
雇用・社会保険、入退社・休業管理などに対応しており人事や給与システムとも連携できます。
- 人事管理
- 給与計算
- 経費精算
- 勤怠管理
- 労務管理
- コンディション管理
- 雇用契約
- 給与前払い
連携先からのデータのインポート項目も自在にカスタマイズでき、自社に合った形式でデータを管理。書類の一覧表示機能も搭載しているため、誰のどういった書類なのかなどが簡単に把握できスムーズに運用可能です。
特許を取得している色分け機能を搭載している点も特徴です。
提出期限によって4種類の色に分かれており、パット見ただけでタスクの優先順位が把握できるようになっています。
提出の催促を送る手間も省けるため、忙しい管理者の負担を減らせるでしょう。
ProSTAFFクラウド|カスタマイズ製の高さが魅力の労務管理システム

出典:https://www.prostaffcloud.jp/
ProSTAFFクラウドは、アイテックス株式会社が提供する労務管理システムで、詳しい料金については問い合わせが必要となっています。
- 人事管理
- 給与計算
- 経費精算
- 勤怠管理
- 労務管理
- コンディション管理
- 雇用契約
- 給与前払い
2,000社以上の導入実績があるパッケージ型の製品を、より扱いやすくクラウド型に調整した労務管理システムで、主に人事業務の効率化ができます。
他にも給与や就業管理についてもカバーしており、社会保険労務士への相談サポートも付いています。
自分だけでは判断が難しい局面などで、気軽に相談できるのは心強いですね。
また、人事管理において複数の項目を元に分析するクロス集計機能や、各種60種類以上の帳簿作成にも対応。
入力内容の確認もパターン設定で自動的にチェックしてくれるなど、自社の環境に合わせて、自由にカスタマイズできる点も魅力です。
このように、環境に合わせて最適な労務管理システム設計が可能となっているため、適宜細かい調整をしながら運用したい方におすすめと言えるでしょう。
「どの労務管理システムが自社に最適かわからない」という方には、ビジトラ診断のご利用がおすすめです。
たった1分の診断でご要望に沿ったシステムを複数提案してもらえます。以下のボタンから診断が受けられますよ。
【機能拡張型】おすすめ労務管理システム8選
続いて、一覧表でご紹介した機能拡張型のシステムについて、1つずつ詳しく解説していきます。
自社に合った機能拡張型の労務管理システムをお探しの方は、ぜひビジトラ診断を活用してみましょう。
診断を受けることで、貴社にピッタリの機能を持ったシステムを効率的に見つけることができます。以下のボタンから診断を受けてみましょう。
リモート産業保健|産業保健に特化した労務管理システム

リモート産業保健は、産業保健の法的義務に対応した労務管理システムです。
産業医と産業看護職の2名体制でサポートします。産業保健に必須な書類作成、記録作成業務等の作業コストを削減することができます。
リモート産業保健は、従業員の健康面の管理に特化していて、看護師・栄養士・カウンセラー等の有資格者と、24時間365日体制での健康相談・ハラスメント相談が可能です。
医療職が監修したヘルスケアに関する研修やセミナーをオンラインで受けられるので、企業の健康意識の向上月期待できるでしょう。
- 企業の健康管理業務
- 産業保健必須業務
- 各種書類作成
- 従業員のストレスチェック
オフィスステーション|人事労務をまとめて効率化できる労務管理システム

出典:https://www.officestation.jp/
オフィスステーションは、株式会社エフアンドエムが提供する労務管理システムで初期費用が110,000円、月額料金が440円~となっています。
これまで20,000件以上の導入実績がある人気な労務管理システムで、人事や労務に関する業務の効率アップが図れます。
- 人事管理
- 給与計算
- 経費精算
- 勤怠管理
- 労務管理
- コンディション管理
- 雇用契約
- 給与前払い
勤怠管理や年末調整、マイナンバー管理などを行うシステムとの連携もスムーズにできるため、オフィスステーションを基点に会社全体の効率化が期待できるでしょう。
セキュリティ面においても定評があるため、個人情報の漏えいなどの心配もありません。
また、クラウド型労務管理システムの中ではシェアがトップクラスで、導入後の継続率も99.3%を誇っています。
無料トライアルも用意されているので、気軽に導入してみると良いでしょう。
ARROW|シフト作成から給与管理まで叶う労務管理システム

出典:https://www.arrow-payment.com/
ARROWは、株式会社S&Aが提供する人事労務システムです。初期費用が無料、月額料金が1,980円~となっています。
誰でも扱いやすい操作性を実現しており、スムーズに導入できます。
- シフト作成
- 勤怠管理
- 給与管理
- 賞与計算
また、ARROWを導入するとパソコンやアンドロイドのスマホに対応した、打刻アプリが付いてくる点も特徴です。
無料トライアルも60日間とたっぷりあるので、自社に合う労務管理システムかどうかを調べるためにも、まずは試験運用してみるといいでしょう。
DirectHR|10名以下なら無料で使える労務管理システム

DirectHRは、株式会社エムケイシステムが提供する労務管理システムで初期費用が無料、月額料金が400円~となっています。
有料プランが基本ではありますが、利用者数が10人以下であれば無料で利用できるお得なサービスです。
- シフト作成
- 勤怠管理
- 給与管理
- 賞与計算
過去に人気だった同社の製品を企業向けに再構築した労務管理システムで、入社や退社、休暇管理や異動など様々な手続きを電子化して、効率化が図れます。
クラウド型のサービスなので、会社のパソコン以外でもスマホで手軽に利用できる点も魅力。
さらに、画面上ではナビゲーションが適切に配置されているため、IT関連の作業に不慣れな方でも問題なく活用できるでしょう。
Gozal|雇用管理からワンストップで効率化できる労務管理システム

Gozalは、株式会社BECが提供する労務管理システムです。初期費用が無料、月額料金が700円~となっています。
雇用や勤怠管理はもちろん、給与管理や退職管理まで労務を幅広くカバーしています。
- 人事管理
- 給与計算
- 経費精算
- 勤怠管理
- 労務管理
- コンディション管理
- 雇用契約
- 給与前払い
また、自社が設けているルールに従って勤怠管理が行えるため、導入後の従業員への負担が減ります。
その結果、スムーズな導入ができるため、すぐに効果が期待できるでしょう。
さらに、ファイアーウォールやデータの暗号化を行うことで、高いセキュリティレベルを保っているため、安心して運用できます。
24時間体制でサポートも利用できるため、労務管理システム導入における不安や不明点をすぐに解決できます。
安心のセキュリティとサポートの中で、労務業務全体の効率化が期待できるでしょう。
クラウドハウス労務|人事データの見える化が叶う労務管理システム

出典:https://jp.cloud-house.com/
クラウドハウス労務は、株式会社Techouseが提供する労務管理システムで、料金については問い合わせが必要です。
労務関係の業務効率化に特化したサービスで、書類や手続きなどをデータ化して、紙ベースからの脱却ができます。
- 人事管理
- 給与計算
- 経費精算
- 勤怠管理
- 労務管理
- コンディション管理
- 雇用契約
- 給与前払い
また、クラウドハウス労務はパソコンだけでなく、スマホやタブレットでも利用できるシステムで、操作性を意識したデザインになっています。
ヘルプ機能も搭載されているため、電子機器の操作に不慣れな方でも自分の力で運用できます。
加えて、導入前後でサポートも実施しているため、システム内だけでなくサービス全体でユーザーに優しい設計になっています。
他の労務管理システムに比べると限定的な機能ではありますが、労務業務に絞って効率化させたい場合におすすめなサービスです。
e-AMANO人事届出サービス|面倒な申請を簡単にする労務管理システム

出典:https://www.tis.amano.co.jp/e-amano/
e-AMANO人事届出サービスは、アマノ株式会社が提供する労務管理システムです。初期費用が無料、月額料金が9,000円~となっています。
- 従業員情報の管理
- 給与明細の管理
- 各種控除申告書
- マイナンバー管理
e-AMANO人事届出サービスで取得したデータは、同じ会社が提供している給与計算システムと連動可能。
電子申請にも対応しており、簡単な質問に答えるだけで適切なフォーマットを自動的に生成できます。
また、修正履歴も管理者は確認できるため、修正ミスなども簡単に把握できます。
原因を突き止められることで、従業員全体の意識を高めて改善に繋がっていくでしょう。
初期費用は無料で利用できる労務管理システムなので、気になる方は1度相談してみるといいでしょう。
マネーフォワード クラウド社会保険|面倒な社会保険手続きを簡単に

出典:https://biz.moneyforward.com/social_insurance/
マネーフォワード クラウド社会保険は、株式会社マネーフォワードが提供する労務管理システムです。初期費用が無料、月額料金は2,980円~となっています。
- 人事管理
- 給与計算
- 経費精算
- 勤怠管理
- 労務管理
- コンディション管理
- 雇用契約
- 給与前払い
マネーフォワードは人事管理や給与管理など、機能ごとにサービスが分かれており社会保険もその1つです。
そのため、自社が求める機能に対して適切なサービスを選べるため、課題を直接的に解決してくれるシステムを導入できます。
もちろん、1つ1つのサービスはスムーズに連携できるため、同じシリーズで揃えることでデータ移行や運用も効率化できるでしょう。
また、クラウドサービスなため法改正などにより、フォーマットの変更が必要となった場合でも自動的に更新してくれる点も嬉しい所。
電子申請にも対応しているため、文書作成から提出までしっかりとカバーしてくれる労務管理システムとなっています。
「自社に最適な機能拡張型の労務管理システムがわからない」という方はビジトラ診断を活用しましょう。
診断を踏まえた上で複数のシステムを比較・検討できるため、失敗のリスクを格段に減らすことができます。
労務管理システムをおすすめする理由・導入メリット

労務管理システムには様々なタイプがありますが、導入におけるメリットについて以下の項目に沿って解説していきます。
労務業務に関わるコストが削減できる
労務管理システムでは、人事管理や雇用管理、従業員情報の管理など様々な業務の効率化が期待できます。
システム上で全て作業が完結するため、わざわざ書類を印刷して記入して、担当者に提出する必要もありません。
書類の自動チェックや進捗管理、提出の催促などもシステム上で行えるため、担当者としても大幅な時間的コストの削減ができます。
一方で、広範囲の業務をカバーできる反面、労務管理システム上から必要な情報を見つけるのが難しい印象を持つかもしれません。
しかし多くの場合、検索機能が充実しているため自分が欲しい情報を、すぐに参照できます。
また、ペーパーレス化に繋がるため書類の保管場所を用意する必要もありません。
このように、労務管理システムを導入することであらゆる業務のコスト削減が図れます。
書類作成の効率化
労務管理システムでは、記入者にとって便利な機能がたくさん用意されており、結果的に担当者の書類作成業務の効率化に繋がります。
基本的には担当者が書類のフォーマットを用意してしまえば、後は従業員がそれぞれ労務管理システム上に直接書き込んでくれます。
また、記入する際も書き方のナビゲーションやエラーチェック機能があるため、担当者が確認する段階では完璧な書類に仕上がっています。
はい・いいえの簡単な質問に答えるだけで書類作成ができるタイプもあるため、従業員側としても記入の手間が省けます。
従来では、不明点は担当者や上司に直接尋ねる必要がありましたが、労務管理システムを導入すれば作成が容易となるため、直接の質問回数もグッと減ります。
さらに、未提出者への催促や必要書類の呼び出しなども手軽に行えるなど、細かい部分までしっかりと労務管理システムがカバーしてくれます。
書類作成に関するストレスも軽減できるため、働きやすい環境となり仕事への集中力アップにも繋がるでしょう。
行政等への申請がスムーズに行える
労務管理システムでは、多くの場合電申請に対応しています。
従来では用意した書類を提出するためには、わざわざ行政などに出向く必要がありました。
また、出向いたは良いものの記入漏れやミスがあったため、1度会社に戻らなければならないケースやに発展する場合もあります。
さらに書類に問題が無くても待ち時間が長くて無駄な時間を過ごすことがありました。
一方で、労務管理システムを導入すれば会社に居ながらも電子申請で提出できるため、非常に便利です。
修正があってもWeb上ですぐに修正でき、当然待ち時間もないため他の業務に作業時間を割くことができます。
労務管理システムのメリットを最大限に受けるには、自社に最適なシステムを選択する必要があります。
ビジトラ診断を活用し、要望に合った複数のシステムを比較・検討し、より確実に最適なシステムを選びましょう。
クラウド型労務管理システムを比較する際のポイント

現在、労務管理システムは多くの会社が提供しているため、どのサービスを選べば良いのか分からない方も多いでしょう。
そのため、この項目では以下の選定ポイントについて詳しく解説していきます。
対応している業務範囲
労務管理システムとひと口にいっても、対応している業務範囲は異なります。
例えば人事管理から給与管理まで幅広く対応している労務管理システムもあれば、人事管理に特化している労務管理システムもあります。
また、中には自社で必要となる機能を選んで導入する労務管理システムもあります。
せっかく導入しても、自社が求める機能や性能が無いと業務の効率化は図れません。
そのため、まずは自社の導入目的や課題をはっきりさせて、それらを解決してくれる業務範囲を持つ労務管理システムを選ぶと良いでしょう。
従業員情報の入力手段
労務管理システムでは用意した書類の記入方法によっても、大きな違いがあります。
例えば基本的には担当者が必要事項を全て記入するタイプもあれば、従業員が自ら入力していく労務管理システムもあります。
従業員に個人情報の入力を任せることで、担当者の入力ミスや手間を省く効果があります。
また、入社前に提出してほしい書類がある場合、メールでリンクQRコードを送るだけで書類を渡せるタイプもあります。
新入社員としてもわざわざ会社へ出向く必要もありませんし、担当者としても必要最低限の時間で業務を完結できます。
このように、書類への記入方法によっても自社の性質に合う合わないが分かれる為、労務管理システムの導入前にはチェックしておきましょう。
外部システムとの連携性
労務管理システムを導入するうえで、すでに運用しているシステムとの連携性も重要になります。
また、どのシステムへ連携できるかは労務管理システムによって異なる点には注意が必要です。
労務管理システムと同じ会社のみ連携できるタイプもあれば、給与管理や勤怠管理などであれば基本的に連携できるタイプなどもあります。
そのため、自社で運用しているシステムとの互換性は必ず確認しておきましょう。
一方で、労務管理システムの中にはデフォルトで勤怠管理や給与管理までカバーしているタイプもあるので、自社のニーズに合わせて検討すると良いですね。
操作性は簡単で扱いやすいか
労務管理システムは担当者側の効率化ばかりに目が行ってしまいますが、用意した書類に記入する従業員側の操作性も重要です。
導入したは良いものの、記入方法が複雑で扱いにくいとなると、逆に効率が悪くなってしまいます。
また、慣れないシステムの導入と重なり従業員のモチベーションが低下してしまう可能性もあります。
そのため、労務管理システムを導入する際は担当者側の使いやすさだけでなく、従業員側の操作性についても検討しておくと効果的な運用ができるでしょう。
複数のシステムを比較しているか
労務管理システムを導入しようとする際に、1,2社の資料だけで判断して、自社に合っていないサービスを導入してしまうケースが多いです。
必ず複数の労務管理システムを比較して導入を検討しなければなりませんが、1社ごとに問い合わせて情報を集めるのは効率が悪いです。
一括資料請求を利用して、効率的に労務管理システムを導入してみましょう。
以上のポイントを踏まえビジトラ診断を活用することで、より確実に最適なシステムを選定することができます。
以下のボタンから、あなたの要望に沿った複数の労務管理システムに対し、無料で一括見積もりをすることができます。
労務管理システムを導入する際の注意点|労務における課題を整理しよう

労務管理システムを選ぶ前に、注意しておきたい3つのポイントをみていきます。
自社の導入目的を整理してマッチしたものを選ぶ
労務管理システムを導入する際は、まず自社の課題や目的を明確にすることが重要です。
入退社手続きの効率化、マイナンバー管理の一元化、年末調整業務の負担軽減など、どの業務を改善したいのかを具体的に洗い出しましょう。
そのうえで、自社の規模や業種、予算に合ったシステムを選ぶことが肝心です。機能が豊富でも使いこなせなければ意味がありません。導入後の運用も見据えて、自社にマッチした使いやすいシステムを選びましょう。
従業員数や拠点数、既存システムとの連携なども考慮して、最適な労務管理システムを導入することが、業務効率化への近道となるでしょう。
現場の従業員へのサポートを丁寧に行う
労務管理システムを導入する際には、現場の従業員への丁寧なサポートが不可欠です。
システムの使い方や入力方法について、従業員が戸惑うポイントを事前に把握し、分かりやすいマニュアルを準備しましょう。
また、導入後も定期的に説明会を開いたり個別対応を行ったりすることで、従業員の不安や疑問にしっかり対応することも重要です。
現場の声に耳を傾け、システムの改善に活かすことで、スムーズな運用と業務効率化を実現できるでしょう。
SaaS型の場合は無駄なオプションや高額プランを最初から選ばない
SaaS型の労務管理システムは、導入が容易で初期コストを抑えられるというメリットがあります。
しかし、オプション機能や上位プランの料金には不要な機能が含まれていたり、予想以上にコストがかかることがあるため注意が必要です。
前述のとおりですが、導入前に、自社の労務管理における課題や目的を明確にしておくことが重要です。
その上で、必要な機能のみを備えたプランを選ぶことで、無駄なオプションや過剰なスペックのプランを避けるようにしましょう。
「自分がどんな労務管理システムを求めているのかわかってきた」という方は、さらにビジトラ診断を活用しましょう。
希望に合った複数のシステムを提案してもらうことが可能な上、無料で一括見積もりすることができます。
おすすめの労務管理システムに関するよくある質問
労務管理システムではどんな機能を使える?
労務管理システムで使える主な機能は以下の通りです。
- 入退社手続きの管理
- 従業員情報の管理
- 就業規則や福利厚生の管理
- 勤怠管理・給与計算
- 年末調整の電子化
- 人事評価
- 人員配置シミュレーション
社労士事務所におすすめの労務管理システムはどれ?
社労士事務所におすすめの労務管理システムは、複数の顧問先の労務管理を一元的に行えるものがよいでしょう。
例えば、「ジョブカン労務HR」や「freee人事労務」は、多数の顧問先の従業員情報や給与データを効率的に管理でき、社労士向けの機能が豊富です。
「Cells給与」も、顧問先とのデータ連携がスムーズで、コスト削減と業務効率化を実現できるため、社労士事務所に適しています。
労務管理システムのシェアランキングを知りたい
労務管理システムのシェアランキングでは、「SmartHR」や「COMPANY雇用手続管理システム」、「ジョブカン労務HR」のほか、「freee人事労務」や「OBIC7」などが上位に名を連ねています。
数多くの導入実績を持つことは、使いやすさや機能などが評価されていることの裏付けでもあります。労務管理システム選びで悩んだら、導入実績の多い会社から選んでみるのもおすすめです。
買い切り型の労務管理ソフトはある?
買い切り型(パッケージ型)の労務管理ソフトには、「Cells給与」や「給料らくだプロ24」などがあります。
買い切り型の労務管理ソフトは、初期費用は高めであるもののランニングコストを抑えられる点がメリットです。
ただし、アップデートや保守対応は別途費用がかかる場合が多いため、企業規模や予算に合わせてクラウド型か買い切り型か判断しましょう。
無料で使える労務管理ソフトはある?
無料で使える労務管理システムには、期間限定で無料のものと永久無料のものがあります。
例えば、「ジョブカン労務HR」は、30日間の無料トライアルを利用可能です。一方、「オフィスステーション労務」には、e-Gov電子申請に特化した永久無料版の「オフィスステーション労務ライト」があります。
しかし、無料版は機能や利用人数に制限があるため、状況に応じて有料版への移行を検討するのがおすすめです。
おすすめの労務管理システムで人事労務管理を効率化しよう

この記事では、おすすめの労務管理システムや特徴などを詳しく解説してきましたが、最終的には自社に合うかどうかが1番重要です。
自社とマッチしない労務管理システムでは、無駄になるだけでなく逆に仕事が増えてしまい、効率が悪くなる可能性もあります。
そうならないためにも、自社が労務管理システムに何を求めるのかをしっかりと把握してから、サービスを検討するのがおすすめです。
効率的に労務管理システムの導入を検討するためにも、無料の一括見積もりを利用しましょう。