連絡をスムーズにして業務効率を上げたい
ファイルの共有や管理を手軽にしたい
ビジネスシーンでは、メールでのやり取りが主流でしたが、現在はIT系を始めとした多くの企業がビジネスチャットツールにシフトしています。
メールよりもスムーズに情報の共有などがしやすいので、チャットツールの利用はおすすめです。
「slack」「chatwork」などは、耳にした事が有ると思いますが、どのツールがいいか迷っている人も多いと思います。
この記事では、コストやサービスの特徴を比較してご紹介しているので、参考にしてください。
- スムーズにコミュニケーションを取れる
- データの送信・管理ができる
- プロジェクトに合わせてチャンネルを作れる
- ツールの連携で効率を上げる事ができる
目次
ビジネスチャットツールとは|社内・社外問わずスムーズな連絡を叶えるアプリ
ビジネスチャットツールは、メールに代わるメッセージのやり取りやデータの共有を行うコミュニケーションツールです。
メールの面倒な「型」を気にせずに、短文でシンプルなやり取りが出来るので作業をスムーズに進める事が出来ます。
緊急性の高い質問など、スピードを求められる時にメールよりスムーズにやり取りを行う事が出来る点が優れています。
グループチャットの作成も出来るので、プロジェクトごとにグループを作成するなど、ビジネスでの利用に特化しているツールです。
ビジネスチャットツールの選び方|使いやすさや機能、料金をチェックしよう
ビジネスチャットツールは、機能や特徴がサービスによって異なるので、必要な機能を備えているかが重要です。
ビジネスチャットツールで選ぶ際に見ておきたいポイントは以下の3つです。
それでは以上の点を詳しく解説していきます。
利用中のツールとの互換性
業務で利用しているツールとの互換性が有るかが、重要なポイントの一つです。
コストや機能面だけで選んでしまうと、導入後に互換性が低くデータ共有に手間がかかる場合があります。
チャットツールによって特徴があり、IT系のツールと連携しやすいサービスなど、業務に合わせて選択しましょう。
業界内の普及率
ツールとの互換性などの関係も有り、業界によって利用しているサービスが異なります。
「slack」は互換性の関係でIT企業で利用され「Microsoft Teams」は歴史が長い企業の利用率が高いなどの特徴が有ります。
組織内はもちろん、取引先とのやり取りもチャットツールに移り変わっているので、業界に浸透しているサービスを選びましょう。
コスト・機能性
チャットツールは無料と有料プランがあり、プランによっては機能や容量が変わり制限がかかります。
無料プランも十分な機能を備えているが、制限が有るのでもの足りない場合は有料プランの検討も必要です。
有料プランは、グループ数や連絡先の制限・通話時間の制限などがかからないので、コスパを考えて選択しましょう。
ビジネスチャットツールおすすめ6選の比較表|無料プランあり
ツール | 初期費用 | 月額料金 ※1人当たり | 無料トライアル | 無料プラン | 導入企業数 |
---|---|---|---|---|---|
slack | なし | ¥925〜/月 | あり | あり | 75万社以上 |
Chatwork | なし | ¥500〜/月 | あり | あり | 35万社以上 |
Microsoft teams | なし | ¥430〜/月 | あり | あり | 50万社以上 |
LINE Works | 要問い合わせ | ¥450〜/月 | あり | あり | 35万社以上 |
Talknote | 要問い合わせ | 要問い合わせ | あり | なし | 1100社以上 |
Google chat(googleworkspeace) | なし | ¥680〜/月 | あり | なし | 500万社以上 |
ビジネスチャットツールおすすめ6選を比較|使いやすい人気アプリを厳選
おすすめのビジネスチャットツールをご紹介しているので参考にして下さい。
Slack(スラック)
出典:https://slack.com/intl/ja-jp/
「slack」は世界で利用されており、大手企業の多くが利用しているビジネスチャットツールです。
プロジェクトや話題毎にチャンネルを分ける事ができるので、スムーズにやり取りを進める事が出来ます。
チャンネル内にログが残るので、途中参加でも情報の共有をし易いので個人だけで無く組織の利用もし易いツールです。
初期費用 | なし |
---|---|
プラン・料金 | プラン・料金 フリー・¥0/月 プロ・¥925/月 ビジネスプラス・¥1,600/月 Enterprise Grid・要問い合わせ |
無料トライアル | あり |
Chatwork(チャットワーク)
出典:https://go.chatwork.com/ja/
「Chatwork」は国産のチャットツールで、日本のシェア率が高く使い易いサービスです。
シンプルなデザインで使い勝手が良く、利用料金も安いので初めての導入にもおすすめ。
タスク管理機能もついており、メッセージから「タスク化」や直接タスクを部下に送る事が出来るので、スムーズに業務管理を行えます。
費用も他のチャットツールより安く、セキュリティも高いのでチャットツールを初めて導入する組織におすすめです。
初期費用 | なし |
---|---|
プラン・料金 | フリー・¥0/月 ビジネス・¥500/月 エンタープライズ・¥800/月 |
無料トライアル | あり(1ヶ月) |
MIcrosoft Teams(マイクロソフトチームズ)
出典:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software
「Microsoft Teams」は、Microsoftが提供しているチャットツールでMicrosoft365を利用している企業におすすめです。
Microsoft365の有料プランに組み込まれているサービスなので、WordやExcelなどとの連携がスムーズにこなせます。
無料プランでも基本的な機能は備えており、安全性も非常に高いので安心して利用出来るサービス。
費用も安く、大人数でのオンライン会議が出来るので従業員が多い企業も利用しやすくおすすめのサービスです。
初期費用 | なし |
---|---|
プラン・料金 | 無料プラン・¥0/月 Microsoft Teams Essentials・¥430/月 Microsoft 365 Business Basic・¥650/月 Microsft 365 Business Standard・¥1,360/月 Microsft 365 Business Premium・¥2,390/月 |
無料トライアル | あり(Microsft365を1ヶ月) |
LINE WORKS(ラインワークス)
出典:https://line.worksmobile.com/jp/
「LINE WORKS」は、LINEが提供しているチャットツールでLINEと同じ様に利用出来る点がおすすめ。
馴染み深いUIで利用しやすく、LINEの機能にビジネス用の機能を搭載したチャットツールです。
既読機能とスタンプはそのままに、タスク管理やファイル共有が出来るので利用しやすく、機能面も満足出来ます。
費用も安く、慣れ親しんだLINEなので導入も簡単に出来る点がおすすめのサービスです。
初期費用 | なし |
---|---|
プラン・料金 | フリー・¥0/月 スタンダード・¥450/月 アドバンスド・¥800/月 |
無料トライアル | あり(条件有り※要問い合わせ) |
Talknote(トークノート)
出典:https://talknote.com/
「Talknote」は、2万を超える企業に採用されているチャットツールで、チャットの他に組織力の強化に役立つツール。
独自の人工知能を搭載しており、チャットのやり取りを解析して社員のモチベーションを可視化する事が出来ます。
アクセスの時間帯から、労働状況を把握する「オーバーワーク検知機能」も搭載しているのでマネジメントにも利用できます。
二週間の無料トライアルも有るので、無料で利用して検討するのがおすすめです。
初期費用 | 要問い合わせ |
---|---|
プラン・料金 | 要問い合わせ |
無料トライアル | あり(14日間) |
Google Chat(Google Workspace)
出典:https://workspace.google.co.jp/intl/ja/products/chat/
「Google Chat」はGoogleが提供しているGoogle Workspaceに含まれるチャットツール。
直感的に利用出来る、シンプルなUIや普段利用しているGoogleアカウントを利用出来る導入の手軽さが魅力的です。
「Gmail」や「GoogleMeet」などGoogleのサービスと連携し易く、スムーズなやり取りが出来ます。
他のサービスよりコストがかかりますが、その他のGoogleのサービスを容量を気にせず利用できるのでおすすめです。
初期費用 | なし |
---|---|
プラン・料金 | Business Starter・¥680/月 Business Standard・¥1,360/月 Business Plus・¥2040/月 Enterprise・要問い合わせ |
無料トライアル | あり(14日間) |
ビジネスチャットツールをおすすめする理由・導入メリット|スムーズなコミュニケーションが叶う
ビジネスチャットツールを利用するメリットは、コミュニケーションを円滑にし業務効率を上げる事が出来る点です。
セキュリティ面に優れており、情報共有をスムーズかつ安全に行えるのでおすすめのサービスです。
それではメリットを見ていきましょう
スムーズなコミュニケーション
メールを利用した連絡が一般的でしたが、スピードが遅く緊急の連絡を取りづらい点が問題でした。
「LINE」などのチャットツールと同じ様な使い方が出来るので、通知が分かりやすくスムーズに連絡のやり取りが出来ます。
緊急の連絡も気づきやすいので、作業を効率良く進める事が出来ます。
ファイルの共有・管理機能
チャットのやり取りの中でスムーズにファイルの共有ができるので、直ぐに確認する事ができます。
チャットの中でファイルの管理もできるので、他のサービスにアップする二度手間も無くなるでしょう。
様々なファイル形式のデータも送れるので、変換の手間もかからず業務効率を上げる事が出来ます。
セキュリティの向上
ビジネスシーンでは、メールのやり取りが一般的でしたが、誤送信やサイバー攻撃による情報漏洩が危惧されていました。
チャンネルごとのアクセス管理ができるので、誤送信のリスクが減り部外者のアクセスも防ぐ事が出来ます。
ビジネス利用が目的なのでセキュリティ面も優れており、「通信情報の暗号化」などサイバー攻撃の対策も十分です。
ビジネスチャットツールを利用するデメリット|活用方法に注意が必要
ビジネスチャットツールのデメリットは、使いこなせない場合に効率が低下する事です。
機能の充実度とスピード感がメリットですが、デメリットになる事も有るでしょう。
それではデメリットを見ていきましょう
複雑な機能による作業効率の低下
チャットツールは、連絡だけでなくチャンネル管理やタスク管理など様々な機能が搭載されています。
機能が多いので慣れない内は使いこなせず、作業効率が下がる可能性が有るでしょう。
社員教育を行い、ツールを使える様にする事で作業効率を上げる事が出来ます。
情報を見落とすリスク
チャットツールはグループの利用が多いので、複数人のやり取りが1つのチャンネルで流れます。
よって、情報が流れる可能性が高く、重要な内容に気づかない場合も有るので、理解した上で利用する必要が有るでしょう。
ツール増加による連絡の複雑化
チャットツールの導入により「メール」「チャットツール」など選択肢が増える事で
連絡網が複雑化する可能性が有ります。
チャットツールの使い方を組織内で浸透させ、ツール内のチャンネル内でのみ社内連絡をとる、など連絡方法を統一するなど工夫が必要です。
チャットツールとあわせて使える!業務効率化におすすめのツール
ビジネスチャットツールは、連絡の簡略化・データの管理など業務効率を上げる事が出来ます。
チャットツール以外でも、業務効率をあげてくれるサービスが有るので、紹介していきます。
勤怠管理システム
従来の勤怠管理は、タイムカードに打刻しデータを手動で管理する事が一般的でした。
手動でデータの打ち込みを行うので、時間がかかる・記入ミスが発生するなどの問題が有ります。
「勤怠管理システム」は自動で勤怠データの管理を行ってくれるので、手間やミスがなくなり時間の短縮になるサービスです。
人材費の削減・作業時間の短縮・属人化の防止などに役立つのでおすすめのサービスです。
こちらの記事で、勤怠管理システムについて詳しく解説しているので、参考にご覧ください。
【2022年最新】勤怠管理システムおすすめ徹底比較|厳選10選を料金・性能でランキングにして紹介
タレントマネジメントシステム
「タレントマネジメントシステム」は、人材データを一元管理してくれるサービスです。
従業員のスキルを把握し、最適な人員配置や人材育成が出来るので、蟹社の利益の増大に役立ちます。
従業員を効率良く育成し、離職率を低下させる事で貴重な人材の流出を抑える事ができるので、活用したいサービスです。
こちらの記事で、タレントマネジメントシステムについて詳しく解説しているので、参考にご覧ください。
おすすめのタレントマネジメントシステム10選|料金やプランを比較!
ビジネスチャットツールで社内外のコミュニケーションを円滑にしよう
ビジネスチャットツールは多く存在し、機能や料金は様々なので組織にあったサービスを選択していく事をおすすめします。
業界の認知・利用度に合わせて、サービスを選びましょう。
うまく活用する事で、メールより連絡をスムーズにでき、業務効率を上げる事ができるおすすめのサービスです。
この記事を参考に、ビジネスチャットツール選びのお役立ていただけると幸いです。