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ビジネスチャットツールおすすめ13選を比較|定番から無料アプリまで紹介

近年、企業のコミュニケーション手段として欠かせないものとなったビジネスチャット。リアルタイムでの情報共有や、スピーディーな意思決定を実現し、業務効率を大幅に向上させる強力なツールです。

しかし、多くの企業が「どのツールを選べばいいのか」「導入後の運用をどうすればいいのか」という課題を抱えています。特に、時間外のコミュニケーション発生や情報セキュリティの懸念など、導入には慎重な検討が必要です。

本記事では、定番の有料ツールから無料アプリまで、13種類のビジネスチャットツールを徹底比較。各ツールの特徴や料金プラン、セキュリティ機能などを詳しく解説します。さらに、メールとの使い分けや運用ルールの設定など、効果的な活用方法もご紹介。

導入を検討している方はもちろん、すでに使用している方にとっても、コミュニケーションの活性化や生産性の向上につながる有益な情報が満載です。ビジネスチャットツールの選定に悩む方々の課題解決の一助となる内容を、分かりやすく解説していきます。

目次

ビジネスチャットツールとは

ビジネスチャットツールは、企業内のコミュニケーションを円滑にする重要なツールです。その基本的な特徴や機能について、詳しく解説していきます。

ビジネスチャットツールの機能

ビジネスチャットツールには、以下のような主要な機能が搭載されています。

機能名説明
テキストチャットリアルタイムでメッセージを送受信できる基本機能
グループチャットプロジェクトやチームで情報を共有しやすいグループ作成機能
ファイル共有画像、動画、ドキュメントなどのファイルを簡単に送信・管理可能
音声・ビデオ通話音声やビデオでのリアルタイムコミュニケーションをサポート
キーワード検索過去のチャット内容を素早く検索できる効率化機能
外部アプリ連携タスク管理やカレンダーなど、他の業務アプリと連携できる柔軟性

これらの機能を活用することで、効率的なビジネスコミュニケーションを実現できます。

ビジネスチャットツールとメールの併用がおすすめの理由

ビジネスチャットツールとメールは、それぞれ異なる特性を持つコミュニケーションツールとして、企業の業務に欠かせない存在となっています。

ビジネスチャットは、リアルタイムでの情報共有や気軽なコミュニケーションに優れており、チーム内での素早い意思決定や日常的な業務連絡に最適です。複数のメンバーとの同時進行の会話が可能で、画像やファイルの共有も容易に行えるため、プロジェクトの進行やチーム作業の効率を大きく向上させることができます。

一方、メールは公式性と記録性に優れており、重要な文書のやり取りや社外とのコミュニケーション、長文での詳細な説明が必要な場合に適しています。また、送信内容が記録として残るため、重要な決定事項や契約関連の連絡手段として信頼性が高いツールです。

両ツールを効果的に併用することで、より円滑なビジネスコミュニケーションが実現できます。

例えば、重要な決定事項をメールで正式に通知した後、その詳細についてビジネスチャットで議論を深めるといった使い方が効果的です。このように、状況や目的に応じて適切なツールを選択することで、コミュニケーションの質を高め、業務効率の向上につながります。

【早見表】ビジネスチャットツールおすすめ13選|機能・料金比較

サービス名Chatwork
LINE WORKS
Slack
Microsoft Teams
Google Chat
WowTalk
direct
Talknote
ChatLuck

Tocaro
TAGS
elgana
Lark
月額料金• フリープラン:無料
• ビジネスプラン:月額契フリープラン:無料
ビジネスプラン:840円(月額契約)/700円(年間契約)
エンタープライズプラン:1,440円(月額契約)/1,200円(年間契約)
• フリープラン:0円
• スタンダードプラン:450円/ユーザー(年額契約)
• アドバンストプラン:800円/ユーザー(年額契約)
• フリープラン:無料
プロプラン:1,050円(月払い)/925円(年払い)
ビジネスプラス:2,160円(月払い)/1,920円(年払い)
Enterprise Grid:要問合せ
無料プラン:0円
Teams Essentials:599円/ユーザー/月
Business Basic:899円/ユーザー/月
Business Standard:1,874円/ユーザー/月
• Business Starter:800円/ユーザー/月
• Business Standard:1,600円/ユーザー/月
• Business Plus:2,500円/ユーザー/月
• Enterprise:要問合せ
シンプルプラン:4,320円/年(360円/月)
スタンダードプラン:6,000円/年(500円/月)
※5ID以上から契約可能
フリープラン:無料
ベーシック:6,000円/月(10名まで)
プラス:12,000円/月(20名まで)
プレミアム:27,500円/月(50名まで)
マックス:50,000円/月(100名まで)
要問合わせクラウド版:300円/ユーザー/月
パッケージ版(ユーザーライセンス):72,000円~/100ユーザー~/年
パッケージ版(ルームライセンス):30,000円/~10ルーム/年※別途初期費用あり
・ライトパック:40,000円/月(200円/ユーザー)
・ベーシックパック:60,000円/月(300円/ユーザー)
・フルマネージドパック:150,000円(750円/ユーザー)
※最大200ユーザーまで
要問合せ• TRIALプラン:0円/月
• BASEプラン:330円/ID/月(税込)
• ADVANCEDプラン:880円/ID/月(税込)
※初月無料、翌月から課金
• STARTERプラン:無料
• PROプラン:1,420円/ユーザー/月
• ENTERPRISEプラン:要問合せ
無料プランの有無あり(フリープランとして提供)あり(フリープランとして提供)ありありGoogleワークスペースユーザーは無料で利用可能あり(30日間のトライアル)あり(10名まで利用可能なフリープラン)要問合わせあり(30日間の無料トライアル)あり:30日間要問合せあり
(TRIALプラン – 初期費用も無料)
あり(STARTERプラン – 50人まで利用可能)
主な機能• グループチャット
• ファイル管理・共有
• タスク管理
• メッセージ検索
• 通知機能
• モバイルアプリ
• ユーザー管理
• API連携
• トーク(チャット)
• 掲示板
• カレンダー
• タスク管理
• アンケート
• アドレス帳
• 画面共有
• ファイル共有(フリープランは5GB)
• グループチャット
•プロジェクト管理
• タスク整理
• ファイル共有
• アプリ連携(2,600個以上)
• 自動化機能
• Slack AI(プラン別)
• メッセージ検索
• チャット・メッセージング
• ファイル共有(無料版は5GB/ユーザー)
• 画面共有
• スケジュール管理
• ブレイクアウトルーム
• バーチャル背景
• ライブキャプション(英語)
• ノイズ抑制機能
• リアルタイムメッセージング
• ファイル共有
• スレッド形式の会話
• スマート作成機能
• Googleワークスペース連携
• 最大50万人までのスペース作成
• AIを活用した会話要約
• 99.9%以上の迷惑メール保護
• グループチャット
• ファイル共有
• タスク管理
• 掲示板機能
• 安否確認機能
• サンクス機能
• AIドキュメントシステム
• グループチャット
• ファイル・写真・図面共有
• アンケート機能
• チャットボット連携
• ナレッジ動画共有
• 自動字幕機能
• 残業申請・管理機能
• 生成AI連携
• リアルタイム情報共有
• データの蓄積機能
• コミュニケーションデータの可視化
• チームコンディションの分析
• 組織運営改善機能
• ナレッジ共有機能
• カスタマーサクセス支援
• グループチャット
• ファイル共有
• タスク管理
• スケジュール管理
• アンケート機能
• メッセージログ管理
• セキュアカメラ
• ゲストユーザー招待機能
• グループチャット
• ファイル共有(容量無制限)
• ワークフロー管理
• タスク管理
• チーム別・ユーザー別の業務プロセス管理
• セキュリティ機能
• 専門カスタマーサポートデスク
• マルチデバイス対応(スマートフォン、タブレット、Windows)
• 専用管理コンソール
• 3段階暗号化(DB・通信・キャッシュ)
• チャットボット連携機能
• Azure AD連携
• システム連携機能
• CSVによる一括ユーザー登録
• グループチャット
• タスク管理
• ファイル共有
• 一括連絡機能
• セキュリティ機能
• 専門スタッフによるサポート
• 国内データセンターでの運用
• チャット機能
• ファイル共有・ストレージ
• Wiki機能
• 同時通訳チャンネル(エンタープライズプラン)
• データ分析機能
• 在庫管理機能
• 高度な権限管理(有料プラン)
ビデオ通話/テレビ通話ビデオ通話・音声通話に対応
(人数制限の記載なし)
• フリープラン:最大4人まで(60分制限)
• スタンダード・アドバンストプラン:最大200人まで(時間制限なし)
• フリープラン:1対1のみ
• 有料プラン:最大50人まで参加可能
• 無料プラン:最大100人まで(グループ通話は60分まで)
• 有料プラン:最大300人まで(Business Basic/Standard)
• Enterprise プラン:最大1,000人まで
• Business Starter:最大100人
• Business Standard:最大150人
• Business Plus:最大500人
• Enterprise:最大1,000人
• 音声通話:最大200人まで
• ビデオ通話:最大15人まで
※シンプルプランは1対1のみ
通話機能あり
有料プランのグループ通話は最大8名まで
要問合わせ1対1の音声通話・ビデオ通話に対応
(Windows上のGoogle Chrome、Firefoxで利用可能)
検索結果に記載なし要問合せ検索結果に記載なし• STARTERプラン:60分まで

ビジネスチャットツールおすすめ13選を比較|無料で使えるチャットアプリも紹介

Chatwork|国産ビジネスチャットツールの定番

引用:https://go.chatwork.com/ja/

Chatworkは、国内利用者数No.1を誇る純国産のビジネスチャットツールで、特に中小企業向けに最適化された連絡ツールです。専門的なITスキルがなくても簡単に使える直感的なインターフェースが特徴で、ビジネスコミュニケーションの活性化に貢献します。

基本機能として、グループチャット、ファイル共有、タスク管理機能を備えており、これらの機能をオールインワンで利用できます1。さらに、ビデオ通話や音声通話にも対応し、リモートワークにも適しています。

セキュリティ面では国際的な規格を取得しており、大企業や官公庁でも安心して導入できる高い水準を維持しています。料金プランは、無料で利用できるフリープランから、充実したサポートとセキュリティ機能を備えたエンタープライズプランまで、企業規模やニーズに応じて選択可能です。

こんな企業におすすめ
  • 定型業務や挨拶文を減らしたい企業
  • 社内外との情報共有を活性化したい企業
サービス名Chatwork
月額料金• フリープラン:無料
• ビジネスプラン:840円(月額契約)/700円(年間契約)
• エンタープライズプラン:1,440円(月額契約)/1,200円(年間契約)
無料プランの有無あり(フリープランとして提供)
主な機能• グループチャット
• ファイル管理・共有
• タスク管理
• メッセージ検索
• 通知機能
• モバイルアプリ
• ユーザー管理
• API連携
ビデオ通話/テレビ通話ビデオ通話・音声通話に対応
・フリープラン: 1対1のみ
・ビジネスプラン: 複数人(最大14名)
・エンタープライズプラン: 複数人(最大14名)

LINE WORKS|ビジネス版LINEアプリで使いやすい

引用:https://line-works.com/

LINE WORKSは、誰もが使い慣れたLINEの使用感を活かしたビジネスチャットツールです。個人向けLINEと同様の直感的な操作性を持ちながら、ビジネス利用に特化した機能とセキュリティを備えています。

カレンダー管理、アンケート作成、勤怠管理など、業務に必要な機能が豊富に搭載されており、スマートフォンでもPCでもシームレスに利用できます。また、社内のメンバーだけでなく、取引先や顧客とも安全にコミュニケーションを取ることができる「外部トーク」機能も特徴です。

管理者による権限設定や情報漏洩防止機能、メッセージの保管期間設定など、企業での利用に必要なセキュリティ機能も充実しています。さらに、既存の業務システムとの連携も可能で、業務効率の向上に貢献します。

こんな企業におすすめ
  • LINEライクな操作性を求める企業
  • モバイルワークを推進したい企業

サービス名LINE WORKS
月額料金• フリープラン:0円
• スタンダードプラン:450円/ユーザー(年額契約)
• アドバンストプラン:800円/ユーザー(年額契約)
無料プランの有無あり(フリープランとして提供)
主な機能• トーク(チャット)
• 掲示板
• カレンダー
• タスク管理
• アンケート
• アドレス帳
• 画面共有
• ファイル共有(フリープランは5GB)
ビデオ通話/テレビ通話• フリープラン:最大4人まで(60分制限)
• スタンダード・アドバンストプラン:最大200人まで(時間制限なし)

Slack|世界各国で人気の定番ビジネスチャットツール

引用:https://slack.com/intl/ja-jp/

Slackは、世界中の多くの企業で利用されているビジネスコミュニケーションツールです。その大きな特徴は、2,600種類を超える外部アプリケーションとの連携機能にあり、日常業務で使う様々なツールからの通知をSlackに集約できます。これにより、複数の画面を開く手間を省き、業務の効率化を図ることが可能です。

プロジェクトやチームごとに「チャンネル」という会話スペースを作成することで、情報が整理され、必要な情報に素早くアクセスできます。また、社外のパートナーや顧客とも安全に連携できる「Slackコネクト」機能も多くの企業で活用されています。

さらに、定型業務を自動化するワークフロー機能や、AIが会話の要約を作成する機能なども搭載されています。これらの豊富な機能と高い拡張性により、Slackは単なるチャットツールに留まらず、企業の生産性を高めるプラットフォームとしての役割を果たします。

こんな企業におすすめ
  • 多数のツールを連携させたい企業
  • グローバル展開を視野に入れる企業

サービス名Slack
月額料金• フリープラン:無料
• プロプラン:1,050円(月払い)/925円(年払い)
• ビジネスプラス:2,160円(月払い)/1,920円(年払い)
• Enterprise Grid:要問合せ
無料プランの有無あり1
主な機能• グループチャット
•プロジェクト管理
• タスク整理
• ファイル共有
• アプリ連携(2,600個以上)
• 自動化機能
• Slack AI(プラン別)
• メッセージ検索
ビデオ通話/テレビ通話• フリープラン:1対1のみ
• 有料プラン:最大50人まで参加可能

Microsoft Teams|Microsoft365サービスと柔軟に連携

引用:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software

Microsoft Teamsは、Microsoft365との完全な統合を実現したビジネスチャットツールです。Word、Excel、PowerPointなどのOfficeアプリケーションとシームレスに連携し、ドキュメントの共同編集やリアルタイムでの情報共有が可能です。

次世代AIを活用した機能により、フィジカルとデジタルの世界を融合させた新しい働き方を実現します。ビデオ会議機能は特に充実しており、高品質な音声・映像でのコミュニケーションを実現。画面共有やチャット、ファイル共有など、ビジネスに必要な機能を1つのプラットフォームに統合しています。

企業規模を問わず導入可能で、セキュリティも万全。社内外のコミュニケーションをスムーズにし、業務効率を大幅に向上させることができます。

こんな企業におすすめ
  • Microsoft365を活用している企業
  • ハイブリッドワークを推進したい企業

サービス名Microsoft Teams
月額料金• 無料プラン:0円
• Teams Essentials:599円/ユーザー/月
• Business Basic:899円/ユーザー/月
• Business Standard:1,874円/ユーザー/月
無料プランの有無あり
主な機能• チャット・メッセージング
• ファイル共有(無料版は5GB/ユーザー)
• 画面共有
• スケジュール管理
• ブレイクアウトルーム
• バーチャル背景
• ライブキャプション(英語)
• ノイズ抑制機能
ビデオ通話/テレビ通話の人数• 無料プラン:最大100人まで(グループ通話は60分まで)
• 有料プラン:最大300人まで(Business Basic/Standard)
• Enterprise プラン:最大1,000人まで

Google Chat|Googleアカウントがあれば気軽に使える

引用:https://workspace.google.com/intl/ja/products/chat/

Google Chatは、Googleワークスペースに完全統合された使いやすいビジネスチャットツールです。Gmail、Googleカレンダー、Googleドライブなど、普段使用しているGoogleツールとシームレスに連携し、業務効率を向上させます。

最新のAI機能を活用し、会話の要約やファイル検索、ブレインストーミングのサポートなど、インテリジェントな機能を提供します。最大50万人までのメンバーが参加できるスペースを作成でき、チーム内の情報共有やプロジェクト管理に最適です。

セキュリティ面では、99.9%以上の迷惑メールやマルウェアから保護する機能や、リアルタイムのデータ損失防止機能を備え、安全なコミュニケーション環境を実現します。

こんな企業におすすめ
  • Googleワークスペースを活用している企業
  • チーム間の情報共有を強化したい企業
サービス名Google Chat
月額料金• Business Starter:800円/ユーザー/月
• Business Standard:1,600円/ユーザー/月
• Business Plus:2,500円/ユーザー/月
• Enterprise:要問合せ
無料プランの有無Googleワークスペースユーザーは無料で利用可能
主な機能• リアルタイムメッセージング
• ファイル共有
• スレッド形式の会話
• スマート作成機能
• Googleワークスペース連携
• AI(Gemini)による会話の要約やアイデア出し
• 迷惑メールやマルウェアからの保護
ビデオ通話/テレビ通話の人数• Business Starter:最大100人
• Business Standard:最大150人
• Business Plus:最大500人
• Enterprise:最大1,000人

WowTalk|シンプルで使いやすいながらもリーズナブル

引用:https://www.wowtalk.jp/

WowTalkは、10,000社以上の導入実績を持つ国産ビジネスチャットツールです。新入社員からベテラン社員まで、ITリテラシーに関係なく直感的に操作できる使いやすさが特徴です。

チャット機能に加え、掲示板、サンクス、安否確認など、多彩な機能を搭載しています。特許取得のパーティション機能や40種以上の管理機能により、企業ポリシーに合わせた柔軟な運用が可能です。最新のAI機能も搭載し、コミュニケーションの活性化を支援します。

セキュリティ面ではISO27001、ISO27017を取得し、高い安全性を確保。さらに、1IDあたり月額360円からという手頃な価格設定で、全社員への展開も容易です。国内拠点による無料サポートも充実しており、安心して導入できます。

こんな企業におすすめ
  • コストを抑えながら全社展開したい企業
  • 直感的な操作性を重視する企業
サービス名WowTalk
額料金• シンプルプラン:4,320円/年(360円/月)
• スタンダードプラン:6,000円/年(500円/月)
※5ID以上から契約可能
無料プランの有無あり(14日間のトライアル)
主な機能• グループチャット
• ファイル共有
• タスク管理
• 掲示板機能
• 安否確認機能
• サンクス機能
• AIドキュメントシステム
ビデオ通話/テレビ通話の人数• 音声通話:最大200人まで
• ビデオ通話:最大15人まで
※シンプルプランは1対1のみ

direct|現場のコミュニケーションを円滑に

引用:https://direct4b.com/ja/

directは、「現場に強い」をコンセプトにした独自性の高いビジネスチャットツールです。特に、立って働く現場のスタッフと内勤者をつなぐコミュニケーションツールとして、多くの企業から支持を得ています。

業界用語に対応した自動字幕付きの動画共有機能「ナレッジ動画」を搭載し、現場のノウハウを効率的に共有できます。また、チャットを通じた残業申請や労働時間の可視化により、長時間労働の是正にも貢献します。

国土交通省のNETISにも登録された信頼性の高いツールで、100%国内開発・国内サーバー管理により、セキュアな環境を提供します。さらに、無料で利用できる業務自動化チャットボットのレンタルサービスも特徴的です。

こんな企業におすすめ
  • 建設・製造業など現場作業が多い企業
  • 動画でノウハウ共有を行いたい企業

サービス名direct
月額料金• フリープラン:無料
• ベーシック:6,000円/月(10名まで)
• プラス:12,000円/月(20名まで)
• プレミアム:27,500円/月(50名まで)
• マックス:50,000円/月(100名まで)
無料プランの有無あり(10名まで利用可能なフリープラン)
主な機能• グループチャット
• ファイル・写真・図面共有
• アンケート機能
• チャットボット連携
• ナレッジ動画共有
• 自動字幕機能
• 残業申請・管理機能
• 生成AI連携
ビデオ通話/テレビ通話の人数通話機能あり
有料プランのグループ通話は最大8名まで

ChatLuck|クラウド・オンプレミスから選んで導入可能

引用:https://www.chatluck.com/

ChatLuckは、日経BPガバメントテクノロジーの自治体ITシステム満足度調査でグループウェア/ビジネスチャット部門1位を獲得した信頼性の高いツールです。クラウドとオンプレミス両方の導入形態に対応し、企業の要件に合わせた柔軟な環境構築が可能です。

特筆すべきは、社内外のユーザーを完全に自社管理できる点です。VPN・LGWAN・ネットワーク分離など、さまざまな導入要件に対応し、部外者のアクセスを確実に制御します。メッセージ・ファイルのログ管理やセキュアカメラなど、高度なセキュリティ機能も搭載しています。

最新バージョンではメッセージログの一括エクスポートやルームごとのカスタムリアクション設定など、管理者向けの機能も充実。東証プライム上場企業が開発・運営する安心感も特徴です。

こんな企業におすすめ
  • 高度なセキュリティ要件がある企業
  • オンプレミス環境を重視する企業
サービス名ChatLuck
月額料金• クラウド版:300円/ユーザー/月
• パッケージ版(ユーザーライセンス):72,000円~/100ユーザー~/年
• パッケージ版(ルームライセンス):30,000円/~10ルーム/年※別途初期費用あり
無料プランの有無あり(30日間の無料トライアル)
主な機能• グループチャット
• ファイル共有
• タスク管理
• スケジュール管理
• アンケート機能
• メッセージログ管理
• セキュアカメラ
• ゲストユーザー招待機能
ビデオ通話/テレビ通話の人数1対1の音声通話・ビデオ通話に対応
(Windows上のGoogle Chrome、Firefoxで利用可能)

Tocaro|便利な機能で社内コミュニケーションを促進

引用:https://tocaro.im/

Tocaroは、月額40,000円で最大200ユーザーまで利用できるコストパフォーマンスに優れたビジネスチャットツールです。1ユーザーあたり200円という破格の料金設定ながら、容量無制限のストレージと全機能が利用可能です。

3,000社以上の導入実績を持ち、チャットやファイル共有にとどまらず、ワークフローなどのタスク完遂に必要な機能を完備しています。特に、チーム別・ユーザー別の業務プロセス管理が直感的に行え、組織内外のスムーズなコミュニケーションを実現します。

専門のカスタマーサポートデスクを設置し、企業のセキュリティ管理における重要なポイントを押さえた運用支援を提供します。豊富な導入事例や機能紹介資料も用意されており、スムーズな導入をサポートします。

こんな企業におすすめ
  • コストを抑えながら全機能を使いたい企業
  • ワークフロー管理を重視する企業

サービス名Tocaro
月額料金・ライトパック:40,000円/月(200円/ユーザー)
・ベーシックパック:60,000円/月(300円/ユーザー)
・フルマネージドパック:150,000円(750円/ユーザー)
※最大200ユーザーまで
無料プランの有無あり:30日間
主な機能• グループチャット
• ファイル共有(容量無制限)
• ワークフロー管理
• タスク管理
• チーム別・ユーザー別の業務プロセス管理
• セキュリティ機能
• 専門カスタマーサポートデスク
ビデオ通話/テレビ通話の人数検索結果に記載なし

TAGS|高セキュリティかつ低価格

引用:https://s-port.shinwart.com/service/solution/tags/

TAGSは、チャット機能に特化することで業界最安クラスの価格を実現しながら、3段階の暗号化による高度なセキュリティを提供するビジネスチャットツールです。一般的な「DB暗号化」「通信の暗号化」に加え、クライアント端末のキャッシュも暗号化する独自の方式を採用しています。

自社でデータセンターとクラウド基盤を保有・運用しており、ISO27017、ISO27001、ISO9001の3つの国際規格を取得した信頼性の高いサービスです。特筆すべきは、チャットボットによる既存システムとの連携機能で、勤怠管理やスケジュール確認、メール確認などの業務をチャット上で完結できます。

専用の管理コンソールでユーザー管理やポリシー設定が容易に行え、CSVによる一括登録にも対応。さらにAzure AD連携により、ID管理の負担も軽減できます。

こんな企業におすすめ
  • セキュリティと価格の両立を求める企業
  • チャットボットで業務自動化したい企業
サービス名TAGS
月額料金要問合せ
無料プランの有無要問合せ
主な機能• マルチデバイス対応(スマートフォン、タブレット、Windows)
• 専用管理コンソール
• 3段階暗号化(DB・通信・キャッシュ)
• チャットボット連携機能
• Azure AD連携
• システム連携機能
• CSVによる一括ユーザー登録
ビデオ通話/テレビ通話要問合せ

elgana|直感的に操作できる国産ビジネスチャット

引用:https://elgana.jp/

elganaは、NTTグループが提供する国産ビジネスチャットで、ITに不慣れな方でも直感的に使えることを最重視して開発されています。専門スタッフによる手厚いサポート体制を備え、導入から運用まで安心して任せられます。

業種別の活用方法が豊富に用意されており、建設業での現場と内勤の連携、介護業での緊急連絡、小売業での店舗間連携など、業種特有の課題に対応した具体的な活用例を提供しています。

国内データセンターでの運用と充実したセキュリティ機能により、企業の大切な情報を確実に保護。さらに、専門サポートチームによる管理者支援により、社内のIT人材不足という課題も解決します。

こんな企業におすすめ
  • 専門的なIT知識を持つ人材が少ない企業
  • 業種特有の課題に合わせた活用方法を探す企業

サービス名elgana
月額料金• TRIALプラン:0円/月
• BASEプラン:330円/ID/月(税込)
• ADVANCEDプラン:880円/ID/月(税込)
※初月無料、翌月から課金
無料プランの有無あり
(TRIALプラン – 初期費用も無料)
主な機能• グループチャット
• タスク管理
• ファイル共有
• 一括連絡機能
• セキュリティ機能
• 専門スタッフによるサポート
• 国内データセンターでの運用
ビデオ通話/テレビ通話1対1でのビデオ通話が可能

Lark|無料で使えて便利な機能も多数

引用:https://www.larksuite.com/ja_jp

Larkは、コミュニケーション効率を150%向上させた実績を持つ、次世代型オールインワンコラボレーションツールです。バラバラなツールを1つに統合し、情報の分断を解消することで、業務効率を10倍に高めることができます。

特筆すべきは、同時通訳チャンネルを備えた多言語コミュニケーション機能と、データに基づく業務分析機能です。店舗の売上げ把握や在庫管理など、現場の状況をリアルタイムで可視化できます。

無料プランでも50人まで利用可能で、100GBのストレージと60分までのビデオ会議機能を備えています。さらに、週5日・9時間の有人サポートと充実したヘルプセンターにより、導入後のサポート体制も万全です。

こんな企業におすすめ
  • 複数のツールを1つに統合したい企業
  • グローバルなコミュニケーションを行う企業
サービス名Lark
月額料金• STARTERプラン:無料
• PROプラン:1,420円/ユーザー/月
• ENTERPRISEプラン:要問合せ
無料プランの有無あり(STARTERプラン – 50人まで利用可能)
主な機能• チャット機能
• ファイル共有・ストレージ
• Wiki機能
• 同時通訳チャンネル(エンタープライズプラン)
• データ分析機能
• 在庫管理機能
• 高度な権限管理(有料プラン)
ビデオ通話/テレビ通話• STARTERプラン:60分まで

ビジネスチャットツールを導入するメリット

ビジネスチャットツールを導入するメリット
  • コミュニケーションが促進される
  • 生産性アップにつながる
  • 情報管理を効率化できる
  • セキュリティを強化できる
  • 柔軟な働き方を実現できる

コミュニケーションが促進される

ビジネスチャットツールの導入により、社内のコミュニケーションは大きく活性化します。

従来のメールと異なり、カジュアルな会話形式でのやり取りが可能なため、気軽に質問や相談ができる環境が整います。特に、若手社員にとっては、上司や先輩への相談のハードルが下がり、業務上の疑問点をすぐに解消できるようになります。

また、グループチャット機能を活用することで、プロジェクトやチーム内での情報共有がスムーズになります。スタンプや絵文字を使用することで感情表現も豊かになり、テキストベースのコミュニケーションでも温かみのある対話が実現できます。

さらに、リモートワークが増加する中、場所や時間を問わずリアルタイムでコミュニケーションが取れることは、チームの一体感を保つ上で重要な要素となっています。ビデオ会議との連携機能も充実しており、対面でのコミュニケーションに近い環境を作り出すことができます。

生産性アップにつながる

ビジネスチャットツールは、業務の効率化と生産性向上に大きく貢献します。従来のメールでのやり取りと比べ、返信までの時間が大幅に短縮され、意思決定のスピードが向上します。また、複数人での同時進行の会話が可能なため、チーム内での情報共有や合意形成がスムーズに進みます。

ファイル共有機能を活用することで、必要な資料をすぐに共有でき、作業の中断時間を最小限に抑えることができます。さらに、過去のチャット履歴をキーワード検索できる機能により、以前の議論や決定事項を素早く確認することが可能です。

タスク管理ツールや社内システムとの連携機能も充実しており、チャット上で業務の進捗管理や報告が完結します。これにより、情報の一元管理が実現し、重複作業の削減や業務の効率化が図れます。結果として、チーム全体の生産性が大きく向上します。

情報管理を効率化できる

ビジネスチャットツールは、企業内の情報管理を効率的に改善します。チャット上でのやり取りは自動的に記録・保存されるため、重要な情報や決定事項を確実に残すことができます。また、キーワード検索機能により、過去の会話内容や共有されたファイルを素早く見つけ出すことが可能です。

グループチャット機能を活用することで、プロジェクトや部署ごとに情報を整理できます。これにより、必要な情報が必要なメンバーに的確に届き、情報の分散や漏れを防ぐことができます。さらに、ファイルの共有履歴や更新状況も一目で確認できるため、最新版の管理も容易です。

セキュリティ面でも、アクセス権限の設定や外部への情報流出防止機能が充実しており、機密情報を安全に管理できます。これらの機能により、情報の一元管理と効率的な活用が実現し、業務品質の向上にもつながります。

セキュリティを強化できる

ビジネスチャットツールは、一般的なSNSやメールと比べて高度なセキュリティ機能を備えています。IPアドレス制限や端末認証により、登録された端末からのみアクセスを許可することで、不正ログインや情報漏洩のリスクを最小限に抑えられます。

データの暗号化機能や送信後のメッセージ編集・削除機能も搭載されており、万が一の場合でも機密情報を守ることが可能です。また、管理者による利用者の登録管理やアクセス権限の設定により、情報へのアクセスを適切にコントロールできるため、部署やプロジェクトごとに必要な情報だけを共有できます。

プライベートでのやり取りと業務連絡を明確に区別できることも大きな特徴で、誤送信による情報漏洩を防ぐことができます。このように、多層的なセキュリティ対策により、重要な社内情報を安全に管理・共有することが可能となります。

柔軟な働き方を実現できる

スマートフォンやタブレットからもアクセスできるビジネスチャットツールは、場所を選ばない柔軟な働き方を可能にします。在宅勤務やサテライトオフィス、出張先からでも、オフィスにいるときと変わらないコミュニケーションを取れるため、業務の継続性が保たれます。

急な予定変更や電車の遅延など、想定外の事態が発生した際も、すぐにチームメンバーへ状況を共有できるため、スムーズな業務調整が実現。また、時差のある海外拠点とのやり取りも、メッセージの送信時刻を確認しながら効率的に進められるようになりました。

育児や介護との両立が必要な社員も、隙間時間を活用して業務連絡を取ることが可能。時間や場所にとらわれないワークスタイルを実現することで、多様な人材が活躍できる職場環境づくりにつながっています。

ビジネスチャットツールを導入するデメリット

ビジネスチャットツールを導入するデメリット
  • コミュニケーションの質が低下するリスクがある
  • 情報管理が難しい
  • 基本的にランニングコストがかかる

コミュニケーションの質が低下するリスクがある

ビジネスチャットツールの気軽さは、時として会話の質の低下を招くことがあります。

短文の連続送信や、内容が不明確なメッセージのやり取りが増えると、コミュニケーションの効率が落ちる可能性があるのです。また、対面での会話と比べて非言語情報が伝わりにくいため、誤解が生じやすくなることも懸念されます。

さらに、チャットの即時性により、熟考せずに返信してしまう傾向も見られます。これは、重要な意思決定や複雑な問題解決において、十分な検討時間を確保できない事態を引き起こすかもしれません。

一方で、プライベートな会話が業務チャットに混在することで、本来の目的から逸脱してしまう恐れもあります。このような状況を防ぐには、適切な利用ガイドラインの設定と、従業員への周知徹底が欠かせません。

結果として、ツールの特性を理解し、状況に応じた適切なコミュニケーション手段の選択が求められるでしょう。

情報管理が難しい

ビジネスチャットツールでは、日々大量のメッセージが飛び交うため、重要な情報の管理が課題となります。

特に複数のグループチャットに所属していると、1日に数百件のメッセージが届くことも珍しくありません。その結果、緊急性の高い連絡や重要な決定事項が、雑多な会話の中に埋もれてしまう事態が発生します。

既読機能があっても、業務に集中している最中に届いた通知を後回しにすると、重要な連絡を見落としがち。また、情報の優先順位付けが難しく、どのメッセージに即座に対応すべきか判断に迷うケースも少なくないでしょう。

さらに、チャットでは情報が時系列で流れていくため、過去の重要な決定事項を探し出すのに時間がかかることも。検索機能は備わっていても、キーワードが曖昧な場合は目的の情報にたどり着けないことがあり、業務効率の低下につながる可能性があります。

基本的にランニングコストがかかる

ビジネスチャットツールの導入には、継続的な費用負担が伴います。一般的な料金体系では、1ユーザーあたり月額180円から1,800円程度の利用料が発生します。特に、従業員数が多い企業では、ユーザー数に応じて費用が膨らむため、年間の支出が予想以上に大きくなることも。

また、初期費用に加えて、社内での利活用を促進するための教育コストも必要になってきます。無料プランも提供されていますが、多くの場合、機能制限があり、ファイル共有容量の制限や過去ログの閲覧制限などが設けられています。

企業規模が大きく、より強固なセキュリティが求められる場合は、パッケージ導入やオンプレミス型の選択肢もありますが、こちらは30万円から100万円程度の高額な投資が必要です。そのため、導入前に自社の予算と必要な機能を照らし合わせ、長期的な費用対効果を慎重に検討する必要があります。

ビジネスチャットツールの選び方|5つの比較ポイント

ビジネスチャットツールの選び方|5つの比較ポイント
  • セキュリティ
  • 使いやすさ
  • 機能
  • 価格
  • サポート体制

セキュリティ

ビジネスチャットツールのセキュリティ機能は、企業の機密情報を守る重要な要素です。基本的な機能として、通信データの暗号化やログイン時の二段階認証が搭載されています。

特に注目すべきは、IPアドレス制限や端末認証による不正アクセスの防止機能です。これにより、許可された端末やネットワークからのみアクセスが可能となり、外部からの侵入リスクを大幅に低減できます。

また、メッセージやファイルの送受信履歴を管理できるログ監査機能も重要なポイント。万が一の情報漏洩時には、原因の特定や対策が迅速に行えます。

一部のツールでは金融機関レベルのセキュリティを実現しており、より機密性の高い情報を扱う企業にも対応。クラウド型だけでなく、オンプレミス環境での導入も選択できるため、企業のセキュリティポリシーに応じた選択が可能となっています。

使いやすさ

ビジネスチャットツールの使いやすさは、社内での定着率に大きく影響します。直感的な操作性があり、メニュー構成が分かりやすいツールを選ぶことで、導入後の教育コストを抑えることができます。

特に重要なのは、メッセージの送信やファイル共有といった基本機能へのアクセスのしやすさ。画面レイアウトが整理されており、必要な機能にすぐにたどり着けるデザインかどうかをチェックしましょう。また、スマートフォンでの操作性も見逃せないポイントです。

日本語対応の充実度も使いやすさを左右する要素の一つ。ヘルプやマニュアルが日本語で提供されているか、カスタマーサポートの質も確認が必要です。さらに、既存の業務システムとの連携のしやすさも、日々の業務効率に影響を与えるため、事前の確認をおすすめします。

機能

ビジネスチャットツールの基本機能として、テキストベースのチャットやグループチャット、ファイル共有は必須の要素です。加えて、業務効率を高める機能として、チャット履歴の検索やメッセージのタグ付け、既読確認なども重要なポイントとなります。

Web会議やビデオ通話機能は、リモートワークが一般化した現在では欠かせない機能の一つ。特に、画面共有機能があれば、資料を見ながらの打ち合わせがスムーズに進められます。また、タスク管理機能や日報機能を備えているツールなら、業務の進捗管理も一元化できるでしょう。

外部アプリケーションとの連携も見逃せないポイント。GoogleドライブやDropboxなどのクラウドストレージと連携できれば、より柔軟な情報共有が可能になります。自社の業務フローに合わせて、必要な機能を見極めることが重要です。

価格

ビジネスチャットツールの料金体系は、主にユーザー数に応じた従量課金制と定額制の2つに分かれます。従量課金制の場合、1ユーザーあたり月額150円から2,000円程度で、一般的な相場は500円以内となっています。

大規模な組織での導入を検討する場合は、ユーザー数に応じて費用が増加するため、定額制プランの検討も有効です。例えば、50ユーザーまで月額5,000円といった料金体系であれば、従量課金制と比べてコストを抑えられる可能性があります。

無料プランを提供しているツールも多くありますが、機能制限やセキュリティ面での制約があることがほとんどです。

より強固なセキュリティが必要な場合は、オンプレミス型の導入も選択肢となりますが、この場合は30万円から100万円程度の初期投資が必要となります。自社の規模や予算、必要な機能を見極めた上で、最適なプランを選択することが重要です。

サポート体制

ビジネスチャットツールの導入後は、システムの不具合や操作トラブルが発生する可能性があるため、充実したサポート体制の有無は重要な選定ポイントとなります。特に、専任のサポート担当者による導入支援プログラムがあれば、初期設定やカスタマイズの支援を受けられます。

また、社員向けのトレーニングプログラムやワークショップの提供も見逃せない要素です。基本操作から高度な機能まで、段階的に学べる環境が整っているかどうかをチェックしましょう。FAQやマニュアルの充実度も、日々の運用をスムーズにする重要な要素となっています。

さらに、活発なユーザーコミュニティが存在するツールであれば、公式サポート以外にも、ユーザー同士での情報交換や問題解決が可能。導入後の継続的なサポートを考える上で、これらの要素を総合的に評価することが大切です。

ビジネスチャットツールの導入で失敗しないための対策

ビジネスチャットツールの導入で失敗しないための対策
  • 導入目的を明確にしておく
  • 自社に合ったツールを慎重に選定する
  • 明確な運用ルールを策定しておく
  • 段階的に導入を進める

導入目的を明確にしておく

ビジネスチャットツールの導入前には、「なぜこのツールを導入するのか」という明確な目的設定が不可欠です。単に「他社が導入しているから」という理由では、効果的な活用は望めません。まずは、現状の社内コミュニケーションの課題を洗い出し、具体的な改善目標を設定しましょう。

例えば、「部門間の情報共有を活性化させたい」「意思決定のスピードを上げたい」「リモートワーク環境を整備したい」など、組織が抱える具体的な課題に対する解決策として位置づけることが重要です。また、導入による効果を測定する指標(KPI)も事前に決めておくと良いでしょう。

さらに、経営層から現場まで、導入目的の共有と理解を得ることも成功のカギとなります。全社的なコミュニケーション改革として位置づけることで、スムーズな導入と定着が期待できます。

自社に合ったツールを慎重に選定する

ビジネスチャットツールの選定では、自社の規模や業務内容、セキュリティ要件などを総合的に評価することが重要です。特に、既存の業務システムとの連携可否や、社内のITリテラシーレベルに合わせた使いやすさを重視しましょう。

実際の導入前には、無料トライアルやデモ版を活用して、実務での使用感を確認することをおすすめします。この際、実際に使用する部門の担当者を選定メンバーに加え、現場の声を反映させることが成功への近道となります。

また、将来的な事業拡大や組織変更も視野に入れ、スケーラビリティのあるツールを選ぶことも大切です。ユーザー数の増加やカスタマイズの必要性が生じた際の追加コストも含めて、中長期的な視点での検討が必要となります。導入後のサポート体制や運用保守の負担も、選定の重要な判断材料となるでしょう。

明確な運用ルールを策定しておく

ビジネスチャットツールを効果的に活用するには、明確な運用ルールの策定が欠かせません。例えば、業務時間外の連絡に関するガイドラインや、グループチャットの作成基準、ファイル共有時の命名規則など、具体的な利用指針を設けることが重要です。

特に注意すべきは、緊急度に応じた連絡手段の使い分けです。チャット、メール、電話など、状況に応じて適切なコミュニケーション手段を選択できるよう、基準を明確にしておきましょう。また、機密情報の取り扱いについても、セキュリティポリシーに基づいた明確なルールが必要となります。

運用ルールは、導入初期に一度策定すれば終わりではありません。実際の使用状況や社員からのフィードバックを基に、定期的な見直しと改善を行うことで、より効果的なコミュニケーション環境を築くことができます。

全社員がルールを理解し、適切に運用できる体制づくりが、導入成功のカギとなるでしょう。

段階的に導入を進める

ビジネスチャットツールの全社導入を一度に進めると、混乱や運用トラブルを招くリスクが高まります。そのため、特定の部署やプロジェクトチームでまずパイロット導入を行い、課題や改善点を洗い出すことが賢明です。

パイロット導入では、ITリテラシーの高いメンバーを中心に選定し、基本的な使用方法から応用的な活用まで、段階的に機能を広げていくことをおすすめします。この過程で得られた知見や運用ノウハウは、全社展開時の貴重な参考資料となります。

導入範囲を広げる際も、部門ごとの業務特性や必要な機能を考慮しながら、計画的に展開することが重要です。各段階での成功事例や効果的な活用方法を社内で共有することで、スムーズな展開と定着を図ることができます。

運用状況を見ながら柔軟に計画を調整し、着実に導入を進めることが成功への近道となるでしょう。

ビジネスチャットツールに関するよくある質問

ビジネスチャットツールに関するよくある質問
  • ビジネスチャットアプリの中で比較的リーズナブルなのは?
  • ビジネスチャットツールの中で無料で使えるものは?
  • ビジネスチャットツールはどのような企業におすすめ?
ビジネスチャットアプリの中で比較的リーズナブルなのは?
比較的リーズナブルなビジネスチャットツールとして、elgana、ChatLuck、WowTalkなどが挙げられます。特にelganaは、月額275円からと業界最安値級の料金設定ながら、基本的なチャット機能に加え、ファイル共有やタスク管理機能も搭載しています。

また、NTT西日本が提供するelganaは、国内データセンターでの運用と充実したセキュリティ機能を備えながら、月額330円(税込)という手頃な価格で利用できます。一般的なビジネスチャットツールの相場は1ユーザーあたり月額300~500円程度となっており、無料プランを提供しているサービスも存在します。

初期費用を抑えながら必要十分な機能を利用したい場合は、これらの低コストツールの導入を検討するのがおすすめです。多くのツールが無料トライアル期間を設けているため、実際の使用感を確認してから導入を決めることができます。
ビジネスチャットツールの中で無料で使えるものは?
無料で利用できるビジネスチャットツールには、Chatwork、LINE WORKS、Slackなどの有名サービスがあります。Chatworkのフリープランでは、1対1のチャットや音声通話、ビデオ通話機能に加え、5GBのストレージが無料で利用可能です。

LINE WORKSも無料プランでは100人までのユーザー登録が可能で、掲示板やカレンダー機能、Drive機能など、基本的な機能を制限なく使用できます。また、Slackも無料プランを提供しており、基本的なコミュニケーション機能を利用することができます。

ただし、無料プランでは機能制限があることが一般的です。例えば、メッセージの閲覧制限やストレージ容量の制限、高度なセキュリティ機能が利用できないなどの制約があります。そのため、本格的な業務利用を検討する場合は、有料プランへのアップグレードを検討することをおすすめします。
ビジネスチャットツールはどのような企業におすすめ?
ビジネスチャットツールは、業種や規模を問わず、多くの企業で活用できるツールです。特に、複数の部署やプロジェクトチームが存在する中規模以上の企業では、部門間のコミュニケーションを円滑にする効果が高く、導入メリットが大きいと言えます。

また、在宅勤務やリモートワークを導入している企業、複数の拠点を持つ企業にも最適です。場所や時間を問わないコミュニケーションが可能となり、業務の効率化につながります。特にスタートアップや成長企業では、スピーディーな情報共有や意思決定が求められるため、ビジネスチャットツールの活用が有効です。

さらに、若手社員が多い企業や、デジタル化を推進している企業においても、チャットツールの親和性は高くなっています。ただし、導入に際しては、社内のITリテラシーレベルや、セキュリティ要件を考慮した上で、適切なツールを選択することが重要です。

ビジネスチャットツールを導入して社内コミュニケーションを活性化しよう

ビジネスチャットツールは、企業のコミュニケーション効率を大きく向上させる重要なツールとして定着しています。主要なツールとしては、世界的に普及しているSlackや、国内で人気の高いChatwork、LINE WORKSなどが挙げられます。

各ツールには独自の特徴があり、例えばNTTグループが提供するelganaは高いセキュリティと使いやすいUIを備え、WowTalkは多言語対応と直感的な操作性が特徴です。また、無料プランを提供するツールも多く、Chatworkやelganaなどは初期費用なしで導入できます。

ビジネスチャットツール選びで重要なのは、自社の規模やニーズに合った機能を持つツールを選択することです。チーム間のコミュニケーション、タスク管理、ファイル共有など、必要な機能を明確にした上で、料金プランやセキュリティ面も考慮して選定することをお勧めします。